転生した人類の最終兵器は魔物の国を楽しむ   作:白花 遥

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第16話「オーバードライブキー」

ミリムは豚頭帝とリムル達の戦いをゲルミュッドを通して見ていたらしく、豚頭魔王に進化したことも知っているらしい。

ちなみに来た理由としては、挨拶…そう、ただ挨拶しにきただけなのだ。もちろんリムルは驚いていた、当たり前だ、リムルにとってはヴェルドラ以外での高濃度の魔素を内に秘めるやつが街に来てその目的は何なのか聞けばただ挨拶しにきただけである。ぶっちゃけ私も初見じゃなければずっこけてたと思う。そんな事を思っていると、

 

「覚悟!」

 

そんな声とともにシオンが現れミリムへと剛力丸を叩きつける、しかしミリムはそれを片手で受け止め

 

「わはははは!なんだ、ワタシと遊びたいのか?」

 

というこの余裕綽々っぷり、流石としか言いようがない。

すると突如ミリムがミノムシの様に糸に包まれる、この糸の操作性からしてソウエイの糸だろう。そしてそこに続け様にベニマルが黒炎獄が放つ、中々の連携プレイだと思うがその程度では…

 

「わはははは!凄いのだ。これほどの攻撃、ワタシ以外の魔王なら、無傷では受けられなかったかもしれぬぞ!」

 

獄炎から出てきたミリムは全くの無傷であった、そう無傷だ。ベニマルたちの連携をもってしても、天災には傷一つ付ける事が叶わないのだ

 

「だが…ワタシには通用しないのだ!!」

 

そうミリムが言い放つと自身のオーラを解放する、そして解放しただけでベニマルたちは戦闘不能となった。

生き物としての格が違う…私はそう思いながらもオーラの解放によって生じたクレーターの中心にいるミリムを見つめる。

 

「うぐっ……リ、リムル様、ステラ様、お逃げ下さい……」

 

「こ、ここは俺たちが…」

 

シオンやベニマルがそう言うがここで逃げるわけにはいかないと私は思う。ここで逃げ出せば被害が拡大するのは目に見えている、だから…

 

「私が行く」

 

そう言い、ミリムへと行こうとする肩をリムルが掴む

 

「駄目だ、ステラはここに残っててくれ」

 

「ごめん、今回だけに関してはお兄ちゃんの言うこと聞けないかな」

 

「だとしてもだ…」

 

「お兄ちゃん…お兄ちゃんはこの森の盟主なの、万が一があったら大変でしょ?それに私はお兄ちゃんの妹なの、お兄ちゃんの次に強いんだってみんなに思ってくれないと私が困るの」

 

「でもな、ステラ…」

 

「お兄ちゃん…信じて」

 

リムルが私を大切に思ってくれているのは私自身とても嬉しい。でも、ずっとそれに甘えてばかりいられない。

リムルは少し悩んだような顔をした後に

 

「任せたぞ」

 

そう言ってきた、それに私は

 

「任された」

 

そう言って、クレーターを滑り降りる。

 

 

クレーターの下まで滑り降りるとミリムが待ち構えていた。

 

「ほう?次はお前が遊んでくれるのか?」

 

「えぇ、私の後には大将が控えてるので少しは体力削らせてもらいますよ」

 

「わはははは!中々に面白いやつだな!良いだろう、相手をしてやろう」

 

それを聞くと私はブラックブレードを取り出す。そして

 

「アグレッサーモード!」

 

そう宣言し、左目から青い炎を撒き散らしながら戦闘態勢をとる

 

「手合わせ願いますよ…魔王殿!!!」

 

そう言うと私は地面を蹴りミリムへと攻撃を開始する。

とは言っても、アグレッサーモードではミリムには通用しないだろう。多少の身体能力の増加ではミリムには届かない。その証拠にミリムも私の攻撃を全て受け流している。

 

「なんだ、その程度ではワタシに傷を付けることも不可能だぞ!」

 

そう言い思いっきり拳をこちらへと振り抜くがそれを咄嗟にブラックブレードで受け止めるも勢いは殺しきれず吹き飛ばれてしまう。私はその場で受け身をとり起き上がるとブラックブレードを地面へと突き刺し、こんどはブラックキャノンを取り出しミリムに向かって弾丸の雨を浴びせる。流石にミリムもブラックキャノンに驚いたのか弾丸を避けていくが次第に弾丸の一弾一弾を拳で殴って撃ち落とし始めた。

私はその事に驚きながらもやはりとは思っていた。この程度の弾幕ではやはりミリムには届かない、やはりあれを使うべきだろうと思い乱射を止める。

 

「お前は中々に多彩なやつだなワタシ以外の魔王であれば多少の痛手を負っていただろうな、しかしその程度ではワタシには遠く及ばないぞ?」

 

「分かっています、でもまだ隠し玉はあります」

 

「ほほう?まだ隠し持っているのか、お前には驚かされる事ばかりだ!」

 

「多少なりとも、戦えるといいんですけどね。」

 

「ふふ、いいだろう。さあ!来るがいい!」

 

「それじゃ、少し準備させてもらいますよ」

 

そう言うと私は非対称なツインテールを解くとそれを1つに纏めてポニーテールにする、そして懐より青いUSBメモリを取り出す。そして

 

「10秒間、付き合ってもらいますよ!!!」

 

オーバードライブキー

イグニッション!!!!!!

 

そう宣言し、メモリを胸へと突き刺す。

突き刺すと同時に自分の背中から翼のようなものが生える感覚があり、そして時間が伸びてゆくように感じた。周りの時間だけが遅くなりながらも自分だけはそのままであるかのような、そんな感覚に惑わされながらも私は突き刺したブラックブレードを引き抜きながら魔王ミリ厶へと攻撃する。

 

初撃、私は腕を狙いそこにブラックブレードを叩きつけるかのように振る。腕には多少の切り傷が生まれ、多少通用することに私は安堵しながらも後方より迫る蹴りを間一髪で回避する。

 

正直ミリムがこの速さに食いついて来ることに驚きだが私は余計な考えを振り払いながらも次の攻撃に転じる、次に脚で胴を狙うがミリムはこれを空へと飛び避け私も空へと追いかける。そして3、4と攻撃を続けるがこれを全て防がれてしまう。

 

頭が焼けるように痛む感覚が近くなり限界が近いと感じた私はブラックブレードをミリムへと投げつけその間に通常より強化された状態のブラックキャノンを出し最高火力をミリムへと放つ。

 

ブラックブレードを弾き飛ばしたミリムは私が放とうとするものに気づきニヤリと笑いミリ厶も『竜星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)』を放つ。

 

2つの巨大なエネルギーがぶつかり一瞬拮抗し巨大な爆発を起こす。しかしやはり分はミリムにあり巨大な爆発を引き起こしながらもミリムが放ったエネルギーは私を包みそして私を中心に巨大な爆発を引き起こした。私は薄れゆく意識の中後の事をリムルへと託し、意識は闇へと落ちていった…

 

 

 




はい、作者です。
正直言ってなんで竜星爆炎覇を放ってテンペスト大丈夫な感じかって言ったらまあ空に向けて撃ったからですね。いやいやいやとかみんなおもうかもしれないんですが街外れと空に放ったって要因でテンペスト大丈夫な感じです。まあ、余計なお世話ですが一応これは補足としてです

まあ、ほんと戦闘シーン書くと長くなったなって思いながら書いてましたよ。これからも頑張ってくんでそこんとこよろしくお願いします。

魔王の進化(ハーヴェストフェスティバル)にて主人公はどうするか

  • 種族進化、能力値の上昇、究極能力追加
  • 能力値の上昇、究極能力追加
  • 究極能力だけ追加
  • 作者の好きなようにしな
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