仮面ライダーロア   作:瀝青

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第17話 満ち潮、昇る陽

 コンコン。

 硬質の物体を叩く音によって、深冬の眠りは掻き消された。眠気に抵抗しながら起床。

 時刻は五時。空はまだ赤い。

 音の源、窓、そして窓の向こう、ヴェランダに見知った顔。

「ふぁ……ぁ……ルイーザ……」

 客人、ルイーザは朝焼けに照らされ、純白の肌は血を浴びたよう。

「開けていただけますか?」

 硝子越しのくぐもった声。

「ん……今行くよぉー……」

 よろめきつつベッドから降り、突然の奇妙な来客に対して特に迷いもなく窓を開けた。深冬はルイーザと直接対面。

「どーぞ……」

「ありがとうございます。では……」

 律儀にショートブーツを脱ぎ、しっかりと揃えてから部屋にあがる。ルイーザの脚は黒いタイツに包まれていた。長いスカートから出ている足首から下。

「お邪魔しますね」

 丁寧に窓も閉め、室内をじっくりと見渡す彼女。

「これまで友達を家にあげたことあったかな……? もしかしたらルイーザがはじめてかも!」

「だとすれば光栄ですね」

 ルイーザは笑みを浮かべる。それは(かげ)のあるものではなく——。

「……ああ、本題を忘れてしまうところでした。こちらをお渡ししたいと思いまして」

 深冬に差し出された四つの物体。

 見慣れたベイラディスクと二枚の新たなテイルディスク。

 黒で烏と《Morgan》の文字が刻まれた、深紅のモーガンディスク。

 黒で烏に似た竜と《Fernyiges》の文字が刻まれた、葡萄色のフェルニジェスディスク。

 そして何より目立つゼノサイドライバー。

「え、えっと……嬉しいけどこれ私が使っても大丈夫かな? あのー……変身したら灰になったり、使いすぎると人じゃなくなったり、とか」

 受け取ったゼノサイドライバーを色々な角度から観察したり、弄ったりしながら問う。

「大丈夫ですよ。アナタのようなお方であれば、扱いに困ることはありませんから」

 優しく言い聞かせる。

「一言で説明するのであれば、ゼノサイドライバーはテイルディスクに刻まれた物語と仮面ライダーそのものに新たな解釈を与え、それを成立させる機構です。アナタの心なら、きっと容易い事ですよ」

 

 

 

 

 

 

 街に溢れる人々を観察する者はフォーマラウタ。

「見るからに駄作ばかりィ……ルイーザの判断は至極当然ですよねェ、ほんとに」

 "脚本"の確認にでも行こうと広場のベンチから立ち上がる彼女。少し離れた向かい側のベンチに鮮やかな髪の、明瞭な悲愴感を顔に浮かべた女性が見えた。

「ごきげんよう!」

 駆け寄って挨拶した。彼女は怯えてびくりと身体を強張(こわば)らせる。

 同時に口のあたりから硬いものを砕く音。どうやら飴を舐めていたようだ。

「いえ、『はじめまして』ですねェ! 小生の名はフォーマラウタ、ダゴン・ゼネラドです。今回はこの舞台で『仮面ライダーロア』の制作に携わることとなりましたァ!」

「あなたが、ですか……」

 

 もし、ルイーザさまや、セイズさまの、ようなお方、だったら——。

 

 フォーマラウタは彼女に手を差し出す。

 彼女は——幻月(ゲンゲツ)は目を合わせず応答。

「あ……はい、こちら、こそ……」

 満面の笑みでフォーマラウタは強引に幻月の手を掴み、力強く握手。

「フフフフッ」

「ひっ」

 手を解放すると躊躇なく幻月の隣に腰掛ける。幻月は彼女から距離を取るように座る位置をずらした。

「一通り、これまでの『仮面ライダーロア』についてはルイーザから伺いましたがァ……」

「は、はい……」

「幻月、心優しき我等の同族! 小生、あなた様の望む物語も大好きですッ!」

 濁っているが、真っ直ぐな瞳。

 驚きで幻月はそれを見返す。

「小生は優れた物語ならば、如何なるものであろうと輝きを灯したいと冀望しているのですッ……!」

「え、ええ……?」

 どう反応するべきか分からず不安定な視線を巡らせる幻月に畳み掛ける。

「ですから小生はあなた様の愛読者であり篤志家。ルイーザの愛読者であり篤志家。メルヴィレアの愛読者であり篤志家。遼也の愛読者であり篤志家なのですよォ」

 危うさを感じつつも、一先ず耳を傾ける。

「あ、ちなみにメルヴィレアは小生と共にこの舞台に降り立った同胞ですよォ。深冬からフーアドライバーを強奪してベイラに変身するようなお方なのであなた様とは相性が悪いでしょうけれどねェ」

「そう、ですか……そ、その、フォーマラウタさまは、本当に、拙に、拙にも、協力、して、くれるのですか……?」

 恐れながらも、一応は味方であるらしいフォーマラウタに尋ねた。

「勿論ですともッ! という訳でルイーザの妨げにならぬ程度の情報を。あなた様はあまり『ロア』という物語の姿をご存じないようですから」

 語り始めるフォーマラウタ。

「まず遼也にロアドライバー、フーアドライバー、そしてテイルディスクを授けたのはルイーザ、彼女です。あなた様も知るプロトロアなるローブを纏った者として、ね。彼女の人間としての姿は変幻自在ですから」

 幻月に緊張が走った。

「次に、ロアドライバーは遼也による使用を想定した作品であるようです。二〇一二年の完成直後には幼い遼也へと渡されず、十一年間プロトロアドライバー共々オーディションではなく敵役の調達に役立っていたそうですが。フーアドライバーに関しては謎だらけですけど」

 集中して話を聞いていた幻月は暫し黙り込み、その後にこう尋ねる。

「そ、その……なぜ、遼也さまが、ロアに……?」

「……フフフッ、小生からは言わないことにしましょうかァ」

 間を置いて、悪戯っぽく笑いながら。

「ロアドライバーとプロトロアドライバーは醜悪な物語を生み出す大根役者に猛毒を与え、悲惨な結末を下す——あなた様は古き蛇の毒牙にかからぬよう……あ、これ激励ですからねェ? それではまたッ!」

 矢鱈と整った姿勢で走り去るフォーマラウタに、幻月は掛けるべき台詞を見つけられない。

 

 確かな事としては、彼女の表情に張り付く鬱屈とした雰囲気は減っていた。

 

 唐突にフォーマラウタが幻月の方へ駆けて戻る。

「先程言ったメルヴィレアは近くの彁堂(せいどう)書店にいるそうですよォ? 会いに行っては?」

 

 

 

 

 

 

 その大型書店にて遼也のスマートフォンに通知。「ルイーザからゼノサイドライバーとディスクもらった!!」という文言と共に現物の画像。

 彼は目を見張り、そして堪え切れず小さく笑った。

「何笑ってるのよ」

 低めの女性の声。

 顔を上げると面前にメルヴィレア。遼也より少し高い目線が見下ろしていた。

「君こそ何だ」

 真顔に切り替える。

「ゼネラド狩りよ。ついでに人間共が嘘で創った物語でも見ようと思って」

 右手に複数枚のテイルディスク、左手に単行本の『白鯨』——アメリカの作家ハーマン・メルヴィルによる小説——を掲げて答える。

「ルイーザはこの小説家からわたしに名前をつけたと言っていたから手に取ってみたけれど。どうしてこの小説、鯨の語源から始まるのかしら」

「その小説はきっと君が思う以上に難解だ」

 忠告するような、嘲笑するような調子で彼は言う。

 対してメルヴィレアは序盤の頁を確認する。時間にして数十分もの間読み耽っていたが、それだけ経った後に本を閉じて近くの棚に置く。

「こんなことしてる場合じゃないわね」

 遼也はその台詞を聞いた直後、腹に重い衝撃を味わった。背が本棚に打ち付けられる感覚も続けて受け取った。

「が……ッ!?」

《Fuath Driver!》

《Beira》

「変・身」

 メルヴィレアは帽子を取って前髪をかき上げながら首を解すように回し、苦しむ遼也に視線を刺しながら合言葉を放つ。

 隠れて見えにくかったアイヴォリーの瞳が露に。

《Now Loading……Transform!》

《KAMEN RIDER BEIRA》

《Tales from phantasmagoric water create destiny.》

 現れたベイラの槌が彼の頭蓋骨を砕かんと迫る。這いずってでも逃れようとする遼也と武器を振り下ろすベイラの間に突如一人の怪人が立ち、刃で槌を弾く。

「は?」

 予想外の出来事にメルヴィレアは驚きと怒りが混ざった声を。

 それは床から飛び出したバクナワ・ゼネラド。

「だ、大丈夫ですか、遼也、さま……?」

「……ああ。俺が主人公だからな」

 飽く迄も不敵な彼。

「あなたが幻月? 邪魔するなら消えてほしいのだけれど」

 それを聞いたバクナワ・ゼネラドが僅かに俯く様を遼也は確かに目撃した。

 遼也とバクナワ・ゼネラドが原因でベイラの怒りは募る一方。

 何時のように人の気配が消えた書店での戦闘に、緊迫した空気を破壊しながら更に乱入する者があった。

「着いたぁ……って遼也大丈夫!?」

 奥の階段から姿を見せたのは深冬。

 メルヴィレアの注意が完全に本に向いている間に深冬への連絡を済ませる、という遼也の判断は賢明だった。

「問題ない、新しい変身を見せてやれ!」

 バクナワ・ゼネラドがベイラを阻む隣で彼は体勢を立て直し、力強く呼び掛ける。

「うん!」

《XenociDriver!》

 深冬は返事、セイズとスルクが行っていた変身の手段に沿う。

 左側にベイラディスク。

 右側にフェルニジェスディスク。

《Base: Beira》《Addition: Fernyiges》

 荒れ狂う波濤に、ヴィジュアル系ロックバンドの作風を感じさせる旋律が重なった音楽が流れる。

「変身っ!」

 右手を高く掲げて発する二文字熟語。

《Now Invading……Deform!》

 発生した鉛色の霧が液体となり、深冬に纏わり付く。彼女の姿は鉛色だけのベイラとなるが、一瞬で別の形と色に変異してゆく。

《Fernyiges in BEIRA the MASKED RIDER》

《Fade out.》

「仮面ライダーベイラ、また開幕だよっ!」

 深冬による仮面ライダーベイラの再臨。

 

 仮面ライダーベイラ、フェルニジェスフォーム。

 フーアドライバーで変身するベイラに大幅な改造を施したような外見。

 装甲は左右非対称、大部分が黒。アンダースーツは錫色(すずいろ)

 左腕と左肩の装甲は黒色と葡萄色で、烏の翼と蛇の鱗を思わせる鋭い形状。

 複眼はフーアドライバーで変身するベイラと同様の形状。しかし色は葡萄色。

 竜の頭を模した、黒い更なる仮面が複眼の部分を覆っている。その仮面に刻まれた、横長の細い切れ込みから複眼の葡萄色が覗く。

 形状をそのまま引き継いだ、王冠の如き五本の角と背の翼は黒に。

 角の根本である額には縦長で、葡萄色となった菱形の第三の目(Oシグナル)

 口部(クラッシャー)はゼネラド、オフォイス、アナンシと同様、銀の人間の歯。不敵で無邪気な笑みを浮かべているようにも見える。

 長い前垂れと腰から脚にかけて伸びるコートの裾のような前開きの布は黒く、朽ちたような襤褸(らんる)に。

 手にした武器は至点の槌——黒いソルスティスセプター。

 

《Lore Driver!》

《Crom Cruach》《Kernunnos》

「変身!」

《Now Loading……Transform!》

《KAMEN RIDER LORE》

《Cromnunnos Form》

《To the opening.》

 遼也も追随して素早く変身。

 ロア。ベイラ(深冬)。バクナワ・ゼネラド。三人の敵がベイラ(メルヴィレア)を包囲。

 

「ルイーザ、余計なことを……! ああもう! 同じ名前のライダーが二人いるのは癪ね……! いいわ、それならわたしにも考えがあるから」

「きゃっ!?」

 ベイラ(メルヴィレア)はバクナワ・ゼネラドをソルスティスセプターの装飾で突き、それを放るとディスクホルダーから一枚のテイルディスクを取り出す。

《Balor》

 フーアドライバーからベイラディスクを抜き取り、バロールディスクを装填。

「何を……!」

 ベイラ(メルヴィレア)の行動を率先して食い止めようと切り掛かるロア、彼に続くベイラ(深冬)、バクナワ・ゼネラドに骨の海獣を作り出し対処。

「ついでにこれも試そうかしら」

 空中に手を翳すと黒い水が固体となり、一つの機械が形成された。フーアドライバーに比べ薄型で、口を開き左を向いた黒い鯨の骨格のような意匠だった。

 彼女はそれを掴むと、自らが装備したフーアドライバーの前面を覆うように装着する。

《Perperce……ppptionn!》

《Tttte……hooo……m Dddrivver!》

 明らかに不具合を起こしたような音声が鳴り響く。

 白で大口を開けた鮫と《Charybdis》の文字が刻まれた、青緑のカリュブディスディスクを黒い機械の左側に装填。

《Charrybbbdddis》

 彼女が機械の鯨の頭を模した部分を左に動作させると鯨の口が閉じ、カリュブディスディスクが遮られ見えなくなる。

「変・身」

《Now Bbbblasphemming……》

 メルヴィレアが変身したベイラの姿形が変容してゆく。

 更に黒い水が周囲の空中に湧くが、謎の機械がフーアドライバーから自動的に外れ床に落ち水は消失。同時に音声が普段通りの流暢に英語を発音する男性のものに戻った。

《Now Loading……Transform!》

《KAMEN RIDER BALOR》

《Tales from phantasmagoric water create destiny.》

「ん……」

 メルヴィレアは満足のゆかぬ様子だったが、彼女の目論見はある程度当たったようだ。

 つまり、彼女は新たな仮面ライダーへと変身を遂げた。

 

 ベイラとアンダースーツは共通で、紺色。

 装甲は色も形もベイラとは異なり、紺青で厳めしい。

 額に第三の目(Oシグナル)が備わっていない代わりに、コバルトブルーの単眼が仮面に鎮座している。

 銀色の口部(クラッシャー)は魚の鰓を思わせる。

 頭部に五本の角が王冠の如く立っているが、禍々しく歪み、牛や山羊の角に似る。

 左手には身の丈程の柄を備えた、片口で角張った槌——ディスチャージフォージャー。丁度釘抜き付きの巨大なハンマーといった外見だが、釘抜きに相当する部分は山羊の角に似た形状だった。

 名を仮面ライダーバロール。

 

 丁度、三人が海獣の討伐を終えた。ロアは正確に斬撃を、ベイラは槌による打撃を、バクナワ・ゼネラドは相手を翻弄しつつ斬撃を与えて。

 バロールを前に彼等は並び立つ。

「主人公の座は譲らないからな? 尤も、君に務まる役目だとは思えないが」

「あとフーアドライバー返してもらうよ!」

「え、ええっと……お、落ち着いてください、メルヴィレア、さま……」

「そう……まとめて相手してあげる」

 煩わしい三人の台詞に、静かな憤怒を滾らせ臨戦。

 四者はそれぞれの武器を構え、目標目掛けて攻撃を開始。

 本棚と本棚と間を縫うようにして、複雑な立ち回りで戦闘が進行。

 バクナワ・ゼネラドは空中を泳ぎ、タイダルカンピランがバロールの腕を掠める。

 しかしバロールの単眼から発射された一条の光線が、バクナワ・ゼネラドを撃墜。

「ああっ!?」

 咄嗟に床に潜り難を逃れるバクナワ・ゼネラド。

 

 バロール——強大な力を誇る魔眼を持つケルト神話の悪しき太陽神にして、海底若しくは地下より来たる巨人の種族であるフォモール族の王。

 鍛治や雷を司る神、ゴブニュと同一視される。あの武器は彼に由来するものだろうか。

 神話に於いてバロールは眼を貫かれ戦死した。ならばそれに倣って——。

 

 ロアはそう判断して駆け出し、バロールの仮面を狙ってすれ違い様に刃で斬撃の軌道を描く。

「魂胆はわかってるわよ」

「おっと……」

 刃はバロールの腕で阻まれるが、もう片方の手に持った刃でアンダースーツに傷を刻んだ。

 バロールはディスチャージフォージャーを片手で扱い反撃。ロアが後退り。

「フッ、ベイラディスクよりはマシね」

 自身が変身したライダーの性能を検証し、機嫌を直した彼女にベイラが迫る。

 ベイラは至点の槌を床に突き立て一時的に手放すと、一直線にバロールへと進撃したのだ。

「はあああっ!」

 気合いを十二分に込めて殴りつける。

 予想以上の衝撃にバロールは狼狽、咄嗟に帯電した槌で反撃。ベイラの正面、葡萄色の氷が壁となり防御。

 壁を容易に粉砕しベイラを巻き込もうとするが、呆気なく受け止められ黒い粒子を纏った脚の俊敏かつ強烈な蹴りを諸に喰らう。

 

 ヴリトラダハーカフォームと——それにルイーザと同じじゃない……!?

 

 フェルニジェス——フェルニゲシュはハンガリーの民話に登場する竜王であり、烏とも関連付けられる。他の西洋の物語に在る多数の竜と変わらず、主人公の障害となる者。

 蛇をはじめとした爬虫類に起源を持つ竜は神話に於ける蛇と同様、強力な存在として描かれる。今のベイラがこのように力を発揮する事ができるのも自然な事だ。

 

 慌てて別の本棚の方へ移動しつつ一体の海獣を生成。

 が、直後に背後の床からバクナワ・ゼネラドが斬りつける。

《Orc》《Scolopendra》

《Now Loading……Transform!》

《Orcpendra Form》

《To the next chapter.》

 本棚の陰からロア、オークペンドラフォームに備わる蟲の脚が海獣の守りを突破しバロールを突く。

「く……ッ、不利な状況ね……」

 ディスチャージフォージャーで床を叩き、雷を打ち三人の視界を撹乱し、海獣に乗って逃走。

 

「お、終わり、ましたか……」

 安心したバクナワ・ゼネラドは床をすり抜けて立ち去った。

 それに気付いていない二人が残された。

「……折角だ、これから本でも見て行こう。君が読んできた本と興味のある本も知りたい」

 意外にも被害を受けていない店内を見て彼が提案。

「うんうん! 私も遼也のも知りたいし! すごく難しい本読んでそうだけど……」

深冬も乗り気だ。

「幻月も——あれ? いない?」

「まあ、これは二人だけの方が集中できるだろう」

「それもそっか! じゃ行こ!」

 

 今回のこれもデート、というものなのだろうか。

 

 そう思いながら深冬に絵本が置かれている棚の方へと手を引かれる。




ベイラの強化はクローズチャージ方式になりました。別のベルトを使った強化は他にもやってみたいですね。

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