「花見…できるかしらねぇ」
霊夢がぼそりという。
「そうだなぁ」
段々と桜が咲いていく中、未だ花枯れ異変は解決を迎えていない。
「そういやぁなんかロボットみたいな蜘蛛見たけど…」
「なにそれ?ロボット…河童が作ってるやつのこと?」
それが河童に聞いてもわからないというのだ。
しかもそいつが通った後は草が枯れてるときた。
それが異変に関わってることはたしかだが…
〜無名の丘〜
もっかい来てみたはいいが…
こりゃまた鈴蘭がはげてらっしゃる。
しばらく歩いていると左足にちくりと痛みがする。
とっさに足をあげ痛みの元を見る。
赤くぷっくりと腫れている。
虫にでもさされたか?
急にめまいがし意識を失う。
気づいたら洞穴の中にいた。
目の前には小さな女の子。
匂いからして人間ではないが…
「あなた間抜け」
は?
その女の子の第一声は毒のような痛みを俺に与えた。
実際毒で倒れたのだが。
この少女の名はメディスン
元々人形らしい。
俺は鈴蘭の毒でぶっ倒れていたところを発見したらしい。
人間嫌いとのことだが、意外と優しく接してくれる。
お茶まで入れてくれたのだ。
カップを口に。
花のような香りが優しく包み込む。
「ふがっぁ」
飲んだ茶を吐き出して首を抑える。
猛烈な吐き気と痛みが襲う。
これはっ…毒ッ…
「どおしたの?」
悪気を感じない純粋な声。
無自覚で入れてるのか!
数分たち落ち着いてきた。
「毒を入れるのはどうなんだ」
「あー人間は毒が効くのか…」
知らなかったの…
うそん。
「あなた他の人間と違う…」
「なんだろう似てる、妖怪 と」
まぁその後毒の盛られた茶菓子やらなんやらを食べさせられ数度気絶したが2〜3時間で脱出に成功した。
もちろん強固突破ではないからね
「調査のはずがとんだめにあったな…」
あれ?
なんか足が引っ付いてるぞ?
靴がべっとりと地面に付き離れない。
靴の裏からはみ出す白い塊。
「まさかまた毒っ!」
というわけではなくどうやら餅のようだ。
もっちもちだもんね!
でもなんでここに餅が?
後方に気配を感じる
腰より上だけを後ろに向け気配の主を探す。
「何だおまえっ」
青色の髪の兎が飛び出てきて杵を突きつけてくる。
杵を人に向けてはいけないと教わらなかったのか?
「あっ!人のもち踏んづけて!何なんだお前っ」
「こっちのセリフだっここらへんでは見たことないが一体誰だ!」
言い返してやった。
杵を振り回しながら兎が言う
「さてはお前!地球人だなっ ならば容赦はしなっい!」
「なんでぇぇぇぇぇ!!!!」
完