魔入りました!入間く...女の子になっとるやんけ!?   作:サイコロさん

6 / 14
電信鳥(メールバード)または死神鳥(リッパー·バード)
一見可愛らしい姿見をしているが強さは単体でも3(ギメル)並みであり、群れを成すと5~6(へー~ヴァウ)並みの強さを表す。魔力、知力、統率力もかなりあるがその中でもずば抜けているのは瞬発力と団結力だろう。獲物を見つけた瞬間、突撃をしてその部位を吹き飛ばす。そのために気がつくと死んでいたことから"死神鳥(リッパー·バード)"と呼ばれる。そしてそんな強さから魔王様に伝達係として召喚されたことから"電信鳥(メールバード)"と呼ばれる。


第5話 俺達は…友達だよな!

昨日の惨劇(エギー先生のみ)を乗り越えた俺達。イルミ軍団は、学校から支給される教材を配布される日のために色んな教室を巡り回った。そして移動中~

 

 

「えーと、次は悪魔の基礎に魔術と薬学……拷問学か……」

 

 

「実技が楽しみですね!」

 

 

「う、うん」

 

 

「俺は格闘の方の実技が楽しみだなぁ」

 

 

魔界の格闘技を習ってみたいところはある。すると何が転がってきた。そう!

 

 

「ローゥリング―――!!」

 

 

皆大好きクララお姉さんである! そしてクララは配布予定の教材が入ってあろう箱にぶつかり埋もれた。

 

 

「………ガサコソ……ストラーイク!! あっはははは!!」

 

 

すげぇ楽しそう。イルミちゃんが話し掛けようとしたが…つかさず俺が聞く。

 

 

「大丈「HEY! 貴方の名前を教えてプリーズ!」何で遮るの!?」

 

 

「あたしクララ! 右足がコナーで左足がマーフ! あんね!「言わなくても分かる! 俺もたまに何かに突っ込んでいきたくなる気持ちはよく分かる!!」ほんとそうだよね! あっ飴あげる! もう「けどな先生が困っているから止めてあげなさい」…むぅ、はーい」

 

 

そう言って頬を膨らませるクララ。何この生物カワイイんですけど! 俺は手際よく荷物を直すと先生から感謝を言われた。その後は中庭で……

 

 

「さっさと別れなさいな! この駄妻がっ!!」

 

 

「うっうまい!」

 

 

「お母さん、この人を八つ裂きにしていい?」

 

 

「カゼカミくん! そんなことは子供は言わないじゃないかな!」

 

 

「どりゃ―――!!! 修羅場だよ! 修羅場だよ! 止めてあげて、イルミち!」

 

 

「犬にどうしろと!?」

 

 

そんなこんなで…

 

 

「「…………ツカレタ……チーン」」

 

 

するとクララがポケットからドリンクを出してきた。俺が指摘すると。

 

 

「これ……!? 私の家系の特技なの! 見たことある物なら何でも出せるよ!!」

 

 

「へぇ~。凄いじゃ「あれー? クラりんだ!」……」

 

 

するととある男子の声が聞こえる。

 

 

「まぁ――た飼い主増えたのかぁ?」

 

 

「うん!」

 

 

とある男子はクララの頭を撫でて、クララは元気よく反応する。

 

 

「ま、いいや。ジュースくれよ」

 

 

「うん!」

 

 

………………

 

 

「じゃーな」

 

 

「バイバーイ」

 

 

とある男子生徒はクララからジュースを貰うとすぐさまにグループに戻っていく。

 

 

「――……今のって」

 

 

「あのね! ああやって何かをあげるとね。喜んでくれてたま―に一緒に遊んでくれるの!」

 

 

「クララ、少し悪ぃ。トイレ行かせてくれ」

 

 

「………うん! いいよ!」

 

 

俺はその場を離れる。…………自由にやっていいんだよな? 俺を転生させた悪魔さんよ?

 

 

しばらく歩いていると見えたのはひそひそ話するとある男子のグループ達。

 

 

「しっかし特待生も物好きだな。あのおバカちゃんとまだつるんでいるぜ」

 

 

「なんであんなアホ女と…」

 

 

「バーカ。便利だからに決まってんだろ。あの能力がなければ誰もあんな面倒な女、相手しねーよ。貢ぎ物もむしろ迷惑料だ」

 

 

「適当にあしらってたま~に"使う"のがいいんだ。あーゆーのは」

 

 

「特待生もその内飽きるだろ」

 

 

「さすがよっちゃん!」

 

 

「「「ギャハハハハハハ!!」」」

 

 

下衆な笑い声が響く。声からして三人なのは分かった。俺はこいつらの前に来る。

 

 

「ん? なんだ? お前は「一つ聞きたい」」

 

 

俺は落ち着いた声で聞く。

 

 

「クララとは、一緒に遊ぼうという気持ちはあるか? または能力が無くても関われるのか?」

 

 

「ムリムリ! あんなアホ女と遊ぶくらいなら寝てた方がマシだ!」

 

 

「てか、お前は何なの? さては一目惚れしましたのか! あの迷惑女に!」

 

 

「おいおい。傑作じゃねーか! あの能力が無くても遊べるどころが関わりたくもないわ!」

 

 

そうか……。

 

 

「止めとけ、止めとけ! あんなアホ女にぐぼぁああっ!!」

 

 

俺は一人に向かって殴っていた。他の二人は動揺している。

 

 

「お、おい! かっちゃんを何してんだ!?」

 

 

「そ、そうだぞ!」

 

 

俺はそんな二人の質問に答える。

 

 

「簡単な話だ。お前らがクララを、クララを傷つけたに決まってんだろうがぁぁあ!!」

 

 

俺はドロップキックで一人を壁までぶっ飛ばす。

 

 

「おい! 俺達は傷つけた覚えはない! テメーの勘違いだろ!」

 

 

「確かにお前らは暴力をふるっていない…「ならば…」だが! お前らは言葉で傷つけた!」

 

 

「クララはお前らのクズな考えに気づいている! なのに一緒に遊んで欲しいっという気持ちから気づいていないフリをしているんだ! 分かるか? お前らはクララを、クララを苦しめさせていることに!! お前らがクララの気持ちを弄んでいることに!!!」

 

 

「だ、だからと言って、お前には何の関係がある!? 一目惚れか、それともひでぶぅっ!!「黙れ! このたわけがぁ!!」」

 

 

俺はラリアットをした。簡単な話だ…。

 

 

「傷ついているんだ。関係無くても、クララが、クララの心が傷ついているんだぞ! それだけで充分理由になるんだよ!!!」

 

 

原作崩壊でも関係ねぇ! 退学になってもいい! こいつはここで殴らないと気が済まねぇよ!!

 

 

「ヒ、ヒィィィィィ!!」

 

 

とある男子生徒は逃げるが、俺は召喚した。

 

 

「た、助けてくボギャァアア!!」

 

 

俺の使い魔は男子生徒の腰に突撃した。男子生徒は泣きながら転がり回った。

 

 

「お前らに言う。今後金輪際、クララに近づくな!!」

 

 

男子生徒達は頷く。その瞬間、誰かが逃げていく気配を感じた。あれは一体何だったのか?

 

 

 

 

その後、俺はクララにちょっかいを出していた全員をフルボッコにした俺はイルミちゃんがいる場所に戻る。するとクララが抱き着いてくれる。

 

 

「ねぇ! カゼカミっちも一緒に遊ぼう!」

 

 

「OK!OK! 何するんだ?「スライムペイント!!」食らいやがれぇ!! アズアズ!!」

 

 

「お、おい! 変な名称をつけんな! 後投げてくるな!!」

 

 

俺がアズ君を狙っているとクララから声が掛かる。

 

 

「カゼカミち! これからもずっとに一緒に遊んでくれる?」

 

 

もちろん答えは……。

 

 

「おうよ! いくらでも遊んでやるぜ!!」

 

 

その後のスライムペイントはイルミちゃんを当てるゲームになった。

 

 

 

 

俺はイルミちゃんを助けれないのでは?

...失礼。説明し忘れていた。俺が助けれないのでは?っと思う主な理由はたった一つ。それは悪魔として全てが貧弱すぎることだ。魔界の激しい生態系についていけないのはもちろん。力、知識、魔力等々の悪魔の力が最低限。そこで俺はしばらくの間はイルミ軍団を抜けて、修行することにした。まずは"あの人"に真実を伝えないといけないな...

 

 

 

 

「いや~。イルミちゃんのファンがいるなんて、親として感激だよ」

 

 

「理事長、お言葉ですが生徒の前では威厳を保ってください」

 

 

この二人を味方にしなければ、今後のイルミちゃんをお助けすることのハードルが上がってしまうが、逆に言えばこの二人を味方に出来れば...

 

 

「いえいえ、わざわざ理事長室に入れてくれただけではなく、お茶まで用意してくれるなんて本当にありがとうございます」

 

 

「気にしなくてもいいよ~。それよりイルミちゃんについて大事な話があるって聞いたけど何なの?」

 

 

サリバン様は質問してくる。俺は心の準備は出来た。後は伝えるだけだ!

 

 

「イルミさんは本当は人間ですよね」

 

 

「いやいや、冗談はやめてよ~。イルミちゃんは正真正銘の僕の孫だよ」

 

 

「なかなかご冗談が上手い方ですね」

 

 

サリバン様とオペラさんは少し面白そうにしている。しかし俺の魂が言っている。

 

 

逃げろ!

 

 

間違いない。サリバン様もオペラさんも俺が気づいていることに確信しているようだ。俺は決定的な情報を出す。

 

 

「本名は鈴木入間(スズキ イルミ)。親に金の代わりに悪魔、サリバン様に売られた。そして今は正体を隠して学校に通わせてる」

 

 

その時、俺はを経験する。サリバン様はいつもの優しくほのぼのした雰囲気はなく、まさに豪傑な悪魔の雰囲気を出している。オペラさんはいつでも戦闘体型になれるようにしている。

 

 

「貴様……どこで知った?」

 

 

コワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイ…ッ!?? 落ち着け、俺! 黙っていてもここで記憶を消されるだけだ! 俺はイルミちゃんを助ける為に来たんだろ! ならば俺は答えるんだ!

 

 

「俺はとある悪魔に転生されたんだ。俺の現世には人間でイルミちゃん達を記した本があった。その悪魔は俺にはこの世界に欠けたモノになってもらうっと言う契約をした。だから知っている」

 

 

 

オペラさんは驚いていた。そりゃそうだ。まさか人間が転生していたからな。一方サリバン様は何故か納得した様子だった。

 

 

「あいつの仕業か……成る程…キミに問おう。キミはイルミちゃんを貶めるつもりはあるのか?」

 

 

簡単な話だ...

 

 

「無い。断じて無い! 俺はイルミちゃんを助ける為に貴殿方に助けを求めに来た! 今の俺には何もかもが足りない! 力も、知識も、技術も何もかもが足りない! だからこそ貴殿方にお願いがあります!」

 

 

俺は頭を下げて、翼の付け根を捧げる。

 

 

「俺がイルミちゃんを助けるのに力を貸してください!!!」

 

 

サリバン様は考えている。そして口を開ける。

 

 

「ふむ…………よーし、キミの名前を教えてくれるかい?」

 

 

「サリバン様…そうですね。力を貸すにも名前が知らなかったら不便ですね」

 

 

「えっ? カゼカミ·ハヤトです」

 

 

サリバン様は手を出してくれる。

 

 

「第一として僕は教育者だから生徒のお願いことはできる限りに叶えたいし、イルミちゃんを助けたい気持ちが伝わったからね。協力するよ。カゼカミ君」

 

 

「えぇ、その代わりに死ぬ程鍛えあげますのでお覚悟をして下さい」

 

 

覚悟?……ニヤリ

 

 

「覚悟は出来てます!」

 

 

俺は不敵に笑ってやった。ここからが俺の計画『イルミちゃんお助け作戦』の始まりや!




さぁ始まるのは『イルミちゃんお助け作戦』! サリバン様とオペラさんに自分の秘密を明かしたカゼカミはいったいどうなることやら...

次回 恋には性別など関係ねぇ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。