幻想郷で俺は変わる!(はず)   作:@璃

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前回のあらすじ マスタースパーク!


冷凍月都・フランのおやつたいむ

「カチコチじゃね〜か!」

目の前には寂れた都市。

まるで人がいなくなってしまったみたいだ。

それに凍っている(物理)

 

「貴方たちまさかあの獏倒したの?」

壁から顔をだしたのは片翼(かたはね)銀髪の少女だ

おそらくここの住民-月の民だろう。

 

「獏って何のことよ?」

霊夢が問う。

「え?ドレミー・スイートっていう白黒の獏の妖怪見てないの?」

 

「あいつかピンクのホワホワ持ってたやつ」

 

 

「そうですか…あなた達が…」

「いいでしょう。力試しといきましょうか。」

月の民から大量の札が放たれる。

 

「玉符『烏合の二重呪』」

 

 

「私の名は稀神サグメ…」

陰陽玉が隊列をなして飛来する。

「私みたいな攻撃方法ねセンス無いけど」

御札には霊力ではない力がかかっているようだ。

変に攻撃したら嫌な予感しかしない。

 

”力”といえば俺の出番だろ。

 

 

『力を変換する程度の能力』

 

 

札に閉じ込められた力を霊力に変換する。

 

「スペルカード 靈符『霊動支配(ソウル・コントロール)』」

 

札は楓の支配下に置かれ誘導される。

札は楓たちを避けるように進み宇宙の虚空の先で大きな爆発を起こす。

札はくるりと向きを変えサグメへと向かう。

 

こちらの札も大きく爆ぜサグメは地に倒れる

「今、月の都は純狐という人物に狙われています。

幻想郷を襲撃したのもそれを打開するためです。

どうかご理解いただきたい。」

「その女を倒してほしい…幻想郷から来たということは八意様が関わってるであろう…」

サグメは意識をなくした。

 

「じゃあそいつのとこに行ってみるか。」

「どんなやつでもこの霧雨魔理沙様がぶちのめしてやるのぜ!」

 

 


 

フランのおやつたいむ〜u.n.What does a blood contract bring to a vampire?

 


「お姉さまも咲夜もいなくて暇だなぁ」

紅魔館。地下牢に引きこもる狂気の吸血鬼。

私、フランドールは今日もベッドで暇人していた。

 

咲夜がいないから美鈴も門番の仕事離れれないっぽいし…

そうだ!お姉さまの部屋に忍び込んでお兄様の血を盗んでやろっ!

 

盗みのコツなら魔理沙から教わっている。

館の中にはあほの妖精メイドとパチュリーだけ。

いけるぞこれは。

 

〜れみりあのへや〜

 

「潜入成功!お姉さまったらちょろすぎるわ!!」

トラップも警報もなんにもないんだから。

「ここかな?」

クローゼットの中を見る。

血に染まった服が数着が掛けられている。こっちはお兄様とあそぶとき専用服(通称うるとらゔぁんぱいあすーつ)だ。黒いのと白いのとがある。

下の引き出しの奥に金庫が見える。

おもいきり手を伸ばして取る。

「あかないや」

ダイヤルキーがついている。

完全に盲点だった。

『破壊』するわけにはいかないし

どうしよう。

 

適当にお姉さまの誕生日を入れてみた。

 

ガチャ。

 

あいたわ

「ちょろ」

 

中にある献血パックを持ち出す。

 

「いいかコードネーム・フランドール。帰るまでが遠足だコピー!」

ノリノリで地下牢に向かう。

 

ここは、危険だなあ

ヴワル魔法図書館。紅魔館の地下にある幻想郷最大の図書館。(他にあるのかわかんないけど)

ここにはパチュリーがいる。

ばれればお仕置き確定だ。

なんとしても抜けなければ…

こっそり進む。

それにしてもほこりっぽいなぁ

あっやばい…

 

「はっはっはっくしゅうんん」

大きなくしゃみが図書館に響く。

 

やばいいいい 逃げなきゃ!

 

思い切り走り出す。

だけど入り組んだ図書館の中でそんなスピード出したら曲がりきれるわけないのに…

 

 

どごぉぉぉぉぉぉん!

おおきな音とともに棚が一つ倒れる。

フランは立ち止まる。

本が一冊落ちた衝撃で開く

 

「フラン…?」

どうしようパチュリーが来ちゃう。

そうだ!飲んじゃえ!

封を切り中身を飲み干す。

 

そのとき、一冊の本が光を発する。

血のような暗い(あか)い光

手形のような形が浮かぶ。

「なんだろう…?」

てを当ててみる。

 

より濃い色強い光が発され、フランの周りを光と同じ色の炎が包む。

 

「ちょっと!フラン!大丈夫!?」

パチュリーが来たみたいだ…

フランは意識を手放した。

 

フランを包む炎が消え、

本に文字が浮かび上がる。

 

Formation of a contract




原作でもボロ絵のないサグメ様を軽々完封してしまうほどチート化している楓さん。
もともとスペカ三枚ぐらいの予定だったのに…!

解説

靈符『霊同支配』

作用範囲内の『霊力』を持つ全ての物体を自由に動かすことができる。
操作できるのは実体を持つものだけなため幽霊などは操ることができない。
対象が作用範囲内に出た場合支配からはずれる事ができる。


『血の契約(吸血鬼×人間)』

血液を取り込み自らの血と結合することで、副作用を引き換えに自分を強化する。
その中でも人と吸血鬼の『血の契約』は吸血鬼の一方的な得で終わる事がほとんどだ。
吸血鬼側は弱点のうち、日射と流水を克服する代わりに再生能力が下がる。
人間側は桁外れの力を手に入れ一部は空を飛べるようになるなどの能力を手に入れることもある代わりに、日光が弱点になる。
さらに人間側は吸血鬼の血のスペックに耐えきれず即死するか苦しく悶ながら死ぬのがほとんどだ。
こんなことするのはだいたい悪役。
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