空に憧れた少年とバンド少女達   作:凌介

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SKYROADとして舞台に立つ暁人は自分の中の偽りのない空を描き出す


第38話LIVEと偽らざる空

俺は蓮との約束を守るために高木さんと連絡を取り会う約束を取り付けた。

そして指定された場所で待っているとタバコを加えた中年の男性がやってきた。

「お久しぶりです。高木さん」

「久しぶりだな暁人君、いきなりだが本題に入って良いかい?」

「大丈夫です。」

「連絡くれたって事は戻る気になったのか?」

俺は首を横に振り答える

「いいえ、今回だけです。」

「そうか、残念だな俺はお前さんが描き出す空が好きだったよ。もちろん今もな」

「光栄です。」

「SKYROADはお前さんあってのものだと俺は思うお前さんが空への憧れを忘れなければきっとこの業界でもトップに立てるだろうさ」

「俺はもうあの頃のままではいられません。」

「だろうな、でも今回は別って事だろ?」

「はい、俺がSKYROADとして活動するのは今回が最後のつもりです。」

「まぁ、お前さんがそう言うならそれでいいさただ忘れるなよ、お前さんの価値観のど真ん中に空がある!そしてそれを描き出す音楽がある!大事な事だ」

「忘れませんよ!俺はあの日見たあの空を自分の目で見て曲を描き出すまでは少なくとも忘れません」

「ならいい!LIVEの予定と選曲リストだ新曲をやるとして何曲用意出来る?」

「今からだと2曲ですね」

「十分だ。蓮と桜花のソロ曲も入れて計10曲だな今回は」

「新曲はどうします?」

「最初と最後に持ってこい。SKYROADの集大成としてな」

「わかりました。」

「LIVEは1週間後だ、あいつらと打ち合わせはしとけ」

「そうします。」

「それとな…お前さんSKYROADから抜けるとしてその後はどうするんだ?」

「動画配信しながら空を描き続けます」

「楽曲提供する気は無いか?またはプロデュース」

「楽曲提供くらいなら良いですけど、プロデュースはちょっと」

「そうか、まぁ、良い今日はここまでだ!次会うのはLIVEの前日だ!またな」

高木さんは伝票を引っ掴むと会計を済ませ出ていった。

「さて、俺も蓮達と合流するかな」

俺は蓮達と待ち合わせし練習場所に集まった。

「暁人、また戻ってきてくれるのね!」

「違うよ、俺は戻ってきたんじゃない力を貸しに来ただけ今回のLIVEが終わったら俺は君達とは関係無くなる」

「暁人にはさ新しい日常ってやつがあるんだそれを邪魔しないでやろうぜ」

「でも、蓮!SKYROADは?どうなるの?」

「このLIVEが終わったら高木さんの事務所で一からやり直す。暁人の曲だけを持って行ってね暁人は今回はSKYROADの作曲家件ギタリストとして参加する」

「本来ならリーダーは暁人でしょ!」

「今回は蓮から協力して欲しいって依頼を受けただけで戻った訳じゃない!それでも、協力する以上中途半端は許さないからな!」

「わかってるさ!」

それから俺達はLIVEに向けて練習に勤しんでいく

 

 

-circle・Roselia視点-

 

私たちは練習するためにcircleに集まるとまりなさんが私達の所にやってきた。

「皆、ちょっと良いかな?皆宛にLIVEの招待状が届いてるんだけど」

「LIVEの?送り主は誰ですか?」

「SKYROADからだよ!最近はあんまり名前聞かないけど」

「昔の曲が今も高評価受けてますからね」

「そうなんだよね!それで過去を振り返って今に行こうってLIVEをする事になったみたいだよ」

「どうする友希那?」

「せっかくだし、行ってみましょうあちらからの招待だもの」

「なら当日までに待ち合わせ場所とか決めて集合してみんなで行こうね!」

「わかったわ」

RoseliaはSKYROADからの招待を受けることにした。

 

-商店街・羽沢珈琲店・Afterglow-

 

今日も今日とて私達は5人で集まっていた。

そして今私達の前にはSKYROADのLIVEの招待状が5枚

「これって招待状というかLIVEのチケットだよね?」

「見たまんまな」

「でも、このバンドと私達って関係ってないよね?」

「ない…かも〜?」

「多分だけとさ…暁人先輩じゃないのかな?」

「どういう事?」

「あの人の関係者にチケットが配られてて詳しいことはわかんないけど多分暁人先輩がなんか関係あるんじゃないかな?」

「例えば?」

「このバンドの関係者ってのが良好だと思う」

「まぁ、せっかく貰ったんだし行くだけ行ってみようぜ」

「だね、なんにしろ行ってみないとわかんないし」

そうして私達もLIVEに行くことに決めた。

 

 

 

-こころの家・ハロハピ-

練習のためにこころの家に集まってこころが来るのを待っていたらこころがLIVEのチケットを持ってきた

「皆!LIVEに行くわよ!」

「いきなりどうしたの?」

「突然だね!」

「そうだよ!」

「とても儚い!」

「LIVEの招待状が届いたの!SKYROADからよ!」

「それでLIVE?」

「きっと楽しいわ!」

「せっかくだし行ってみようか!」

「決まりね!」

ハロハピもLIVEに行く事が決定した。

 

 

-有咲の家・ポピパ-

 

有咲の家にある蔵に集まっている私達の所にSKYROADからLIVEの招待状が届いた。

「どうする?」

「どうするっていくだろ!当然!」

「暁人先輩が絡んでるとなればね…」

「それに…他のバンドのLIVEも私達の今後に色々関係するかもしれないし」

「一理あるよね、私も観にいきたいかな」

「じゃあ行くってことで!」

ポピパの皆もLIVEに行く事が決まった。

 

 

-練習スタジオ・パスパレー

 

私達の練習しているスタジオにマネージャーがやってきた

 

「皆さんにLIVEの招待状が届いてますがどうされますか?」

「LIVEの招待状はどこから?」

「SKYROADからです」

「確かアキくんが前にいたって言うバンドだよね?」

「私…行きたい!暁人君が関係あるなら」

「私も行きたいわね」

「アタシも行きたい!LIVE観たいし」

「なら決まりですね!」

「ハイです!」

パスパレの皆もLIVEに行くってことで決まった。

 

 

 

そしてLIVE当日

 

俺は空を見上げていた。空模様はどんより曇り空で今にも雨が降り出しそうな空だった

「俺がこの空を晴れにしてやる」

「やる気十分だな暁人!」

「まぁね、やるからには全力だから」

「これが…最後なのね」

「納得できるできないじゃないからな」

「だな、暁人はなんかあれば力は貸してくれんだろ?暁人」

「まぁ、演奏家SKYとして依頼するならね」

「なるようになるさ今後もな」

「仕方ないわね」

「じゃあ、行くよ!」

俺達がスタンバイしLIVEが始まる。

曲は俺が昔書いた曲と今回のLIVEに向けて書き下ろした曲の計10曲で全てが空を描き出す。春のよく晴れた空に始まり

蓮と桜花のソロ曲ではたった1人の世界から見上げる空と常に自分の周りにあるものとして空を描いた。

 

そしてそのLIVEに招待されたバンドメンバー達の心境は様々だったが一つだけ同じものがあった。見えてる世界だ曲を通して見える世界は皆同じものだった。

「暁人がどれだけ空に憧れを持っているかがわかるわね」

「暁人先輩が見てる景色は今までは1部だけだったんだ…」

空に大きな憧れを持つ少年1人が見ている世界に皆が魅せられている。

 

暁人は大きなステージから声を届ける中でさらに空への憧憬

を強くしていた。

地平線のその遥か先まで続く空を自分の手で描き出したいと思いながらLIVEをやり遂げたのだった。

 

 

-LIVE後-

 

暁人のSKYROADとしての活動はこれで一区切り着いた形になる

「終わったな…」

「だな、暁人、サンキューな!もう一度お前の見てる世界を演奏出来て良かったよ」

「俺も同意、でもこれで終わりかと思うと寂しいな」

「そうね…暁人…これからどうするの?」

「LIVEに参加して思ったんだ、もっともっと広く果てない空を描きたいってね、それにはSKYROADとしての暁人ではダメだと思った。演奏家のSKYとしてやって行きたい」

「お前がそう言うなら止めはしねーよ!たださ、また力貸してくれよな」

「ああ、最後にこの曲を残していくよ!今できたばっかりの曲でタイトルは憧れた空」

俺は曲をその場で曲を演奏する。

最初に見た景色から今この瞬間の景色を空を中心に広がりゆく景色が曲に込められていた。

「この曲は俺達だけの曲として貰っておこうぜ!」

「だな、この曲は色んな人に聞いてもらうより俺達の絆として残しておきたいな」

「それがいいと思うよ!俺達だけの曲として貰っておこう」

「そうね」

そうして暁人はSKYROADとしての活動に一区切りつけ演奏家SKYとしての活動を今以上に本格化させて行くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




38話目です。LIVEシーンやバンドリキャラとの交流や彼女たちの視点が少ないですが、この先からまた増えていくのでお楽しみに
次回はRoseliaからまた順番に主人公との関わりを書いていきますのでお楽しみに

次回「雨の日と薔薇の色」

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