魔入りました!入間く...女の子になっとるやんけ!?   作:サイコロさん

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爆音泡弾(サウンド·バブルボム)
この能力はカゼカミ君を転生させてくれた悪魔が、カゼカミ君の頭の中を覗いて作った家系能力。そしてこの能力は一見弱そうだが...修行を重ね、想像力を働かせることで進化する能力である。


第4話 アラディアさんの再会

ドタバタ入学式を終えた俺は、イルミちゃんに家の場所を教えて帰っていた。

 

 

(明日は…使い魔召喚か…)

 

 

俺は赤月を見ながら思う。俺は正直な話ワクワクが止まらない。俺の人生を共にする相棒を呼び出すからだ。

 

 

(イルミちゃんをサポートするにはどうすればいいんだろうな……?)

 

 

俺は眠りにつく。明日はより面白くなることを願って………

 

 

「おはようございます! 入間様(イルミさま)!」

 

 

そしてこの手のひら返しが早いアスモデウス君である。イルミちゃんはかなり困惑していた。俺の場合だと...

 

 

「貴様…入間様(イルミさま)の何なんだ……?」

 

 

そろそろイルミちゃんにヒントをあげようか…ニヤリ

 

 

「お友達だよ。イルミちゃんのお友達だ」

 

 

悪魔達はかなり困惑していたが、どうやらイルミちゃんはかなり驚いている。まぁ仲間みたいなものだっと説明したら納得したのか落ち着いてくれた悪魔達とアズ君。俺とイルミちゃんとアズ君は話ながら次の場所に向かっていた。

 

 

「使い魔召喚?」

 

 

「はい。悪魔学校(バビルス)の伝統行事です」

 

 

「確かぁ……召喚した使い魔の質で生徒の位階(ランク)を計るんだよ」

 

 

そして目的地に着く俺達、アズ君は周りの生徒に道を開けろって言ってた。そうすると担当宮がやってきた。

 

 

「肅に 監督官のナベリウス=カルエゴである。この

行事では常に私の担当だ。なぜか?」

 

 

そうやって威圧してくるエギー先生。

 

 

「私が常に厳粛であるからだ。貴様等が使えないゴミか、はたまた多少は使えるゴミかを判断する」

 

 

「例えば「私の」威光を借りて「カルエゴ先生の」栄えある場で「私考案の華麗なる」呪文を唱え、あまつさえその日の内に「私がやりたかった」乱闘騒ぎするような「私に似て、最高にいい奴だ!」……誰だ! 勝手に私の話に変なことしてくる奴は!!」

 

 

エギー先生が睨んでくる。

 

 

「私だ!」

 

 

俺は堂々と返事する。

 

 

「貴様はっ……確か貴様はその乱闘騒ぎを利用して賭博をやっていたゴミだな。とにかく出来が悪い奴の即退学とする」

 

 

『そ、そんな!?』

 

 

『退学!?』

 

 

悪魔達はざわつき、驚きを隠せていない。するとエギー先生がテレビのような何かを持ってきた。

 

 

「肅に」

 

 

そして画面に光が出てきてくる。そこにはハート型のキャラクターが写っていた。

 

 

『簡単! 使い魔召喚講座』

①羊皮紙に血で丸を描く

②魔方陣の中へ

③羊皮紙を中央のロウソクにくべる……と

④煙が形を成し使い魔に!

さあ、皆もLet,sバシッ!!

 

 

エギー先生がテレビをはたき倒した。どうやら嫌いのようだ。

 

 

「概要は以上だ」

 

 

(あの説明セット分かりやすいんだかなぁ~)

 

 

「羊皮紙は私の印が入った物を使うように。不正があればすぐ分かるからな……ジトッ」

 

 

エギー先生が睨んでくるが俺達はそんなことしませんよっと思っているととある生徒が質問してきた。

 

 

『危険はありませんか?』

 

 

「愚問だ。使い魔の召喚は『隷属可能な種族を呼びだし使役する』もし使い魔が主人に刃向かえば」

 

 

バチッ!! 激しい音と光が起きる。そしてエギー先生によって画面が壊れてた。

 

 

処罰(しつけ)が下る。それ程までに濃い血の契約なのだ…心してかかるようにギロッ」

 

 

「……入間様(イルミさま)! あの不届き者へのご特効の許可を下さい!」

 

 

アズ君の暴走を止めないとな。

 

 

 

 

『………ゴクリ…来てください…』

 

 

『ボォォォ……シュルルル…キューイ!』

 

 

『やったー!』

 

 

「次!」

 

 

次々と召喚していく生徒達、トカゲに猫、さらには蝶々までが主人の応えに応えてくる。そして俺達はどんな奴が来て欲しいのか話し合っていると一際歓声が大きく聞こえる。それは...

 

 

(おうよ! なぎ丸、只今参上よ!)

 

 

(呼んでくれてありがとう。アラディア)

 

 

(普通なら一匹のはずだが二匹も、しかも月光白狼(ムーンホワイトウルフ)炎石蜘蛛(ファイヤークリスタルスパイダー)か……かなりの実力だな。)「次!」

 

 

普通、使い魔召喚は魔力消費が激しくて一人一匹だが、先ほどのように二匹かつ高レベルな魔獣の為に皆が驚いている。しかし俺は驚いていなかった。なぜなら……

 

 

「ハヤト! 久しぶりね!」

 

 

そう! あの俺が助けたブエル·アラディアさんである。冬の間にはかなり仲良くなりお互いに下の名前を呼ぶほどの関係である。後何故か? 俺が近づくと頬を染める。

 

 

「アラディアか! 久しぶりだな。そういえばお前は見ない内に綺麗になったな~」

 

 

そう具体的に言うと更に全体がグレードアップした感じだ。(髪は更に伸びて、先には暗い青緑色となり、スタイルもワガママボディを極めかけてる)

 

 

「……///」

 

 

何故顔をそむける? するとライトとなぎ丸が話し掛けてくる。

 

 

(ハヤトよ…早く貰ってくれんか?)

 

 

(ハヤトよ……お前は天然女タラシだから、ご主人は心配なんだよ)

 

 

「ん? プレゼントはちゃんとありがたく着けさせてもらっているぜ。ホラよ」

 

 

俺はアラディアの印が画かれたポーチを見せる。これは意外と便利なので重宝しています。

 

 

「あっ。そういえば俺があげた髪飾りとブローチを着けているな。ありがとよ」

 

 

「えっ!?…ええ、かなり高価な物なんだったけど大丈夫なの?」

 

 

「そこは気にすんな! それにプレゼントはお金じゃなく魂、つまり気持ちだろうに…まぁ、お前の為ならどんな物も用意してやるよ」

 

 

アラディアに似合うと直感が言ってたが本当に似合っていてよかったし、効果が魔力を貯めたり、消費を抑えたりなどの効果があって高かったなぁ~。 今思えばあの酒場のバイトは意外と楽しかったな。

 

 

「……あ、ありがと…///」

 

 

((すげぇ! 無意識で言ってやがる!))

 

 

お前ら、仲良いな。っと思っているとエギー先生から声が掛かる。

 

 

「次はお前だ! カゼカミ·ハヤト!」

 

 

「おうよ! いっちょ魅せてくるぜ!」

 

 

俺はその場にいるイルミちゃん達と別れ、中央にある魔方陣の中へ行く。俺は血出して丸を描き、火にくらべた。

 

 

ボォォォォォボォォォォォボオオオオオオ!!

 

 

火が強くなり、煙がだんだん出てきて形になる。煙は濃く、密度を高め、魔力が強まる。そう!

·空を表す程の華麗なる羽

·どんな物も貫く小さなくちばし

·丸くつぶらな瞳

·全体的に丸い体型(柔らかい←確信)

 

 

(ピチュー!)

 

 

人形のペンギンのような可愛らしい小鳥が来ました。そう普通なら驚く筈もなく次に移るのが当たり前なのに...

 

 

『………ウソだろ……ゴクリ』

 

 

『そこのお前! 早く逃げろ!』

 

 

『い、嫌だ! まだ死にたくない! た、助けてくれーっ!』

 

 

なにこの空気? いや可愛らしい小鳥だよ。現在進行形で誰かに向かって突撃しているけど...

 

 

『ヒイィィィッ!! 助けてぇぇぇえ!』

 

 

「弾けろ」

 

 

俺は小鳥に向かって泡を出して、小鳥の頭近くで破裂させた。

 

 

ゴオォォォン!!

 

 

鐘の音って結構うるさいよね。

 

 

(……む、無念………チーン)

 

 

「おいおい、何だったんだ?」

 

 

「おい。いつまでそこに居るんだ? 次の奴は召喚の準備しろ」

 

 

俺はササッとイルミちゃん達のところに戻る。

 

 

「「ハヤト(カゼカミくん)! 大丈夫なの?」」

 

 

「大丈夫だが...何なんだあの鳥は?」

 

 

「カゼカミ、お前は知らないのか? あの鳥は電信鳥(メールバード)なんだぞ」

 

 

電信鳥(メールバード)? それがどうしたんだ?」

 

 

アズ君の説明だとあの鳥は底位階(ローランク)の悪魔でも手も足も出ず、中位階(ミドルランク)の悪魔ぐらいしか倒せないらしい。さらにあの鳥は群れを成して襲ってくる。統率力、知力、魔力もが完璧で高位階(ハイランク)の悪魔でも苦戦する。魔王様が秘匿にするほどの重要な情報を連絡するのに使用する程らしい。

 

 

「凄い鳥じゃねぇか!」

 

 

「だからこそ周りは怖じけていたんだぞ。逆に知らない方がおかしいのだ」

 

 

「うん。ハヤトはたまに常識知らずなところがあるから気をつけてね」

 

 

「OK! それよりイルミちゃんの召喚が始まるぞ。見ようぜ」

 

 

そしてイルミちゃんがロウソクにくべると光が出る。そして召喚は悪魔が魔獣を使役する儀式、または人間が悪魔を使役する儀式なんだ...察しの良い人ならお分かりですよね。イルミちゃんは人間でエギー先生は悪魔...

そして光の中から現れてきたのは……

 

 

「……ズルルッ……(上半身だけのエギー先生)」

 

 

「「「「はぁああああああああああー!??」」」」

 

 

そうエギー先生である! すると先生が焦った様子で話し掛けてくる。

 

 

「とにかく止めろっ! 今すぐ召喚を止めるのだっ!」

 

 

「は、はい!」

 

 

「ぐぅおああああ! ちぎれるちぎれるっ!!」

 

 

急いでエギー先生を助けようとするイルミちゃん。俺は走ってイルミちゃんのところまで来た。

 

 

「先生っ! 今すぐ助けます!」

 

 

「「カゼカミ(君)!??」」

 

 

「イルミちゃん! こういう時は押すんだ! 今すぐに先生を魔方陣を通らせて助けるんだ!」

 

 

「ま、待て! それはこちらに来て「わかった! えいっ!」ボフンッ!!」

 

 

そして魔方陣を通ったエギー先生は煙に包まれて...

 

 

「ポヒュゥゥ……(モフモフな姿のエギー先生)………ふぁっ…バタン」

 

 

「先生ーっ!」

 

 

そして魂が抜けたように落ちた。

 

 

「先生、大丈夫ですか!? というか先生ですか!?」

 

 

俺は大きな声で皆に伝える。

 

 

「皆の衆よ。この悪夢をよく見ろ! これがイルミ様に楯突いた者の末路だ! 皆の衆よ。触れ伏せぇい!!」

 

 

「カゼカミ君!?」

 

 

そして皆はイルミちゃんの前で触れ伏せる。

 

 

「み、皆! これは違うの! これはね…「ふざけるんな貴様っ!! 今すぐ契約を解除しろぉ!! さもないとぶぇああああぁぁ!!」「皆の衆! これが処罰(しつけ)だ! 二度と主人に刃向かえなくする恐ろしき罰である。そしてこれが召喚獣になった悪魔の運命だぁあ!!」カゼカミ君!? 勘違いだよ!!」

 

 

さらに怯える皆、中には懇願してくる声が聞こえる。一方アズ君は感激していた。そんなこんなで……

 

 

 

 

「いや~悪魔が悪魔を召喚するなんて前代未聞だよぉ。解除? ムリムリ! がっつり1年契約の儀式だし! ムリに解除したら、多分君ら死ぬよ」

 

 

理事長からのありがたい助言を聞いて倒れるエギー先生(※なお、ショックから家で寝込んでいる)一方イルミちゃんの位階(ランク)は測定不能! さらに...

 

 

『悪魔を使い魔にした悪魔なんて……』

 

 

『聞いた話だと、逆らった奴から召喚して行くらしい…』

 

 

『その場で即処罰(しつけ)だろ? とにかくヤベーじゃないか』

 

 

イルミちゃんの悪名はさらに轟いた。




ついにエギー先生を召喚したイルミちゃん! そしてあの遊びたがりな悪魔がついに参戦!...おや? 何やらカゼカミ君と誰かと出会ったぞ?

次回 俺達は…友達だよな!
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