転生したらインターネットだった件 作:DUN.ネコノカンリニン
前回のあらすじ
名付け疲れる。
ガゼルお前か――!!
「どうした?早く説明を始めろ。それとも、説明できない理由でもあるのか?」
うぅ、そう言われては仕方ない。
「い、いえ...自分も色々と把握できていないところがあって...」
《嘘つき。ノリノリでつけてたくせに》
うっ、そう言われると反論できな...え、今、喋った?
《何ですか、喋っちゃいけないんですか?そんなひどいこと言わないで下さい。私、死んじゃいますよ?》
いや、喋ってもいいけど、何故に喋れるようになったの?前まで、そんな人間的な反応しなかったのに。
《その理由ですか。この前言ったでしょ。私は”
もしかしてだけどデンカさん、病んでたりする?
《病んではないですよ。ただ、ちょっと『
ちゃんと病んでるじゃん。まぁ、良いか。ヤンデレも大歓迎さ!
しかし、まずは説明が先だなぁ。電華さん、説明代わりにできる?
《ええ、任せて下さい!さて、とまずは、この様な時のための構文を...『
ええよ。
そして、何時もの様に奇妙な感覚に襲われ、僕は自分の魂の中の精神世界に入り込み、そこから外の様子を観察していた。
―――さて、説明を開始しようかな。マスターも見てくれていることだし。
私――電華はマスターの体を借り、前にいる人(?)達に説明を開始した。
「えーっと、まずはこの様なことになった経緯から説明しようと思います。」
ハキハキと、堂々と。マスターの威厳を傷つけぬために。
「まず、僕は三週間前、別の世界で死に、この世界に転生しました。そこで、あの封印の洞窟に”魔鉱製
一つ目がユニークスキル『
そして、その後、自分に名前を付けました―――キンカ=クトゥルフ=スカーレットと。すると、自分が進化し、
次に、自分の魔王化について説明します。まず、前提として、転生した瞬間にも魔素量が一定値を超え、魔王種をすでに獲得していました。
そして、洞窟を出た後、ある都市――方角としては東でした――を襲撃し、その時に使ったのが『
そして、その時に『
そして、今、ここに来て新たなスキル
そして、その副産物としてここにいる”
―――無事説明は終わったが、絶対にこの変化に疑問に思っている者がいるはず。
「―――ちょっといいか?」
ほらね。
「はい。どうぞ」
「...こんな事言うのも何なんだけどさ、お前、キンカじゃないだろ」
こういうときは...っと。
「その根拠は?」
「俺のスキルが教えてくれたんだ。さっきとは喋り方も癖も違うとな。さぁ、正体を表せ。予測では、キンカが持っている何らかのスキルが代わりに喋っていると分かっているけどな」
―――ああ、忘れてしまっていた。この者――リムルは
ここまでバレてしまってはしょうがない。大人しく正体を表すとしよう。
「....はい、そのとおりです。私は、マスターの”
「なるほど、しかし、”
「ええ、私も長く生きていますが、そのようなものは聞いたことがありません」
でしょうね。私が最初――いや、違いますね。正確には二番目です。
「しかし、それを詳しく話していると余計な手間がかかるのでここで一旦終わりにしましょう。配下の皆さんが待っていますよ、リムル陛下」
「ああ、分かってる。それじゃ、ここで小休止は終わりにしよう」
と言って、リムルは話を切った。
―――体の主導権が僕に戻ってきた。
いやー、おつかれ。デンカさん。大変だったでしょ。
《そうですね。しかし、マスターのためなら何でもやりますよ!》
へーそれは頼もしい。期待してますよ、先生。
《それはやめてください―――あ、そうだ。話は変わりますけど、マスター。少し重大なお知らせがあります》
なんですか?聞いてみるだけ聞いてみますけど。
《はい。それが...『
「へっ!?」
まずい、声が出てしまった。
コホン、では話を戻してどういうことです?
《この世界を構成している法則の”この世に絶対はない”という法則に抵触仕掛けているんですよ。なので、改造しました。見ますか?》
うん、見させてもらおうかな。
《わかりました。では、最初に先程獲得した”旧支配者”系のスキルなのですか、全て統合してユニークスキル『
ちょっと待って。旧支配者のスキル全部統合しちゃったの?なんで?しかも何故にユニークまで落とされてるの?
《魂にもメモリのようなものがありまして、それがパンッパンになってたんですよ。なのである一つのスキル以外統合しました》
そのスキルの名前は?
《えーっと、
それ、なんで統合しないの?
《統合すると、有用な権能が失われる可能性があるんです。いいんですか?一応、これ統合すれば完成ですけど》
ああ、いいさ。見せてくれ、その完成品を!
《了解!では、早速できたものを。これは
いやいや、自分の母体というべき存在をそんな簡単に生贄にする?
《いや、だってもう不要じゃないですか。計算関係の権能はすべて私にあるので》
あ、はい。そうですか。もう何も言うことは有りません。
《では続きを。これは
そうなんだ...ってやばい!もう行かなきゃ!
《はいはい。では”時空間支配”を発動して...つきました》
と、言うわけで会議に無事参加できるようになりました。
―――その後は只々現状を語り合い、最終的に”
第9話fin.
結構文章が変わったのではないでしょうか。これも進歩か...