クソニブ神父とメスガキ敬語シスター   作:悲しいなぁ@silvie

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初投稿です!!


第一章︰メスガキ敬語シスター
悲報︰ワイ将職場の同僚にクッソ嫌われてる


1:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

スマン!誰でもええから相談に乗ってくれ!!

 

2:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

おっ、どうしたどうした?

 

3:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

今日も迷える子羊がまた一人この肥溜めに飛び込んできたんやなぁ…

 

4:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

肥溜め扱いは草

 

5:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>4まぁ転生して特典やらなんやらまで貰っといて昼間っから掲示板覗いとるような奴らの集まりやし…

 

6:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

で?イッチは何困っとるんや?それを話して貰わんと相談もクソも無いで?

 

7:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

おお!駄目元やったけど結構人居るんやな!事情がちょいややこしいから纏めて書き込むわ!

ちょっと待っててクレメンス!!

 

8:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

せやなぁ、こんな真っ昼間や言うのに…ホンマに何人居るんやろなぁ…

 

9:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

世界を救い終わり後進育成中のワイ高みの見物

 

10:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

うーん、イッチの悩みがハーレム系統やったら相談乗ったれるんやけどなぁ…

 

11:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

別に世界とか救えてへんけど相談乗るで〜

 

12:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>11まぁ実際転生者やからって勇者やらに確定で成れるもんとちゃうしな…

 

13:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>10ハーレムに自信ニキ!?ハーレムに自信ニキじゃないか!!

 

14:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>10テメェこんなとこに居やがったのかぶっ○してやる!!

 

15:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>14ちゃんとハーレムニキに親殺ニキも居て安心した

 

16:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>12ん〜?ワイは一応勇者やっとるで?

でも困っとる奴の手助けの為に勇者やっとるんやからイッチの相談にも乗れたらええなぁと思てな

 

17:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>16聖人か?

 

18:ワイ将

意外と人も居るし解りやすいように変えといたで!

まず、困っとる事なんやが、簡単に言うと一緒の職場で働いとる子に滅茶苦茶嫌われとるんや…

事ある毎に頼り無いとかミジンコとか微生物以下とか色々言われて…このままやとワイのガラスハートが砕けてまうんや!なんとかしてクレメンス…

 

19:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>17転生してるぐらいだから聖人なのは当たり前なんだよなぁ…

 

20:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>18思ったより厄介そうやなソレ

 

21:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>18そりゃこんな真っ昼間から掲示板覗いとるな○J民なんぞ微生物以下やろ。

 

22:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>18イッチ、そんなに罵倒されるような事したんか?

もうちょい詳しく言わんとわからんで。

 

23:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>19あっおい待てぃ(江戸っ子)転生者の中には神やら女神のオキニとか抽選で選ばれたりとかもあるから一概にそうとも言えへんで

 

24:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>18うーん、その同僚が女の子とかやったら相談乗れるんやけどなぁ…

 

25:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>24なんだかんだ言っても毎回滅茶苦茶協力的なのは流石ハーレムニキやな

 

26:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>24ハーレムはやっぱ気配り上手で困っとる奴に手を差し伸べられる奴が作るんやなぁって

 

27:ワイ将

>>20せやねん…速く解決しやんとワイの精神がもたんねん…

>>21やめーや…そんな正論なんぞ聞きとうない…

>>22せやな!もうちょい詳しく書いてくで!

>>24おお!せやねん、女の子やねん!なんとか相談に乗ってくれ!!

 

28:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>27は??

 

29:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>27はい、解散

 

30:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>27女の子の同僚に罵倒されるとかただのご褒美だろうがよォ!!

 

31:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

以下このスレはソーラン節スレになります。

 

32:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

ソイヤッ!!

 

33:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

ハァーッ!どっこいしょー、どっこいしょー!!

 

34:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>30TDNはご褒美だった…?

 

35:ワイ将

なっ、何や!?みんな急にどうしたんや!!

 

36:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

テメェ、覚えたからな…ハーレム野郎もテメェもいつか絶対にブチ○してやる…

 

37:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

親殺ニキからの熱いメッセージ

 

38:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

嫉妬やない

 

39:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>38これで嫉妬じゃなかったらそれはそれで怖いんだよなぁ…

 

40:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

おお!なんとか君の相談に乗れそうで嬉しいで!

 

41:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

てかイッチさぁ、女の子から罵倒されて困ってますとか…贅沢過ぎない?

 

42:ワイ将

でも、他の子等が居るときとかは丁寧語で接してきたりすんのに二人になった瞬間煽ったりしてくるんや…

アイツ絶対に性格悪いで!

 

43:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>42悪いのはお前の頭じゃい!!

 

44:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>42普段は誰に対しても丁寧語な女の子が二人きりの時には生意気な口調でザコザコ言ってくる…コレなんてエロゲ?

 

45:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>42イッチ…大変そうやしワイと替わらへんか?いや、替われ。

 

46:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

盛り上がって参りました!!

 

47:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

イッチ…ワイに任せてくれんか?

その子の心情、ワイに一つ心当たりがあるで!!

 

48:ワイ将

>>47ほっ、ホンマかハーレムニキ!!

 

49:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>48ハーレムニキどころか誰でもわかるんだよなぁ…

 

50:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

好きな子には意地悪したくなるもんね。

 

51:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

コ○ス…やはりお前達は生きていてはいけない生き物だ…

 

52:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

親コロニキが…壊れちゃったぁ。

 

53:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

可哀想に…一気に許容量以上のリア充成分をブチ込まれたから…

 

54:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

ズバリ…その女の子はイッチにホの字なんや!!

 

55:ワイ将

………??

いや、そんな訳無いで?

ワイ多分普通に嫌われとるし。

 

56:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

………??

逆にこんだけ状況証拠揃とるのになんでそんな考えに至るんや?

 

57:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

もうあかんわ…こんなハゲ放っといて皆でソーランしよや。

 

58:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

また髪の話してる……

 

59:ワイ将

ハゲちゃうわ!!てか、アイツに限ってワイに惚れとるとか絶ッッッ対に有り得へん!

もしワイに惚れとったらなんでもしたるわ!!

 

60:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

ん?

 

61:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

今…

 

62:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

何でもするって…

 

63:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

言ったよなぁ!!

 

64:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

○ね

 

65:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

直球過ぎて草w

 

66:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

まーた勝ち目の無い勝負に挑もうとしてる。

 

67︰ハーレム

イッチ…その子にさり気なくボディタッチとか多目にしたり、二人の時にとにかく褒めたりしてみ。

髪型とか外見的な事と性格とか仕草とかの内面的な事を両方褒めるとええで。

 

68:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

ハーレムニキが落とさせようとしてる…

 

69:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

イッチ、結婚式には呼んでな!

 

70:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

呼ばれても行けないんですがソレは…

 

71:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

異世界へ行くぐらい余裕余裕。

 

72:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

世界移動とか普通に脅威度(クラス)3の超高度魔法何だよなぁ…

 

73:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

それでもこの掲示板なら何人かはできそう…

 

74:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

ワイは出来るで!ちな一度やると魔力切れで一月は無能になる。

 

75:ハーレムスレイヤー

出来るから○すね。

 

76:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>75ヒェッ…

 

77:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

>>75その後イッチを見た者は誰も…

 

78:ワイ将

勝手に○すなや!!

ええで!なんやお前等が勘違いしとるから今からやってきたるわ!!

アイツを褒めたらええんやろ!?

 

79:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

何この…何??

 

80:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

この感情になんて名前をつければ良いんだろう…

 

81:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

嫉妬?

 

82:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

殺意…かな。

 

83:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

新たな親コロニキの誕生である。

 

84:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

お幸せにな…イッチ。

 

85:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

………これで普通にキモがられたらお通夜やけどな。

 

86:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

……そんときは皆でイッチを慰めよ。

 

87:ハーレム

イッチ…ワイも世界移動出来るから無事に行ったらWデートしよな。

 

88:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

ハーレムニキと親コロニキって実はかなり優秀なのでは…?

 

89:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

二人ともさらっと脅威度3の大魔術使える時点で化け物やぞ

 

90:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

あれ…?脅威度3って賢者の中でも極一部しか使えなく無かった??

 

91:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

ハーレムニキは確か賢者だったはず…親コロニキ?確か戦士職やけど?

 

92:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

親コロニキしゅごい…

 

93:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

二人共魔王討伐者やし順当。

 

94:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

ファッ!?あの二人って魔王討伐してるんか!!?

 

95:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

まぁ…二人共二つ名持ち(コードホルダー)やしな。

 

……

………

 

「はぁ……本当に彼女を褒める…?

気が進まないな、セクハラとか言われたらどうしようか…」

 

意識を掲示板から現実に切り替えると同時にどうしても溜息が出てしまう。

彼女…この孤児院、エインカレムで共に子供達の世話をする同僚を思い浮かべながら頭を抱える。

別に、彼女に褒める所が無いとかではない。

むしろ褒める所しか無いと言っていいだろう。

子供達に接する時の優しく柔らかな態度や声。

毎日の激務でも一切崩れない身だしなみ。

この世界では珍しい長く美しい黒髪。

整った…否、整い過ぎている顔。

正直言ってなんでこんな所で孤児院を一緒に手伝ってくれているのか謎なぐらいには非の打ち所がない完璧超人だ。

だからこそ…

 

「下手なことを言ってセクハラだと辞められたらどうしようか…」

 

そう、そうなのだ。

正直言って孤児院の経営は激務だ。

ウチの孤児院は小規模な為、子供達の人数は十数人程だがそれでも朝から晩まで休みなど無いしその上国に提出する書類などの仕事も合わせると睡眠時間を確保する方が困難となる。

だから…もし彼女に辞められてしまうと自分一人では到底此処を続ける事が出来なくなってしまう。

かと言って新しい職員を雇おうにも国からの支援金も少なく、お給金もまともに出せないウチでは……

というか、彼女は激務で薄給な上にクソど田舎なこの孤児院に本当になんで居るんだろうか…?

ううむ、と執務用の椅子に凭れ頭をひねっていると…

 

「神父さま…頭痛いの?」

 

と、我が孤児院の子供達の一人であるメアリーが私の顔を見上げながら心配そうに声を掛けてくれた。

 

「ありがとうメアリー、私は大丈夫だよ。

ほら、もうすぐお茶の時間だ…行っておいで。」

 

メアリーは金色の髪を弄りながら不安そうに見つめていたが私の笑顔を見てか、それともお茶の時間と聞いてか向こうの方へ駆けて行った。

 

「ふむ、子供達を不安にさせてしまうとは…保護者失格だ。

下らない事をうだうだと考えず、さっさと済ませて…」

「下らない事…?一体何を考えてらしたんですか?

神父サマ?」

 

ビクッと全身が跳ねる。

声の方を見ると件の彼女…修道女のような格好の女性がそこに立っていた。

 

「あー…ええと、ライザ君は本当に良くやってくれているから私も頑張らないとなぁーという…」

「あら…本当に下らないですね。

神父サマと私では生命としての格が違うのですからどれだけ足掻こうが頑張ろうが比べるのも烏滸がましいというのに…

とっても滑稽ですね。」

 

彼女はクスクスと嫌な笑みを浮かべながら笑う。

これだよ…やっぱ好きな訳ねぇって。

普通に罵倒だもん、ツンデレとかじゃないよコレ…

 

「あーっと、もうすぐお茶の時間だね…

今日は私が用意しようかな?ライザ君に頼ってばかりだし…」

「もう準備も終わって子供達は食べ始めていますよ。

本当に行動も思考もワンテンポ遅いですね、野生動物ならとっくに捕食されてますよザコ神父サマ?」

 

………胃が痛ぇ。

ガラスハートがミシミシ言ってるよ…

なんでそんな酷いこと言うの??

 

「あー…ごめんねライザ君。また君に任せてしまって。」

「構いませんよ。クソ雑魚神父サマと私では仕事のスピードが違うのですからしょうがない事です。

まぁ、ミジンコ神父サマと私では格どころか核が違うという事ですね。」

 

………え?今からこの子褒めるの?

なんで?今褒めたら私がドMみたいにならないか?

…まぁ、一度言った事を曲げるのは男として駄目か。

 

「本当に…いつもありがとうライザ君。

こんな辺鄙な所にある孤児院なんてライザ君が一緒に手伝ってくれなければ直ぐにたちいかなくなってしまうだろう…

私にはこんな軽い言葉でしか伝えられないが、それでもいつも感謝しているよ。本当にありがとう。」

「……別に構いませんよ。子供は好きですから。

まぁ、神父サマのザコ顔を毎日見なければならないのはマイナスポイントですけど。」

 

私的にはその暴言がマイナスポイントですけどね…

ええと…あと外見を褒めるんだっけ?

 

「ザコ顔ですか…まぁ、ライザ君からすれば誰だってそうでしょうね。

こんな孤児院にさえ居なければ一国の姫と言われても違和感なく信じられますよ。」

「…………そうですか。」

 

や…やばい、下を向いて肩を震わせている……

流石に調子に乗りすぎてしまったか?

こ、このままではセクハラだと辞められ……

ガシャンという音で思考が途切れる。

ガラスの割れる音。子供達がはしゃいで割ってしまったか?

その考えは直後に響いた悲鳴と耳障りなガナリ声に否定される。

 

「動くなよ!テメェら全員ぶっ殺しても良いんだぜ?」

 

その声の主はイノシシのような上半身に蟻のような下半身をした化け物…わかりやすく言うところの魔物であった。

魔物、魔素と呼ばれるこの異世界特有の概念から産み出される怪物で個体差はあれど概ね人類に対して敵対的な化け物。

その多くが人など軽く縊り殺せる程の膂力に魔術を扱う知能まで備えている為討伐には少なくとも熟練の戦士が10人は必要だという。

そして…厄介な事に、この魔物共は()()()()()

中でも子供の肉が好物らしい。本当に厄介な事にだ。

 

「ゲゲゲ!こんな山ん中に良い餌場が有るとはなぁ!

ツイてるぜぇ!俺達はよォ!!

おいクソ人間!テメェは喰わねぇでやるから毎週一人ガキを用意しなぁ!

ガキを用意出来なかったり、俺様を倒そうなんて考えれば直ぐに殺すぜぇ?」

 

本当に…反吐が出る。

コイツ等は賢い。

知能がある。

ここで本能のままに喰い散らかすのではなく、この場所が孤児院だと理解した上で私に餌場としてこの場所を提供しろと脅しをかける程度には考えている。

だからこそ…反吐が出る!!

私は椅子から立ち上がり魔物の方へ足早に近付く。

 

「私を殺すだと…?

私に貴様の妄想を手伝えだと…?」

「何だぁクソ人間、誰が近付いて良いって言ったぁ!」

「この私の前で!!あの子達を喰うだとぉ!!」

 

ミシリ、と私の右拳が魔物の腹に突き刺さる。

 

「ウッ!?ゲ、ゲェェ!!?」

 

魔物の口から黄色とも赤とも言えぬ薄汚い液体が溢れる。

構わず、殴り続ける。

 

「あの子達に危害を加えるならば、貴様は此処で死ぬしかないな…」

「てっ、テメェ!その格好、神父じゃねぇのかよ!?

魔物だろうが殺しなんざ…」

「残念だったな、コレは飾りだよ。

偶々此処が元々教会で、偶々服の持ち合わせが無かった私が神父服を着ているに過ぎない。

私は神など信じて居ない…無神論者でな!」

 

一際強く撃った拳が遂に魔物の腹を撃ち抜いた。

緑色の汚らしい体液を撒き散らしながら魔物は崩れ落ちる。

 

「私の目が黒いうちはこの孤児院に貴様らが入り込む余地なぞ無い。」

 

さて、このゴミをどう片付けようか…

ん、待て…コイツ、さっきなんと言った?

俺…達だと?

……っ!!不味い!子供達が!

 

「本当に、遅いんですから…」

 

私が血相を変えて走って行くとそこには彼女と子供達…そしてグズグズに融けた汚い水溜りがあった。

子供達は…良かった、誰も怪我はしていない…

 

「はぁー…良かった…」

「良くありませんよ神父様。

もう少しでこの子達が危なかったんですからね?」

 

と、彼女は怒ったように言うが子供達の目があってかいつもの煽り口調ではない。

……二人になるとまた酷いこといわれるんだろうか?

……言われるんだろうなぁ。

まぁ、しかし今回は私が完璧に悪い。

魔物が捕食対象である子供達を置いて私達の前に来るわけが無いし、そもそもあの魔物は最初に俺達と言っていた…完璧に頭に血が昇った私のミスだ。

彼女が居なければもう一匹の魔物に子供達が殺されていたかもしれない…

 

「本当に…ありがとう、ライザ君!」

 

感極まって抱き締めてしまった。

まぁ、ボディタッチ多めにとも言われていたし良いだろう。

あっ…でもさっきやばかった……

 

「シシシっ!!?神、神父サ、サ、サマサマッ!??

やっ、やめて下さい!!」

 

と、突き飛ばされてしまった。

彼女は顔を赤くして息まで上がっている。

つまり、ガチギレだ。

………やっぱり、好きな訳ねぇって。




スライスニキ!誤字報告ありがとナス!!

これにてメスガキ敬語シスターとのお話は終わりですが…

  • まだおわらんよ!(ガルガとロミィ編)
  • イイハナシダッタナー(終わり)
  • それよりハーレムネキカワイイ
  • メスガキ敬語シスターとは一体…うごごご
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