ut能力で転スラ世界   作:ランマ

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第九話

今、僕はオーガの里に来ている。

オーガ達を救ってこちらの仲間に引き入れるためだ。

オーガの里を探し、ようやく見つかったときには既にオークたちが里を襲っていた。

とはいえまだ死者は出ていないから間に合うだろう。

 

死ぬ直前のオーガ達を近道で回収し、代わりに能力で創り出した死体を置く。

これでバレる心配はない。

 

助けたオーガ達を回復させたが元々満身創痍だったから気絶してしまったようだ。

 

取り敢えずこのまま眠らせ続けてベニマル達がリムルと合流したら近くで解放するか。

それまでの間はバリアを使って封印して置くとしよう。

 

よし、じゃあ帰っ……!!

 

「クッ!!なんだ!?」

 

いきなり何かが横腹を抉っていった。

バレる心配は無いと思ってたけど、その認識は甘かったようだ。

 

BGM:Song That Might Play When You Fight Horror!Sans

 

「*he he he ホントに覚えてないみたいだな」

 

声のした方向を見てみるとそこにはいたのは一人のスケルトンだった。

穴の空いた頭蓋骨に赤い目、ボロボロのパーカーを着ている。

 

「Horror!sansか、なんでここにいるんだ?」

「*ナイトメア達に連れて来られたんだよ」

『*ウヒョウ!ホラーじゃないか!久しぶりだな!』

「*ん?PAPYRUSも居るのか。」

 

ホラーに警戒し、ナイフを構える。

 

「*おいおい、落ち着けよ。争うつもりはない、今回は挨拶しに来たんだ。どうせお前何も知らねぇだろうし教えてやるよ」

 

教える?

何をだ?

というか争うつもりは無いってよく言えたな。

いきなり横腹抉ったくせに。

 

「*今、この世界にナイトメア達が色々ばら撒いている。ネガティブな感情やピンクスライムみたいなものをな。それは全てお前を殺すためのものだ」

 

僕を殺すために?

何で闇AUの奴らが僕を殺すためにこんな世界にまで干渉してるんだ?

 

「なんで僕なんだ?」

「*お前のオリジナルが厄介だからだよ。アイツは平行世界の自分が持つ能力を全て使えるからな少しずつ殺してアイツを弱体化させようとしてるんだ。それに、お前は初めてUndertaleと関係ない世界に誕生したレイだからだ。ただでさえ強いのにこの世界のスキルやら何やらを手に入れてパワーアップされたら厄介だからな」

 

なるほど。

平行世界の僕を弱らせて殺すためか、なら尚更殺される訳にはいかないな。

というかその平行世界の僕のことをオリジナルって呼んでいるのか。

ということは僕達もsans達みたいに原作から分岐した存在ってことか。

 

「そもそもなんでわざわざ僕にそんなこと教えてくれるんだ?」

 

そんなこと教えてもホラー側にメリットは無いはずだ。

それに今すぐ僕のことを殺せばいいのになぜ殺そうとしないんだ?

 

「*そっちのほうが面白そうだからだよ。どうせ準備が整っていないから今お前を襲ったらエラー達に怒られるからな。それじゃあ俺は帰ることにするよ」

 

そう言ってホラーは帰っていった。

 

まだ準備が出来ていない………か。

嫌な予感しかしないな。

闇AUの奴らがすることなんてろくなことじゃない。

それにホラーがナイトメアと協力しているってことはMurder time trioのホラーってことだろうし

Killer!sansやMurder!sans、Insanity!sansみたいなほかのマーダータイムトリオ組もいるってことだろうし。

どれだけの破壊者たちが協力しているのかは分からないが最悪X!GasterやKing Multiverse!Sansとかのチートを相手にしないといけないのかもしれないのか。

はぁ、せめてInk!sansやDream!sans達守護者が来てくれたら楽なんだけどな。

帰って何か対策を練らないといけないな。

アイツ等への対処だけじゃなく転スラの方の敵への対策もしなきゃいけないし、できるだけ早く強くなっておかないと。

召喚能力で闇AUの奴らや破壊者達を召喚するのも辞めておいたほうがいいだろう、下手したら敵が増えることになるし。

僕だけじゃなくテンペストの戦力も増強しないといけないな。

 

よし、一旦考えるのはやめよう。

目的も達成できたし【ちかみち】で帰るか。

 

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