魔入りました!入間く...女の子になっとるやんけ!?   作:サイコロさん

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炎石蜘蛛(ファイヤークリスタルスパイダー)
基本的には洞窟に住む大蜘蛛。
その名の通りに炎を操り、糸を使う賢き蜘蛛。その炎の強さは熟練の魔法使いに匹敵する。また基本的には移動しているので生存力や生命力が強い。


第1巻 入間……女の子やんけ!? まぁ、それでも助けますねっ!!
第3話 悪魔学校よ! 私が来た!


俺は死んだのか……俺はせめて入間君に会いたかったなぁ……あれ? これは生きているのか?

 

 

俺は目が覚めるとそこは布団の上だった。見たことあるような屋上だ。すると誰かが入ってきた。

 

 

「っ!? 生きていたのですか!?」

 

 

(なんと!? まさかあの毒からの復活するなんて大した生命力だ)

 

 

そこにいたのはブエルさんとライトだった。俺は声を出す。

 

 

「ライト! お前の主と相棒は助けてやったぜ! これでいいか?」

 

 

するとライトは嬉しがっているのか、しっぽを振りながら応える。

 

 

(あぁ、相棒もアラディアも無事に帰ってきた。本当にありがとう)

 

 

「私からもお礼させてちょうだい。本当にありがとうございました」

 

 

「気にすんな! それより蜘蛛は何処にいるんだ?」

 

 

すると後ろから声が聞こえる。

 

 

(後ろだ)

 

 

「おお、蜘蛛よ。無事なのか?」

 

 

(おかげさまでな、本当にありがとよ)

 

 

俺達が話あっていると、ブエルさんが驚いた表情で俺に質問してくる。

 

 

「あ…あの、恨んでいないんですか? 助かったとはいえ、あなたを殺し掛けたんですよ!」

 

 

「そりゃ殺し掛けたけどよぉ。戦いを望む俺からすればそんなもんはなぁ、明日の晩御飯くらいどうでもいい」

 

 

そりゃ戦うのに命を失う恐怖に怯えたら面白くならないからな。するとライトから話しかけられる。

 

 

(そしてカゼカミよ。今後はどうやって生きるんだ? いくら主の魔法で治したとはいえ、まだ疲労は取れていないだろう?)

 

 

確かになぁ……あれ? ちょっと待て、なんでこんな短時間に治っているんだ?

 

 

(主は家系能力『半永久(ヒール)』という回復系能力だ。これを使えばどんな傷でも治せるんだぜ)

 

 

ふむふむ…なるほど。たしか……バビルスの先生にも使える人がいたな。ピカーン! そうだ!

 

 

「俺は悪魔学校(バビルス)に入学する! そうすればなんとかなる!」

 

 

(ち、ちょっと待て! そもそも衣食住はどうするんだ!?「サバイバルだ!」すげぇ、そんな即答できんのか!!?)

 

 

「うーん...それなら叔父さんに頼んでみませんか? こう見えて私はかなり信頼されてるんです!」

 

 

胸を張って言いきるブエルさんが正直にかわいいなぁ~

 

 

「……///」

 

 

なんで頬を染める?

 

 

((さてはお主、天然女たらしな鈍感だな!))

 

 

殴るぞ! ゴルルァ!

 

 

こうして俺はこの廃墟を改造して、一人でサバイバルしながら生活していきました。(たまにブエルさん達が遊びにきた)しかし、まだここからだ! ここから入間君を助けるために色々しなきゃいけねぇしがんばるかぁ! そして俺は厳しい冬を自分の修行に費やした……

 

 

~カゼカミSIDE終了~

 

 

~とある人間SIDE~

 

 

拝啓 おじいちゃん、オペラさん。

養子にしてくれたおかげで不自由なく、学校にも通わせて貰いました。しかし僕はここで終わるようです。何故なら……

 

 

「おい。一緒に遊ぼうぜ~」

 

 

「ゲヘヘ…可愛いじゃん」

 

 

「あそこならバレねぇぞ」

 

 

明らかに不良な先輩に追い詰められています。しかもひと気が全くないんです。

 

 

「もう限界だ! お願いだよ~ヤらせてくれよグヘヘ」

 

 

ああ、もうダメです。断れない性格のせいで体が勝手に…あれ?……涙が出てくる。僕が涙を流しているのがわかったのか先輩はさらにゲスな笑いがさらに聞こえる。僕はいつの間にか口に出していた。

 

 

「……誰か、助けて…ポロポロ」

 

 

「グヘヘ俺達とたのぶふぉお!!?」

 

 

その時、先輩が吹き飛んだ。

 

 

「っ!? トマ朗!?「おい…」……ああ!?」

 

 

その時にいたのは、まるでヤクザの若頭みたいな悪魔だった。二つのツノは爪のように鋭利で黒い。尻尾は先っぽが剣の形をした赤黒く長い。目付きは怖いけどクールな感じがする。身長は2m近くあるガタイが良い体格だ。

 

 

「お前ら何やっとるんじゃ! 潰したるぞゴルァ!」

 

 

その言葉で先輩は怯えながら逃げていく。そして悪魔は近づき、僕に話し掛けてくる。

 

 

「大丈夫か? お嬢ちゃんよ?」

 

 

「う、うん。大丈夫です。あなたは?」

 

 

「俺はカゼカミ·ハヤトだ。よろしくなニコッ」

 

 

その笑顔は怖かったけど安心感が出てくる。僕は思わず抱きついて僕の名前を言った。

 

 

「僕は入間(イルミ)! ぜひともよろしくね! カゼカミ君!」

 

 

そう言うと何故か固まったカゼカミ君だった。何でだろう?

 

 

~とある人間→入間SIDE~

 

 

~カゼカミSIDE~

 

 

よし…2…3…5…7…11…13…忘れた。流石俺の人生の教訓の言葉だ。落ち着いてくるぜ……よし、まずは入間君が入間"ちゃん"となってることはおそらく俺が介入したことでバタフライ·エフェクトが起きた説が濃厚だ。しかし...

 

 

「ん? どうかしたの、カゼカミ君?」

 

 

俺の目線に気がついたのか顔を上げるイルミちゃん。本当に可愛いな。サラサラとした青い髪とアホ毛、小さな顔に大きな目と瞳に小柄な体格。さらに優しすぎる性格でより守ってあげたい気持ちが湧いてくる。

 

 

「いや、なんでもねぇな」

 

 

これからどうなることやら.....

 

 

そして俺とイルミちゃんは既に講堂で始業式を聴いていた。途中イルミちゃんが怖がっていたので頭を撫でると落ち着いたのか目を細めてふにゃけてた。すると先生の声が聞こえる。

 

 

『えー続いて理事長挨拶』

 

 

そう言って現れたのはイルミちゃんのおじいちゃんであるサリバン様である。勿論サリバン様はイルミちゃんの褒め言葉しかしてない。ほら本人が恥ずかしくなっているので俺は指切り血だし、小さな泡を作ってサリバン様の耳の近づけた。

 

 

「(ボソッ)おじいちゃんなんか大嫌いっ!」

 

 

これは俺が聴いた声を喋っている感じをイメージして音にした。これを『再生する声(リピート·ボイス)』と名づけた。

 

 

「ごはぁっ!!………チーン」

 

 

サリバン様は血反吐を吐き、白く燃え尽きた。先生達が慌てて回収する…そしてイルミちゃんが前に出ていく。

 

 

「あべるはぅけ」

 

 

雰囲気が変わる。

 

 

「たるとぅだりいうさべべ」

 

 

緊張した空気が漂う。

 

 

「りすとぅるあぶるぜ」

 

 

顔つきもだんだん険しくなる悪魔達。

 

 

「そとぅまぬあべるけうるまほらば」

 

 

何もかもが真剣な表情見届ける中、イルミちゃんは言いきった。

 

 

「つれざざ……」

 

 

『『ワアアアァァァァァァァア!!!』』

 

 

今のは禁忌呪文。噛んだり読み間違えたりすると四肢が爆散する為に命知らず(勇者)物知らず(バカ)にしか読めない。ちなみにあれは1日転ばなくなる効果がある。イルミちゃんは言いきったことで悪魔達は歓声を上げる。

 

 

「うぅ……散々だよ…」

 

 

「まぁいいじゃねぇか! 最高にクレイジーだったぜ!」

 

 

俺達が廊下を歩くだけでざわめく生徒。それほど凄いことしたからな。それとこの後の展開は……

 

 

「おい」

 

 

「はい?」

 

 

やはりか……移動して中庭に連れていかれるイルミちゃん、そして炎を投げられる。

 

 

「ぅわあっ!?」

 

 

「私の名はアスモデウス。先の入学式で代表の挨拶をするはずだった者だ…」

 

 

さてと俺がやることは……いつの間にか話が終わりかけている。

 

 

「晴れ舞台を汚された私には…君が優秀な悪魔なのか確かめる権利がある! なぁ!?」

 

 

オオオオオオォォォォ!!!

 

 

「皆様、ご注目下さい! 東側! 破壊と美徳を司る家系であり、13冠の色頭の子供! アスモデウス·アリスー! 西側! 魔王候補の一人、サリバン様の子供であり! 始業式早々から禁忌呪文を唱えるヤベー奴! イルミちゃん! さぁさぁ賭けた賭けたぁ!」

 

 

「何してんの!? カゼカミ君!?」

 

 

安心しろ。これはとあることに必要なんだ。そして始まる決闘。アスモデウスは炎を絶えなく撃っておるが…

 

 

「ゼェ…ゼェ…な、何故、貴様は当たらん…!?」

 

 

「説明しよう! イルミちゃんは昔から不幸であるために危ない、怖い、危険なことからの避けることには達人並みにうまい、つまり攻撃力皆無、守備力∞の技! 名づけるなら『圧倒的危機回避力』だ!」

 

 

さてさて、移動しますか…

 

 

「魔力が効かぬなら武力でねじ伏せるのみ…」

 

 

アスモデウスが炎で剣を作り、イルミちゃんに向かって突撃したが、イルミちゃんは合気道で避ける。このままだと女子生徒に当たってしまうが…

 

 

「ぅおらぁぁあ!!」

 

 

俺が横からかっさらうように女子生徒を助けた。

 

 

「あんさん! 大丈夫ですかい?」

 

 

「えぇ……ありがとうございます…///」

 

 

「そうか、それなら良かった…」

 

 

すると歓声が聞こえる。そしてその時のイルミちゃんは格闘家(現世)の俺が見ても美しすぎるジャーマン·スープレックスだった。……かくしてイルミちゃんの入学式は有事に終わり………

 

 

【入学式で禁忌呪文を詠唱しその日の内に首席の頭をかち割る!! 特待生(サラブレッド)入間ちゃんの大悪行(かいしんげき)!!】

 

 

新聞に載りました。後アスモデウス君が仲間になった。やったね♪ イルミちゃん♪




ようやく絡めることが出来た筆者! そして感想と批評を募集しております。気軽にドンドンやっちゃて下さいよぉ~。 お願いいたします。

次回 アラディアさんとの再会
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