マッチョトレーナーがこの先生きのこるには《完結》   作:とらんらん

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書いてたら、また怪しい組織が生えてきました。


25話 意外な所に敵はいる

『じゃんけんポン!』

「よし! 右貰うぞ」

『……じゃんけんポン!』

「勝てたね。それじゃあ、私は左にするよ」

『…………………最初はグー! じゃんけんポン!』

「……やった! 最後の枠に入れた!」

「これで先行組が決まったね」

「くっ……」

「残念です……」

「うっし、組み分けが決まったし、そろそろ行くぞ」

「うん!」

 

 

 

 

 

「で、最近どうよ?」

「何がです?」

 

 ここは合宿所の近くにあるビーチ。合宿所で貸切っている砂浜と違い普通の海水浴場って事でそこかしこに海水浴客が来ている。

 そんなビーチの片隅で、近くの海の家でレンタルしてきたデカいビーチパラソルを立てかけながら、同じくお隣で小さめのビーチパラソルを準備している小林後輩に声を掛けた。

 因みに今日は休養日な。俺もチームメンバーも休みって事にしてある。それにも関わらず担当たちに付き合って俺たちがここにいる理由は、担当におねだりされたせいな。

 

 ん? ヤバい思想した奴らに追われてるからマズいんじゃないかって? 昨日警察からウマッターに犯行声明書き込んだ犯人が捕まったとか連絡来て、やっと自由の身になったんだよ。ホントに災難だった。

 因みに件の犯人だが、なんでも本当に襲うつもりとかなくて、俺が気に入らないからUUUの過激派の名前を出してビビらせてやろう、って魂胆だったんだと。それで炎上通り越して逮捕されてんだから世話ないな。

 

「お前んとこの近況」

「仕事の事ですか? デュオは順調にスタミナが付き始めてます。この調子で行けば秋戦線でいい勝負が出来そうですよ」

「おー、順調そうで何よりだ。俺もスタミナトレのアドバイスをした甲斐があった」

「その節はありがとうございました」

 

 こりゃ俺もうかうかしてらんないな。ただ、

 

「ゆーて、俺が聴きたいのはそっちじゃないんだよな」

「? 具体的には何を聴きたいんですか?」

「お前とデュオハーンのプライベート」

「……」

 

 小林の動きが止まった。ついでになんか悟ったような目をしてる。うん、まあ色々あったんだろうな。

 

「それ訊きますか……」

「まー、色々あったろうが愚痴なら聞いてやる」

「そもそもあの時助けてくれたら、こんな事にはなってなかったんですけど……?」

「あの時点で救助とか無理に決まってんだろ……」

 

 それはともかく、やらかした?事が事だけに、誰かに相談とか出来ないだろうしな。ちったぁここで吐き出させた方がコイツのためになる。

 

「なーんで、こんな事になったんでしょうね? 確かに僕は彼女が欲しかったですけど、まさかデュオとそんな関係になるなんて思いもしなかった」

「だろうな。こうなったって事は、お前も距離感をミスったって事だし。今後の人生プランはどうするんだ?」

「今は何も考えてません。デュオは走りたがってるので僕も学園に残るつもりですけど、デュオが引退したらどうするかまでは……」

「とりあえず、まだ引退まで年単位の時間があるから、ゆっくり考えとけ」

「はい。ただ最近、周りのトレーナーの目が生暖かいというか可哀そうな人を見る目なんですよね。それが少しツライ……」

「実際お前は担当に喰われた哀れな奴だろうが」

「言わないで下さいよ……」

 

 因みにトレーナーとその担当がそういう関係になっていたとしても、やりすぎない限りは学園上層部に通報とかはしないのは、トレーナー陣の暗黙のルールだ。明日は我が身だし。つーか上層部もそこら辺の事情は把握しているから、よっぽどヤバい案件じゃない限りはスルーするとかなんとか。

 まあその生暖かい目のせいで居づらくなって、トレーナーを辞める奴は割といるんだが。

 

「そもそも実家にまで話が通ってたとか可笑しいでしょ。しかも母さんと仲いいし」

「実家を使って外堀埋めはセオリーだしな。俺の場合は担当の家族に会う事になったけど、三者面談の空気になるようにメッチャ頑張った」

「先輩の実家の方は?」

「じいちゃん家が八丈島だから中々手が回らんらしい。こういう時は両親が所在不明なのが有利に働くな」

「……サラっと滅茶苦茶重い事言ってません?」

「気にすんな」

 

 俺自身が欠片も気にも留めてないし。

 

「これほっといたら、学園卒業後にデュオと結婚する事になりますよね……」

「やる事やった上に外堀埋まってるしな。不安とかあるなら今のうちに吐き出しとけ。聞いてやるから」

「……いや、デュオはいい子ではあるんですよ?ただ年齢とお互いの立場が……」

「まーそこがネックだわな」

「後デュオが我慢できなくなった時に、どこでもうまぴょい(笑)しようとするのがキツいですね」

「……とりあえず校舎ですんなよ? 流石にそこまでやられると周りもスルー出来ないから」

「頑張ります……」

 

 流石に一般生徒にうまぴょい(桃)現場を見られたとかあったら庇えんし。

 

「でも色々とはありますけど、おおむねデュオとの結婚も悪くはないと思うようになってきてるんですよね。性格は合うし、可愛いし、料理はおいしいし」

「おっと、色々愚痴は出てきても、なんだかんだで乗り気なんだな」

「最初は色々不安しかありませんでしたけど、最近だとデュオとの生活も良いかなって思うようになったんです」

「ほー」

「という訳で、先輩も担当に喰われてみてください。世界が変わりますよ」

「おう、俺をその道に引きずり込もうとすんなや」

 

 小林のやつ、すっげーいい顔で笑ってるよ。自分の同士を増やそうとしてやがる。

 

「生憎と俺はそういうのに縛られるつもりなんてねーよ。前の彼女で懲りた」

「いやいや、先輩の担当たちはいい子ばかりですから大丈夫ですよ」

「あいつ等なー……。正直、強面な三十路のオッサンが担当に惚れられるとは思わなかった……」

 

 この特徴があるから「トレセン学園は婚活会場」ってクソワードは、俺には当てはまらないって思ってたんだけどな。蓋を開けたらこのザマだよ。

 

「そこは人間顔だけじゃないですし」

「いや、人間見た目が9割っていうだろ?」

「それは主に第一印象の話ですからね? 担当契約すると自然と内面を見せる事になりますし、それで惚れられるって事が多いみたいですよ?」

「そんなもんかねぇ……」

「先輩の場合、割と面倒見が良いですからね。そこに惹かれたのかも?」

「面倒見が良いとか言われても、イマイチ分からんな。好き勝手にやってるだけだし」

 

 俺からすれば、やった方がいいと判断した事を実行してるだけなんだよな。

 

「……その好き勝手やったで、自分を狙ってる担当たちに誘われてホイホイと海水浴に行くとか、色々と凄いですよ?」

「いやまあ、折角誘われたしな」

「先輩、よく喰われるのは勘弁とか言ってるくせに、妙に律儀ですよね……。普通はそういうあからさまな誘いは、無理矢理仕事を入れて何とか回避するもんですって」

「いや、複数人相手だと逆に安全だったりするぞ? なんだかんだでお互いに牽制し合うから、致命傷になりにくいんよ」

「それでも選択肢をミスったらうまぴょい(裏)一直線じゃないですか」

「ついでに今回みたいなチームメンバーで遊ぶときなんかは、俺が色々遊ぶモンとか持ってきて主導権をとるスタイルでやってるな。牽制し合ってるとはいえ、相手のペースに巻き込まれたら死にそうだし」

「だからそれミスったら一撃死のオワタ式……。ギリギリを攻めすぎですって」

 

 うん、正直割と攻めてるのは自覚はしてる。でもこれが俺の回避スタイルなんよ。

 

「傍から見てると、先輩っていつ僕と同じ立場になっても可笑しくないですよ?」

「いやー、それシリウスにも言われたわ」

「捕食者側がそういうってよっぽどですよ……。これ僕がなにもしなくても、最終的には僕と同じ立場になりそうですね」

「そう簡単には喰われるつもりはないから。 ってお前、俺を陥れようとか考えてたん?」

「僕はせいぜい誘う程度ですね。でも互助会――あっこの互助会は担当とうまぴょい(肉体言語)しちゃったトレーナーや元トレーナーの集まりです。その互助会は新しい仲間を迎え入れるべく、陰に日向に努力してます」

「ゾンビかてめーら」

 

 てか、うまぴょい(R指定)被害者の互助会なんて初めて聞いたぞ。

 

「その互助会って何やってんだよ……。まさかヤバい事やってんじゃないだろうな?」

「直接的には仕掛けませんよ。トレーナーとウマ娘の環境を整えるのがメインですね。例を挙げると……、学園近くの商店街で偶に福引あるじゃないですか」

「おう」

「アレの特賞に温泉旅行券をねじ込んだのが互助会です」

「マジで?」

「マジです。ついでに行き先の温泉旅館も互助会の息が掛かってます」

「怖いわー……」

 

 何気に互助会の規模、ってか政治力がデカくない?

 

「実家が太い奥さんが割といますからね。それをフル活用してるそうです。あ、因みにこのビーチにも互助会の力が及んでますよ?」

「ここにもいんのかよ」

「学園の近くや今回みたいな課外行事の訪問先近辺に色々仕掛けてるみたいです。このビーチの場合ですけど――あそこに『未来は僕らの手の中』っていう海の家があるじゃないですか」

「ああ、名前でなんか変なモンを連想しそうになるアレか。てかあの海の家って増築してるよな。去年は二階なんてなかったはずだけど」

「二階は新築したカラオケルームになってます」

「なんか海の家っぽくないな」

「利用料金は高めですけど水着のまま入る事が出来るそうです」

「そこは海の家仕様か」

「更に部屋は厳重な防音がしていて外に一切音漏れしない上に、リラックスできるように人二人が横になれるソファがあるとか」

「待て」

 

 なんか変な事言わなかったか、コイツ?

 

「……二人?」

「正確には二人でもギリギリイケるソファだそうです。因みに海から上がってそのままカラオケが楽しめる、という名目でソファは防水仕様なんだとか」

「名目言うなよ。なあそれ、絶対カラオケ以外の目的で使う奴だよな? 具体的には風営法に引っ掛かるやつ」

「カラオケ以外の事も出来そうですけど、メインはカラオケですからセーフだそうです。因みにその海の家ですが、店長は元トレセン学園のトレーナーで、副店長はウマ娘です」

「全力で道連れを探してやがる……」

 

 ウマ娘側からのアプローチだけを考慮すりゃいいと思ってたら、思わぬところからウマ娘側に変なバフが飛んできやがった……。

 

「とりあえずそこに行きたいとか言われたら、頑張って回避するわ……」

「その方がいいですよ。僕は泳ぎ終わったらカラオケに行くことが確定してますけど」

「……あー、プライベートだから何も言わんが、ほどほどにな?」

「はい……」

 

 命中弾とかやっちゃったらホントにどうしようもないからな。そんな感じで場所取りの準備をしつつ後輩と駄弁っていると、

 

「トレーナーさーん!」

 

 そんな声がしたと思ったら、視界から小林が消えた。視線を海に向けると、後輩が水着姿のウマ娘に運ばれているのが見える。

 

「お待たせ! 泳ぎに行こ!」

「ちょっ、急に担いでいくのは辞めて!? あっ先輩、行ってきまーす!」

「いってらー」

 

 連れ去られていく後輩に手を振りながら持ってきているカバンから、ビーチボールやらボディボードやらを用意する。小林の連れが来たって事は、俺の連れてきたメンツも用意が終わったって事だしな。

 

「トレーナーちゃん! お待たせ!」

「おう」

 

 そんな事を考えていると、マヤノの声が聞こえた。振り返ると、予想通り水着に着替えた担当たちがゾロゾロとやってきていた。

 

「誰か連れていかれたようですけど、止めなくていいのですか?」

「暇だから駄弁ってただけだし大丈夫だ。てか、引き止めちゃ悪いからな」

「あ、トレーナーちゃん、悪い顔してるー」

「ゆーてアイツもそこまで嫌がってるようじゃないし良いんだよ」

「そうだな。これから私たちに振り回されるんだから、後輩を気にしている暇なんてないよなぁ」

「キッチリ付き合ってやるから加減はしろよ、シリウス? 俺の身体は一つしかないんだよ」

「その割には私たちに付き合って遊ぶ気満々だね、トレーナーさん」

「折角遊ぶなら全力で楽しまないと損だからな。色々と遊び道具も借りてきたから、全力で遊び倒すぞ」

「イベントを楽しむために事前準備をする。いい心がけだ」

「あー、そういう事にしておこう」

 

 今回の海水浴で俺が場の主導権を握るため、ってのがメインなんだけどな。それはともかく、全員を迎え入れながら今後の予定を思い出す。

 

「とりあえず予定通り4時までここで遊び倒すんで構わないな? 食事は昼は海の家で済ませて、夜はファミレスだったか」

「ああ、事前の打ち合わせではその予定になっているが――、突然ですまないが少し予定を変更したい」

「ん? ……んん?」

 

 エアグルーヴが笑った。がその笑みは何か含みを持たせたようなものを感じた。ついでに他のメンツも一様になんかいい笑顔をしてやがる。正直嫌な予感しかしないんだけど……。

 

「具体的には?」

「午前の海水浴ですが昼食までカラオケに行こうと思います」

 

 おう、不安が更に増したぞ。

 

「……そっかー、カラオケかー。近くにはないから、車で行かないといけないな」

「ううん、近くにあるよ」

「それも歩いていけるんだー」

「まさかこんな近くに良いカラオケ屋が出来るなんて思いもしなかった」

「……どこに?」

 

 顔が引きつるのを自覚しつつ場所を確認。すると不意にニヤニヤと笑うシリウスが肩を組んできて、言い放った。

 

 

 

「そこの『未来は僕らの手の中』つー海の家だよ」

「し っ て た」

 

 前振りからして露骨すぎじゃね?

 

「おっと、アンタもあそこの二階については知ってたか」

「さっき小林に教えてもらったばっかだよ。最近フラグの回収早すぎだろ。てか、なに? 俺全員に喰われんの?」

 

 共有財産ルートとか、流石に想定してなかったんだけど? するとフラッシュが苦笑しつつ答える。

 

「いえ、流石にそんなことはしません。私たちでうまぴょい(裏)しようとしても、トレーナーさんなら全力で暴れ回りそうですし。そもそも今回のカラオケは、それを目的としていません」

「あ、そうなん?」

「その代わりと言うのは変だけど」

 

 左腕に何かが纏わりつく感触。見ればいつの間にか忍び寄ってきていたフジが腕に組み付いていやがった。

 

「私、ううん私たちの魅力を、じっくりと味合わせてあげるよ」

 

 なおいい笑顔ではあるが、若干目が据わってる。

 

「あの……なんかヤバい事言い放った気がするんだが……」

 

 なんか雰囲気が大分怪しいんですけど?

 

「気のせいだよ。そもそもトレーナーさんって、私たちを女として意識していないみたいだし、その認識をしっかりと改めさせてあげるのが今回の趣旨だよ」

「具体的には何やるつもりなん……?」

「合宿直前にみんなでトレーナーさんの家に遊びに行った時に、トレーナーさんのプライベート用のパソコンを覗いたら、面白いものを見つけたからね。それを参考にしたショー()をトレーナーさんに披露するよ」

「この前遊びに来たのはそれ目的だったのかよ」

「あの海の家には貸衣装は勿論、盛り上がった時()用の貸水着もあるから、トレーナーさんも満足してくれると思うよ?」

「やっぱりあの海の家ヤバいだろ。露骨すぎん?」

「アンタも中々いい趣味してんな。まー安心しな。改めて言っておくが、私たちからは手は出さない。代わりにアンタが私たちに手を出したくなるようにしてやるがな。言ってしまえば、焦らしプレイだ」

「プレイ言うな」

「時間も勿体ないし、そろそろ行こっか」

「よし来た」

 

 シリウスとフジそれぞれに腕組みされて海の家(カラオケ店カッコカリ)に向かって、俺は連れられて行く。

 なに? 傍目から見ると美女二人を侍らす羨ましい光景? 馬鹿野郎、こっちは全力で脚を突っ張ってんだよ! でもこいつらマッチョの全力を物ともせずに引っ張ってんだよ! これただの強制連行じゃねーか!

 

「ぬおおおおおおっ!? ちょ、エアグルーヴ、コイツ等止めろ!? 流石に今回はマズいだろ!?」

「今回の件は全員一致で可決した事だ。助けを呼ばれても貴様の味方にはならないぞ? 諦めて私たちに魅了されろ。そして私を押し倒せ」

「副会長がモラル投げ捨てんじゃねーよ!? マヤノ、助けて!?」

「シリウスさん、フジ寮長。マヤも押すね!」

「まさかのガン無視!?」

 

 ただでさえウマ娘二人に引っ張られている所に、今度はマヤノが後ろから抱き着く形で押し始めやがった!?

 

「では打ち合わせ通り、先行組は先に手続きをしていてくれ。私とフラッシュはトレーナーが広げた荷物を片付けてから合流する」

「おう、さっさと来いよ。遅かったら先に始めちまうからな」

「分かっています。……つくづくじゃんけんで負けたのが悔やまれます」

「同感だ。あそこでパーを出していれば……! ……いや、今更悔やんでも仕方がない。本番はカラオケだ」

「そうですね。先行組に入れなかったのは痛かったですが、小さなミスです。本番での挽回は十分可能でしょう」

「そうだな。そうと決まれば直ぐに片付けるぞ」

「はい」

 

 後方じゃエアグルーヴとフラッシュが折角準備した遊び道具を丁寧ながらも、物凄いスピードで片付けてるし。てかこの配置って事前に決まってたのかよ。

 

「クッソ、誰か、誰かいないのか!?」

「いや、この状況で助けに入れる奴とかいるわけないだろ」

 

 シリウスのツッコミを無視しつつ、必死に辺りを見渡す。すると遥か後方で、さっき担当のデュオハーンに連れてかれ、今は優雅に海水浴中の小林と目が合った。

 

“コイツ等止めろ!?”

 

 全力でアイコンタクトを送る! 戦力としちゃ数えられないがなりふり構ってられん!

 そんな俺の決死の合図だが、無事に届いたのか小林は大きく頷いた。そしてアイツは晴れやかな笑みを浮かべると、

 

“グッドラック!”

「クソが!」

 

 口パクでこんなメッセージ送ってきやがった! アイツやっぱりまだ根に持ってやがるな!?

 

「もういい加減諦めろ」

「そうそう。折角だからカラオケ(仮)を楽しまないと」

「トレーナーちゃん、期待しててね!」

「のおおおおおおおおぉおおおぉぉ!?」

 

 努力も虚しく結局三人がかりで海の家(裏)に引きずり込まれて、チームメンバーとカラオケ(仮)を楽しむ事になった。

 

 




海の家()で何があったかはあえて語りません。
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