とあるオタク女の受難(ハイスクールD×D編)。 作:SUN'S
ヴ月∽日
兵藤さんのセクハラを受けたヴラウディさんが深夜にやって来た。ゼノヴィアさんは拗ねて、私は寝不足のまま出勤し、やっと帰ってこれた。
まさか時間を止めるセイクリッド・ギアもあるなんて思いもしなかった。ヴラウディさんも鍛えればDIOみたいになるのかしら?
ちらりと塔城さんに泣かされる彼を見る。まだ時間は掛かりそうだけど、彼なりに頑張っているんだ。しっかりとサポートしてあげないといけないね。
ヴ月%日
ゼノヴィアさんの授業態度は素晴らしく、一緒に来てくれたミルたんも褒めちぎっている。ふふん、私の子供は可愛いでしょうと自慢しながらグレモリーさんのお母さんと娘が一番かわいいと語らう。
なぜかゼノヴィアさんとグレモリーさんは顔を手で覆っているけど、そんな姿もかわいいのだ。それにしても何を騒いでいるのだろうか。
校門の近くを見るとミルたんのフェイバリットなスタイルを模したような服装の女の子がいた。匙さんは唖然として、会長さんは顔を真っ赤に染めながら走ってくる。
とりあえず、助けてあげようか。
ヴ月℃日
私の元カレがいた。
しかも堕天使の総督だったらしく、私との生活は楽しかったが結婚は無理だと言われた。どうせ、私なんてオタク趣味の味気ない女よ、それでもちょっとぐらい夢見ても良いじゃない。
う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ゛、私だって結婚したいんだよおぉ…。そんなことをオカルト研究部で叫びながらすでに結婚しているがグレモリーさんに相談する。
こんなところ子供に見せたくないけどさ、私の知り合いのほとんどが結婚してるし、私よりも年下のグレモリーさ?も結婚してるんだ。
ゼノヴィアさんにもお父さんが必要になるかもだし、みんなとも仲良くしていたい。どうやれば結婚できるのおぉ…と話していたらゼノヴィアさんが「うむむ、オトウサンというのはミルたんじゃだめなのか?」と呟いた。
私を含めたみんなが一斉にミルたんを見る。
なんの迷いもなくミルたんはオッケーしてくれた。確かにミルたんならゼノヴィアさんのことも私のことも理解してくれる。
まさしく理想の男性だ。しかも私の趣味にも寛容で、いつもコスプレ衣装の製作も手伝ってくれる。たまに売り子を頼まれるけど、それも問題ない。
ミルたん、私と結婚しよう。
そう勢いよく言葉を告げる。
みんなミルたんの返しを期待し、私も期待している。その結果は「もうちょっと恋人期間を作っておくべきにょ」というものだった。
つまり、それはオッケーってことね。
やた、やったよおぉ、結婚できるよおぉ…。
ゼノヴィアさんも喜んでくれている。きっと素敵な家庭を築いてみせるよ、さっそくミルたんの荷物を我が家に引っ越そうか。
ふふん、嬉しいな。
すっごく嬉しいなあ……。