今回は竜司の転生後の話です。
オリキャラ数人登場し、少し戦闘があります。
それでは本編をどうぞ!!
米花町
東京都にある町の1つ。
その町には、1つの有名な会社があった。
【株式会社 T.R.Y.】
その会社は、芸能界、飲食業界、菓子業界、ゲーム業界、医療機器の開発、新薬の開発、楽器の調律等、様々な事業を手広くしている、現在人気上昇中の有名な会社の1つ。
所属するタレント、料理人、パティシエ、技術者、薬剤師は全員が一流と言われる程の実力を兼ね備えている。
その一流と言われる程の実力者達を束ねている、株式会社T.R.Y.の社長を勤めているのは、子供を庇って死んでしまい、特典を貰って転生した照井竜司であった。
「社長、此方の書類に目を通しておいてくださ
い。あと、此方の書類に判子をお願いします」
「分かった」
T.R.Y.の職員で、事務員をしている
竜司は赤ん坊として転生し、様々な経験をしてきた。彼の母親は元女優で、父親は元軍人の元レーサーで、周りにはマジシャンやパティシエ等、様々な職業をしている人達が多く、小さい頃からあらゆる知識を教えられてきた。
「おっす社長~。新薬の契約、取ってきたぜ~」
「新作のゲーム、開発が終わったぞ、社長」
「ご苦労様、貴利亜、黎飛」
書類に目を通していた時、部屋に入ってきたのは、竜司と同じ転生者にして、仮面ライダーの特典を持ち、前世で互いに友人であった、
貴利亜は主に新薬の開発をしつつ、医療機器の開発を担当、黎飛はゲームの開発を担当している。
するとそこに、新たに4人の男性が入ってきた。
「社長!今月のレストランの売上金のリストを
持ってきました~!」
「社長、コンサートホールのピアノの調律、終わ
らせてきたぞ」
「竜ちゃ~ん♪新作のスイーツ、持ってきてあげ
たわよ~♪」
「ちょっと師匠!?流石に今は社長って呼ばないと
不味いですよ!?」
入ってきたのは、貴利亜や黎飛と同じ転生者で、同じように仮面ライダーの特典を貰って転生した、
翔は飲食関係でレストランのシェフ兼店長を、響司は調律師、鳳蓮と秀幸はパティシエとして勤めている。
翔はリストを竜司のデスクに置き、鳳蓮は新作のスイーツを置く。それに続くように、あおいがコーヒーを置いた。
「温かい物、どうぞ♪」
「ありがとう、あおい。·············ふむ、新作の味、
濃すぎず薄すぎずだな。濃い物が少し苦手な人
向けに良いと思う」
「良かったわ~♪竜ちゃんがそう言うなら、大好
評間違いないわね♪」
竜司の感想を聞き、喜ぶ鳳蓮。
その時、貴利亜が竜司のデスクに置いてある資料を手に取る。
「【新事業プロジェクト】?おいおい、新しい事
業を始めるのか?」
「ああ。そろそろ頃合いだと思ってな」
「頃合い········まさか?」
「社長、もしかして!?」
「ああ············探偵業を始めようと考えている」
「「「「「「っ!!」」」」」」
竜司の言葉を聞き、あおい以外のメンバーが目を見開く。
「ついにやるのか!?」
「ああ。他の事業も落ちついてきた頃だからな」
「ですが、問題があるんです」
「問題?」
「竜ちゃんは超がつくほどの、金運の持ち主な
のよ?資金面では、問題はない筈だけど?」
鳳蓮の言うとおり、転生した竜司は何故か金運が良く、半年に1回、宝くじを買うと、高額を当ててしまうのだ。
また、彼が学生の頃に叔父に教えられた株を試しにしてみたら、またも大量に稼いでしまったのだ。
「問題はそこじゃないんです。人員の問題です」
「人員?」
「ああ。今の人員じゃ、探偵業はできない。
ただでさえ、何人かに兼業してもらってなり
たっているからな」
「あ~確かに」
竜司の話を聞き、納得してしまうメンバー。
現在T.R.Y.では、人員が不足しており、所属するタレント達のサポートを、貴利亜達が時間が空いてる時にしている。
社長をしている竜司も、時間が空いていればサポートしており、撮影現場で休憩時間がもうけられたら、たまっている仕事をするなど、なかなかハードな事をしている。
「でだ、新しく人員を募集しようと思う」
「人員を?それって、探偵業の人員か?」
「両方だ。時間はかかるが、俺が培ってきたあら
ゆる技術を叩き込む。マネージャー業のことも
叩き込むから、1年程は忙しくなるがな」
「マネージャー業って········他の人達はともかく、
お前が担当してる子達は、この件、納得してる
のか?」
「条件付きだがな」
「条件付き?」
「此方になります」
響司が首を傾げると、あおいが1枚の紙を手渡し、周りのメンバーが覗き見る。
1:マネージャーは女性にする事
2:休みの日があい、互いに都合が付けば必ず
一緒に過ごす事
3:1週間に最低3回、一緒に食事をする事
(昼食か夕食)
4:必ず、電話かメールでコミュニケーション
を取る事(夜限定)
5:誕生日は必ず一緒に過ごす事
以上の条件を守るのであれば、マネージャー
の変更を受けます。
守れないのであれば、マネージャーの変更は
一切受け入れません!
照井竜司担当タレント一同
マリア・カデンツァヴナ・イヴ
雪音クリス
美雲・ギンヌメール
『『『なんじゃこりゃああああ!?』』』
紙の内容を読んだメンバーが、あまりの内容に叫び、それを見ていたあおいは、苦笑いしていた。
「おいおいおいおい!?何考えてんのあの娘等!?」
「彼女達の気持ちは分からないでもないが、
流石に公私混同しすぎだろ!?」
「恋する乙女は何をしだすか分からないわね(汗」
「1人は違うでしょうけどね(汗」
「恋する乙女?」
「竜はまだ知らんでいい」
「???」
「それで?この条件、のむんですか?」
「するしかない。変わりのマネージャーに関して
は、やってくれそうな奴がいるから、声をかけ
てみる事にする」
そう言った竜司は、引き出しから1枚の封筒を取り出し、席を立ち上がる。
「どこ行くんだ?」
「職安に書類を出してくる。バイトと正社員、
どちらも募集する」
そう言い、竜司は封筒を持って会社を出ていき、職安へと向かったのであった。
―数時間後―
「手続きに時間かかってしまったな」
職安へ行った竜司は、手続きに時間がかかってしまい、辺りはすっかり暗くなっていた。
電話で直帰する事を伝えた竜司は、帰路につき、1人夜道を歩いていた。
だが、竜司は突然足を止め、その場に立ち止まった。
「いい加減、出てきたらどうだ?隠れてるつも
りかもしれんが、気配を消せてないぞ?」
そう言いながら、振り返る竜司。
すると、電柱の影から、黒いローブに身を包んだ人物が現れた。
「貴様、何者だ?」
「お前ら人間を狩る者だ!!」
そう言うと、謎の人物はローブを脱ぎ捨てる。
そこにいたのは
「ワーム·······か」
【仮面ライダーカブト】の世界にて、宇宙からやって来た地球外生命体ワーム(蛹態)であった。
ワームは人間に擬態し、擬態した人間を殺して人に紛れて生きる生物で、成虫態になるとクロックアップと呼ばれる能力を得る。
「ほぅ·······何故貴様のような奴が、俺を知ってい
るのか知らんが、俺に見つかったのが運のつ
きというものだ。大人しく死を受け入れろ」
「悪いが、死ぬつもりはないぞ」
竜司はそう言うと、持っていた鞄を置き、懐から転生特典として貰ったアクセルドライバーを取り出して腰に装着し、アクセルメモリを取り出した。
「なんだソレは?」
「貴様のように、人にあだなす奴等を倒す為の
力だ」
〔ACCEL〕
「変········身!」
〔ACCEL〕
竜司はアクセルメモリをアクセルドライバーに装填し、ドライバーに装備されている、パワースロットルを捻る。
それにより、竜司は赤いエネルギーに包まれ、仮面ライダーアクセルへと変身した。
「な、なんだその姿は!?」
「さぁな?さぁ!!振りきるぜ!!」
竜司は専用武器である【エンジンブレード】を召喚し、ワームに向かって駆け出す。
「たかが、姿を変えただけでいい気になるな!!」
そう言ったワームは、竜司に向かって爪を振り下ろす。
しかし
「甘い!!」
「がっ!?」
竜司はそれを躱し、エンジンブレードでワームを斬る。
「ふん!!ハァ!!」
「ぐぅうう!!」
「でやぁああ!!」
「がぁっ!?」
続け様に斬られ、突き飛ばされるワーム。
「この程度か?」
「ふ、ふざけるなぁああああ!!」
竜司の言葉に怒ったワームは、竜司に向かって突っ込む。
〔ENGINE EleKtrik〕
「ハァ!!」
「がぁっ!?」
竜司は多機能型ギジメモリと呼ばれるメモリの1つ、【エンジンメモリ】をエンジンメモリに装填し、刀身に電気エネルギーを纏わせ、向かってきたワームを斬り飛ばした。
すると竜司は、エンジンブレードを地面に突き刺し、ゆっくりと近づく。
ほんの少しの攻撃で、竜司に対し恐怖を覚えるワーム。
たった数回、攻撃を受けたワームは、相手との実力の差を理解してしまった。すぐにでもこの場から逃げ出したいワームだったが、恐怖で体が思うように動かなかった。
「さぁ、コレで終わりにする」
「な、なんなんだ貴様は!?」
「冥土の土産に教えよう······俺は仮面ライダー
貴様等のように、人にあだなす奴等を倒し、
自由と平和を守る者だ」
〔ACCEL MAXIMUMDRIVE〕
「ハァアアアアア!!」
「ガァアアアアアア!?」
竜司はパワースロットルを捻り、右足にエネルギーを溜め込み、必殺技である【アクセルグランツァー】をワームに叩き込む。
ワームはその一撃に耐えられず、爆砕した。
「絶望が貴様のゴール·····ということだ」
竜司はそう言うと変身を解き、置いていた鞄を手に取った。
「最近現れだしたワームを含んだ怪人·········何か
起きる前触れなのか?」
そう言いながら、竜司は自宅へと帰って行った。
to be next memory
今回はここまでです!
次回はある人の運命を変えます!
次回も是非読んでください!