作品の執筆経緯、変更したキャラクター設定、紹介、そして怪文書といった構成です。エピローグを読んでいただいた方には一度目を通していただければ思います。通さなくてもいいかもしれません。
本作の投稿は以上を持って終了となります。ハーメルンのほうには何か投稿出来ればとも思います。それでは。
この度は機動戦士ガンダムSEEDの二次創作SS「大天使の戦女神」を最後まで読んでいただきありがとうございます。筆者のレイヴンです。『レイヴン』と名乗っておりますが、ハーメルンでは登録名がScorcherだったことを忘れていたり、前回の閑話でタイトルを間違えていたりと、誤字以外もガバガバで本当に申し訳ございません。
普段は主に一次捜索の18禁作品を書いていますが、今回はガンダムSEEDの二次創作を書かせていただきました。以下ではあとがきらしき何かと本作のキャラ紹介、設定を記述しております。本作品を読み終えた方であれば、一度は目を通していただければと思います。
・本作の執筆経緯
端的に書いてしまえば、マリュー・ラミアスというキャラクターが好きだったから。それに集約されるというものです。2021年にSEEDの再放送がBS11で行われており、そちらを序盤から見返す中で、主人公のキラ・ヤマトとアークエンジェルの艦長であるマリューが頻繁に関わる描写があり、そこを基本として本作のような作品を書ければ、などと考えるようになりました。
というのも、原作オープニングでマリューさんの乳揺れ全裸カットや、それと一緒にキラが憂いた表情で映っていたりと、実はキラとマリューさんがファースト(小説版含む)におけるアムロとセイラさんみたいな関係になる、といった没シナリオがあったからOPであんなカットがあった……という妄想が以前からありました。
そんなわけですので、本作は当初18禁の短編作品を想定していました。しかし元々は二次創作の18禁には食指が動かない性格でして、そもそも二次創作を書くときに原作設定へ準拠したがる性質もあったりと、スケベなシーンを書くまでにあれこれと経緯、導入の執筆を考えているうちに長編となり、挙句の果てには
「18禁要素が邪魔だな」
などという本末転倒な状況へと陥り、結局は原作再構成のキラマリュ一般向け作品という形で執筆を始めたというものです。エロ描写とかオリジナル18禁作品で半ば書き飽きていますからね……仕事にしたいとは思っているんですけど。
後半のベッドシーンやエピローグにおける導入的な描写は、その名残となります。ただ本作のカップリングを書く上で、性的な関係は必須とも考えていましたので、最低限の描写だけは書いた、というのが実情でもあります。
しかし、複数の意味で下品な話となってしまいますが、本作の需要、キラマリュというカップリングの受け、具体的に書いてしまえば数字が芳しいものであれば、本作をベースとした18禁シーンを別途書くことも検討しているもの。おそらく世の創作者であれば、誰でも到達する思考だと思いますけどね。
具体的な数字は考えていませんので、筆者の気分次第では上記の作品を投稿するかもしれません。それがいつになるかは不明というもの。ネタの鮮度を気にしないタイプです。そうでなければ機動戦士ガンダムSEEDという20年前の作品の二次創作など書きません。
・登場人物紹介
主要キャラ、及び設定変更があったキャラを中心に紹介していきたいと思います。雑感、筆者の感想なども入っていますが、目を通していただければとも思います。
◇キラ・ヤマト
本作の主人公。オーブ沖の戦闘においてストライクと共に行方不明となったものの、アラスカ防衛線においてアークエンジェルの危機に合わせて復帰。以降は宇宙へと上がり終戦までを戦い抜きました。
やっていることは原作と大差がない感じです。大きな違いはマリューと肉体関係を持ったこと。ヒロインが定期的に入れ替わることがなかったので、精神状態が安定しているキャラとなった気がします。
それでも終盤では出生の秘密を知りショックを受け、自分の頭を撃ち抜こうとしたり、三馬鹿にはフルボッコにされ、マリューさんに甘えるなど、年相応に多感な面を持ち合わせた少年でもありました。
全編を通して見てみると、原作よりは後ろ向きなキャラ付け、ある種の破滅願望も持ち合わせた性格になっていたのかもしれません。というのも本作のキラは、名前が出てこなかったラスボスが持つ、負の側面も備えていたので、思想がブルーコスモスに近い、反コーディネイターという立場になっていた感じです。
後付け設定らしいですが、実際コーディネイターの中には自らの出生に疑問や悩みを持って、ブルーコスモスになるという人間もいるとか。もしかするとキラもより極端な思想を持った人間となっていた可能性も……という要素が含まれていました。
◇マリュー・ラミアス
本作のヒロインにしてもう一人の主人公。キラを失ったことで戦意を失いかけたものの、アラスカ戦において死の危機に直面したことでSEEDが発現。ローエングリンを平然とぶっ放す激ヤバ艦長となりました。
SEED(種割れ)持ち要素は完全なオリジナル設定です。せっかくメインヒロインにしたので、これくらいの設定は付けようかと考え、本作のタイトルである戦女神(Valkyrie)を体現するキャラクターとなりました。
非戦闘時は基本的に温厚、世話焼き、おっぱいが大きい美人なお姉さんという原作通りの性格です。それはキラに対しても同様でしたが、アラスカ戦後に一線を越えてしまい、出生の秘密を知ったことで母性へと変容。恋人関係へと変わることとなりました。
◇ナタル・バジルール
おっぱいはマリューさん並みに柔らかいけどお堅い軍人さん。ブチギレのタイミング早かったので生き残りました。
終盤のジェネシス破壊作戦においては、実質主役のようなものでした。ザフト軍を相手に奮戦、プロヴィデンスの足止め、間一髪のところでキラに救援され脱出。ついでにノイマンと王道カプ。やれるだけのことはやった。
ただ性格面はそこまで変わりはなかったかと。三馬鹿に対する気遣いは子供に懐かれやすい描写を活かしてみたり。あんなんでもキラよりかは接しやすいとか考えていそうなものです。
◇三馬鹿
オルガ・サブナック、クロト・プエル、シャニ・アンドラスの3人。士気がタダ下がりだったとはいえ、キラを圧倒したり、プロヴィデンスと交戦して生還するなど、無駄に強い3人。被撃破描写を書くのが手間だったので生還させました。
もちろんそれだけでなく、ナタルが渡した研究所の場所へと向かい、新三馬鹿を含めた仲間を助けに行けたかも……という含みを持たせた結末にしたというもの。この辺りは読んでいただいた方の想像にお任せという感じです。
◇ラクス・クライン、カガリ・ユラ・アスハ
父親が生きているので大幅なIFルートへと入った2人。カガリはウズミの下で政治を、ラクスは父シーゲルと共にプラントを脱出。オーブ国内か、スカンジナビア王国にでも亡命したのだと思います。
アスランに対しては同盟を組んで釈明を求めていましたが、当人がプラントへと逃亡したので有耶無耶なったものかと。クサナギとエターナルで乗り込んだりはしないと思います。
◇盟主王
ムルタ・アズラエルさん。ナタルさんにワンパンで伸されて退場。たぶんオーブで客人(人質)扱いをされている。なんか生き残ってしまったオジサン(20代)。
原作同様に正論を述べているのですが、そもそも民間人が軍艦内で指揮系統に介入していることが違法でしょうから、バジルール中尉の宇宙CQCにより拘束され、鉄拳制裁を受けることとなりました。
◇サイ・アーガイル
キラの友人。オーブで再受領したストライクのパイロット。メンデル寄港後の3か月で訓練をこなし、最終決戦でアークエンジェルの周辺でバスターと一緒にアグニを連射していただけ。たぶんこれが一番強いと思います。
原作では「やめてよね」からの「orz」で一躍人気者となりましたが、本作ではムウさんが離艦したことで空いたストライクに乗ってもらいました。アヘッドに乗るよりかは戦果を挙げていそうなものです。
◇アスラン・ザラ
ラクスとカガリが怖かったので、プラントへと逃亡したザフト軍の元エース。戦後にデビューした新人歌手にアプローチを受け、付き合うこととなりました(拡大解釈)。
地味に父親が生き残っているので、和解の可能性もあったりと、出番の割には救われた面のあるキャラクターかもしれません。もう女とモビルスーツを乗り換えたりはしないと思います。
◇ムウ・ラ・フラガ
おそらく本作で一番割を食った人。アラスカにおいて完全にフェードアウトをしてしまったので、生存はしています。
マリューの良き同僚というイメージのまま離艦したという感じでした。話の性質上、存在を消すことは不可能でしたからね。中盤までの良き兄分を貫けたとも。
そして地味に主要人物の中では唯一、連合に残った人間でもありますので、大西洋連邦の軍人として戦後処理に請け負うポジション、という扱いすべきだったと後悔していたりも。
さらには三馬鹿とは別ルートから、新三馬鹿の3人を救い出すという展開も有り得そうな感じが。ネオではなくて、ムウさんのままステラたちの面倒を見る姿とか見たいと思いませんか?
◇フレイ・アルスター
割を食った人その2。まず台詞がありませんでした。序盤でキラのメンタルをフルボッコにして、軍に志願をしただけというキャラに。本当に(ただの赤髪ポニテ美少女巨乳モブになって)すまん。
戦後はオーブに帰国して、サイと付き合うことになったんだと思います。というかフレイの周囲にあるブルーコスモス人脈って、原作本編でも全く活かされませんでしたね。もしアラスカで予定通り転属をしていたら、果たしてどのように扱いを受けていたのか。薄い本が熱くなりそうな(誤字につき自主規制)
◇ラクスのファン
本作のラスボス。フリーダムをラクスへと渡し、間接的にキラの復帰を促した人間。本当はNジャマーキャンセラーを流出させたかったのかも。
最終的にはプロヴィデンスに搭乗し、ジェネシス破壊へと向かう連合艦隊を襲撃。その過程で交戦したキラに敗北。キラを知っていながら何も語らずに散った謎の男となりました。
もちろん正体は原作同様にあの仮面の男。しかし本作では人類を悲観視する一方で、直接手を下すような行動は起こしませんでした。「放っておいても世界は滅びるだろう。」と考えていたのだと思います。
唯一それに抗えそうなキラとラクスを気にかけており、「ラクスのファン」を名乗りフリーダムの流出、そして戦場へと戻ったキラたち覚悟と実力を確かめるため、自らプロヴィデンスで戦いに臨んだ、というオチ。
キラは彼の存在を知らないままでしたが、彼の意思を継いでいるのが本作のキラ・ヤマトという人間でもあります。キラの悲観的な一面は、彼の意思を無意識に受け継いでいるからです。
◇ラクスに声が似た新人歌手
歌声だけならほぼラクス。しかし髪は黒く、顔は地味。それでもスタイルはラクスを遥かに上回る巨乳。整形なんかしなくてもやっていけると思う。
もちろんその正体は続編に出ていたミーア・キャンベル。この文章を書きながら確認したんですけど、このラクスより年下17歳なんですよ。17歳であのおっぱいなの!?
真面目な考察をすると、本人はもちろん、彼女の親もラクスのようになりたいなどと考えることは有り得ないですから、純粋に歌の才能に恵まれた子として、コーディネイターにしたと考えることが出来るというもの。容姿に重点を置かなかったのは、金銭の問題か、あるいは親と似ることを求めて、手を加えなかったのか。
本作ではラクスの影武者ではなく、ラクスがいなくなったプラント市民に寄り添う、ミーア・キャンベルとしてデビューすることに。アスランと一番くっ付いてほしいキャラ最有力候補です。アスミアで18禁作品が書きたいくらいには。「ラクスの声でヤってよw」とかアスランに言わせてやりた(自主規制)
◇マユ
エピローグで仕事帰りのキラとマリューさんの前に携帯電話を落とした少女。中々のおませさん。本作におけるキラマリュを完成形へと導いた重要モブです。モブなのに重要とは。
ピンク色の携帯電話を持っているだけのオーブ市民です。後述する兄が同じくらい目立っているのは気のせいかと。普通の家庭で普通に暮らしているだけですからね。
◇マユのお兄ちゃん
マユが落とした携帯を探し、それを拾ったキラから携帯を受け取った少年。紅い瞳が特徴的であり、キラは一目見てコーディネイターであると判断した模様。妹も同じコーディネイターだと思います。
キラとマリューとは面識がなく、この先も出会うことはないと思われます。それでもキラにとっては、この兄妹も自らが守るべきものの中の一部となってはいるのでしょう。
・キラマリュはおねショタか?
一回り弱という年齢差は、歳の差カップルとしては黄金比といえるでしょう。一方で判断が分かれるところなのですが、このキラマリュというカップリングを「おねショタ」というカテゴリーに入れるか否か、Pixivで関連のメッセージを頂いた際にも悩み、本作を投稿する際にも判断を困る要素となっていました。
そして筆者の見解では、キラマリュはおねショタではないという結論へと至りました。確かにキラ・ヤマトという主人公は本編序盤では精神的にも幼く、一方でマリュー・ラミアス艦長は初めこそ軍人らしさを見せたものの、艦を任されてからは比較的包容力のあるキャラへと変わっていたというもの。
最大の問題はキラをショタというカテゴリに該当するかという点でした。15歳という年齢は、多感でありながらも幼さ、という観点から見ると大人っぽさが見えてくる年頃だったりもします。マリューさん視点では紛れもなく子供なのですが、当人たちが子供という扱いを受け容れるかは別問題ということになってくる感じです。
そして原作本編のキラに関しても、子供だから戦いに出ることを拒む、というシーンはほとんどありませんでした。むしろ自らが軍人ではないことを理由に戦いを拒むことのほうが圧倒的に多かったと思います。
こういった複数の視点から考えた結果、キラを子供、あるいはショタと捉えることは適当ではないと考え、キラマリュはおねショタではない、という結論を導き出しました。おねショタ学会に提出したいと思います。
まぁぶっちゃけ、ひ○ま屋とかだと15歳は絶対ショタにならないでしょうし。マリューさんがお姉さんであることは確定事項ですけどね。同じ声のミサトさん(新劇Q以降を除く)もお姉さんキャラの代名詞でしょうし。シンジくんは年齢的に、ギリでショタと呼べるでしょうけど……そもそもエヴァがおねショタを求める作品じゃないでしょうからね。
・最後に
マリューさんのお姉さん属性、母性要素を、キラマリュというカップリングをベースに書き上げた本作ですが、無事に完結して何よりというもの。これも読んでいただける皆様がいてのこと。投稿に際して最大のモチベーションでありました。
前述通り、本作を起点とした続編、スピンオフの可能性もゼロではありませんが、筆者が基本18禁オリジナル作品を領分としておりますので、待つにしても気長に待っていただければと思います。
現時点で執筆中の作品がほぼおねショタというカテゴリの作品だったりも。義母ショタでもあるのですが、やっぱおねショタでいいんじゃないかなぁ、という作品を書いています。
二次創作に関してはSEED以外の作品で書く予定は一切ありません。そこまで推せるような作品を抱えていないものです。ただ本作を読んで、有償で一次、二次問わず、あるいは全年齢、18禁を問わず、書いてほしいというご依頼があれば、引き受けさせていただきます。基本NGジャンルはございません。でもやっぱり二次創作は作品次第になると思います。
改めまして、この度は本作を最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。またいずれ会おう出来ることを願いながら、締めの言葉とさせていただきます。それでは。
2022年5月28日 『大天使の戦女神』作者 レイヴン