ギャル＆パンツァー／ガールズ＆パンツァー

登場人物（バラトン工業高校）

ハンガリー系の高校で、ラデツキー級戦艦をモデルにした学園艦を拠点とし、長崎県佐世保市を母港とする。

人工温泉やブダペストの国会議事堂を模した校舎等が名物で、校内外をトラムが交通手段として走っているところは蒸気機関車を保有する知波単学園と似ている。

黒森峰女学園やプラウダ高校、青師団高校等と同じく古参の戦車道設置校の１つだが、戦車道全国高校生大会には出場したりしなかったりと波があり、ここ１０年近くは実績に乏しい事から予選リーグの対象校の１つとなった。

熊本県を拠点とする黒森峰女学園と付き合いがあり、Ⅲ号突撃砲やⅣ号戦車を供与されて運用していた事もあったが、ハンガリー戦車への更新を地道に進めて行った結果、本予選リーグで遂にハンガリー戦車のみでの出場を果たす。

最終的にはタシュ中戦車の保有も計画しているが、現状実現していない模様。

尚、黒森峰女学園から供与されていたドイツ戦車は、ハンガリー戦車への更新に伴い全て返却したようである。

パンツァージャケットはＷＷ２時のハンガリー陸軍のものをモデルにしている。

●タールツァイ

現隊長の２年生。

性格はフレンドリーでお茶漬けやおでんを好み、特に梅干しが大好物だが、塩分超過には気を付けている。

トゥラーンⅡ中戦車に座乗していたが、Ⅲに強化される。

本心ではドイツ戦車も残しておくべきだったと思っているが、ハンガリー系の高校故にハンガリー戦車だけでチームを編成したいというメンバー達の願いも理解している。

●アンヌ

現副隊長の２年生。

トルディⅡa軽戦車に座乗する。

ハンガリー戦車のみのチーム編成に最も意欲的な人物だったらしい。

機動力に長ける軽戦車を好み、騎馬隊や戦闘機隊のように機動戦闘を挑む。

●ニコラ

もう１人の副隊長で２年生。

ズリーニィⅡ自走砲（以後ズリーニィ１０５）の車長を担当。

アンヌと同じくハンガリー戦車のみのチーム編成に意欲的だった。

●マヨル

３年生で隊長だったが、隊長の座をタールツァイに明け渡した。

タールツァイの事を信頼しており、自身も完全なハンガリー戦車への移行には内心反対であったが、自分の我が儘を通す事による士気の低下を懸念し、チームとしての要求を優先した上で、自分より柔軟な思考のタールツァイにチームを託している。

それでもドイツ戦車への未練を捨てきれず、１輌のズリーニィ１０５を７５ｍｍ対戦車砲搭載型のズリーニィⅠ（以後ズリーニィ７５）に改造し（その際、日本戦車道連盟にパーツの新造を申請して承認されている）、これに座乗して指揮を執る。