ut能力で転スラ世界   作:ランマ

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第六話

side:レイ

BGM:Waterfall

 

 

スライムとの戦闘で思ったが、僕はスキルに頼りっ切ってしまっている。

あの時も【ちかみち】がなければ簡単に殺されてしまっただろう。

僕自体の技量は大したことない。

まあ当たり前のことだ。

今まで平和な世界で暮らしていたのに高い技量を持っているはずがない。

だから訓練することにした。

Undyne達に戦い方を教えてもらうのだ。

 

Undyne「*リムル達が戻ってくるまで約十二日、それまでにこの私が貴様を一人前の戦士に鍛えてやる!まずは腕立てから……と言いたいが、貴様の身体能力はもう私達を超えているからな。早速戦闘訓練だ!」

Asgore「*実戦形式で訓練するからね。もちろんスキルは禁止だよ」

 

それからはひたすらにUndyneとAsgoreと戦い続けた。

何度も何度も、戦い続けた。

 

2日目までは一撃も当てれずに負けてしまった。

攻撃も防ぐことも避けることもできない。

偶然防げてもすぐに二発目がきてやられてしまった。

負けるたびに改善点を教えてもらい少しずつだが上達していった。

3日目は次第に攻撃を当てれるようになっていった。

 

そこが魔素に満ちていたおかげで疲れずに戦闘訓練を続けれるのだ。

更に、【並列存在】を使用し、何人にも増えて訓練したことで訓練量が何倍にも増えた。

おかげで一日に数千回も戦うことができ、普通の何倍も上達速度が早くなった。

期間が約十日しかないため必然的にスパルタになったが、耐え続けた。

能力に頼り続けていたら、真なる魔王どころかクレイマンにすら勝てない足手纏いになってしまう。

リムルと魂の繋がりが無い僕は魔王覚醒によるギフトは得られないから自力で強くなるしかないのだ。

 

五日目からは身体能力を半分に制限した状態で訓練を始めた。

しかもその状態で訓練も更にきつくなってしまった。

十日目には100回に一回勝てるようになった。

更には努力が実りユニークスキル【回避者(ヨケルモノ)】と【防御者(フセグモノ)】を手に入れた。

その能力はこんな感じだ。

 

 

"『回避者』"

回避最適化:回避を最適化し、回避後の隙を極限まで抑える。

思考加速:通常の千倍に知覚速度を上昇させる。

行動加速:通常の十倍に行動速度を上昇させる。

攻撃予測:一度戦闘した相手の攻撃を見極め、次の攻撃を予測する。

 

"『防御者』"

防御最適化:防御を最適化し、防御後の隙を極限まで抑える。

多重結界:薄い複数枚の結界を身体を覆うように張る。張られた結界は自身の持つ耐性とリンクする。

解析:一度受けた攻撃を解析する。解析に成功した攻撃への耐性を得る。

並列演算:解析したい事象を、思考と切り離して演算を行う。

 

 

かなり強力なスキルだ。

【大賢者】や【暴食者】クラスの、ユニークスキルの中でも上位に位置するスキルなんじゃないだろうか。

 

最終日、十二日目はいくつかのアーツと魔法を開発した。

まず、モンスターを封印したバリアをリムルの【結界】みたいに体に纏わせることに成功した。

本来なら一つ分のタマシイしかない僕には発動できないが、範囲を限界まで狭くしたことによって発動できるようになった。

それでも発動すると魔素のほとんどを消耗するが、一度発動したら維持するのに魔素の消費がなく、存在値350000以下のエネルギー量の攻撃を無効化する優れものだ。

ただそれを超えるとガラスのように簡単に破壊できるのが欠点だが。

 

アンダイン「*ふふふ、よく頑張ったな!まさかたったの十二日間でここまで強くなるとはな!驚いたぞ!」

アズゴア「*キミはよく頑張ったね。私達は戻るから、ゆっくり休むといい、お茶でも飲みながらね」

 

そういってアズゴア達は戻っていった。

彼らのおかげでかなり強くなることができた。

もし彼らが居なかったらもっと成長速度は遅かっただろう。

感謝しないと。

 

そろそろリムルが戻ってくるだろうし村に戻らないと。

 

BGM:My Castle Town

 

村に戻ってからの数日間はのんびり休んだ。

みんなは新しい町の建設で忙しそうだが、僕に出来るのは差し入れをすることぐらいだからやることが無いんのだ

今はリムルと一緒にお茶を飲んでいる。

それにしてもこの【金色の花のお茶】は美味しいな。

 

リグルド「おお、リムル様、レイ様!探しましたぞ」

リムル「どうかしたのか?」

リグルド「は!不審な者共を捕らえましたので、報告に参りました」

 

どうやら人間の一味を捕らえたらしい。

シズさん達だろう。

リグルドについて行き、簡易テントに入る。

 

リグルド「お客人達、大したもてなしは出来んが、寛いでくれておりますかな?こちらが、我等の主、リムル様と、そのご友人のレイ様である!」

一同「「「え?スライムと人間が!?」」」

シズ「もぐもぐ」

 

一同が揃って驚愕する。

シズさんだけ反応がおかしいのは気にしないことにした。

 

リムル「初めまして。俺はスライムのリムル。悪いスライムじゃないよ!」

Greetings(ご機嫌よう)。僕はレイ。リムルの友人さ!」




レイの成長スピードがえげつないですが、レイに才能がある訳じゃないです。
レイは回避はそれなりに得意でしたがそれは地球基準であって、この世界ではそこらの下っ端たちにすら劣ります。
レイ達は気づいてないけど【並列存在】のおかげで十二日間に数年分の訓練を詰め込むというとんでもないことをしています。
レイは強いケツイでその地獄のような訓練に耐えています。
もし他の人が同じことをしたら発狂します。
100d100のSAN値チェックです。
あとはアズゴア達の教え方が良かったからです。
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