空に憧れた少年とバンド少女達   作:凌介

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これから始まる新しい空を描く物語


第1話空と共にある風景

大ガールズバンド時代と言われる時代の中心とも言えるこの街に今日1人の少年が降り立った

少年の名は黒崎暁人(あきと)

少年こと暁人は改札を出てから空を見上げ呟いた

「この街の空も高いな!手を伸ばしても届かないや」

暁人はそう言うとスマホを取り出しカメラで空の写真を1枚撮った

「これから始まるんだな!」

そう言って今度はスマホのメモを起動しやることリストに目を通し言った

「とりあえず、学校からだな」

学校までの道は把握していたので迷う事無く行けた

そして学校に着くと来客用の玄関から入り職員室に行き

ノックして扉を潜る

「こんにちは、休み明けから通う事になってる黒崎です!」

「話は聞いているよ!教頭の杉田だ、こっちへ来てくれ、校長室に案内しよう」

「お願いします」

教頭先生の後ろをついて行く形で職員室を出て少し先にある

校長室に案内された

「失礼します!」

「やぁ、君が黒崎君だね、話は聞いているよ校長の剣崎だ

よろしく」

「よろしくお願いします。」

「本当なら誰かに校内を案内させたいんだが、色々と立て込んでいてね、後々クラスメイトになる子にでも頼んでくれ」

「1人で軽く見て回っても大丈夫ですか?」

「構わんよ、休み明けには君も我が校の生徒だからね、

それと、制服は多分君の自宅に届いているだろうから帰ったらサイズ等は確認してみてくれ」

「わかりました、では、これで失礼します」

俺はそう言って校長室を出て校内を見て回り最後に屋上に向かった

そして屋上に着くとそこでまた空の写真を1枚撮って学校を後にし今度は自宅に向かった、自宅は自転車なら10分徒歩なら倍の20分くらいの所にある

俺は家に入るとダンボールの山が目に留まる

「こりゃ骨が折れそう」

そう言って荷解きを開始した

 

その頃

場所は変わり、LIVEハウスcircle

とあるバンドが練習していて今は休憩中だ

そしてベースの横に座っているギャルの今井さん事今井リサがスマホを眺めながら何やら唸っていた

「今井さん、どうかされたのですか?」

「あぁ、紗夜!実はね、結構前から動画サイトに音楽投稿してる人がいて、その人の曲の投稿が最近ないなって」

「今まではどのくらいの頻度で投稿されてたのですか?」

「えっとね、最低月一で大体2週に一度だね」

「まだ投稿されてないだけでは?」

「でも、ここ1ヶ月止まってるからね、投稿辞めるっていう報告みたいのもないしさ」

「そうですか、ところでその投稿者さんのお名前はなんと言うのですか?」

「言ってなかったね、SKYっていうんだ」

「有名なのかしら?」

「「友希那(さん)知らないの?」」

「あことりんりんはリサ姉に教えてもらってから毎日聞いてるよ!」

「そうですね、私もほぼ毎日聞きますから、知らないのは意外です」

「紗夜も知らなかったよね?なんなら2人とも聞いてみる?」

「まぁ皆さんがそこまで言うなら」

「そうね、1曲くらいなら」

「じゃあはい!2人ともイヤホンして目を閉じて」

「目を閉じる必要があるの?」

「一応目を閉じて聞くことを推奨しますってなってるから」

「わかりました、ではそうします」

「リサ、一応その1番最初に投稿された曲をお願いするわ」

「OK!じゃあ再生するね」

そう言って今井さんが曲を再生する

 

友希那視点

曲が始まった瞬間浮かんできたのは春の桜並木と風に舞い踊る桜だった

見上げると舞い踊る桜を雲一つない青空が彩る

そんな光景が浮かぶ

 

紗夜視点

風が吹いて桜が舞い踊る中で見上げた空は清々しい程の青空で柔らかな陽の光に包まれながら桜並木の道を歩く様子が浮かんだ

 

そして曲が終わると私達は目を開けた

「どう?凄いでしょ?風景がスっと浮かぶの」

「貴方が好きな理由がわかった気がするわ」

「私もです」

「なら良かった!」

その後私達は練習に戻り時間いっぱい練習して解散した

 

暁人視点

 

全部では無いがある程度荷解きが終わる頃には辺りは夕暮れだった

「今日は惣菜で済ませるか、商店街があったしそっち行ってみよう」

そうして俺は家を出ると夕日が目に眩しかった

「いい感じの夕焼け」

そう言って俺はまた写真を撮った

そして商店街で買い物を済ませて家に戻る途中遠くに大きなビルが並びその間に夕日が沈んでいた

「いい曲が出来そう!」

そうして俺は家に戻り夕飯と入浴を済ませ曲を作っていく

「他の音はどうとでもできるし、メインはやっぱりギターだな」

そうして作業を続け俺は曲を完成させ投稿する

「久々にSKYの世界へご案内っと」

そうして動画サイトに曲をあげて就寝した

 

リサ視点

寝る前にSKYの曲を聞こうとスマホに手を伸ばした時スマホが点滅しているのに気付いた

「あれ?メッセージかなんかチェックし忘れたかな?」

そう思ってスマホを見るとSKYの曲が更新されていた

「新曲来た!」

アタシはさっそくイヤホンをして聞き始める

夕焼け色に染まる街で買い物や部活、友達と遊んだ帰りの人々を横目に帰路に着く中で大きなビルの間に夕日が沈む

情景が浮かんできた

「綺麗な夕焼けの景色が今回のテーマか、SKYの曲は風景が本当にスっと浮かぶから好きなんだよな〜、本人会ってみたいな」

1日の終わりを最高の気分で迎えられた今日だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




空に憧れた少年とバンド少女達第1話になります。
多分投稿頻度は月一くらいになると思っていてください
それではまた次回
次回「空を見上げて」

投稿頻度に着いてのアンケートです

  • とりあえず現状維持で!
  • 最低でも月に2回くらいは投稿を!
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