名探偵コナン~転生者のハチャメチャ人生~   作:ルオン

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お待たせいたしました!

今回は前回の続きになります。
それでは本編をどうぞ!


Memory3:聴取と話しと4人のR

警視庁談話室

 

「なんだって!?2人とも不審な人物を見た!?」

 

真由美達が警視庁を後にして数分後、竜司達がいた談話室で話を聞いた目暮警部は、大声をあげながら驚く。

 

「2人とも、本当に不審な人物を見たのか?」

 

「見た······というよりは、チラッと見かけた感じですね」

 

「俺も見かけた感じです。顔まではハッキリ見ていません」

 

「そうか」

 

「なんか特徴とかなかったのか?」

「陣平か。そういえばさっきからいたな。久しぶり」

 

「応、久しぶり·······てか、今さらかよ(汗)」

 

犯人の特徴について聞いてきたのは、萩原と同じ県出身で、同じく爆発物処理班に所属する、竜司の幼馴染みの1人である松田(まつだ) 陣平(じんぺい)隊員である。

今回、ショッピングモールに仕掛けられた爆弾とは違う、別の爆弾を解体していた為、ショッピングモールには駆けつける事ができなかった彼は、爆弾解体後、同期で友人の萩原から、竜司が爆弾事件に関わって解体したと聞き、駆けつけたのだ。

 

「特徴と言えば、灰色のコートを着て、眼鏡をかけていた事くらいしか分からないな」

 

「俺が見た不審な人物の特徴は、作業着を着ていた男だ。トイレから出ていく際、慌てた様子で出ていった」

 

「なるほど」

 

「失礼します」

 

竜司達が、見かけた不審人物について話していると、談話室に1人の男性が入ってきた。

 

「おぉ!白鳥くん!」

 

入ってきた人物の名は白鳥(しらとり) 任三郎(にんざぶろう)警部。

捜査一課強行班捜査三係に所属の警部で、目暮警部の部下である。

彼とも竜司は知り合いで、友人でもある。

白鳥は、手に持っていた資料を目暮警部に手渡す。

 

「鑑識と爆発物処理班から、爆弾の構造について分析ができたと報告がありました。ショッピングモールで、照井くんと音宮さんが解体した爆弾は、やはり同じ物でした」

 

「そうか········となると、犯人の人数は2人かそれ以上の可能性が出てきたな」

 

「はい」

 

「とりあえず、2人の証言を元に犯人と思わしき人物を見ていないかの聞き込みと、防犯カメラのチェックだ」

 

「分かりました」

 

「照井くん、音宮くん、後日、協力してもらう事になると思う。その時は、よろしく頼む」

 

「「分かりました」」

 

目暮警部に返事をした竜司と響司の2人は、護衛で残っていた一海、高虎、瀬麗武の3人と、爆発物処理班である萩原と松田の2人と共に、部屋を出た。

 

「て、何故2人も?」

 

「久々に会ったんだ。入り口まで送ってくからよ、話ししようぜ?」

 

「だな。直接会うのも、2年ぶりだしよ」

 

「まぁ·······いいか」

 

そう言って歩き出す竜司の後を、着いていく6人。

 

「でだ竜司。お前んとこの社員達、紹介してくれないか?」

 

「そういえば、まだ紹介していなかったな?4人とも、自己紹介してくれ」

 

「じゃあ俺から。俺の名前は猿宮一海。竜司とはマブダチで、竜司が始めた探偵事務所の職員兼竜司のボディーガードをしてるぜ。よろしくな!」

 

「俺は桑島高虎。竜司の会社の秘書をしている」

 

「橘瀬麗武だ。一海と同じく、探偵事務所の職員兼竜司のボディーガードをしている」

 

「音宮響司だ。調律師をしながら、先程までいた秋庭怜子のマネージャー兼恋人だ」

 

「ご丁寧にどうも。俺は萩原研二。爆発物処理班に所属してる。竜司とは幼馴染みだ!」

 

「松田陣平だ。萩原と同じ爆発物処理班に所属してる。竜司と萩原とは幼馴染みだ」

 

互いに自己紹介する6人。

 

「萩原に松田········そうか。あなた方があの萩原と松田か」

 

「あの?」

 

「おい竜司?お前、どんな説明したんだ?」

 

「普通に特徴を説明しただけだが?」

 

「特徴?」

 

「萩原さんは女好きの変態ナンパ男で、松田さんはなんでも分解してしまう気の良い奴だと言ってたな」

 

「竜司ィイイイイイ!」

 

一海からの説明を聞き、竜司へ掴みかかる萩原。

 

「テメェこの野郎!なんだその特徴は!?もっとマシな説明の仕方あったろうが!?」

 

「······ナンパ師とかか?」

 

「なんでそうなるんだよ!?陣平ちゃんの説明はマシなのに、俺の説明は悪意しか感じねぇぞ!?」

 

「否定できねぇだろ?」

 

「陣平ちゃん!陣平ちゃんも何か言えよ!?なんでも分解する奴って言われてんだぞ!?」

 

「気の良い奴が付くがな?別に事実だし、間違ってねぇだろ?それに、俺の説明には悪意を感じないからな」

 

「陣平ちゃんの裏切り者ぉおおお!」

 

そう言い、涙を流す萩原。

そんな萩原を見て、竜司と松田は溜め息を吐いた。

その時、何かを思い出した松田が、竜司に質問する。

 

「ところで竜司、お前、どこで爆弾の解体方法を学んだんだ?しかも水銀レバーが付いた爆弾をよ」

 

「ひい爺ちゃんに叩きこまれた」

 

「ひい爺ちゃん············まさかあのとんでも爺さんか!?」

 

「ああ」

 

竜司の曾祖父、照井(てるい) 竜太郎(りゅうたろう)は、人間を越えた人間と言われる人物である。

彼の経歴は、デタラメと思わざるおえない程の経歴を持っており、海の上を走ったり、空を飛んだりと、普通の人間ならできない事をやってのけ、更には様々な知識を持っている。

 

「あの爺さん、爆弾の知識まであんのか?」

 

「ああ·······ひい爺ちゃん、俺がまだ幼稚園児だった頃に、ひい爺ちゃんが自作した、あらゆる種類の爆弾と解体方法が記載された、辞典並みの分厚さの本を読まされた」

 

「よ、幼稚園児から?」

 

「あぁ···········そして、小学生になる前辺りには、訓練用に作ったひい爺ちゃん自作の爆弾を解体させられていたよ」

 

「ま、マジかよ(汗)」

 

「そんなこんなで、あらゆる爆弾の知識と解体技術を身につけたんだが、俺が事件に巻き込まれやすいという理由で、響司を始め、会社(うち)の社員たちにも、知識を叩き込み始めたんだよ」

 

「俺と一海の2人は、今は知識を頭に叩き込んでるところだ」

 

「俺を含んだ、古株メンバーは実技訓練させられているよ。まぁ、今回はそのおかげで、命が助かったから良いがな」

 

そう言い、竜司・高虎・響司・一海の4人は、遠い目になり、瀬麗武、萩原、松田の3人は、苦笑いしていた。

 

「ま、まぁ、楽しくやってるみたいで良かったよ」

 

「だな········そういや、探偵業、始めたんだっけか?」

 

「まぁな。だが、依頼も少ないからな、死ぬ気でやらねばな」

 

「そんな少ないのか?」

 

「実績がないからな?今は、迷子のペット探しや、浮気調査くらいさ」

 

「まぁ、頑張っていくしかないさ」

 

「だからと言って、無理はするなよ?秘書としても、個人的にしても、お前の仕事の量は、ハッキリ言って多すぎる」

 

「そんなにか?」

 

「ああ。こいつの場合、通常の3倍はあり、それに加えて経営しているレストランやスイーツ店で、1日限定で自ら作ったり、接客してる」

 

「はぁ!?おい竜司!ちゃんと休んでんだろうな?」

 

「何を言ってる?当たり前だろ?」

 

「だよな?なら良かt「週に一回、ちゃんと休んでる」良かねぇ!ちゃんと週2回休めよ!?」

 

竜司の発言に、驚きを隠せない萩原と松田。

すると、萩原は、何か意を決したような面立ちとなる。

 

「よし決めた!俺、警察辞めたら、お前の会社に入るは!」

 

「はぁ!?」

 

「············正気か研二?」

 

「おうよ!ま、今は辞める気ないけどな。辞めた時は、宜しく頼むぜ!」

 

そう言って、竜司と肩を組む萩原。

それに対し竜司は「あぁ」と、笑顔で答える。

そして竜司達5人は、萩原と松田の2人に見送られながら、警視庁を後にした。

 

数十分後、竜司達は、瀬麗武が暮らすマンション前まで来て、そこで瀬麗武と明日の事について話していた。

 

「では、明日は9時30分に、会社に行けばいいんだな?」

 

「ああ。そして10時に来る依頼人と話をし、調査をする予定だ」

 

「分かった。しかし、本当にいいのか?やはり私も事務所に」

 

「心配すんなって!俺も高虎もいるし、何より竜司と響司も強い。誰が来ても大丈夫だって!」

 

「··········分かった。では、また明日」

 

そう言い、瀬麗武はマンションの中へと入っていく。

4人はそこから歩き出し、近くの公園へとやって来た。

 

「········ここならいいか」

 

「ああ」

 

「だな。人の気配もしねぇ」

 

「問題ないだろ」

 

「よし········いい加減出てきたらどうだ?」

 

辺りに人がいないのを確認し、振り返りながら言う竜司。

すると、茂みからアリを模した怪人【アントロード フォルミカ・ペデス】が次々と現れた。

 

「アントロード フォルミカ・ペデス」

 

「竜司、あのアリ怪人の正式名称覚えてんのかよ!?」

 

「アントロードが正式名称ではないのか?」

 

「前世で調べたら、アントロード フォルミカ・ペデスが正式名称だとなっていたぞ」

 

「そんな事より、コイツらを倒すのが先決だろ?囲まれたぞ?」

 

「む?」

 

響司の言葉に、辺りを見渡す竜司。

響司の言うように、アントロード 等は竜司達を取り囲んでいた。

 

「ふむ·······ざっと32体といったところか」

 

「竜司、その瞬時に数えられんの、どうやってんだ?」

 

「·········ひい爺ちゃんに仕込まれた」

 

「あの人、お前をどうする気なんだ?」

 

「知らん············1人、6体といったところか」

 

「そうだな。漏れなしだな」

 

「ああ········いくぞ」

ACCEL

 

「了解だ」

メロン

〔ロック・オン〕

 

「おうよ!」

〔スクラッシュドライバー〕

ロボットゼリー

 

「さっさと終わらせよう」

音銃剣錫音

ヘンゼルナッツとグレーテル

〔とある森に迷い込んだ小さな兄弟のおかしな冒

 険のおはなし····〕

 

4人はそれぞれの変身アイテムを取り出した。

竜司はアクセルドライバーとアクセルメモリを、高虎は刀がついたバックル【戦極ドライバー】と、錠前型のアイテム【ロックシード】の1つである【メロンロックシード】を、一海はレンチがついたバックル【スクラッシュドライバー】と、ゼリーパウチ型アイテム【スクラッシュゼリー】の1つである【ロボットスクラッシュゼリー】を、響司は聖剣と呼ばれるアイテムの1つ【音銃剣錫音(おんじゅうけんすずね)】と、本型のアイテム【ワンダーライドブック】の1つ【ヘンゼルナッツとグレーテルワンダーライドブック】を取り出し、竜司、高虎、一海の3人はドライバーを腰に装着した後にアイテムを装填、響司は音銃剣錫音にライドブックを装填した。

それにより、高虎の頭上に【クラック】と呼ばれるゲートが現れ、そこからメロン型のアイテム【メロンアームズ】が、響司の背後に巨大化したライドブックが出現する。

 

「「「「変·····身!(((変身!)))」」」」

ACCEL

〔ソイヤ!メロンアームズ!天・下・御・免!

〔潰れる!流れる!溢れ出る!ロボットイングリス!ブゥウウウラァアアアア!〕

銃剣撃弾!銃でGO!GO!否!剣で行くぞ!音銃剣錫音!錫音楽唱!甘い魅惑の銃剣が、おかしなリズムでビートを斬り刻む!

 

竜司はアクセルドライバーのグリップを回し、高虎はバックルについている刀【カッティングブレード】を倒し、一海はドライバーについたレンチ【アクティベイトレンチ】を押し下げ、響司は音銃剣錫音の引き金【スズネトリガー】を引く。

それにより、竜司は仮面ライダーアクセルへと変身。

 

高虎はメロンアームズを頭に被り、その身にライダースーツが装着され、メロンアームズが展開して鎧となり、左腕に【アームズウェポン】と呼ばれる物の1つ【メロンディフェンダー】を装備し、【仮面ライダー斬月 メロンアームズ】へと変身。

 

一海は中央部にある【パワープレススロット】の左右にあるプレスによってロボットスクラッシュゼリーは潰され、抽出された成分が液化装備【ヴァリアブルゼリー】に変換され、透明な装甲を形成する。ビーカーをモチーフにした特殊加工容器【ケミカライドビルダー】が周囲に出現し、頭頂部【スクラッシュファウンテン】と胸上部【スクラッシュノズル】から噴出したヴァリアブルゼリーが全身を包み、一海は【仮面ライダーグリス】に変身した。

 

響司は音銃剣錫音からエネルギー波を放ち、周りから出てきたらお菓子に包まれると同時にエネルギーの渦に包まれる。先程放ったエネルギー波が戻り、エネルギーの渦にぶつかると、響司の全身が光り、響司は【仮面ライダースラッシュ】へと姿を変えた。

 

4人が変身した事により、アントロード達は動揺する。

そしてその中の一体が呟いた。

 

「ア········アギト·····!」

 

「残念ながら、俺達はアギトではない」

 

「似た存在ではあるがな?」

 

「アギトじゃねぇが······テメェ等をぶっ潰す存在には変わりねぇよ」

 

「さぁ············振りきるぜ!」

 

竜司の言葉を合図に、4人は四方へと分かれて駆け出した。

 

 

 

―響司side―

 

「フッ!ハッ!」

 

「グゥウウウ!?」

 

「テヤッ!」

 

「ゲヤッ!?」

 

響司は音銃剣錫音で、アントロードを攻撃していく。

攻撃されていなかった4体が、背後から響司に襲いかかるが、響司は仰け反りながら後方へジャンプして回避した。

そして

 

銃奏!

 

「ハァッ!」

 

「「「「ゲヤッ!?」」」」

 

響司は音銃剣錫音のもう1つの機能である銃モードに変形させ、音銃剣錫音からエネルギー弾を放つ。

撃たれたアントロード達は地面へと倒れる。

 

「すまないが、あまり時間をかけたくないのでな?一気に終わらせてもらう」

ヘンゼルナッツとグレーテル!イェイ!錫音音読撃!イェイ!

 

「ハァッ!」

 

「「「「「「ガァアアアア!?」」」」」」

 

響司はヘンゼルナッツとグレーテルライドブックを、【シンガンリーダー】と呼ばれる部分に読み込ませた。

それにより、音銃剣錫音にエネルギーが蓄積され、強力なエネルギー弾をアントロード達へと放つ。

喰らったアントロード達は地面へと倒れ、なんとか立ち上がるものの、頭上に輪っかのような丸い発光体が浮かび上がり、爆砕した。

 

―響司sideend―

 

 

 

 

 

―一海side―

 

「オラッ!オラッ!オラァアアア!」

 

「「「「「「ガァアアアア!?」」」」」」

 

「おらおらどうした!そんなもんかテメェ等!」

 

一海はアントロード達に飛び込んでいき、パンチやキックで攻撃していき、回し蹴りで6体のアントロードを蹴り飛ばす。

一海の言葉を聞いた6体のうち3体が、一海に向かって駆け出した。

 

「いいぜいいぜ!だったらコイツを喰らいな!」

〔潰れな~い!チャージクラッシュ!

 

「オラァアアア!」

 

「「「ゲヤァアアアアア!?」」」

 

一海はボトル型アイテム【フルボトル】の1つである【クマフルボトル】を、パワープレススロットに装填してレンチを押し下げた。

それにより、一海の両腕に熊の腕を模したエネルギー体が形成され、向かってきた3体のアントロードを挟み潰す。

挟まれた3体のアントロードは、悲痛な叫びをあげながら頭上に丸い発光体を出し、爆砕した。

それを見ていた残りの3体も、一海へと向かって駆け出した。

 

「テメェ等にはコレだ!」

〔ツインブレイカー〕

〔シングル!ツイン!ツインフィニッシュ!

 

「喰らえやぁああ!」

 

「「「ガァアアアア!?」」」

 

一海は左腕に、武器である【ツインブレイカー】を装備し、ビームモード状態にして、フルボトルの1つである【ヘリコプターフルボトル】とロボットスクラッシュゼリーを装填し、回転翼型のエネルギー弾を放つ。

エネルギー弾を喰らったアントロード達は地面に倒れながら、頭上に丸い発光体を出して爆砕した。

 

―一海sideend―

 

 

 

 

 

 

―高虎side―

 

「ゲヤッ!」

 

「フン!ハァッ!」

 

「ゲヤッ!?」

 

「「ゲアッ!」」

 

「させん!」

―ドキュンドキュン―

 

「「ゲアッ!」」

 

高虎は、アントロードの攻撃をメロンディフェンダーで防ぎながら、通常装備である【無双セイバー】で斬り飛ばし、背後から襲いかかろうとしてきたアントロードを、無双セイバーに装備されている【バレットスライド】を引いて、無双セイバーからエネルギー弾を放ち攻撃しながら、ゆっくりとアントロードを攻めていく。

アントロード達は高虎を警戒して、彼を取り囲んだ。

 

「なるほど。少しは頭を使うようだな」

 

「「「「「「シャアアアア!」」」」」」

 

「·············だが」

〔ソイヤ!メロンオーレ!

 

「ハァアアアア!」

 

「「「「「「ゲヤァアアアア!?」」」」」」

 

高虎はカッティングブレードを2回倒す事で、無双セイバーにエネルギーを蓄積し、一斉に襲いかかってきたアントロード達を、円を描くように回りながら斬り飛ばした。

斬り飛ばされたアントロード達は立ち上がるが、頭上に丸い発光体を出して爆砕した。

 

―高虎sideend―

 

 

 

 

 

 

―竜司side―

 

「フッ!ハァッ!」

 

「ゲヤッ!?」

 

竜司はエンジンブレードを使って、向かってくるアントロード達を攻撃していた。

 

「貴様等、何故俺達を狙った?」

 

「「「「「「シャアアアア!」」」」」」

 

無駄かもしれないが、アントロードに問いかける竜司。

それに対して、アントロードは一斉に竜司へと向かって駆け出した。

「答える気は無しか··········なら!」

CYCLONE MAXIMUMDRIVE

 

「デヤァアアアアア!」

 

「「「「「「ゲヤァアアアア!?」」」」」」

 

竜司は所持するガイアメモリの1つである【サイクロンメモリ】をエンジンブレードに装填し、マキシマムドライブを発動させる。

それにより、エンジンブレードの刀身に緑色の竜巻状のエネルギーが纏われ、竜司はそのエネルギーを斬撃として放ち、アントロード達を攻撃した。

エネルギーの斬撃を喰らったアントロード達は、地面を転がりながら頭上に丸い発光体を出し、止まると同時に爆砕した。

 

「絶望が貴様等のゴールだ」

 

―竜司sideend―

 

 

 

それぞれの敵を倒した竜司、高虎、一海、響司の4人は変身を解除し、合流した。

 

「3人とも、怪我はないな?」

 

「問題ない」

 

「こっちも問題ねぇ!むしろやり足りねぇよ!」

 

「此方も問題ない」

 

「なら良い」

 

3人の無事を確認し、安心した竜司は、先程までアントロードがいた場所を見つめる。

すると、遠くの方から、サイレン音が聞こえてきた。

 

「このサイレン······パトカーか?」

 

「········なんか、近づいてきてないか?」

 

「まさか、さっき出した必殺技の爆発音聞いて、誰か通報したんじゃ」

 

「どうする竜司!?」

 

「心配はいらない」

ブックゲート

 

竜司はライドブックの1つ、〔ブックゲートワンダーライドブック〕を取り出して開く。

すると、竜司達の目の前に巨大な本が出現した。

 

「さぁ行くぞ」

 

「待て待て待て!何で竜司が、ライドブック持ってんだ!?」

 

「·······訳はいつか話す。今はこの場を離れるのが最優先だ」

 

「···········分かった」

 

「いいのかよ高虎?」

 

「竜司がいつか話すと言ってるんだ。それまで待つさ。竜司は信頼できる友人で仲間だ。違うか?」

 

「············だな」

 

「よし行くぞ」

 

竜司、高虎、一海、響司の4人は本の中へと入って行く。

抜けた先には、様々な機械が置かれていた。

 

「ここって·······」

 

「T.R.Y.の技術室か?」

 

「その通りだ」

 

「おや?誰かと思えば、竜司達か」

 

「ん?」

 

高虎と一海が抜けた先が技術室だと分かると、1人の男性の声が聞こえてきた。

4人が一斉に声が聞こえてきた方へ視線を向けると、黎飛がいた。

 

「黎飛·······そうか、今日は技術室に泊まると言ってたな」

 

「ああ。しかし、ブックゲートでここに来たとなると、怪人と遭遇したのかい?」

 

「ああ。それについては明日話す」

 

「分かった」

 

黎飛からの返事を聞いた竜司は、高虎達と共に技術室を後にし、事務所へと向かった。

尚、4人が変身して戦っていたとこ、ブックゲートにて移動したとこは、監視カメラに映っていなかった為、バレる事はなかった

 

to be next memory

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―オマケ―

 

「························」

 

「うふふふふふ♪」

 

「························」

 

「うふふふふふ♪」

 

「········なぁ真由美」

 

「何ですか♪」

 

「離れt「嫌です♪」·········際ですか」

 

竜司はそう言い、溜め息をついた。

現在、竜司は真由美と正面を向き合う形で、抱きつかれていた。

事の発端は数分前のこと。事務所に帰ってきた竜司は、先に戻ってきていた真由美に促され、ソファへ座った。

するとその瞬間、真由美が向かい合う形で竜司へと抱きついたのだ。

いきなりの事に驚いた竜司は、真由美に「どうかしたのか?」と尋ねる。

それに対して真由美は

 

『私を心配させた罰です♪私が満足するまで、このまま抱きついてます♪あ、因みに竜さんには拒否権ありませんので♪』

 

そう笑顔で答え、竜司はずっと抱きつかれているのだ。

ソファに座り、ただ抱きつかれているだけなので、竜司の身体にはなんの負担もない。

だが

 

「「「むぅううううううう!」」」

 

「·················」

 

マリア、クリス、美雲の3人に、唸られながら睨まれ続け、精神的にキツくなってきているのだ。

 

一方、一緒に戻ってきた高虎、一海、響司の3人と、先に事務所に戻ってきていた鳳蓮と秀行の2人は、離れた位置で苦笑いしながらその光景を見ていた。

 

「まさか、七草があんな行動をとるとは」

 

「真由美さん、結構大胆だな~」

 

「実は彼女、帰ってきてからずっと、竜ちゃんへのお仕置きを考えていてね?で、思いついたのが、自身が満足して、竜ちゃんが精神的にキツくなるアレだった訳よ」

 

「まさに一石二鳥。あの人を敵には回したくないですよ」

 

「そうだな。そういえば玲子は?」

 

「家まで送ってったわ。後で電話してあげなさい」

 

「そうする」

 

そう言い、再び竜司達へと視線を向ける5人。

そして1時間後、真由美から解放された竜司であったが、睨んでいたマリア、クリス、美雲の3人に、抱きつきを要求されるのであった。




今回はここまでです!

次回はどうするかはまだ未定となっています。
次回も是非読んでください!
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