インフィニット・ストラトス〜消えた歌姫〜(短編) 作:仏のマスター
響け……私の歌声……心で聴いて……
本編(部分抜粋)
主人公布仏尚人。ごく平凡な冴えない高校生男子である彼には人には言えない秘密がある。それが……(作品タイトル参照w)
(中略)
「布仏尚人です。よろしく……あっ、同じクラスに居る布仏本音とは双子の兄妹です。妹共々宜しくお願いしま――あっ、本音!」
「ムニャムニャ……ふぁっ――『パシーン!』――ぎゃん!?」
起こそうとしたけれど間に合わなかった。それにしても良い音でたなぁ〜と思ってたら、本音を叩き起こした先生がこちらを見て言ってきた。
「布仏兄。妹の面倒はしっかり頼むな」
「織斑先生……御意」
さて、叩かれた頭を撫でながら潤んだ瞳で起き上がったカワイイ妹に目が覚める一言でも言ってやろうかね。
「本音……居眠りはおやつ抜きな★」
「……フアッ!? それは困るんだよぉ〜おにいちゃーん!」
クラス内が笑い声に包まれる中、涙目のまま訴えかけてきた本音を無視して、自分の席へと俺は戻る事にした。
(中略)
「一生のお願いだからぁ〜!!」
「刀奈姉の一生のお願いは聞き飽きたから……ってか、普通に無理だろ!?」
突然部屋に押しかけて来たかと思えば、無理難題をお願いされたあの日から始まったんだよな。まさか俺がIS学園に入学する事になろうなんて…………
「学園祭ライブのスペシャルゲストとして【NAO】に出演してほしいの!」
「無理」
「生徒会長になって一番最初のイベントを盛大に成功させたいのよ!」
「他当たって……ってかまず叔父さんがOK出さないだろ」
叔父さん……布仏家分家の当主で音楽プロデューサーをしている。その人の下で実は秘密裏に俺は歌手として活動をしている。その素性を隠して…………
「あっ、叔父さんの許可なら取ったわよ♪」
「はアァァァ!? 何許可出してんの!? ダメだろぉぉぉぉ!!」
俺の手は迷わずスマホへと伸び、叔父さんの番号をプッシュしていた。
(中略)
「速報です! 世界的人気バンド【Nature's】が活動休止を発表!」
そのニュースは一瞬にして世界を駆け巡る……ボーカルの名前以外全てが秘密に隠された謎のバンド。世界をその歌声と音楽だけで魅了したバンドは突如としてその姿を消した。
(中略)
「速報です! 世界初の男性IS操縦者が発見されました! 今届いた情報によりますとその男性はかのブリュンヒルデ織斑千冬の弟に当たる人物との事で詳細を現在確認中との事です!」
【Nature's】の活動休止の熱が冷めやらぬ頃に、またしても爆発的ニュースが世界を駆け巡る……しかし爆弾は一つでは無かったのである。
(中略)
「な〜おくぅーーーーん♡ アナタの束さんがナオ君専用のISを持ってきたんだよぉぉぉぉ☆」
「なっ、たば――ワプッ!?」
振り返るとそこに束がいた(笑)
束の豊満な胸に顔を包まれ、頭をギュッと抱きしめられた尚人は身動きできず(呼吸もできずw)クルクルと回り、何かへとぶつかって、やっと止まることができたのだった。
「束」
「あっ、ちーちゃんもお疲れ〜! 早速パーソナライズとフィッティングしたいからナオ君借りてく――フギャアァ!?」
「言いたい事はそれだけか?」
千冬のアイアンクローが束へと決まり、束の足が宙へと浮き上がる。それと同時に尚人は解放され何とか窒息死を免れたのであった。
(中略)
「えっ?……この子誰? エッ、エェェェェ!?」
目が覚めると隣に知らない女の子が眠っていたんです。
「うにゅウ――ニュッ!? おにいちゃんどうした……お姉ちゃん緊急案件。至急、私達の部屋に来て!」
「朝っぱらからどうしたのよ?――『とにかく早く来て! おにいちゃんのベッドに女の子がぁ!!』――すぐイクワ」
俺の大声に同室の本音が起きたかと思ったら、ベッドで眠る女の子を見た途端、素早くスマホを取り出し、どこかへと電話を掛けた……どうやら虚姉さんにだったみたいだ。
(中略)
「いらっしゃい。今日から尚人君もこのIS学園生徒会の一員として働いてもらうからね♪」
尚人です……気づいたらいつの間にか生徒会役員の一人になっとったとです。
てか、思いっきり身内しか居ないとです…………
気に入ってもらたら感想頂けると、マスターがお喜びになるようです。
新作はまだ確定してません。なろうで書いてるオリジナルのやつをこっちに移そうかとも考えてたり、色々です。
まぁ、読者皆様のちょっとした時間つぶしにでもなれば(≧▽≦)な感じです☆