「いやといっても夢の国ってどうやっていくんだよ!」
とりあえず紫のスキマで行くか。
❀少女移動中❀
スキマから出る
「あれ?息が苦しくないぞ?」
紫によると、ここは幻想郷ではないが博麗大結界の中らしい。
……
「月が見えてきたぞ!」
スキマから出て数分、飛んでいると(俺は魔理沙のほうきに相乗りだが)
大きな月が見えてくる。
「よおし飛ばすのぜ!」
ちょぉぉぉぉぉぉ!はやいぃぃ!
超スピードで他のみんなを引き離し月へと一直線に駆け抜ける。
「うわあなんなのぜぇ!」
突如周りが霧に包まれる
霧の中から現れたのは白黒の服を着た妖怪だった。
「貴方、相当な悪夢に取り憑かれてますね…」
「そっそうなのか?」
突如現るルーミア口調。
「そうなのだ。その悪夢私が処理しましょう…」
妖怪から大量に弾幕が張られ球体状に俺と魔理沙をつつむ。
「夢符『刈安色の錯綜迷夢』」
いっちょやってやりますか。
「魔理沙!行くぞ!」
「こっちは任せろなんだぜ!」
「「せーの!」」
二人はそれぞれ八卦炉を構え、スペルを詠唱する。
「恋符…
「恋煩…
『マスタースパーク!!! 双!』」」
二人の八卦炉から極太のレーザーが射出され弾幕を切り裂く。
貫通したレーザーが妖怪をかすめる。
「くっなかなかやりおりますね… 本気で行きますよ」
「夢符『無我夢中』」
白い軌跡を残す青い弾幕が行き交う。
レーザーが減衰し十分な量の青弾幕を消せないまま消える。
弾幕の一つが魔理沙を捉える。
「魔理沙!!」
弾幕が魔理沙に直撃する。
爆発が起き、煙が立ち込める。
「魔理沙…」
嘘だろ…
その時、魔理沙のいたところが淡く光を発する。
容赦なく楓たちに向かう弾幕が消滅する。
まるで喰らいボムを起こしたように。
でも魔理沙がボムを使った様子はなかった。
じゃあなんで…
魔理沙の薄れた体が目に入る。
そこに霊夢たちがやってくる。
「あ!あんたたちだけ先々行かないでよね。」
霊夢が叫びながら近づいてくる。
鈴仙が魔理沙を見て言う
「これは…まっまさか!紺珠の薬が働いている!」
「魔理沙さんになにかあったんですか!?」
鈴仙に説明する。
「その紺珠の薬ってなんなんだ?」
「紺珠の薬は弾幕ごっこで被弾して残機がなくなっても何度でも復活できる薬です。」
まじかちーとやんけ。
「あのーお取り込み中のようですけど、私のこと覚えてますか?」
妖怪が言う。
「覚えてないのぜ!」
目が冷めた魔理沙が言う。
「まあいいでしょう、悪夢は処理しときました。これから先は比べ物にならない悪夢-狂夢が待っています。覚悟はいいですか?」
「ああもちろんだ!」
楓たちは月の都を目指し夢の中の宇宙を進むのだった…
解説
恋符 恋煩『マスタースパーク 双』
楓と魔理沙の二人技。
お互いの八卦炉に溜め込まれた魔力をさらに増加させ、全方位に射出し対象を切り裂く。