オリ主君のステータスが決まらないンゴ…
前回のヘスティア神の精霊発言は誤字ではありません。どっかの覇王龍だって精霊と人間が混ざった存在だった筈だしね!もしかしたらもしかするかもしれないね!()
「あー、ごめんね突然叫んじゃって…」
カオスな状態から約数分後、ひとまず落ち着いた全員は部屋の中へと入り一息着いていた。ベルとその主神はソファーに座り、龍機はソファーの向かい側の壁に寄り掛かりリースは暇そうに龍機の肩で足をフラフラと振っていた。
「気にするな、俺達だって突然神と出会ったから混乱していた」
『確かに神様が沢山いるとは言っても、まさかいきなり出てくるとは思わなかったわよね~』
ベルの主神は申し訳なさそうにしながらも、此方を静かに観察していた。勿論彼等はその視線には気が付いているし、むしろ警戒心があることに感心を抱く程であった。
「さて、ベル君が連れてきたということは君はボクのファミリアに入りたいということで良いのかな?凄く悔しいけど、ここは弱小ファミリアで…ってどうしたんだい君達、そんな変な顔をして」
入団の話を進めようとする主神は龍機達のキョトンとした表情に気が付くと首を傾げていた。隣では如何にも『あ、言い忘れてた』という表情のベルが苦笑いをしながら、両者のすれ違いを修正した。
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「えーと…つまり君達は何も知らずにこの街に来たのかい?」
「そうだ、そんな時にベル少年に拾われてな…」
そして両者のすれ違いがなくなると、すぐに情報交換を始めた。龍機は幾度となく次元を越えた事がある経験を生かし情報を集めていた。一方のベルの主神である『ヘスティア』は、目の前の妖精を連れた『精霊』を前にして慎重に言葉を交わしていた。
己の唯一の可愛い眷族が連れてきた規格外の存在、上手く隠しているのかここまで近付かなければ気が付かない程の隠蔽力。しかしそれでも僅かに溢れる膨大な『何か』の気配…
あの肩にいる小さな妖精も一目見れば可愛らしいモノであるが、その小さな存在から感じる力はとんでもないものだった。妖精もヤバいが、やはり目の前の存在がヤバい事には変わらないので結局の所、彼女が出来るのはこちらの情報をゆっくりと伝えて相手の機嫌を損ねないことである。
「ふむふむ…ダンジョン…冒険者…ファミリアにギルド…」
『ふーん、なんだが面白そうな場所じゃない!ねぇマスター、そのダンジョンってとこに行きましょうよ』
「いやー止めた方が良いと思うよ?ボク達、神の『恩恵』がないままダンジョンに入るのは自殺行為だぜ?」
『"世界に影響を及ぼす黒龍"*1をタイマンでブッ飛ばしたコレが、そこら辺の雑魚に負けるとは思わないけどねぇ』
「……???」
ヘスティアは目の前のヤバい存在の肩にいるヤバい奴から聞こえた言葉に思考が停止した。ビタッ!と停止し冷や汗をダラダラと垂らし続ける己の主神にベルは慌てるが、一方の龍機達は今までで1番の面倒事にぶち当たり内心頭を抱えていた。
『まるでファンタジー小説の世界に来た感じだな…そんで、またまともなデュエルが出来なさそうじゃんか…』
『ぷふ、本当にアンタって普通のデュエルが出来ないわよねぇ…きっと日頃の行いが悪いのよ、プププ…』
『破壊剣一閃かますぞ』
『緊脱!』
リースと軽い漫才を噛ましながらも頭の中で思考を続ける。此方の事情を話すメリットとデメリット、この街の事、ダンジョンという脅威、神という名の暇人、etc…
今までの経験により、この街には特大の厄ネタ…しかもそれが多数あることに気が付いた龍機は、もしこのまま元の次元に帰ってしまった場合の危険性の事を考慮し、とりあえず眼が死んだ。
「…ヘスティア神、この街にいる神はどのような性格をしている方々が多い?」
「え゛?あ…えと…まぁそうだね!この街の事を話したときにも行ったけど、下界に下りる神は大体が暇潰しの為に下りてきてるね!ボクも似たような理由で下りて…来た…ね…うん…」
「oh……」
『…マジで?』
徐々に何かに気が付いたヘスティアが顔を青くしていく中で龍機とリース、両者は共に頭の中でもし自分のことが知られた時の事をシミュレーションをした。
下界に下りてくる神は暇潰しの為に下りてきた。
↓
そんな所に異世界の住人である自分がやってきた。
↓
神々にその事がバレる。
↓
デュエルモンスターズの精霊達のこともバレる。
↓
面白そう!と神々が食いつく。
↓
精霊界の精霊達(特に神関連)が自分の仕事を放置して遊んでいる神々を見てキレる。
↓
大☆惨☆事。
『あ、がたーら…』*2
『うわ…うっわ…うっっっっっっわ……』
目の前で明らか顔を青ざめさせていくヘスティアに、龍機は思わず片手で眼を覆った。リースはいつもの煽る様子ではなく、心底面倒くさい事になる事実に真面目に嫌がった。
一方、何故か頭を抱えている龍機と顔を真っ青にして震えるヘスティアを見て何がなんだか分からないベルであったが、恐らくその理由は彼の肩にいる存在が理由ではないだろうかとなんとなく察した。
微妙に合っているようで合っていない理由ではあったが、ベルはひとまずこの空気を変えようと三人に声をかけた。
「と、とりあえずファミリアに入るかは置いておいて、キリュウさんはこの街の事とかもまだ分からないんですから、暫くは僕達と一緒にいませんか!」
「「『賛成(だよ)』」」
本当に頭の痛い状況の中でも、ベル(子兎)は癒しであった。後に三人はそう語ったとか。
Q.なんでヘスティア様あんな怯えてるん?
A.初めて戦った時のドライトロンアルデク戦。ドライトロンカードを見て「うわこいつやべぇ」ってなったけど相手がソリティアしまくっていく内にデッキ内容のヤバさに気が付いて、暫くしたらアルデクとかが盤面に並んだ時のプレイヤーの心境と同じです。
Q.三幻神出したらどうなるんだろう…
A.(無言のゴッドハンドクラッシャー)(無言の召雷弾)(無言のゴッドフェニックス)
Q.精霊達にバレたらヤバいって大丈夫?
A.龍機の手持ちにはクリフォートがいる。そして精霊界にはもっとヤバい人や龍達がいる。つまりだいじょばない(白目)
AC-Vの方々の評価
赤馬社長「正直なところ、奴が居なければ今より酷い状況になっていたのは事実だ。しかし問題児の中では遊矢よりも問題児だ…だが、感謝はしている」
遊矢「俺達がやってるのはアクションデュエルなんだけど、アイツだけサバイバルデュエルなんだよね。モンスターを召喚しながら自分も戦うストロングスタイル…」
セレナ「うむ!アイツはとんでもない奴でな、痺れを切らしたアカデミア兵が実力行使でデュエル関係なく倒そうとした時にモンスターを召喚しながら襲いかかる奴等を千切っては投げ千切っては投げていたのだ!私もやりたかったぞ!」
赤遊セ「ただまぁ、これだけは言える。アイツは普通のデュエリストではない(よね)(な!)」