その日は皆で楽しく過ごせるはずだった、だが、市街地は戦場と化してしまった・・・・・・・・
逃げ惑う人々の悲鳴、警察・自衛隊・AEGISの緊急車両のサイレンが鳴り響き上空は自衛隊の戦闘ヘリやAEGISの戦闘機等の爆音が響いていた・・・・
「一体どうなってやがるんだ」
逃げ遅れたおじいさんを背負いながら逃げる剛田は言い
「そんな事よりもさっさと逃げないと危ないわ!!此処も」
桃華も途中で親とはぐれた子供の手を引きつつ避難誘導にしたがって逃げ、
「こっちだ!!」
2人とおじいさんや子供の荷物を持ちながら二人を誘導する。そんな中だった
「おい、き、きみそっちは危ないぞ!!」
避難誘導の警察官の脇をすり抜けて少年が[怪獣]の侵攻ルート上にあるであろうマンションに走っていくのが見え
「・・・・・・・・・・・・」
その時、亡き両親の言葉脳裏に浮かんだのだ
「非常時にこそ人の本性は垣間見れるモノだぞ。優也!」
「桃華悪い、荷物頼む!!」
荷物を桃華に押し付け
「え?!ちょっと!!優也?!」
戸惑う桃華を他所に俺は荷物を持たせ少年を追うのだった。
マンション
「おい、ぼく、早く此処から逃げないと危ないぞ!!」
子供の手を引こうとしたら
「お兄ちゃん、ポチを置いて行けないよ!!」
子供に言われ
「!!」
鎖に固定されている子犬を見て
「ッ」
直ぐに鎖を外しにかかり
「お兄ちゃん・・・・・・・」
不安そうに子供は見るが
「大丈夫、問題ないぞ」
俺は言い絡んでる鎖を外していくそして
「外れた!ッ、行くぞぼく!!」
「うん」
子犬を抱き着かえた子供の手を引き、急ぎマンションの階段を下りて出口まであと一歩と言う所まで来た時に天井が激しく揺れ
「ッ!!」
とっさに少年と子犬を下に死うずくまったと時と同じく天井が崩れがれきが俺に降り注いできた、体中に激痛が走る中
「{桃・・華・・・・・ご・・・め・・・・・・・ん}」
激痛の中浮かんだ桃華の顔を思い浮かべそこで俺の意識は途切れたのだった。
〇×市総合病院
私と剛田君は搬送されてきた血だらけの優也を見て真っ青になった。救助活動を行っていた消防と自衛隊の方から伺った話だと優也は子犬と子供を守るように覆いかぶさっていたと。
「先生、この青年を死なせてはいけません!!この青年は子供だけじゃない、子犬の命も救おうとしたんです!!死なせてはなりません!!」
「最善を尽くします!!」
ドクターとAEGISの隊員が話しているのが聞こえた。
「ここから先は・・・」
病院関係者に言われ私達もそのAEGISの隊員さんも手術室前の待合室の椅子に座る事になる。
「優也・・・・大丈夫だよね・・・・優也・・・・・」
私はギュッと手を手握り
「大丈夫だよ、アイツ前にも車にひき逃げされた時だってかすり傷程度で済んだんだぜそんな簡単に死ぬはずないだろ!!」
剛田君が励ましてくれるなか
「君達は彼の知り合いかい?」
その隊員に尋ねられ
「ああ、俺は剛田貴明、こっちは優也の恋人の木坂桃華だ」
加藤君が若干イラつきながら言い
「そうか・・・私はAEGISの早川進だ。よろしく頼む」
AEGISの早川さんが言った時
「あの・・・・・」
一組の家族が訪れ
「ハイ?」
私は言うと
「如月優也さんの連れの方でしょうか?」
男性に聞かれ
「ええ、そうですが?」
剛田君は言い、私はその時気付いた、父親の後ろに隠れている子供に
「坊主、怪我無くて良かったな」
剛田君は子供の頭を撫でてやり
「ホントね、無茶な真似はしてはダメよ」
私もしゃがみ子供頭を撫でる
「自衛隊の方やそこのAEGISの隊員さんに伺ってこの病院に如月さんが搬送されたと聞いて居ても立っても居られなくなり・・・・・」
両親の顔も真っ青になっているのが分かる
「「・・・・・・・・・・・・」」
私も剛田君も頷き合い
「ハイ・・・正直芳しくありません・・今・・手術を受けています。」
私がそう言った時手術室のランプが消え中から寝台で優也が包帯であちこちを巻かれた状態で運ばれて行き
「先生、状態は!!」
縋るように尋ね
「・・・・・・・・・・・・・・」
「先生、なんとか言ってくれよ!!!」
剛田君も言い
「正直に言いますと・・・・・今夜が・・・峠かもしれません・・・・・」
一番聞きたくなかった「絶望的」な一言だった。
病室
一報を聞きつけた優也の叔父さん叔母さんそして私のお父さんとお母さんそして剛田君の両親まで駆けつけてくれた
「優也君、20になったら一緒に酒を酌み交わそうって言ったじゃないか、娘の桃華だって君を待ってるんだ、目を開けてくれ、お願いだ・・・」
私のお父さんが泣きそうになっていた。優也と交際する旨を親に伝え、優也も挨拶に伺った時、父も母も優也を気に入り息子も同然と言う扱いだった。だからこそなのだろう
「優也、目を開けなさい。優也!」
叔母さんや
「皆が集まってくれたんだぞ、戻って着なさい!!」
ベット越しに叔父さんも優也の手を握り励ます。そして
「相棒、今日、怪獣の野郎が暴れちまって滅茶苦茶になっちまったがよまた一緒に遊んで勉強もしよう、だから戻ってこい!!此処に木坂も居るんだ!!」
剛田君も言っていた。
「・・・・・・・・・・・・・・」
私は無言で優也の隣に椅子を置き座り
「また一緒にデートに行きましょう?そして家族旅行にもさ。優也は私にとっては家族も同然んなんだからさ、早く目を覚ましてくれないと・・・・寂しいよ・・・」
只々部屋では優也の心拍を告げる音が鳴り続けていた・・・・・
しかし・・・・・・・・
約1時間後
「先生!!心肺停止」
「脈がふれませんッ!!」
今夜が峠なんてまだ夜にもなってないのに・・・・・・・・
心肺が停止しした事を告げるアラートが鳴り響き私達は病室から出されるが
その数分後には
「・・・・・・・・・・・・・・・」
首を横に振りながら医師が出て来た
「!!」
私達が部屋に入り、医者は最後の確認を行うように時計を見て
「午後13時25分、ご臨終です・・・・」
看護師共頭を下げた。
滅多に涙を見せない剛田君が声を上げて泣き、私はふらふらと優也のもとに行き置かれたままの椅子に座ると
「う・・・そ・・・だよね・・・ねぇ・・・優也・・・ってば!!ねぇ!!!」
涙で顔がくしゃくしゃになっていく。病室を悲しみが支配していく中そこに
「間に合わなかったか・・・」
1人の男性が入って来た。
「村本キャップ・・・」
早川さんが告げ
村本と呼ばれた人は頭を下げる。
「いまさらノコノコ何用だ!!」
剛田君がキレて村本さんに掴みかかり
「AEGISなんだろ!!、神の盾なんだろう!!なんで、何で親友を守ってくれなかったんだ!!なんでだ・・・・ちくしょう・・・俺達まだ18・・・なんだぞ。」
「弁解の余地もない・・・申し訳ない・・・」
謝るも
「俺じゃねぇよ、優也に・・・木坂に謝れよ!!!二人は未来を約束しあった仲だったんだ!!・・・なのに・・・なのに・・・・」
そこに
「もう十分だろう、剛田君」
早川さんが割って入り
「我々も辛いんだ、このような勇敢で立派な青年を死なせてしまった事も、全て」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
早川さんは剛田君に言い彼は何も言わなかった。そして皆が病室から出て行こうとする中
「ゴメンお父さん・・・お母さん・・・優也と2人だけにさせてくれないかな今夜一晩は・・・・おねがい・・・・・・」
言い
「「分かった」」
「分かりました。」
両親は言い、医師も許可をくれた。
夜
泣き腫らしながら桃華は今までの想い出を話しているいるうちに眠くなりそのまま優也の手をつないだまま寝てしまったのだが、そんな中
部屋中が赤くなり
優也side
「そこに居るのは誰だ!!」
気配を感じた俺は言うとその主は姿を見せ
「お・・お前は一体・・・・・」
「私はM78星雲の外星人だ。」
答え
「M78星雲の外星人?」
言い
「そうだ。そして私は君の勇敢な行いに感動した、小さな子犬、子供の命を救わんと我が身を盾にした君のその勇気ある行いに私は感動した、私から君に提案がる。」
その自称M78星雲の外星人は言いだし
「此処に[命]が2つある。その1つを君に上げようと思う、私自身はこの状況では地球の環境に対応できないだから私自身の命も君に託す分かるね。人類の自由と平和の為に尽くそうではないか!!」
コクン
俺は頷くと同時に俺の首元に何かが落とされる
「これは?」
尋ねると
「べータカプセル」
その外星人は告げ
「ベータカプセル?」
困惑する中
「困った時にこれを使うと・・・・・」
「使うと?」
「ハッハッハッハッハッハッ」
その外星人は笑だし
「なんかヤバい事にでもなるのか?」
尋ね
「いや、心配する事はない・・・・・・」
含みのある言い方をされてしまうも
「分かった・・・・・その提案を受け入れる。俺も誰かが悲しむ所をもう見たくないまして身近な大切な人が泣いているのを見たくない。[[力]はただ[力]でも力なき理想は只の夢物語でしかない]んだ」
その外星人に言い
「うむ」
頷き、それと同時に意識が覚醒へと向かっていくのが分かるのだった・・・・
次回~生還~を予定しています。
第一章登場怪獣について
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宇宙からの侵略者[バルタン星人]
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電気大好き透明怪獣[ネロンガ]