とあるオタク女の受難(ハイスクールD×D編)。   作:SUN'S

2 / 32
第2話

♡月゛日

 

早朝、通勤ラッシュに巻き込まれながら通学途中の兵藤さんと塔城さんを見かけた。わりと悪魔って学校に通えるぐらい自由なのかしら?

 

私は趣味を優先して生きていたい。

 

あわよくばお金持ちの男性と結婚したい。

 

なんか悲しくなってきた。ま、まあ、とりあえず、今日は残業しないようにデスクワークを頑張っていこう。うん、そうしよう。

 

そんなことを考えていたのにバスの中は真っ黒な翼を生やした人ばかりだ。なんとも言えない羽毛に包まれて、私は夢の世界へ旅立ちそうになる。

 

あのバスは危険だ。下手したら眠り続けていたかもしれない。あとで塔城さんにオススメの羽毛ベッドを教えてもらおう。

 

♡月≦日

 

最近、山の中腹にある廃教会に出入りする人影を見たという話を聞いた。どうやら塔城さんたちと敵対する人たちが占拠しているとのこだ。

 

もっとも人間の私に出来ることなんて何も無いので、塔城さんや兵藤さんと契約して話したりすることだけだ。私は大人なのに子供に頼るしかないなんて申し訳ないな。

 

そう呟きながら今日も家に来てくれた兵藤さんに作ってみた龍帝剣を渡したら喜んでくれた。ただ、この前の胸枕の方が良かったらしい。

 

あの時は兵藤さんが契約するため欲望を我慢できたからご褒美として、やってあげようと思ったからしてあげたの。そう何度もしてあげたらご褒美の意味がないと思うでしょ?

 

それに私なんかより塔城さんの方が可愛いんだから、もっとアピールしたら振り向いてくれるかもしれないわよ?と言ったら「こ、小猫ちゃんが、おれに…」と生唾を飲み込んでいた。

 

やっぱり、兵藤さん騙されやすそうだわ。そんな不安を感じながら兵藤さんに赤い一撃(レッド・フレイム)超破壊拳(ビックバンインパクト)を教えた。

 

ふふん、アニメの技術って使えたりするのよ?と言ったら「お姉さん、それは流石にヤバいっす」とドン引きされたけど、やろうと思えば何だって出来るようになるものなのよ。

 

♡月ч日

 

ほんのちょっと呂布トールギスのコスプレでテンションが昂ってたのは認めるけど。いきなり、セイなんちゃらギア使いかと言いがかりをつけ、襲い掛かってきた神父は絶対に泣かす。

 

そう塔城さんに話したら持っているのかと聞かれた。私は兵藤さんの手甲みたいなものは持ってない。むしろ持ってたら塔城さんに自慢してる。

 

もしも襲われたら召喚して下さいと言われた。

 

本当に塔城さんは優しい。その優しさを貰えるだけで私は明日も頑張っていけるわ。それに、意外と兵藤さんあたりがなんとかするんじゃないかしら?

 

私の言葉に首を傾げる塔城さんに五段重ねのケーキを差し出す。これ、わりと力作なのだけれど、塔城さんには物足りなかったようだ。

 

それにしてもエクソシストって、はぐれたりするのだろうか。カトリックとかプロテスタントとか内部分裂はあると思うけど、あれも塔城さんたちだとはぐれって扱いなのかしら?

 

まあ、私には関係無いわね。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。