魔入りました!入間く...女の子になっとるやんけ!?   作:サイコロさん

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人間は欲深い
金.権力.恋人など……人の欲深さには底知れない。しかし"欲"は人間の本能、欲無くしては人は生きていけない。『醜悪な欲』とは所謂、『悪魔に魂を売る』ほどの所業を指す。だが考えて欲しい。本当にそれは悪なのか? とある人間は死んだ妻や娘のために禁忌を犯した者だっている。つまり言いたいのは『悪魔に魂を売る』は時には誰かのためにやっているのである。そしてそんな愚者がここに一人……


第0巻 入学式前の冬
第1話 魔入るぜ! 愛しの入間君の為に!


白、そこは"真っ白"だった。何言っているのか俺でも分からない。しかしそこは"真っ白"だ。そして段々黒く濁れていくように多いつくされていく。そしてそんな黒から誰か、いや何かが来た。例えるなら旅人の格好した悪魔だ。そしてそいつは話し掛けてくる。

 

 

「さてと...単刀直入に言おう。君は死んだ」

 

 

そりゃそうだ。何故なら俺は老衰死で死んだからここにいるんじゃねぇかっと言う。悪魔は頷き、そして真剣な表情で問いかけた。

 

 

「そして君には二つの選択肢がある。一つはこのまま輪廻転生し、生まれ変わる。これは本来なら選ばなくても強制的にされる。しかし私がそこに選択肢を与えた。だからここにいる」

 

 

俺はもう一つは?っと言う。悪魔は納得しているのか、すぐに言った。

 

 

「魔入りました!入間君の世界に行ってもらうことだ」

 

 

えっ?……………マジッ!?…………じゃあそちらでお願いいたします!悪魔様ぁー! 俺は土下座して頼む。そしたら悪魔が待てのポーズをする。

 

 

「待て、何故魔入りました!入間君の世界に行くことになっているのか知りたくないのか? まあ、知りたくなくても教えないといけないが…」

 

 

俺は体育座りのポーズをする。

 

 

「入間君の世界には家系能力があるのは知っているのは分かるか?」

 

 

ウンウン

 

 

「その中には、世界の行き来出来る能力がある。それが私の力だ。そしてとある世界、並行世界には物語のキャラクター、つまり演じるものがいなかった」

 

 

「演じるものは、そこにある全てのことだ。木.水.悪魔.魔法.現象など役割があり、それで世界は成り立っている中、一つでも欠けてしまったら崩壊してしまう」

 

 

なるほど。

 

 

「そこで君にはその欠けた演じるものになってもらう! そうすると世界は成り立ち、崩壊はしない。ただしこれは悪魔になることが条件となる」

 

 

悪魔は一枚の羊紙を出す。

 

 

「契約だ。君は悪魔になり、第二の人生、いや魔生を送る。その代わりに君は欠けた役割を演じる。……まあ、自由に過ごせば良い話だ」

 

 

何故俺に?っと問う。

 

 

「簡単な話だ。君のような悪魔に近い熱狂的な魂で狂乱的な欲望は悪魔の体になっても壊れない。他の人だと壊れて死んでしまう」

 

 

つまり、俺の場合だと即死しないことか...なら迷う必要はねぇな! 俺は契約を受理する。

 

 

「ありがとう。そして君には最初は辛い運命になってしまうがそこは私の力で『運命を変える』から安心して欲しい」

 

 

おうよ! 例え火の中、水の中、カルエゴ先生を怒らせた中でも行ってやる! 俺の下に円をモチーフにした魔方陣が出てくる。

 

 

「頑張ってくれよ。君の代わりはもういないから…」

 

 

わかったよ……頑張って務めてくるぜ! 俺は光となって消えた。

 

 

 

 

光が収まるとそこには廃墟があった。なるほどな確かにここなら孤児保護して貰えるし、他の悪魔からばれにくい。そして隣にあった本棚から本を読む。悪魔に転生しているから人間語と悪魔語が使える。でわかったことは……

 

 

·悪魔学校(バビルス)は此処から東5㎞

 

·此処は険しい山に囲まれて、空か洞窟しか此処から出れない

 

·学園新聞には入間君の記事がないのでおそらく入間君が来る前の時期だろう

 

·この時期になると空には狂暴な害鳥が飛び回るために迂闊に空は飛べない

 

·初期魔法の本から魔法を覚えた(ラファイヤ、クウォーター、チェンジールなど ※またクウォーターは水のオリジナル魔法です)

 

·あなたもモテモテ! 強く勇ましいあなたになる方法666選!

 

·これであなたは動物マスター! ~悪魔や動物にきく薬品の作り方編~

 

·薬草のこだわり ~山や洞窟にある薬草編~

 

 

ふむふむ、これで俺はモテモテだぁー!!...って何でこんな本まであるのか...とにかく俺は魔法を使えるようになった方が良いな。そういえば俺の体は...そう思って俺はヒビがある鏡で見る。

 

 

·爪のような黒く鋭利な角

 

 

·剣をモチーフにした赤黒いしっぽと羽

 

 

·目は日本人の茶色じゃなくて深緑色の瞳で目付きが悪すぎる。

 

 

·2m近くあるガタイが良い体型

 

 

なんてことでしょう。これはまるでヤクザのようだ。いや……これは酷いだろ! そもそも人間の頃だって俺は最初は怖くて泣かれたんだぞ! まあ、慣れているからいいけど……俺は諦めて、家中を探し始めた。

 

 

テッテレー俺は回復薬と家系能力が分かる本を見つけた。

 

 

そして俺の家系能力はぁ? ドキドキデデン!

 

 

爆音泡弾(サウンド·バブルボム)

 

 

魔力を消費して液体を泡に出来るぞ! しかもその泡は本人が解除するまでは基本的に割れないぞ! そしてその泡が破裂するときにイメージした音が出る。ちなみに魔力をさらに消費することで数を増やしたり、音を付け加えたり出来るぞ! これであなたも道化師だ! やったね♪

 

 

………これでやるしかねぇな! おい! 俺を舐めんじゃねぇぞ!ごらぁ! しかも俺はまだ魔力が少ねぇんだよ!!

 

 

しょぼくれた俺はついに洞窟に行く。ここから早く出ていき、保護して貰おう。そして後々俺はそんな甘い考えは通用しないことが分かった。

 

 

~???SIDE終了~

 

 

~とある狼SIDE~

 

 

我は眠りについている時、誰かが近く匂いがする。この匂いはあの小鳥でも、蜘蛛でもない。まるであの時の悪魔の匂いだ。そして悲鳴が聞こえてくる。

 

 

「どりゃぁぁぁああ! 多いんだよ! くそったれがぁあっ!!!」

 

 

悪魔の姿見はまるで怖いが匂いは守ってくれるような安心感がする。あの悪魔はどうやら蛇に追われているらしい。

 

 

「おらぁ!」

 

 

悪魔が蹴ると蛇は気を失う。かなりの体術のやり手だと分かる。悪魔がこちらに気がつく。謝ってくるが…だが……だからといって…………

 

 

「あのすいませんでした」

 

 

ここに来たものを殺すだけの話だ!

 

 

~とある狼SIDE終了~

 

 

~???SIDE~

 

 

黒く大きな美しい狼、満月の夜の草原を駆ける想像が出来る。その目は紅色の瞳を光らせて...

 

 

「グルワァァァア!!」

 

 

襲ってきた。しかしいくら狼でもこんな距離を詰めるなんてそんなことが……スパッ! どうやら俺の脚の皮膚が切れたようだ、だから痛みが少し遅れてやってくる。狼は気配から後ろにいるらしい。つまり俺が反応出来ない速さと簡単に皮膚を切り裂く爪、さらに脚を狙ってきたことからかなり賢いようだ。まさに序盤で戦うなんて負け一択ようなもんだ。

 

 

 

 

最高に面白れぇじゃあねぇかぁ!!!

なんだよ! 簡単に切り裂く爪に反応出来ない速さ! さらに賢いなんてまさに序盤に出たら死ぬじゃねぇか!それに勝ったら俺はどんだけ強くなれる!? まさか、本当に転生して良かったって思うのが二回も思うなんて、あんなに強いヤツと戦えるなんて最高最高最高最高だぁあ!

 

 

俺はどうやら笑っていたらしい。息がかなり荒いが、何故か苦しくない。どうやら俺はこいつと戦うことに歓喜している。狼は引き続きに一瞬で距離を詰めるが……

 

 

「グオゥッウ!?……ドーン」

 

 

俺は触れたっと思った時に殴る。これなら勝てる!っと思ったがこんどはあまり攻めてこない。どうやら狙いを定めているらしい。

 

 

「そんな余裕与えるっと思ってんのか! ラファイヤ!」

 

 

俺は炎を出して狼に攻撃するが躱される。それが狙いだと知らずに…ニヤリ

 

 

「さらにもういっちょ!」

 

 

俺はそこら中に血をまく。炎のおかげで出来た砂ぼこりでこれで匂いしか反応出来ない狼は転んで隙が出来る!!ハズだった。

 

 

ザッシュ!ジョロロロロ…ベチャベチャ

 

 

「え?」

 

 

狼は俺の血の上にいた。まさか!? 俺の作戦に気がついたのか、どうやって!? 俺は狼のとある部分を見て答えが出る。

 

 

(耳か! 確かに血が落ちる音なら俺を中心に周りにまいているから、気がつく!)

 

 

俺は動けなかった。どうやら完全に脚がやられた。狼は俺に最後の言葉を聞くように前に出る。

 

 

「………………」

 

 

「そうだなぁ、最後はこんな運命になったが…満足した」

 

 

俺の言葉を聞いたのか、腕を振り上げる狼。そして降り下げた瞬間。

 

 

「弾けろ」

 

 

 

ドゴオオオォォォォォォン!!!!!

 

 

 

「ッ!!????」

 

 

狼は気を失う。そう俺は思い出した! 俺の家系能力を! それは音を出す泡を液体から作り出す能力だ! 簡単な話である。液体は血から、魔力を最大限使って音は落雷の音を表現した。いくら狼でもこんな爆音を聞いたら気を失うハズだと! 俺は耳の近くに俺の血で出来た泡を爆裂させた。すると狼から声が聞こえる。

 

 

(お主……何者なんだ?)

 

 

って喋れるの!? まあいいや、えぇどうしようかな....ピカーン そうだ前世の名前を使おう!

 

 

「俺はカゼカミ·ハヤトだ! 覚えとけ!」




愛しの入間君に会うには洞窟を抜けないといけないカゼカミ君! しかしその洞窟はとある手によって化物の巣となっていた!

次回 眠れる魔女を助けにカチコミじゃあ!
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