とあるオタク女の受難(ハイスクールD×D編)。 作:SUN'S
ヰ㍉月日
私のゼノヴィアさんが遊びに行ってしまった。確かに友達と楽しく遊んで笑顔になったゼノヴィアさんを見るのも楽しいけど、私がついていけないなんておかしいじゃないのさ。
そりゃさ、私にだってプライベートはある。もちろんゼノヴィアさんにだってある。それでも愛娘と過ごしたいって思うのは変ですか?
うぅ、さびしいよおぉ…。
そんなことを言いながらメールを見ると『この野良猫は反省中です』という看板をぶら下げ、小猫さんに睨まれている猫耳さんが映っていた。
どうやら和解できたようだ。
グレモリーさんと並んでる金髪の人がフェニックスさんだろうか?と考えながら豪華な食事を楽しむ兵藤さんたちの写真を見る。
もしかしたら、この写真の中にゼノヴィアさんがいたかもしらないのよね。小悪魔なゼノヴィアさんも可愛いかも、いや絶対に可愛いな。
やっぱり、ゼノヴィアさんが一番かわいい。
ヰ月∬日
早朝、まだ眠いのに兵藤さんの「アーシアが、アーシアが知らない男にいぃぃっ!!」という言葉だけが録音されていた。
小猫さんのメールを要約するとアルジェントさんが助けた悪魔がアルジェントさんに土下座し、自分の不手際のせいだと謝罪したそうだ。
あと兵藤さんは発狂しているけど、その悪魔は熟女好きで有名らしく、アルジェントさんは許容範囲の外なので問題はないとのことだ。
ただ、アルジェントさんは兵藤さんに心配されたのが嬉しくて笑顔のまま、そのせいで兵藤さんは勘違いしてしまっている。
なんというかギャグ漫画かな?
その程度の感想しか浮かんで来ないけど、ゼノヴィアさんは「こいつ、私の居た教会のマザーを誘惑していた悪魔だ」と指差し、沢山の聖水と十字架を投げられていたことを教えてくれた。
それから彼の名前がディオドラ・アスタロトということ、私も範囲に入っていることを教えられた。私は二十代だぞ、熟女なんかじゃないもん。
ヰ月∇日
私の家にやって来たゴスロリ幼女は「我と同じ?」と言いながらスペリオルカイザーZを見ている。ミルたんに知り合いかと聞けば違うと言われ、ゼノヴィアさんは学校のプールに行っている。
ゴスロリ幼女に飴を渡しながら話し掛けると「我はオーフィス、これはなに?」と自己紹介してくれた。しかし、飴ちゃんを知らないなんて変わっているのね。
もっとあげましょうか?そう言いながらオーフィスさんに飴を手渡す。コロコロと口の中で飴を転がし、ミルたんと一緒にテレビを見ている。
とりあえず、親御さんが迎えに来るのはいつ?と聞いたら「我は独り、親はいない」と無表情のまま言葉が返ってきた。
う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ、ごめんなさい、あなたも寂しいのに無神経なこと言っちゃって、こんなところでいいならいつまでもいて良いから、私に甘えていいらねえぇぇっ。