好評でしたら血を流しながら続編を出します。
「オイ!オレと一緒にブラジャー被ろうぜ!パンティー山田!」
「誰がパンティー山田だオイコラ」
ボクにパンティー山田とか言うふざけた二つ名を付けてくるこの女は部裸。「部裸 蛇愛(ぶら じゃあ)」。ボクの幼馴染だ。言動からは想像出来ないとても清楚な見た目をしていて、ボクの学校の中でも一番人気の美少女だ。緋髪ロングの清楚美少女。
………コイツはブラジャーを愛し過ぎてブラジャーを被り、ブラジャーを噛み、ブラジャーを舐め回す紛う事なき変態だ。何故天はこんな美少女にヤベェ脳みそを与えてしまったのか。
「いいじゃねぇか山田よぉ。オレとはもう十七年の付き合いじゃねぇか」
「いやそう言う問題じゃないんだよ」
ボクと部裸が話しているとクラスの男子たちがボクをまるで両親の仇であるかの様に睨んでくる。
(オイ。アイツ部裸さんと話してるぜ)
(ズルいズルい。あんなパッとしない奴がなんで部裸さんと会話しているんだ)
(部裸さん。可愛い………)
(アイツさえいなければ今頃アタックしているのに…)
「………やっぱりお前って可愛いんだな。認めたく無いけど」
「あったりめぇよ。俺が究極美少女なのは百億年前からずっと変わらねーぜ!んな事よりも山田よぉ。放課後。ウチ来いよ」
「お前なぁ………。年頃の女が家に男連れ込むなんて所見られたら誤解されるぞ」
「お前に見せてぇーブラがあんだよ!あのブラは完璧なブラだ。アレを作った奴は天才だ!」
「話聞けよ」
話を聞かないのは昔からなので置いておくとして、完璧なブラは気になるな。コレでもボクは将来、女性の下着を作る会社に就職しようと考えてるんだ。だから部裸の言う完璧なブラジャーには興味がある。
「じゃあ放課後に行くからな」
「っしゃ決まりだな!ビビって逃げんじゃねぇーぞ!」
「何で幼馴染の家に行くだけなのにビビる必要があるのか、小一時間問いただしたいがまぁいいだろう。決まりだな」
「じゃ!昼休み終わりそうだしオレは教室に戻るわ!」
そう。ボクたちはラブコメでよくある同じクラス。隣同士何かではなく、むしろ一番遠いクラスの端っこ同士だ。ボクが一組。アイツが九組だ。
部裸が教室から出るだけでクラス中の男子がざわめく。
(あっ!部裸さんが帰る!)
(オイオイもう帰っちゃうのかよ)
(はぁ………部裸さん。今日も可愛い…)
(カワイイ。カワ、カワイイ)
クラスどころか全校中の男子が部裸の虜なのだ。
こんなにも男子に好かれる部裸は、普通ならきっと女子に嫌われ、ターゲットにされるだろう。
………たが、そんな事は万が一にも起こらないのだ。
何故ならば部裸は全校女子それぞれにその子にジャストフィットするブラジャーを定期的にプレゼントしているからだ。そのため部裸は全校生徒から好かれている学園一の人気者でもあるのだ。
コレがブラジャーの力か………。
………この物語はボクこと山田が、学園一の人気者の部裸と、最高の下着を求める物語である。