マッチョトレーナーがこの先生きのこるには《完結》   作:とらんらん

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不惜身命(ふしゃくしんみょう):自身の身を顧みないで物事に当たる事。


幕間11 0話 不惜身命 武藤真・オリジン

 ごそごそと身体を触られている不快感で目が覚める。飛び込んできたのは、知らない天井だった。

 

「あー……?」

「? ――! 武藤さん、気づきましたか!?」

 

 頭がぼんやりしているせいか状況が飲み込めずにいると、白衣姿の男が慌てたような声を上げた。格好から判断するに、医者だろう。そう思い至った所でようやく自分がベッドに寝かされている事に気付く。周りを見渡せば窓以外は全部カーテンで覆われていて、ここが大部屋の病室だってことが分かる。

 

「名前は分かりますか?」

「武藤真」

「職業は?」

「プロレスラー」

「怪我をする直前――、いえ、とりあえず記憶力に異常はないようですね」

 

 医者の質問に答えながら自分の身体を確認すると、手足は当然として胴体にも包帯が巻かれていて、まるで典型的なミイラ男の様相だ。

 

「身体の痛みはどうですか?」

「そこら中痛いな。あとちょっと気持ち悪い」

「地面が土だったとはいえ5階から転落したのですから当然です。では何かぼんやりとする感覚はありますか?」

「寝起きでちと頭が回ってない程度だな」

「むしろその程度で済んでいるんですか……。一時は本当に危険だったんですよ。24時間程度で意識を取り戻す事といい、プロレスラーのタフネスとはすごいものですね」

 

 そんな問診のような、どうでも駄弁りのような会話をしていると、ふと窓の外に意識が行った。そこから見える空は雲一つない青空で――

 

 それを見た瞬間、靄が掛かっていた意識が覚醒し、同時に血の気が引いた。

 

「おい、あの嬢ちゃんはどうなった!?」

「お、落ち着いてください! 彼女は無事です!」

「――ふざけてんのか!」

 

 怒声を上げながら動く右手で医者の胸倉を掴み上げる。

 ああ、医者の言う通り落っこちた直後は確かに無事だったろうよ! 碌に身体が動かない上に半分くらい意識が落ちてはいたが、嬢ちゃんが身体を起こしたのは見えてた!

 だがな! あの後嬢ちゃんは悲鳴を上げて泣きながら――

 

「っ――クソが!」

 

 意識が落ちる前の最後に観た光景を思い出しながら医者を突き飛ばし、気力を振り絞ってベッドから飛び出す。一歩踏み出すごとに身体中が悲鳴を上げるが、そんなモノを無視して突き進む。

 

「武藤さん辞めて下さい! 貴方も大怪我しているんですよ!?」

「うるせぇ、どけ!」

「うそ! このヒト本当に怪我人なの!?」

「誰か! 誰か警備のヒトを呼んでくれ!」

 

 途中で医者やら看護師やらがわらわらと邪魔をしてくるが、それを押しのけて直感の赴くままに進む。

 ――その道中で、入院患者や見舞客の噂が嫌でも耳に入っていく。

 

「ねえ、昨日の事件知ってる?」

「知ってる。ウマ娘の子が飛び降りたんだってね。もう病院じゃその話題で持ちきりよ」

 

 俺のいた病室が5階だったから、そのまま現場になった病室を開ける。誰もいない。ブチ抜かれた窓枠もそのままだった。これもあるからまだ使用禁止らしい。

 

「え! その子無事だったの?」

「なんでも男のヒトが守ってくれてその時は無事だったらしいの」

 

 階段を下りて4階の病棟を一つ一つ確認する。外れを引いて中のヒトを驚かせちまうが、今はそれに構っている余裕はない。大怪我をしているのにこんな無茶をしているせいか、意識まで遠のきそうになっている。気を抜いたが気絶しそうだった。

 

「その時?」

「うん。その後なんだけど、守ってくれた男のヒトが死んじゃったって思ったらしくてね――」

 

 そうしているうちに、外からも聞こえる程の泣き声がする病室があった。医者たちが必死に止める声を無視して扉を開ける。

 

 

 

「――それて絶望したウマ娘の子は落ちてたガラスで自分の首を斬って後追いしちゃったんだって」

 

 

 

 そこにいたのは、夫婦と思われる中年の男女と、関係性がよくわからないスーツ姿の女。そして……ベッドで様々な機械に繋がれて眠るウマ娘の嬢ちゃんだった。

 

「え?」

「誰ですか!?」

 

 推定両親が叫ぶがそんなモノを無視して嬢ちゃんに駆け寄る。沢山のチューブに繋がれた嬢ちゃんはこれだけの騒ぎなのに起きる様子もない。その顔は何か辛いことから全部解放されたかのように安らかな表情を浮かべて……。

 ……そして嬢ちゃんの横には遺書と書かれた封筒が置かれていた。

 

「ま、待って下さい!」

 

 封筒を手に取り、中の手紙を広げる。青い顔をしたスーツ姿の女が止めようとしたようだが、力が弱くて何の邪魔にもならなかった。

 ……そこに書かれていたのは謝罪だらけだった。

 両親への謝罪。友人への謝罪。現役の時のトレーナーへの謝罪。世話になっている医者や看護師への謝罪。本当に謝ってばかり。

 だが最後だけは違った。一緒に話をしてくれて、一緒に将来の事を考えようとしてくれた名前も知らないプロレスラーには、「ありがとう」と添えられていて――

 

「ぐ……がっ……」

 

 遺書と言う名の嬢ちゃんの悲鳴を読み切った所で、不意に口から血が噴き出し、直後意識が暗転した。

 

 

 

 

 

 元学園生が自殺未遂。その情報を聴いた時、私は反射的に駆け出していました。

 あの時頭に過っていたのは、私のミスで選手生命を絶たせてしまった元担当の顔。もしかしたら彼女なのかもしれない。だから碌に情報も聴かずに、仕事すら放り投げて病院に駆け付けたんです。

 そのせいか私は当事者の顔が私の知らないウマ娘であると分かって、不謹慎ながらもホッとしてしまいました。

 

 しかしその後に事情や背景を聞き、私は余りの惨状に血の気が引きました。

 夢や競技人生どころか日常生活にすら影響を及ぼす大怪我、支えるべきだったトレーナーの逃亡、家庭の困窮……。私の時よりもずっとずっと状況は悪いものでした。

 

 そんな状況故に彼女は孤立し追い詰められたのでしょう。その末に選んだのは――自ら命を絶つことでした。

 ……それ自体は病院へ受診に来ていた方が身を挺して庇ったために、ギリギリで阻止されました。しかし代償となったのは彼女を助けようとした方。大怪我を負い瀕死の重体だったと聞きます。

 そんな彼の姿を見た彼女は……、彼への謝罪の言葉を繰り返しながら反射的に窓ガラスの破片で首を斬りました。短い間とはいえ親身になってくれた彼を巻き込み大怪我をさせてしまった事実に耐えられなかったのでしょう……。

 

 ……結果的にですが、これだけの惨状にも関わらず死者はいませんでした。

 場所が病院、それも地域でも一番大きな病院であった事が幸いしました。緊急手術により両者とも一命を取り留めましたし、男性の方は直ぐに意識を取り戻しました。

 しかし……彼女の意識は未だに戻っていません。医師からは自傷した際の傷が相当に深かったらしく、命こそ助かりましたがいつ目覚めるのかは全く分からない、と仰っていました。

 ……怪我から始まった惨劇は、誰もが不幸になって終わったのです。

 

「……URAの樫本理子さん、ねぇ」

 

 自殺未遂事件から数日後。私は彼女を身を挺して助けようとした方の元を訪ねました。身体の至る所に包帯が巻かれその姿は痛々しいモノでしたが、ベッドに体を預けている彼はそんな怪我など左程も気にした様子もありません。

 

「彼女を助けて頂き、ありがとうございました」

「……助けられちゃいないですよ。助けられてたら、今ごろあの娘と駄弁ってます」

「……」

「……あの娘が首を斬る時、手を伸ばしたのに間に合わなかったんですよ。その結果がいつ目を覚ますか分からない眠り姫だ。結果が伴わなけりゃ、何の意味もない」

 

 そう吐き捨てる彼の表情には後悔の念しかありませんでした。

 

「……URA、いやレースの世界じゃ、あんなことはよくある事だったりするんです?」

「……自殺なんてそうありません。しかし……怪我で学園を去る生徒は多いです」

「そうですか。……もしかして樫本さんも経験しましたか?」

 

 思わぬ質問にドキリとしました。

 

「……なぜそう思うのです?」

「トレーナーは行方不明な現状、関係者が来るとしたらトレセン学園の誰かのはず。それにも関わらず直接関係がないURA、それも幹部職員が飛んできた。なら飛んできた当人が何か思う所があるはず、といった所ですかね」

「……その通りです。過去に私のミスで担当に大怪我をさせ、競技人生を終わらせてしまいました」

「……イヤな事を思い出させてしまって、申し訳ないです」

「いえ……」

 

 私はいわば自業自得ですが、彼はただ巻き込まれただけの被害者。そんな彼に気を遣わせてしまうなんて申し訳なさしかありません。

 

「やっぱり怪我で引退ってのは、スポーツの世界じゃ切っても切り離せないモンですね。この国でも最高峰のトレーニング環境があってもそれは変わらないか」

「残念ながら……」

「っと、すみません、責めてるみたいな言い方になってた。俺だって業種は違いますがプロですから、そこら辺の事情は理解しているつもりです。文句を言うつもりはありませんよ」

「はい……」

「ただ……、眠ってる嬢ちゃんを見てから、どうすればよかったのかってずっと考えてるんです」

「そうですか……。……答えは出ましたか?」

「何個かは。ただどれも決定打にはなりそうにないですが」

 

 自嘲するように武藤さんが笑う。しかしそれはとても痛々しくて……、そんな姿に、自然と口が開きいていました。

 

「……私が二度とこんな事を起こさせません」

「? 樫本さんが?」

「内々にですが、今トレセン学園の指導体制への抜本的な改革のための準備を進めています。これを実行すれば彼女のようなウマ娘は二度と現れません。だから――」

 

 だから安心して下さい。もう二度と同じ過ちは繰り返しません。そう伝えたかった。

しかし――

 

「――ああ、なるほど」

 

 彼は私の言葉を遮り小さく頷きました。

 

「やっと答えが出た」

「え?」

「樫本さん――」

 

 彼は小さく笑っていたにも関わらず、私はどこか恐怖を覚えました。彼の瞳には光なんてなく、どこまでも深く暗い。

 ……この時、私は己の失敗を悟りました。

 

「ウマ娘のトレーナーってのは、どうやったらなれます?」

 

 ――私は被害者である彼を修羅の道に引きずり込んでしまったのです。

 

 

 

 

 

 ベッドの住人になってから、後悔しつつも嬢ちゃんをどうすれば助けられたのかずっと考えていた。

 もっと早く見つけられていたら。もっと素早くスタートが切れていたら。5階から落ちた程度で気絶しない程のタフネスがあれば……。

 どれも嬢ちゃんを助けられていた選択肢だ。……だがそのどれもシックリこなかった。根本的な解決になっていない。

 だからこそ樫本さんが根本的な答えをくれたのは感謝でしかない。――そもそも嬢ちゃんがあんな怪我を負った原因は身体の負担を無視した無茶なトレーニングだ。それを防げればよかっただけ。それを指導する立場であればそれは簡単に出来る。

 

 そう思い至った時、自然と俺がやるべき事が分かった。

 

 そう決めてからは勉強の日々だった。

 トレーナーと決めたが中央のトレーナーってのは最難関で有名だ。正直俺の頭はあまり良くないから、今から勉強しなきゃならなかった。

 幸い入院していて時間を持て余していたから、勉強するにはいい機会だった。それにちょくちょくと見舞いに来てくれる元はトレーナーをやっていた樫本さんに話を聴けるのもよかった。毎回カウンセリングを勧められるのは困ったけど。

 またこの時期は、病院で怪我人、特にスポーツ関連で怪我をした患者の観察をずっと続けていた。トレーナーになれたとして怪我を見逃しては意味がない。事前に兆候を見つけられれば、怪我なんぞしなくて済むからな。この観察は退院してからもずっと続けていき、いつの間にか何となくヤバそうな奴が分かるようになっていた。

 

 退院してからはPUプロレスに戻った。

 いつの間にかイップスが治ってまたプロレスへのモチベーションが戻ったし、俗っぽい面で言えば生活のためってのもあるが……、あそこは身体を鍛える環境が揃っているからだ。

 嬢ちゃんがガラス片に手を出した時、俺は碌に動けなかった。――あの時もっと強ければ止められたはず。

 だからこそ勉強と並行して鍛え続けた。

 すぐに入院で弱っていた身体は元に戻ったがまだ足りない。この程度じゃ嬢ちゃんは助けられない。だから鍛錬を続けた。

 ――そして一年後、再びリングに上がった頃、俺の身体には以前よりも圧倒的な筋肉の鎧を身に纏っていた。

 

 リングに上がりながら、トレーナー養成校に入った。

 プロレスと養成校の二足の草鞋は中々にキツかったが必死にこなした。勉強も幅が広くかつ専門的なもんだから中々苦労した。俺の鍛錬やプロレスで培った技術が、ウマ娘の身体作りの分野で思ったよりも役に立ったのは僥倖だった。

 俺とてプロの世界の人間だ。勝つために強度の高いトレーニングをしなければならない事を否定する気なんてない。だからこそトレーニングに耐えられる身体が必要であると考えている。入校前からの勉強も相まって、応急処置の技能と合わせて、身体作りの分野ではトップクラスの成績を収める事になる。

 

 そんな生活を続けている内に中央トレセンの受験資格を手に入れた俺は、早速戦いに赴いた。

 だが結果は不合格。面接とかそういうのではなく、普通に筆記で落とされた。

 ……この結果に若干凹みつつも、相変わらずヒールレスラーをしながら来年に備えて更なる勉強を続ける。

 

 受験二年目。苦手分野の勉強を重点的にしたお陰か、筆記試験ギリギリを突破。

 こうして面接試験へと歩みを進める事となったのだが――、その会場で俺は辟易する羽目になった。

 

「担当を輝かせたい」

「三冠バを育て上げたい」

「担当の望むレースで勝たせてあげたい」

「世界でも通用するウマ娘を輩出する」

 

 受験者のどいつもこいつもキラキラした未来ばかり口にしている。もちろん面接官へのアピールってのもあるんだろうが……、その光景に異様にイラついた。

 コイツ等の言葉を聴く度に、否が応にも嬢ちゃんが飛び降りる寸前に見せた、諦めたように泣いている姿が脳裏をよぎる。

 だからだろうな。

 

「質問! 君はどのようなトレーナーを目指すか?」

 

 理事長を始めとした面接官――ではなく、この場にいるウマ娘の光の面に脳を焼かれた奴らに、叩きつけていた。

 

「無事之名バ」

「ふむ? 勝利を目指さないのか?」

「まさか。勝ちを目指すのは大前提でしょう。だがレースは勝負の世界。望み通りの結果が出せるとは限らない」

「うむ。では君はどうしたい?」

「望みの通りの結果を得られなくても、アクシデントがなければ自分の心に一区切りをつけるまで走る事は出来ます。

 

だからこそ――怪我なんぞで志半ばで散るウマ娘を見たくない」

 

 

 

 ……若干暴走した面接になったが、後日送られてきた結果は――合格。

 この通知が来たその日に、俺は蝶野さんに今度こそリングから降りる事を告げた。

 

 ……俺がやろうとしている事は滅茶苦茶な事くらい、自分でも分かっている。

 言ってしまえば代替行為だ。こんな事をしても今も眠ったままの嬢ちゃんが目を覚ますはずもないし、ましてや彼女が脚が治って走れるようになるはずがない。

 それが分かっていても止まれない。

 

 今度こそ同じ過ちを繰り返さない。せめて自分の手の届くところだけでも守りたい。――今度こそ「大丈夫だ」と言ってあげないといけないから。

 

 こうして俺のトレセン学園でトレーナーとしての第二の戦いが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「理事長、何故彼を合格にしたのですか?」

 

 武藤さんのトレーナー試験合格。この知らせを聞いた私は秋川理事長に真意を聞かざるを得ませんでした。

 

「彼は――今も過去の事件に囚われたままです。これだけ時間が経っても心が癒えていない」

「うむ、私も彼の過去について把握している」

「なら理事長も分かっているはずです。もしトレーナーになれば、彼は擦り切れていくだけです」

 

 彼とは定期的に会っていたので彼の人となりもある程度は分かりました。だからこそ彼の進もうとする道の先が見えてしまう。

 彼はかつてたった数時間談笑したウマ娘と同じような境遇の子に、手を差し伸べるでしょう。そして幾人かは救う事が出来るはず。……しかし全てを助ける事など出来るはずがないし、時として差し伸べた手から零れ落ちるウマ娘も現れるでしょう。

 その事実は確実に彼の心を蝕んでいく。いやそもそも「怪我をしたウマ娘」自体がトラウマを連想させてジリジリと精神を削りかねない。心を休める事が出来ません。

 しかしそれでも彼は心の悲鳴を無視して、彼女たちのために突き進むでしょう。その先に待っているのが、自身の破滅と分かっていても。

 だから私は最悪の事態になる前に彼を止めたかった。しかし秋川理事長は首を横に振るいました。

 

「……彼は我々のミスの被害者だ。だが我々が謝罪しても彼は止まらないだろう。仮に不合格を言い渡した所で、トレーナーがダメと分かれば、別の警備員などといった肩書で学園に来ようとする。これでは意味がない」

「……」

「それにプロレスというエンターテイメントを実際に経験し、更に他のトレーナーとは違う視点を持つ人物は学園にとっても有用だ。是非とも彼はトレーナーとして獲得したい」

 

 理事長の仰る事は私も理解できる。しかしそれでは、彼は救われない

 

「……ではこのまま彼が摩耗するのを黙って見ていろと?」

「否。私は彼がそうなるとは思わない」

 

 しかし秋川理事長は何かを確信しているかのように、ハッキリと言い切りました。

 

「確かに彼はこのまま行けば摩耗するだろう。だがそれは彼が一人のままであればの話だ。ならば前提を覆せばいい」

「……どういう事ですか」

「彼はいいトレーナーになる。そしてウマ娘に好かれるだろう。……我々の不始末を押し付ける事は申し訳ないが、その分必要とあれば彼女たちのサポートもしよう」

「何を言って――まさか」

 

 私も思い至りました。――遥か昔から連綿と続く、ウマ娘によるトレーナーへの恋心というある種の伝統を。

 

「うむ。ウマ娘は総じて愛が重い強い。だから

 

――彼女たちならば、彼に寄り添い受け止めてくれるはずだ」

 

 

 




つまるところ、武藤の正体はアナザー樫本理子です。(なおメンタル)


やっと、本作の底の底を書くことが出来ました。後は昇るだけです。
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