魔入りました!入間く...女の子になっとるやんけ!? 作:サイコロさん
この必殺技は、カゼカミ君とチュン丸が思いつきで作り、三日間の間で習得した男性悪魔にとって恐怖の中の恐怖であり、卑怯を越えた悪魔的
俺はイルミちゃんが出した桜で壊れた天井ガラスの後片付けをしていた。そしてスージー先生に謝り言ったが…
「いえいえ。こちらの方が植物搭っぽいですからぁ。それにしても珍しいお花さんですねぇ」
心の器が広くて助かった。そして珍しい色で美しいっと評判で見物客で賑わっていたのでその片付けの手伝いをしてた。今は……
「お前らさ。何でこんな酷いことをするのかなぁ? 植物だって生きているんだよぉ。こうするならやられる覚悟はあるよなぁ?ギロッ」
「「「ゆ、許し…てく……ださい………あっ………チーン」」」
桜の枝を折ろうとしていた三人組の首を絞めていた。
『あ、あれが狂狼…』
『三人共を一斉に片手で絞めているぞ…』
『圧倒的な強さだ…』
周りの小声が気になるがとりあえずこいつらは……
「Hey! 生徒会の皆さーん! こいつらは反省室送りでいいですか?」
「ああ、後はお達がやっとく。ご協力感謝する」
そうやってテキパキと三人組を縛り上げる生徒会の方々。マジで手際良すぎる。そして俺はそのまま手伝いを続けた……
「遅くなってしまったな…まぁ早めに片付けないとなぁ」
俺は手伝いを終えたら夕方になっており、最後に掃除道具の片付けをしたら帰ると思い、曲がり角を曲がろうとした時、俺は思い出した……
うん?…これってまさか―――
血の気が引き、顔が真っ青になっているだろう。俺は思い出したからだ。この後の展開を、しかしほんの僅かに希望を持っていた。"違う曲がり角でイルミちゃんとぶつかってください!"……しかしそんな小さな希望は打ち砕かれる。
誰かとぶつかってしまった。そう……長身であり、(俺からすれば小さい)長い赤髪で頭上は角の如くとなっていて、後ろに流れている髪のうち、両側は独特な巻き上げ状となっているという特徴のある髪型。見目麗しく正に女傑と評するのが正しい容姿の女性悪魔であり、
「(し、しまった)――――ッ。大丈……ッ!!?///」
俺が押し倒すように倒れていた。
ふむふむ…今の状況を確認しよう。
·散らばれた掃除道具
·夕日が見える窓
·押し倒している俺
·押し倒されている会長
………もう一回整理しよう。
·散らばれて転がっている掃除道具
·綺麗なオレンジ色の夕日が見える窓
·いつも以上に真剣な表情で会長を見つめるの俺
·何故か顔を赤くしている会長
………簡単な話だ。俺はすぐに会長から離れて、正座の状態で頭と手のひらを床につける。そして―――
「スミマセンでしたぁぁあ!!!」
―――全力で土下座をするだけだ。
「...ハッ! お、落ち着け! 私は大丈夫だ。貴様の名は――「カゼカミ·ハヤトです。本ッ当にスミマセンでしたぁぁ!」よーし。落ち着くんだ! そうだ! とりあえずこっちに来い!」
そして少しその場から離れようとする会長は俺の両手を掴むが――
(ヤ、ヤバい! 俺はこのままだと殺されるッ!!)
―――パニックで頭の中が整理できず、俺はとにかく謝ることしか考えていなかった。そして俺と会長は同時に頭を下げた。
「「……………………………………………………………………」」
圧倒的なまでな沈黙。俺はこんな空気にだんだん耐えれなくなってきた。あぁ、何でもいいから話題が欲しい…俺はもはや知能が低下していた。それはもはや原作崩壊すら気にしない程に……
「………あっ」
会長から何かが落ちる。そして俺は反応してしまう。
「おおーッ! "初恋メモリー"だ!」
………あっ……やってしまった…すると会長の目が変わる。
「貴様ッ! なぜそれを知って――「特に桜の木の下で告白するシーンが大好きなんだよなぁ。凛ちゃんと翔君の距離がグッと近づくというか……」…貴様、その本が読めるのか?」
こうなりゃ
「勿論読めます!」
すると会長の目に星が見える。
「読めるのだな!」
「イエッサー!」
「でっではこれは何と読む?」
会長は"初恋メモリー"を開いて、とあるシーンに指を指す。……ふむふむ、これは――
「『転校生の青空翔』」
「!」
それでさらに嬉しそうにする会長。
「ではこれは?」
「『ドキドキ』」
「これは」
「『キュンキュン』」
そして会長はいつも以上に真剣な表情で俺の肩を掴む。
「一緒に来て貰おう」
「……イ…イエッサー」
……が、頑張るのよ!俺! この
そして俺は談話室に連れていかれ、そして読み聞かせの準備を済ませて椅子に座る会長。すると会長から小さくながらも声が聞こえる。
「ろ、朗読してくれ」
勿論さぁ!やってやるぜぇ!! その後の読書会では家系能力を使って、実際の音があるド派手な迫力ある読み聞かせだったと高評価の為に会長の魔インを手にいれた。そしてこれからも読書会を行うことになった。...本ッ当に何で俺なんだよぉ!
~カゼカミSIDE終了~
~イルミSIDE~
オペラさんの言葉を思い出して考える僕。
『
「何かお悩みですか?
「!! アズくん…」
「私にできることがあれば何でも……「ピロリン!」」
すると隣の席からス魔ホが鳴る音が聴こえた。
「グースカー……う、うん? あぁ、行かなきゃなあ」
音の正体は最近の悩みの一つのカゼカミくんだった。教室から出ていこうとするとクララがやってきた。
「私も! 私もついていく!」
「…僕もついていくよ!」
「
「ハハハッ、悪いな。一人で行かなきゃなあいけない用事なんだよな。ごめんな、けど早く帰ってくるから安心しな」
そう言ってクララと僕の頭を撫でるカゼカミくん。そして少し急いだ様子で教室から出ていった。なんで僕は一緒に行こうとしたんだろ? あの時、助けてくれた時からカゼカミくんを見ると胸がドキドキするような……いなくなると寂しいような……よくわからない。するとクララが頬をぷくぅと膨らませていた。
「カゼカミちと遊びたい――――――」
するとサブノックくんが応えた。
「後をつければ良いだろう」
「そんな不躾なマネが…「「そっか!」」」
なぜか僕も反応していた。どうやら僕もカゼカミくんのことが気になっていたらしい。
「突撃――!!」
「オオー!」
「い、
僕はクララとアズくんと一緒にカゼカミくんの後を追った。
『ゼェ…ゼェ……待ったか……?』
『いや、俺も今来たばっかりだ』
『そ、そうか!』
そして僕たちに談話室前でカゼカミくんとどこかの女子悪魔と話していた...なんか気にくわない気持ちで胸がいっぱいになる。それはクララも同じ気持ちらしい。
「ずるい! あの娘ずるい! 混ざってくる!!」
「こらこらこら!!」
するとアズくんが制止してくる……行かせて欲しいなぁ。
「相手を見なかったのか!? あれは生徒会長だ!! どうせカゼカミのことだ。生徒会に
そうだね…もしも僕のことをほめているならば直に聞きたいし、違うことを話しているなら...
~イルミSIDE終了~
~カゼカミSIDE~
「ッ!!」
「? どうしたんだ?」
「い、いやなんでもない。では続きを…」
なんか殺気を感じたんだが...気のせいか。
「…だから私の夢は『素敵なお嫁さん』なの」
「夢...つまり『野望』のことか!」
「
「ではここから彼女は邪魔者をちぎっては投げ、ちぎっては投げ。いいぞ
「……アメリは将来の『野望』とかあるんですか?」
するとアメリが腕章を見た後、堂々とした感じで言い始めた。
「私は…悪魔であることに誇りを持っているし、皆にも悪魔にも生まれたことを誇ってもらいたい。だから――」
そして目をさらにキリッとさせて言いきる。
「――生徒達の質を向上し、この学校を悪魔たちの憧れの学び舎にしたい」
……す、スゲー! 実際に聞くとこんなに感動するものなのか...
「卒業したら父の仕事を手伝うがそれまでに為すべきことは決めてある」
そう言うと顔に手をやり、小声で何か言うアメリ。
「まっまあケーキ屋さんとかお花屋さんとやらにも興味はあるが……」
意外と乙女なアメリ。俺がニヤニヤしているのを気がついたのか俺にも聞いてくる。
「おっお前こそ野望はないのか!?」
俺は...そうだな。
「俺の野望は"みんなのハッピーエンドがみたい"だな」
アメリが不思議に思っているのか思案しているように見えたので俺は詳しく説明する。
「まぁ簡単に言ったら皆にも笑顔になって欲しいって思ってくださいな。そのためにも色々しなきゃいけないと思うんですよ」
俺は真剣かつ笑顔で答えた。しかしアメリはさらに驚いた様子だ。
「なぁ、本当にお前は一年生なの「カゼカミち返して!」」
すると頬を膨らませていたクララがいた。めっちゃ激おこ丸やん。
「クララッ!? 何しているの!?」
「すまない…カゼカミ。邪魔するつもりはなかったんだ……ガクッ」
そこには驚くイルミちゃんと何故か吐血しているアズ君がいた。本当になんで吐血しているの? すると会長が立ち上がり後ろで手を組む姿になる。
「ではここで終わりだな……お互いの野望が叶えられるように頑張ろうな。カゼカミ」
その姿は美しかった。
アメリとの読書会が終わり、教室でイルミちゃんが相談したいと言っていたので聞くことにした俺ら。
「「
「うん…その…せめて"
イルミちゃんよ。俺とお前は同じ
「アズくん!?」
「私も!
するとアズ君はさらにイルミちゃんに近づいた。
「昇級しましょう!! 早速準備です!」
「おっお~~~」
そして俺らイルミ軍団は地下運動場に移動した。
「今、
「定期的に授業内で行われる『
説明しよう! 『
かつて勃発した悪魔同士の領地争いを元にした
「では早速実戦しましょう!」
「「「おおー!!」」」
~みんなで楽しく練習中~
「ドッチボールだ、これ!!」
イルミちゃんが今さら感出しながら落胆する。そしてクラスメイトたちがやってきた。
「オーイ。練習、俺らも交ぜてよ~」
和やかな雰囲気でクララがボールを渡して受け取るクラスメイトたち。ここは皆さんも魔界は結構ゆるいところだなっておもったでしょう?……さてと...バンッ
「これなら僕でもなんとか「イルミちゃん! 避けろぉ!」バコンッ!!
……え?」
さぁ始まるイルミちゃんお助け作戦その一の始まり~始まり~
イルミちゃんお助け作戦その一は
『イルミちゃんの回避術と攻撃力UP』
次回 悪魔たちの殺試合