とあるオタク女の受難(ハイスクールD×D編)。   作:SUN'S

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第15話

⇔月∧日

 

私の太ももを枕にして眠っているゼノヴィアさんを写メってミルたんに送信する。ふふん、どうよ?どうですか?これが私のかわいい子供ですよ。

 

それにしてもスペリオルカイザーZの加護を持っているおかげなのか、ゼノヴィアさんの肌や髪の艶は赤ちゃんみたいに綺麗だ。

 

こう、もっと頬擦りしたくなるわね。

 

そんなことしたら変態って呼ばれて、グレモリーさんのところへ行っちゃうんだろうけど。もし、そうなったら潔く首を吊ろう。

 

私の決意とは関係なく気持ち良さそうに眠っているゼノヴィアさんは可愛い。しかし、どうすれば彼女を起こさず動けるんだ。

 

だんだんとアホになってきた頭を使い、ゼノヴィアさんを寝かせたまま動けるようになる方法を考えて、やっと思い付いたのは残像を作る速度で動き回るというものだ。

 

私ならやれる。

 

そう殺ころせんせーにだってできるんだ。

 

私に出来ないはずがない。

 

とりあえず、ゼノヴィアさんの頭が落ちる前に戻ればいいんだもの。私はできる女よ、さくっとご飯の用意とお風呂の掃除を済ませる。

 

⇔月゜日

 

はあ、全身筋肉痛って凄いのね。

 

私の筋肉痛の理由を知らないゼノヴィアさんはオロオロしている。あっ、その表情もかわいいな。もはや当たり前のようにゼノヴィアさんを写メる。

 

すでに私のケータイはゼノヴィアさんの写真でフォルダが埋まっている。さらにミルたんの協力でゼノヴィアさん専用のアルバム製作と写真集も何冊か作っているのだ。

 

そのことを塔城さんに自慢したらゼノヴィアさんに憐れんだような視線を向け、兵藤さんは苦笑いしながら話を聞いてくれる。

 

最近は素敵なことが多くて楽しいな。

 

そう三人に言うと自分も同じだと笑って答えてくれた。こういうのを、答えを得るっていうのかしら?なんて思いながらクスリと笑う。

 

⇔月↓日

 

そろそろ授業参観日だ。

 

もっと綺麗な服を着る?それともゼノヴィアさんやミルたんに頼んでコーディネートしてもらう?いったい私のどっちにするべきなんだ。

 

そんなことを考えながらゼノヴィアさんに相談すると気負わずに決めればいいと言ってくれた。とりあえず、この前みたいに変装するべきだろうか?

 

いや、それだと味気ない。

 

いっそのことコスプレするのありだな。

 

フンスと意気込んでコスプレ衣装を選んでいるとミルたんに「ゼノヴィアちゃんの気持ちを考えるにょ、そんな格好で行ったら笑われるかもしれないにょよ」と優しく諭してくれた。

 

えぇ、ありがとう。

 

そうね、そうよね、ゼノヴィアさんの晴れ姿なんだからカメラを優先して、私の服はミルたんのセンスに任せるわ。

 

私の気持ちを分かってくれたのか、ミルたんはスーツを収納しているクローゼットへ行ってくれた。ふ、ふふ、この最新型カメラならゼノヴィアさんの勇姿を見逃さずに撮影できるわ……。

 

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