餅をつこう。
どうしたものか…
妖怪ウサギに遭遇した。
いやそれだけならいいんだが。
今俺はものすごく強力な粘着力の餅により足を完璧に固定されている状況にある。
そして四方八方から銃を突きつけられている。
うーん。
どうしたものか…
とりあえず両手を挙げておこう!
「この地はそろそろ浄化されるのだ!」
その中ではまぁまぁ上の人っぽいやつが言った。
何を言い出したんだ…
「まぁとりあえずお前には消えてもらうっ」
…!
「おいっ地上人っもう少し怯えるとか逃げるとかないのかっ!」
なんか怒られた。
餅のせいで動けないだけなのにっ
「まぁいいっやってしまえっ!」
手下的な奴らが銃の引き金に指をかける。
「ちょちょっ!」
鳴り響く銃声の音と同時に足元が焼けるように熱くなる。
餅が焼け切れたのだ!
なんだかわからんがやったね!
餅の焦げかすで黒くなった足はまだ少し赤らめている。
クソあちいっ!
遠くの木に人影がみえる
幼気な笑顔のなかの純粋な狂喜
メディスンである。
あっこれ毒か。
といってもどうするっ。
足が熱くて立ってれない!
霊夢だったら飛べたのにねっ!
いいなぁ霊夢!
「よっ避けただとぉっ」
浅葱色の兎が言う。
「しょうがないっ私が相手してやろうっ」
弾幕が張られる。
膝をついて上半身だけ動かし避ける。
弾幕はそこまで濃ゆくなく楽によけれる。
思ったより弱い…
「弾符『イーグルシューティング』」
スペカきちゃぁ!
大量の弾丸が飛ぶ
中には鈴仙のに似た座薬っぽいのも混ざっている。
こいつら鈴仙と同じで月のウサギなのか?
「まあいい!」
毒で焦げた足の痛みを堪えながらこちらもスペカ発動!
「反射『
大量に飛んでくる弾丸にむかって膜を張る。
弾丸が膜に触れたその瞬間
時が止まったかのように弾は止まりくるりと後ろを向く
そして再び時が進む。
「なにっ!」
弾丸は青髪ウサギを突き抜け蜂の巣にする。
周りにいたウサギたちはそれを見てそさくさと逃げていった。
「なんだったんだ?」
とりあえず永遠亭に行こう。
治療のついでに優曇華にこいつのことを聞いてみよう。
てゐならなにかわかるかもしれない。
青髪ウサギをかついで迷いの竹林へと向かう。
〜迷いの竹林〜
くそぉ
足が死ぬほどかゆい。
毒の効果って火傷じゃなくてかゆみなんかい!
あー かゆいいいい
迷いの竹林はその入り組んだ道と妖術で非常に迷いやすい
かゆみにより集中力の落ちた楓にそれを突破することは難しい。
楓はまる半日かけて永遠亭へと向かった。
その一方で玉兎ら月の勢力の脅威はまだだれも知らない話
みなさま明けましておめでとうございます!
次回より月編本格始動(予定)ですので今年も本小説をよろしくおねがいします。
妖夢の方もここ書いたら取り掛かるので待っててね。
解説
反射『石凝姥命の鏡』
薄い防御膜を張って相手の攻撃を跳ね返す
ただし一撃必殺に弱く反射しきれない場合がある。
反射した分だけ霊力がばか減りする(楓には関係ないさ)
次回予告 完全無欠