魔入りました!入間く...女の子になっとるやんけ!?   作:サイコロさん

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クウォーター
本来の水魔術とは違う魔術であり、何が違うのかっていうと、本来の水魔術は水の塊が現れるがクウォーターの場合は魔力を消費した分の水を出せる魔術である。カゼカミ君の家系能力との相性はバツグンである。


第2巻 ここから始まるぜ! 俺達の青春がッ!!
第9話 試験後の学校生活


~カルエゴ先生SIDE~

 

 

おぉおぉおおおッ!!

 

 

うるさく感じる程の歓声。これは最下位(クズ)共よりも前に位階(ランク)(バッヂ)を手に入れた時のことだ。次はアスモデウスだったが...

 

 

「すげぇッ『4(ダレス)』だ!!」

 

 

「一年なら普通は1(アレフ)。よくて2(ベト)なのに」

 

 

「さっすが入試首席!!」

 

 

(まぁ妥当だな。しかし他も意外と悪くない)

 

 

2(ベト)』――クロケル·ケロリ&プルソン·ソイ

 

 

3(ギメル)』――アンドロ·M·ジャズ&ウァラク·クララ

 

 

「まてまてまてまて」

 

 

するとアスモデウスの焦った声が聞こえる。

 

 

「何故、貴様が『3(ギメル)』なのだ!? おかしいだろ!!」

 

 

「控えあろう!!」

 

 

「私の方が高位階(ハイランク)だ! バカモノ!!」

 

 

試験(レース)2位だからな…運も実力のうちか」

 

 

「釈然とせん!!」

 

 

こうなるとイルミやカゼカミが何を出してくるか分からない。私はため息を吐いて思った。

 

 

~カルエゴ先生SIDE終了~

 

 

~カゼカミSIDE~

 

 

そしてついに俺の出番というわけだぁ!俺は位階袋鳥(ランクふくろう)の袋に手を入れる。 勿論、イルミちゃんの後の為に指輪の件はもうやっております。しかしこうなると分かっていた自分はイルミちゃんを助ける為に自作魔力増強剤(ハイ·マナポーション)を大量に持ってきておきました!(それでも鳴いていた為にサリバン様が来ました)そして俺は手に何らかの感触を感じる。

 

 

「いでよ! 我が位階(ランク)よぉ!」

 

 

そして俺は手に入れたものを見せつけた。しかし皆は反応しなかった。

 

 

「…………? おいおい何か反応してくれよ。皆が反応してくれないと寂しいぜ」

 

 

「い、いやそれって...」

 

 

「一回手を見てみるでござるよ!」

 

 

ふむ……どれどれ?...何だよ、ただの指輪じゃねぇか?.....あれ? 指輪だよね。 指輪じゃねぇかあぁ!!

 

 

「おい、その手をよく見せろ」

 

 

「は、はい。どうぞどうぞ」

 

 

そうやって覗き込むカルエゴ先生。すると驚いたのか目を丸くする。

 

 

「『解放の指輪』と呼ばれる"悪食の指輪"と同様に魔力を貯められることが出来る本来なら大したことがない指輪だが……」

 

 

なんか考え中のカルエゴ先生。すると決断したかのように目を開き、俺に近づいてくる。

 

 

「いいか! まだその指輪は研究中の為に何が起こるか分からん! ただしその名のとおりに所有者の"何かを解放する!"十分に気をつけろ」

 

 

あの意味はなんだったのだろうが? それにしても赤い三日月が彫られていて、結構綺麗だな。俺は指輪については気をつけることにした。そして試験は終わったが俺とイルミちゃんは指輪の為に位階(ランク)は測定不能。一番下の『1(アレフ)』となった。

 

 

 

 

『そうなんだよな~。"解放の指輪"って言う指輪が来たんですよ。アラディアはどうだった?』

 

 

『私は"3(ギメル)"よ。飛行試験でもニ位だったし、そう言えば一位はハヤトが言っていた男子だったわよ。凄いわね……最初は本当に女性だと見間違えたわ』

 

 

『いや、見れば分かるだろう?』

 

 

只今アラディアと電話している。何故ならば、アラディアが位階(ランク)を教えて欲しいって言ったからだ。

 

 

『ハヤトって本当に淫魔(インキュバス)並みの審美眼を持っているわね……まあいいわ。それよりもカリキュラムを見れば分かると思うけど――』

 

 

『分かっとる。次の位階昇級対象授業(ランクしょうきゅうたいしょうじゅぎょう)は"処刑玉砲(しょけいぎょくほう)"だな。魔術が苦手な俺でも何とかなりそうだぜ』

 

 

『ええ、お互いに頑張り合いましょう♪ バイバイ』

 

 

そして電話は切れる。そして俺は夜遅かったので寝た。

 

 

 

 

「■■■■■■■!」

 

 

誰かが叫んでいる。

 

 

「■■■■■■■■■■!!」

 

 

そこは赤月が綺麗な夜であり、強く激しい大雨が降ってきている。朧月みたいな美しく消えてしまいそうな幻想的な光景だ。すると地面にある水溜まりから自分の姿が見えた。

 

 

それはまるで怪物のような目をした悪魔だった。

 

 

「■■■■■■■■■■■■■■■!!!」

 

 

悲しく愚かに感じる咆哮を聞いて俺は目が覚める。どうやら夢のようだ。いつの間にか汗をかいていたらしい。シャワーを浴びてから登校するか。

 

 

『おはよう!』

 

 

『おはようございまーす』

 

 

『よし。……うん? おい、リボンが曲がっているぞ!』

 

 

『やっべ! 分かりました!』

 

 

悪魔学校(バビルス)空気噴流(エアロジェット)で着いた俺は生徒会の挨拶と指摘の声がする校門の前で身だしなみの最後のチェックをする。そして校門に入る。

 

 

「おはようございます」

 

 

「おはよ……ん?」

 

 

すると何故か生徒会の一人が近づいてくる。そして……

 

 

「お前は確か…「カゼカミ·ハヤトです」そうだ。カゼカミだな。お前宛に感謝の言葉が送られているが何か知らないか?」

 

 

「えーっ? 思い当たる節はよく調査している人のお助けや魔獣に襲われた貴族のお嬢様の救出ぐらいしか...」

 

 

「全然あるじゃないか! とにかくこれからも頑張って欲しい。理事長も喜んでいたぞ」

 

 

「うっす! お褒めいただきありがとうございました! そう言えば昨日のあの放送観ました?」

 

 

「いや、観てないな。後で教えてくれよな」

 

 

毎日のように生徒会の人と雑談して。

 

 

「いや~悪いね。カゼカミ君。本来なら俺の仕事なのにな」

 

 

「大丈夫ですよ。こういう腕っぷしだけなら自信があるのですから。よいしょ!!」

 

 

『ふぃ~。カゼカミ君は働き者ですね』

 

 

『本当だね。いや~カルエゴ先生も良い生徒を持って幸せ者ですね』

 

 

『誰が幸せ者ですか!!』

 

 

いつものように壁や廊下などの校舎を補修したり。

 

 

「ひぃ! や、止めてください!」

 

 

「助かりたいなら金を寄越しやがれ! さもないウゴォッ!!」

 

 

「何してんじゃボケ! 悪魔なら弱い者イジメするな! どうせなら先生からカツアゲしやがれ! このクソザコがぁ!! チュン丸! やってしまいな!!」

 

 

(死ぬがいい! 破壊される黄金の玉宝(デストロイ·ザ·ゴールデンボール)!!!)

 

 

「ッ!! や、止めてくれ! そ、その角度は当たってしまノオオォォォアアァァァァァア!!!…………チーン」

 

 

たまに不良を反省室送りにした。

 

 

「クララ~。一緒になんかしようぜ」

 

 

「いいよー。何して遊ぶの?」

 

 

「お洒落についての話とか興味ある?」

 

 

「あるある! 何から話すの?」

 

 

クラスメイト達と話したりしていました。(※クララがピンク色の石鹸をシャンプー代わり使っていることを知った俺が"今日の放課後に買いに行くぞ!"って言ったのは間違いではない)

 

 

そして只今、クラスメイト達と俺は植物搭にいます。

 

 

「ふいっ。魔術授業でぇす。特殊な苗に手をかざして『クワンックワンッ』」

 

 

するとスージー先生の持っていた苗がなんかスージー先生に似ている優しそうな花が咲いた。

 

 

「ふいっ。花が咲きましたぁ」

 

 

「自分の魔力を"形"として見る! コツは頭の中に"完成形"を思い浮かべることでぇす。がんばってね!」

 

 

『うぇ~い!』

 

 

すると上の方から話し声がする。イルミちゃんが疑問にしていた。

 

 

「何か人が……」

 

 

「一年の位階(ランク)が出たので見学(チェック)に来たのでしょう」

 

 

おそらく今後の師団(バトラ)活動に勧誘するためにはその一年の性格や実力を確認したいんだろうな。

 

 

「げえっ、見ろよ」

 

 

するとそこには仲が親しい人がいた。

 

 

「生徒会だ」

 

 

「生徒会は下級生の搭なんてほとんど来ねぇのに」

 

 

「一体何し……」

 

 

「愚問!」

 

 

すると大きな声がした。そこには――

 

 

「『2位階(ベトランク)』にしてじき魔王! この(うぬ)の拝見に決まっておろう!!」

 

 

『何その花!!?』

 

 

鉢を壊しているツンツンした花を持ったサブノックがいた。

 

 

「自分で鉢を壊しているよ!」

 

 

「ヌフフ! 破壊神と名付けた!」

 

 

「いや、鉢を壊しちゃダメだろ」

 

 

「評価B+(ビープラス)

 

 

「何故!!!」

 

 

自分で自分を殺すようなもんだろ。するとアズ君が花を持ってきた。

 

 

「フンッ全く品のない!」

 

 

美しく燃え上がる綺麗な花だった。

 

 

「燃える花だ!!」

 

 

「キレイ。A+(エープラス)です」

 

 

「これが気品というもの「花には"水"をやらねばな」あ"あ"あ"あ"あ"

 

 

サブノックが水が入ったバケツを花にかける。するとなんてことでしょう。キレイに燃えていた花が完全に燃え尽きました。

 

 

「貴様ッ我が血統の証の火を…………ッ許せぬッ!!」

 

 

「怒りっぽい奴よのぉ! よし! ヌシの頭も冷やしてやろう!」

 

 

そして喧嘩するサブノックとアズ君。するとスージー先生が鉢を持ってきた。

 

 

「喧嘩はダメですよ~。ほいっ!」

 

 

すると鉢からとんでもない大きさの蔓が無数に出てきて、喧嘩しているサブノックとアズ君を縛り上げた。

 

 

「「ぐぅわあぁぁぁぁあーっ!!! 腕がぁっ!!」」

 

 

腕を折る程、強く縛っているらしい。痛そ~。

 

 

さてさて、俺もやりますか! えーと、そうだな...これからもイルミちゃんを含む皆を守れるように……騎士みたいな……よし! こんな感じか!?

 

 

「『クワンックワンッ』!」

 

 

そして俺の苗からは木と芽が出てきた。芽は段々数を増やし、木はどんどん大きくなる。すると芽がつぼみになり花として咲いた。その花は赤黒く、どこか恐ろしいと思わせるが美しい薔薇となって木は人の形に変化して薔薇の蔓をまとい、騎士のように見えた。そして鉢から足を出して歩き出した。

 

 

「………ザザッ」

 

 

そして先生の前で忠誠を表すかの如く、片足をついて頭を下げた。スージー先生は少し驚いている。

 

 

「ふいっ!? 凄いですねぇ。評価はS+(エスプラス)にしますね」

 

 

その言葉で嬉しいのか、鉢に戻り眠る俺の花。すると皆が声をかけてくる。

 

 

「すげぇじゃん! どうやったらあんな花が出きるの?」

 

 

「流石は(うぬ)のライバルよ」

 

 

「凄いよ! 一体どうやったのカゼカミ君!」

 

 

「まるで騎士みたいで素敵ね」

 

 

「おぉ~。近づくと撫でてくれる~」

 

 

その後、皆に質問攻めされた俺は騎士と一緒に赤黒い薔薇を皆に配っていた。するとイルミちゃんから光が出てくる。そしてそこから大木が……ッ!!

 

 

「『空気噴流(エアロジェット)』!!……エリザベッタ! 大丈夫か!?」

 

 

俺は大木のせいで落ちてきた天井ガラスの破片にぶつかりかけたエリザベッタに問う。

 

 

「ええ、大丈夫よ……///」

 

 

しかし、他の皆は………

 

 

「おおッ!! この花凄いぞ!」

 

 

「ふいっ~。ありがとうございます」

 

 

俺の花が既に救出していた。流石は俺の花だ。そして桃色でふわふわしているこの花は……成程な。ニヤリ

 

 

「ボソッ………桜か」

 

 

俺はとにかく気絶しているイルミちゃんとアズ君を助けることにした。しかし俺は気づいていなかった。まさかあんなことに…あんな結果になってしまうなんて...




皆が大好き春の花! 桜が遂に登場! そしてカゼカミ君が言っていたこととは...

次回 これは俺の担当じゃねぇぞ!!
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