とあるオタク女の受難(ハイスクールD×D編)。 作:SUN'S
第1話
○月%日
最近、真っ白な髪の女の子を呼べるようになった。
自分が言ったのに、よく考えると気持ち悪い台詞だな。なんて思いながらバームクーヘンを食べて、シュークリームも食べる塔城小猫を見る。
あの細っそりとした身体のどこに入るのだろうか?と疑問を持ちながら塔城さんとの会話を楽しむ。しかし、私って高校生の女の子に話しかけるヤバいおばさんなのではないだろうか。
いや、まだ私は普通の二十代だ。
そう思い込むように復唱する。それにしても塔城さんの髪の毛は艶々で羨ましい。私も頑張っているが年のせい、私は二十代だから大丈夫だけれど。
私の趣味であるアニメや漫画の格闘技を披露し、塔城さんも一緒にやってくれた。
ただ、すっごい風切り音だった。
○月&日
今日も塔城さんを呼んでしまった。
私って意外と寂しがり屋なのだろうかと思いながら塔城さんに部屋の現れた玉璽を見せる。これ、あれなのかしら?なんて聞けば「…三国伝…ですね」と答えてくれた。
もしかして、呼べるのでは?等と冗談を言いつつ塔城さんに対価として渡す。あわよくば天玉鎧を出せるようになってほしい。
あと今日は私の個人的趣味のために作ったジムで猛虎獣烈覇やペガサス彗星拳を教えたら喜んでくれた。なんでも加入したばかりの新人さんに強さを示したいとのことだ。
確かに私も新入社員には気を使っている。ちょっとしたミスは補ってあげ、しっかりと学んでいけるようにしてあげようね。
そう塔城さんに伝えると「…でも…あの人は変態さんです……」と言葉を返された。そ、そっか、変態なのね。えと、塔城さんも気を付けないといけないね。
私も流石に変態はフォロー出来ない。
むしろ変態は滅ぶべきだ。私の言葉に同意する塔城さんとお別れの挨拶を交わし、今後もお得意様になれるよう頑張ると伝える。
それにしても塔城さんが愚痴る程の変態とは何者なのだろうか。どこなの超人なのだろうか?なんて考えながらアンケートに感想を書き、窓の外からやって来た白猫さんに手渡す。
○月仝日
塔城さんの代わりで私の家にやって来た茶髪の男の子、ほんの少しだけ精神が性欲に負けてそうな兵藤一誠とゲームしたり、アニメや漫画を見たりした。
こういう若い男の子と話すのも楽しいわね。
そんなことを考えながら塔城さんと同じように契約する?と聞いたら「ま、マジですか!?」と喜んでくれた。なんでも好意的な評価は貰えるけど、今まで一度も契約は出来ていなかったらしい。
私も君みたいな男の子は面白いから好きだけど。
こうチラチラと胸を見るのはダメよ?と言えば「ぐぅっ、すいません。でも、それでも俺はおっぱいが好きなんです!」と力説された。
あんまり私には分からないけど。
本当に男の子って胸が好きなのね。
そう呟いたら「はいっ!」と元気の良い返事が返ってきた。まあ、これも兵藤さんのアイデンティティーなら私は受け入れてあげよう。
そう言えば兵藤さんへの対価は何が良いのだろうか?と問えば苦悶の表情で「小猫ちゃんと同じもので……」と呟いた。
そういう紳士的なところは好きよ。
ただ、そうなると和菓子と洋菓子になるのだけれど。こっちは建前の対価としてね、もう一つは性欲に負けず我慢できた兵藤さんのご褒美として胸枕してあげようじゃないか。