中ボス悪役令息くん、度重なるループの末に悪役『令嬢ちゃん』に至る 作:TS幼馴染は必ず勝つ党第809代党首
ハッピーメリークリスマス!の記念に
おふざけ100%です
本編は通常通り2022/12/25更新します
interは本編外のいわゆるおまけ要素ですが
今回分ほど読み飛ばしても問題がない回もありません
もしくは【間の悪すぎる男】
(少々刺激的過ぎる内容のため、会話文のみでお楽しみください)
「……っお、お手柔らかに、たのむ……」
「はい! お任せください、兄さま」
「なんでそんなにいい返事なんだ。あ~もう駄目だ。これはもう駄目な予感しかしない……」
「じゃあまずは……そうですね。それを使うことは未来永劫ないので……燃やしちゃいましょうか」
「ああ……あ!? 燃やす!?」
「だって燃やさないと兄さま、また
「は、はぁ!? そんなことないけど??」
「はいはい、抵抗しないでくださいね~」
「やめろニア腕をそんなところから突っ込むな、っ」
「ひ、ひどい目に遭った……」
「失礼ですよ。兄さま。こほん。
──爆ぜる/殻を割いて/ひらく/灼熱の華
「アッばか! 室内で炎を出すやつがいるか!」
「ち、ちょっとくらいは大丈夫です! わたしだっていつまでもできない子のニアじゃありません……!」
「おまえが一番『できない』のは威力の加減だろ!?!」
「今回はうまくできましたもん……」
「さらしの燃え滓も残ってないのに??」
「そんなことばかり言われる兄さまにはこうです……」
「ひゃん!? こら! 腹を撫でるな!?」
「わー兄さまお肌すべすべ、かわいいですね!」
「すべすべがかわいいって何……?」
「ひっ……い、いきなりそんなとこ触るなばか」
「うーん。やっぱりけっこう着やせするんですねぇ、そこそこちゃんとありますよ、これ。でも二の腕のあたりとかはじゅうぶん細いし……うらやましいです……」
「……肉が付きにくいのはもとからだよ」
「そうなんですか? それはそれでうらやましいのですが、わ! 腰も細い……ずるいです……やっぱりルッチに引き渡した方が……」
「それはやめろ!」
「私はいつでも大歓迎ですが! ……まぁでも今は間違いのないようにこの扉を守っていて差し上げます。さすがに学生には刺激が強そうですからね」
「待て待てまてまて! そこは背中の肉であって胸部の肉じゃない!!」
「兄さまに……! 淑女の嗜みを一つ……! 教えてさし上げますね……!!」
「ひ……っ」
「お胸は、かき集めたお肉に胸だと言い聞かせて、──つくるんです!」
「はぁ……はぁ……はぁ……も、もういいだろ!? 終わったんだし」
「え? まだ終わってませんよ?」
「え?」
「次は下です」
「した……?」
「はい。上下違う下着なんてはしたないです、淑女として上下一揃いは当然です」
「は、はしたなくっていい! 誰に見せる予定もないんだ、別に」
「そういう油断がいざというときに致命傷になるんです!」
「待て、ニア」
「はい、なんでしょう?」
「白、だな」
「はい、白です。ルッチのこだわりが光ってますね、あの一角獣の」
「そういう言葉を使うのはそれこそはしたないからやめろ……レース、だな」
「はい、レースです……さっき上につけたものと一揃い、ですから同じような意匠になるのは当然ですよ?」
「ああ、そんなことは僕にもまだわかる。それで
──横がなんで紐なんだ!? 落ちてきちゃうじゃないか!」
「こ、これは今の流行なんです! だってほら、……横にリボンがあったらかわいいでしょう?」
「かわいいってなにが!?」
「エッ? 太ももなのにちっとも太くない……? 兄さま。これは詐称では?」
「待てニア、さすがにあの。自分でつける。これは、よくないというか。誤解が生じるというか」
「あ……はい! 大丈夫です!うんとやさしくしますから」
「何も大丈夫じゃ、──ん?」
「あれ? 何か物音が」
「だめだ! 行くな!!」
「──おい、レティ。とりあえず飯……はぁっ!?!!?」
「しゃ、シャルナノーク先輩!?」
「おあ、レティ!? あ────ー、その……」
「待てシャニ、そこにいろ! 説明する、これには深いわけが、いやいるな! 何も見るな! すぐ帰れ! 今見たものは全部忘れろ!」
「お、おう……わるい……すまん。ニアも、俺は見てない。何も見てないからな俺は」
「し、しゃ、シャルナノークせんぱいに……みられた……」
「あーもう! 窓から入って窓から出てくな! ばか! そこは出入り口じゃないんだぞ! ニアも正気に戻れ!」
「はぁ……なんであいつはいっつもあんなに間が悪いんだ……」
「まっしろ、だった…………」