俺は日の出の写真を撮る為海の方まで行ってきた帰り道
商店街にある羽沢珈琲店に立ち寄った。
お店の掛札はOPENの表示になっていたので俺は店内に入る
「いらっしゃいませ…って暁人先輩!早起きですね、先輩が今日最初のお客さんですよ!」
「ちょっと昨日から出掛けてて今帰ってきたんだ」
「どこに行ってたのかと聞いてもいいですか?」
「海まで日の出の写真を撮りにね、残念な事に夕日の写真は撮り逃した、もしかしたらブルーフラッシュが撮れたかもしれないのに」
「ブルーフラッシュ?」
「青い夕日の事」
「そんなのあるんですか?」
「あるよ!」
俺はバックからアルバムを取り出しブルーフラッシュの写真を見せる
「本当に青い夕日だ!綺麗…」
「写真あげようか?」
「良いんですか!?」
「もちろん!」
俺はブルーフラッシュの写真を渡す
「ありがとうございます先輩!」
「全然いいよ!」
それから席に案内してもらい俺はモーニングセットを珈琲で注文し昨日から今日にかけて撮った写真を整理していると
モーニングセットが運ばれてきたので俺は朝食タイムだ
しばらくして朝食を終えた俺は食後の珈琲を楽しみつつ
更に写真の整理をしているとお店の扉が開きAfterglowの皆がやってきた
「おはようございます。つぐいますか?」
「皆、いらっしゃい!もう少し待っててね」
「わかった…って暁人先輩じゃん!なんで?」
「夏祭り以来ですね!」
「ほんとだ〜」
「何処かに行くんですか?」
「逆逆!行って帰ってきたとこ日の出の写真撮ってきたの」
「へぇー凄いですね!日の出の写真いいの撮れました?」
「まぁね、見てみる?」
「じゃあ、遠慮なく」
そうして皆は俺が撮った写真を見ている
「先輩、これからこの日の出の写真使って曲とか作るんですか?」
「いや、特に決めてないよ、夏休みの間に日の出の写真は撮っておこうって決めてたってだけ」
「じゃあ、この後はアタシらに付き合いません?」
「と言うと?」
「これからちょっとしたミニLIVEイベントに出るんですよ」
「今回はそのミニLIVEで〜演奏するのだ〜」
「良かったら見に来ませんか?」
「いいね!じゃあ1日一緒に行動させてもらおうかな」
「私達のカッコイイ姿を写真に撮ってくださいね」
「まぁ、人を撮るのは苦手だけど、善処します」
それから俺達は一緒に行動しAfterglowが参加するというLIVEイベント会場にやって来た
「ミニLIVEって言っても結構人いるね!」
「ミニLIVEって言っても1バンド1曲限定で色んなバンドが集まるLIVEなんです」
「なるほどね」
俺はその場で空の写真を1枚撮った
「今日の空はどうですか?」
「まずまずかな」
「あの…先輩、先輩は人を撮るのは苦手なんですよね?」
「まぁ、お世辞にも上手いとは言えないね」
「言い難いかもしれないですけど、仮に恋人が出来たら
そんな事も言ってられなくなるんじゃないかなって」
「あぁ、そういう事!それなら大丈夫だよ、苦手ってだけだからねそうだな〜まぁ見てもらう方が早いか!皆ちょっと並んで、蘭とモカ、ひまり楽器構えてもらえる?」
蘭達3人は楽器を構える
俺は少し細かく指示を出して写りが良いように集まって貰う
「じゃあ撮るよ!」
そう声をかけて俺は写真を撮り撮った写真を皆に見せる
「こんな感じで撮れるから大丈夫だよ」
「なるほど…苦手ってのは風景の写真なんかと違って写すのが多少難しいからなんですね。」
「そういう事、それに、写真や音楽に理解を持ってくれる人を恋人にしたいとは思うから、恋愛云々はまだ考えてないかな」
「先輩なりに考えてるんですね」
「そりゃね、とりあえずこの写真は後で渡すからね」
「ありがとうございます」
それから俺はAfterglowの出番が来るまでみんなと一緒に色んなバンドの演奏を聴いた
中には結成したばかりでまだオリジナルの曲を持たないバンドやスリーピースバンドもいて中々に楽しめた。
そしていよいよAfterglowの出番となる
Afterglowが演奏する曲はScarletsky
俺が初めて聴いたAfterglowの曲だった。
辺りはまだ日も高くて青空が広がっていたがAfterglowの周りだけは夕焼けの空模様だった。
そして演奏が終わり再度Afterglowと合流した。
「最高だったよ、なんて夕焼けが似合うんだろうって思ったね」
「まぁ、夕焼けってアタシらにとってはトレードマークって感じなんで、先輩が茜色の空を感じられたなら良かったなって思います。」
「いい空が描ける気がしてるから大丈夫だと思うよ」
「出来たら教えてくださいね!必ず聴きますから」
「うん!期待してて」
そうして俺達は解散した。
俺は帰宅すると早速曲作りを開始する
「タイトルはは夕焼けを背にだな」
そうして俺は夕焼けの空を描いていく
そして出来上がった曲をSKYとしてアップする
Afterglow視点
SKYの曲がアップされた
「おっ!SKYの曲だぜ!」
「暁の空じゃないの?」
「今日はこっちみたいだね」
「聴いてみよう〜!」
「じゃあ、再生するね」
そして曲を再生する
『昼の時間が終わりを告げて昼とは違う喧騒がやってくる
それと同時に日は沈みゆく
そして日が沈みゆく僅かな時間が昼とは違う友との時間
広がる空は茜色沈みゆく茜色の夕日はほんの僅かな時間だけ青く変わりその一瞬の時間と見えた夕日が私達の明日を照らしていた』
曲が終わると私は暁人先輩がくれた青い夕日の写真を見返す
「つぐ、なにそれ?」
「暁人先輩がくれたの、青い夕日の写真」
「見せて!」
「わたしも見たい!」
「アタシにも見せてくれ!」
「待って待って!見せるから!」
そしてその写真を皆で見る
「綺麗だな」
「うん!」
「いつかさ、自分の目で見たいねこの夕日」
「それを背に写真撮ろうぜ!」
「良いかも〜」
「その時は暁人先輩に撮ってもらおう!」
「良いね!」
そして5人で笑いあった。
後日先輩から届いた写真は青空の下で笑ってる私達が写っていた。
なんとなく青空の下も良いなと改めて思った。
18話です。Afterglowと主人公の関わりを描きました。
主人公が今後どんな空を描くのか楽しみにしていてください
次回はポピパとの関わりを書いていきますのでお楽しみに
次回「ポピパの夏空」
投稿頻度に着いてのアンケートです
-
とりあえず現状維持で!
-
最低でも月に2回くらいは投稿を!