今回は戦闘はありませんが、新キャラが出ます。
それでは本編をどうぞ!
Memory2:解体と新たな仲間
とある日曜日
杯戸町にある大型ショッピングモール。
非常に人気があり、休日は人で賑わっている。
そんなショッピングモールでは今、騒ぎが起きていた。
駐車場は勿論、人が歩く道には警察車両が数多く止まっていた。
理由は今日、警視庁に爆弾を仕掛けたという連絡が入ったからだ。
警察は直ぐに爆発物処理班を向かわせた。
現場であるショッピングモールに着いた爆発物処理班並びに、派遣された警察官達は行動を開始する。
しかし、ショッピングモールに来ていた一般人達を避難誘導する為に、警察官達は動いていたが、爆発物処理班だけは行動しないでいた。
正確に言えば、動けないでいた。
到着した爆発物処理班は、直ぐに爆弾処理を行おうと行動しようとしていたが、1人の隊員に掛かってきた1本の電話により、動きが止まった。
電話が掛かってきたのは、
そして電話を受けている本人は、電話相手の話を聞き、溜め息をついていた。
「じゃあ、もう一度確認するぞ?違ってたら教えてくれ?いいな?」
『ああ』
「まず、お前さんは、お前んとこ社員と一緒にショッピングモールに遊びに来ていた。そうだな?」
『ああ』
「で、途中で3グループに別れて行動していて、男子トイレに行ったら、爆弾を見つけたと?」
『ああ』
「危険だと思ったお前は、一緒に行動していた社員さんに連絡をとった。ところが、別れた内の1グループの社員さんも、別なとこで爆弾を見つけてしまい、他の社員に連絡して、警察とショッピングモールの店員に連絡を入れた。間違いないな?」
『ああ』
「そうかそうか··········そんなお前に言いたい事がある」
『···········何だ?』
「何だってお前はそう事件に巻き込まれやすいんだよ!しかも、爆弾の処理をし終えたとか、いったい何やってんだ!このバカ竜司ィイイイ!」
周りの隊員が驚くくらいの大きな声で、電話の相手、照井竜司を怒鳴る萩原。
萩原と竜司は幼馴染みである。
竜司は幼い頃から、親の仕事の都合上で引っ越す事が多く、萩原とは引っ越した先で知り合った幼馴染みの1人である。
親の仕事の都合で、離れ離れになった2人だったが、社会人となってから再会し、そこからは良く飲みに行っている。
「はぁ······そんで?爆弾はどうなってるんだ?」
『とりあえず解体を終わった。タイマーと遠隔の両方を取りつけていたようだが、先程解体した。もう1つも、今終わったとメールがきた』
「おいおい(汗)お前やお前んとこの社員、いったいどんな事してんだよ?」
『それと、爆弾は水銀レバーの物だった。配線は切ってあるから問題はない筈だ』
「水銀レバーだぁああああ!?」
萩原は竜司の話を聞き驚く。
水銀レバーは、爆弾のトラップの1つで、解体する者にとっては手のかかる物である。
『もう1つも水銀レバーがあったようだが、そちらも解体したようだ』
「とにかく、俺等がそっちに行くまで大人しくしてろよ!いいな!!」
萩原は返事を聞かずに竜司の電話をきり、仲間を連れて竜司の元へと向かった。
―七草真由美side―
「真由美さん!もっと急いでくれ!」
「この際だ!スピード違反して構わん!」
「飛ばせ真由美!」
「3人とも落ちついて!というか、今から警視庁に行くのに、スピード違反なんてできる訳ないでしょ!」
私、
理由は、私をスカウトした張本人であり、私の年上の幼馴染みで、私の雇い主である、照井竜司さんを警視庁へ迎えに行く為だ。
彼とは、親が友人同士だった為、小さい頃に出会ったのが最初。それから竜司さんこと竜さんとは仲良くさせてもらっています。
小学生の頃に、竜さんは引っ越してしまい、離れ離れになってしまいましたが、私が中学生の頃に再会できました。
竜さんと再会できて、毎日が楽しく感じていたある日、私は誘拐されてしまった。
私の実家は名家と呼ばれる程の家で、お金目的で誘拐された私は、助けが来るのを必死に願っていた。
その時だった、竜さんが私を助けにきてくれたのだ。
どうやら、私が車に乗せられるとこを見ていたらしく、尾行して、私の監禁場所まで来てくれたとの事だった。
そこからは凄かった。私を拐った誘拐犯数人、確か全員で6人だったと思う。その全員を、5分も経たずに倒してしまった。
その日を境に、私は竜さんに恋をするようになった。
私は私なりにアプローチしながら、高校、大学を卒業し、世界的に有名な財閥、鈴木財閥の会社に就職した。
就職して1年働いたある日、竜さんに呼び出され、竜さんが経営する株式会社T.R.Y.にスカウトされた。
私は引き継ぎをしてから会社を辞め、今は株式会社T.R.Y.で、竜さんが担当していたタレントさん達のマネージャーをしている。
因みに、一海くんは探偵事務所の職員兼竜さんのボディーガード、高虎くんは竜さんの秘書、瀬麗武ちゃんことせーちゃんは一海くんと同じ探偵事務所の職員兼ボディーガードをしている。
数十分後、私達は警視庁に着き、駐車場に車を止めて中へと入っていく。
「いや~警視庁になんて初めてきたなぁ~」
「普通、来なれるのはおかしいと思うんだが?」
「2人とも静かにしとけ」
「すみません。七草真由美と申します。目暮警部を呼んでいただけませんか?」
「少々お待ちください」
私は受付の方に、誘拐事件の境に、竜さんとせーちゃんと色々お世話になっている
数分後、受付近くのベンチに座って待っていると、帽子を被った男性、目暮警部がやって来た。
警部に気づいた私は、3人を連れて警部に駆け寄る。
「目暮警部、お久しぶりです!」
「七草くん、久しぶりだな?橘くんも、元気そうだな?」
「えぇ。目暮警部も元気そうで」
「ああ。ところで、そちらの2人は?」
「ご紹介します。此方、私と同じく竜さんの会社で働いている、猿宮 一海くん、桑島 高虎くんです 」
「初めまして、猿宮 一海っす!」
「桑島 高虎です。よろしくお願いします」
「捜査一課の目暮です。とりあえず、照井くんがいる部屋まで案内しよう」
目暮警部はそう言って、歩き出し、私達4人は後ろを着いていく。
暫くして、私達は1つの扉の前で止まり、目暮警部が扉を開ける。
そして目暮警部と一緒に中へ入ると、そこには
「まったくあんたは!毎度毎度事件に巻き込まれて!心配するこっちの身になりなさいよ!」
「美和子の言う通りよ!しかも今回は自ら首を突っ込んだらしいじゃない!」
「爆弾を解体するって言われた時は、心臓が止まるかと思ったわよ!」
「普通、爆弾解体するって言うかよ!バカじゃねぇのか!?」
「あなたは少し、周りの気持ちを考えなさい!」
「···········すみません」
「ひっく······良がった·······あなたが·······響司が無事で····!」
「怜子·······すまなかった」
「くぅ~·······竜の野郎!うらやまけしからん!」
「相変わらずだな?竜の野郎」
「「あははははは」」
私とせーちゃん、竜さんの幼馴染みで警察官をしている
その隣では、T.R.Y.で調律師をしている響司さんに、響司さんの恋人で、T.R.Y.の専属ソプラノ歌手である
2人の男性がいた事は予想外だったけど、他の状態については予想通りだった。
あまりにも竜さんが可哀想に見えてきたので、私は苦笑いしながら、みーさんに近づく。
「みーさん、もうその辺で」
「あら真由美ちゃん。悪いけど、真由美ちゃんの頼みでも聞けないわ」
「そうよ真由美!この馬鹿にはこれでも足りないくらいなんだから!」
そう言って、再び説教を始めるみーさん達。
この人達がここまで怒るのには理由がある。
この人達もまた、私と同じで竜さんに好意を抱いている。私の隣にいるせーちゃんもまた、竜さんに好意を抱いている。
だから皆、竜さんに無茶をしてほしくないし、心配なんです。
でも、これじゃあ拉致があかないし。
仕方ない。ここは久々に
「いい加減にせんか!」
『『『『『ッ!?』』』』』
キレて皆さんを強制的に黙らせようとしたら、目暮警部が怒鳴り、皆さんが静かになった。
「君たち!仮にも彼は爆弾を解体して疲れているんだ!心配して怒ってしまう気持ちは分からんでもないが、それは後日にしなさい。今はまず、爆弾を仕掛けた犯人を優先しなければならん。不審人物を見てないか聞かなければならない。照井くんと音宮くん以外は帰ってくれ。七草くん、すまないが彼女達を頼む。佐藤くんと宮本くんは業務に戻れ。いいな?」
『『『『は、はい』』』』
「分かりました。ただ、せーちゃん達は置いていきます。もしかしたら、犯人に狙われるかもしれないので」
「分かった」
そう言って私は、目暮警部の気迫に驚いたマリアちゃん、クリスちゃん、美雲ちゃん、怜子さん、動じていなかった鳳蓮さんと秀幸くん、業務に戻るよう言われたみーさんとゆーさんと一緒に、部屋を後にして、帰りながら、竜さんにどんなお仕置きをするか考えるのであった。
―七草真由美sideout―
to be next memory
今回はここまでです!
今回出てきた猿宮 一海くんと桑島 高虎くんを考えてくださったLEGION ONEさん、ありがとうございます!
今後も、活動報告に記入していただいたキャラクター達を出していきます!
もし、出してほしいキャラクターがいる方は、是非活動報告に書いてください!
次回は竜司と響司の事情聴取になります。
できれば戦闘回も出したいとこですね(;゚∇゚)
次回も是非読んでください!