名探偵コナン~転生者のハチャメチャ人生~   作:ルオン

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プロローグ:終わる人生と新たな人生

俺、照井(てるい) 竜司(りゅうじ)は現在、訳の分からない状況に陥っている。

 

俺は22歳の大学4年生だ。

趣味は探偵のバイトで稼いだ金で購入した、バイクでのドライブと、ライトノベルや漫画を読むこと。他には、スパロボのゲームをすること、特撮とアニメを見ることだ。

 

そんな俺はある日、銀行に行った際、強盗事件に巻き込まれた。

金をおろすために銀行に訪れた俺は、銃を持った三人組が襲撃してきた。

当然、俺はもちろんその場にいた人たちは人質となった。

その人質の中にいる子供が、恐怖で泣き出し、犯人の一人がキレて、子供に銃を向けた。

嫌な予感がした俺は、子供に被るように前に出た。

次の瞬間、俺の胸辺りに激しい傷みと熱が襲い、俺の意識は途絶えた。

 

だけど、意識が浮上し、俺は目を開き、目の前に映る物に驚いた。

俺が目にしたのは、真っ白な部屋のような場所と、青い球体が上昇していく現象、そして目の前で1人の男性が土下座していた。

 

「本当に‼申し訳ありませんでしたぁあああ‼」

 

「いや、急に土下座して謝られても、何がなんだ

 か分からないんだが?それと、ここは何処だ?

 俺の記憶が正しいなら、俺は死んだはずだ。

 それに、あんたはいったい何者なんだ?」

 

「そ、そうだよね?いきなり訳の分からないとこ

 ろで謝られても困るよね?」

 

そう言うと、男性は土下座をやめて、俺の前に立ち上がった。

 

「おほん……僕の名はアルマ。君たちが神や女神

 と呼んでいる存在だよ」

 

「神!?……だとしたら、ここはあの世なのか?」

 

「いいや、ここは生と死の狭間と呼ばれる空間

 だよ。君に謝らなくてはいけないことがあっ

 て、僕が君の魂をここに連れてきたんだ」

 

「謝らなくてはならないこと?」

 

「君が死んだのは、僕たち天界に住む者の

 せいなんだ」

 

「あなた方のせい?」

 

俺は、目の前にいる神が何を言っているのか分からなかった。

 

「君が庇った子供がいたよね?」

 

「あ、ああ」

 

「実はあの子、僕たちのせいで死ぬことに

 なっていたんだ」

 

「な、何故だ!?」

 

「我々の住む天界には、君たちの運命を左右

 する書類があるんだ。その書類が燃えたり、

 破られてしまうと、その書類の人物は死ん

 でしまうんだ」

 

「ま、まさか!?あの子供の書類が!?」

 

「うん。僕の部下である天使が破いてしまい、

 あの子は死んでしまうことになっていたん

 だけど、君の勇気ある行動が、あの子の運命

 を変えてくた。だけどその代わりに、君が死

 んでしまうことになってしまった。本当に、

 申し訳ありませんでした‼」

 

そう言って頭を下げるアルマ。

 

「そういうことか…………ところで、あの子供を

 含めて、人質になった人たちはどうなった?」

 

「皆、無事だよ。君が撃たれた時の銃声で、外に

 待機していた警察の方々が突入し、犯人を逮捕

 したよ」

 

「そうか…………良かった」

 

アルマから人質になった人たちが無事だと聞いて、俺は一安心した。

 

「それでね、実は竜司くんに提案があるんだ」

 

「提案?」

 

「転生してみないかい?」

 

「転生……ライトノベルとかでいう、特典を

 貰って別の世界に行くというアレか」

 

「そう。どうだろうか?」

 

「ふむ…………」

 

アルマに言われ、俺は転生するかどうか考える。

 

「では、転生させてくれ。面白そうだ」

 

「分かったよ。転生する世界はランダムだけど

 君が望んだ特典に合うようになってるから」

 

「分かった」

 

「じゃあ、ちょっと失礼」

 

そう言うと、アルマは俺の体に触れてきた。

すると、俺の体から青い球体が飛び出し、俺の目の前で浮遊する。

 

「コレは?」

 

「コレは、君の記憶から生み出した願い球。

 コレに触れれば、君が無意識に願っている

 欲しい物の姿になって、特典として転生後

 使う事ができるよ」

 

「分かった」

 

アルマの説明を聞いた俺は、願い球に触れる。

すると願い球が光だし、光が収まると見覚えの

ある物へと姿を変わっていた。

 

「アクセルメモリにアクセルドライバー」

 

それは、特撮『仮面ライダーW』に出てきた赤いサブライダー【仮面ライダーアクセル】の変身アイテム、地球に記憶された現象や事象が再現するプログラムが封じ込められた【ガイアメモリ】の1つ、【アクセルメモリ】と、専用ベルトの【アクセルドライバー】だ。

 

「仮面ライダーアクセルの変身アイテム」

 

「それが君の願った力だよ。しかしアクセル

 メモリにアクセルドライバーか········僕が担

 当する人は、ライダーになる運命(さだめ)なのかな?」

 

「それはどういう?」

 

「ううん。こっちの話だから気にしないで。

 だけど、それだけじゃ心許ないから、迷惑を

 かけてしまったお詫びとして、幾らか合いそ

 うなのをオマケとして渡すよ」

 

「いいのか?」

 

「うん♪」

 

俺の質問に、笑顔で答えるアルマ。

すると、俺の横に1つの扉が現れた。

 

「そこを通れば転生できるよ。転生先の世界に

 着くまでは、意識を失ってしまうから」

 

「了解した。色々とありがとう」

 

「気にしない気にしない♪どうか頑張って生き

 てね♪」

 

「ああ」

 

俺は礼を言い、扉を潜って意識を手放した。

 

竜司sideout

 

 

 

 

アルマside

 

竜司君を見届けた僕は、天界で流行りだしたタブレットを取り出す。

 

「さて、また仮面ライダー関係の転生者に当たっ

 たから、調整しないとね~」

 

そう言って調整しようとしたその時

 

「大変だアルマ!」

 

「レノン?」

 

僕の友人であるレノンが、慌てた様子でやって来た。

 

「どうかしたの?」

 

「お前が先程、転生させた青年の世界だが、とん

 でもない世界に決まってしまった!!」

 

「悪魔や天使がいる世界とか?」

 

「新たに生まれた世界、ベースMKだ!!」

 

「···········はぁあああああ!?」

 

僕はレノンの言った言葉に驚くしかなかった。

新たに生まれた世界、ベースMK。

それは、本来戦いとは関係ない世界を中心に、様々な世界の要素が混ざりあった世界。

生まれたばかりで、今までにあまりなかった為、安全かどうか調査をしていた。

なのに

 

「安全が確認されてないのに、なんで転生先の

 世界に混ざってるの!?」

 

「それは···········このドジの仕業だ!!」

 

「うぅ~·······アルマさま~」

 

「ラミ!?また君か!?」

 

レノンが縄につないで引っ張ってきた人物は、

例の書類を破ってしまった天使のラミだった。

 

「どういう事か説明してくれる?」

 

「じ、実は、照井さんの転生先の候補を選定して

 いたんですが········その········」

 

「コイツが机の角に足を引っかけ、使用していた

 タブレットにコーヒーをこぼし、タブレットが

 暴走。それにより、候補にいれていなかった

 例の世界が入り、ランダムで選ばれてしまった」

 

「はぁ·········君のドジは、半端ないねぇ」

 

「す、すみませぇ~ん」

 

泣きながら謝るラミ。

そんなラミをよそに、僕はタブレットに目を向け、操作し始める。

 

「何をする気だ?」

 

「こうなったら、彼の追加特典に、アクセルの強

 化向けや、対処できる力を加える!!そして、希

 望する者をあの世界に転生させる!!けど、善人

 限定にする!!」

 

「そこまでするんですか?」

 

「馬鹿者!本来戦いとはほぼ無縁の世界に、様々

 な世界の要素が混ざった、不安定な世界なんだ

 ぞ!!悪人を混ぜ混んだら何が起こるか分からん!

 様々な事に対処できるように、世界を混乱させ

 かねない悪質な転生者を送り込めば、世界がど

 うなるか分からん!そんな事も分からんのか!」

 

「ひぃぃ!ご、ごめんなさ~い!」

 

泣きながらレノンに謝るラミ。

そんな2人をよそに、僕は竜司くんの特典を弄るのであった。




という訳で、仮面ライダーと名探偵コナンのクロス作品です!

次回は竜司の転生後の話になります。
次回も是非読んでください!
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