魔入りました!入間く...女の子になっとるやんけ!?   作:サイコロさん

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カゼカミ·ハヤトの周りの評価

イルミちゃん――「怖いけど優しい悪魔」

アスモデウス·アリス――「イルミ様の一番信頼している悪魔←羨ましいグギギッ」

ウァラク·クララ――「一緒に遊んでくれるすごく優しい悪魔」

ブエル·アラディア――「いつまでも一緒にいたい……///」

アラディアの召喚獣達(なぎ丸とライト)――「良い奴だけど天然鈍感女タラシ」

とある女子悪魔――「この胸のトキメキは……とにかくあの時のお礼が言いたい! そして出来ればお近づきに……」


第6話 恋には性別など関係ねぇ!

皆様、お元気ですか? 最近は怪鳥が騒がしくなってきましたね。そして只今俺は...

 

 

 

 

「まだまだいきますよ!」

 

 

「ゴボッ……よっしゃあ! かかってこいやぁ!」

 

 

オペラさんのスパルタ格闘トレーニングをやっています。こうなった理由は俺が力不足を感じているためにトレーニングをして何とかしたいのが今の現状。俺はオペラさんに特訓をつけてもらうが……

 

 

「ふむ。カゼカミ様は既に体術ならば既に私とやりあえるので大丈夫です」

 

 

「そうですか? オペラ先生」

 

 

「はい。前世の経験や感性、さらには技術などがカゼカミ様の体術の不足しているところを補っています。現に私とほとんどやりあえているのが証拠です」

 

 

確かにオペラさんの火力には及ばないけど……技術でカバーしているところはあるな。(パンチで壁に大穴開けるオペラさんがヤバい)

 

 

「しかし、知識面は普通の悪魔よりかは下の方ですが大丈夫です。魔法面ではまだまだ未熟者です」

 

 

「そうなんだよなぁ。どうにか出来んものか?」

 

 

「ご安心して下さい。私は体術のスペシャリストですが、魔法、及び魔力面のスペシャリストを知っています」

 

 

オペラさんの耳が上がっているだと! おそらく俺が覚えが早くてご満悦だろうか?

 

 

「今はおそらく、図書館に居ります。ちなみに名前は"アミー·クライナ"です」

 

 

「ありがとうございます。オペラ先生! 今までお世話になりました!」

 

 

俺は走り出した。急いで魔力面を増やして、イルミちゃんのお助けになることを誓うことを願った。

 

 

 

 

「本が多いな~」

 

 

悪魔学校図書館(バビルスとしょかん)に着いた俺は受付にいた悪魔に質問をする。

 

 

「はい! どうかされましたか?」

 

 

「アミー·クライナさんはどこにいるのか、分かりますか?」

 

 

「ッ!?? アミー先生を探しているのですか!??」

 

 

その言葉で周りは驚いてる。そんなにヤバい先生だろうか。

 

 

「そもそもアミー先生とは何ですか?」

 

 

「アミー先生とは、その…優しい先生なんですが……ちょっとアレなんです……」

 

 

苦笑いしている受付さん。すると後ろでざわつく声が聞こえる。

 

 

「おいおい。我輩を探しているのはお前か?」

 

 

そこに現れたのは、赤い肌に大きな角、目は鋭いまるで赤鬼の姿見をしている。しかし普通の赤鬼にしては炎っぽい尾がある。他にも炎っぽい何かが所々ついてある。悪魔学校(バビルス)の先生の服装をしているところからここの教師だと分かる。

 

 

「すみません。どちら様でしょうか?」

 

 

「おっと失礼。我輩はアミー·クライナ、ここでは魔術応用と実技、たまに占星術を担当している」

 

 

「おおっ! ではオペラ先生とは何らかの関係がありますか?」

 

 

オペラ先生がオススメするほどの先生だ。何らかの関係を持っていてもおかしくない。

 

 

「オペラ?…………あぁ! オペラと知り合いなのか!」

 

 

「はい! オペラ先生から魔力や魔術を教えてもらった方がいいって聞きまして」

 

 

「成る程……よし! 分かった! 今すぐにやろう!」

 

 

「イエッサー! ついていきますよ! アミー先生!」

 

 

俺とアミー先生は走り出した。全ては『イルミちゃんお助け作戦』の為に!

 

 

「………これで良かったのかな?」

 

 

受付さん! これでOKなのさ!

 

 

 

 

何故? 受付さんはアミー先生のことをオススメしなかったのか? 俺は思う。アミー先生は授業内容は分かりやすく、時々ギャグをいれてくれる面白い先生だ。するとアミー先生が声をかけてくる。

 

 

「よーし。これで占星術の基礎(3年分)の要略は終わったぞ。………てかお前は..「カゼカミ·ハヤトです」カゼカミは集中力が凄いな」

 

 

アミー先生は感心をしている。

 

 

「? 何で凄いですか?」

 

 

「いや~。悪魔は集中が苦手だから、我輩の詰め込み集中授業は悪魔にとって地獄みたいなもんだからな。俺の授業の場合、ほとんどの奴らは眠っているんだぞ」

 

 

「何言っているんですか~。アミー先生の授業が面白いだけなんですよ~」

 

 

俺は笑う。そう、いわば試験特化型の塾並みの先生の授業とほぼ同じなのだ! それに――

 

 

(こんな魔術の使い方があるのか)

 

 

――戦いの戦略や応用の仕方が分かって、俺の頭はフル活性化状態! 今の俺には誰にも止めれないのだ!

 

 

「そんな嬉しいことを言ってくれるのはお前と俺が担当している奴らだけだぞ! よーし。これからも俺の授業を受けたいならば、選択科目で『アミー先生のガチンコ授業』を選んで来てくれよ!」

 

 

「おうよ! これからもよろしくお願いいたしますね! アミー先生!」

 

 

俺はかつて、こんな心が熱い先生を見たことあるだろうか...俺とアミー先生はお互いの手を握る。

 

 

 

俺が帰ろうっとした時、誰かの悲鳴が聞こえる。そう!  緑色の制服に大柄な体格の豚の悪魔!

 

 

「………………(魔雑草に喰われかけているトントン)」

 

 

「プギィィィィィーッ!!!」

 

 

シュヴァイン·トントン

魔界の主役は我々だ!の頼れる豚さんである!...助けないとヤバい?

 

 

「ハア…ハア…た、助けてくれてありがとな」

 

 

「気にすんな! それよりお前の使い魔って結構かわいいな! 名前はなんて言うんだ?」

 

 

「トンや。なんやあんさんも見る目あるな!」

 

 

俺とトントンが仲良くなって廊下を歩いていると悲鳴が聞こえる。

 

 

「ギャハハハ! かわいいな! 俺たちと一緒に遊ぼうぜ!」

 

 

「殴らせろ! そいつらの顔を殴らせてくれよぉ!」

 

 

「おい。配信の準備は出来てんのか? アッツ」

 

 

「グヘヘ! ばっちしさ!」

 

 

不良達に無理やりナンパ女子生徒と男子生徒がいた。トントンが小声で話してくる。

 

 

(お、おい! あれはヤバいちゃうんか!)

 

 

(ああ、このままだとあの二人は酷い目に遭う! トントンは誰か連れてきて欲しい!)

 

 

(分かった! ハヤトはどうするんや?)

 

 

(勿論! 俺は―――)

 

 

俺は家系能力を発動させる。

 

 

「こうするのさ!」

 

 

キィィィィ―――――――ン!!

 

 

「「「「ぎやぁぁあ!!!」」」」

 

 

高い音は結構頭に響くぜ! 俺は血を出した右手を後ろに隠し、左手でアッパーをする。

 

 

「フ"ゴホォッ!!」

 

 

「アッツ!? お前達! 相手は一人だ! 全員で攻めろ!」

 

 

不良達が一斉に攻め込むが、それが仇となる!

 

 

(主に使え、鍛えに鍛えたこの羽の錆びにしてやる!!)

 

 

羽は錆びないぞ!...俺の使い魔『チュン丸』が俺の右手から不良達に突撃していく!

 

 

「ぐふぅ!…………チーン」

 

 

「ゴハァ!……………チーン」

 

 

「止めてくれ! そこだけは止めてノオオォォン!!…………チーン」

 

 

とある不良の股関に突撃させると後ろから声がかかる。

 

 

「お、お前! こいつらがどうなってもいいのか!」

 

 

そこには女子生徒と男子生徒を人質にした不良がいた。

 

 

「大丈夫! 私たちのことは気にしないで!「うるせぇぞ! 俺の家系能力『腐線(スポイルビーム)』を喰らいたくなければ大人しくしろ!」……っ!」

 

 

女子生徒は悔しそうにしている。俺は召喚を解除した。

 

 

「今だ! やってやれぇ!」

 

 

「形勢逆転だなぁ! オラァ!」

 

 

不良達が殴り、蹴り、魔法で攻撃してくる。口からは血が出てくる。すると男子生徒が念願してくる。

 

 

「や、止めて下さい! 代わりにぼ、僕がなります! だから…お願いします」

 

 

男子生徒は泣いている。女子生徒は既に諦めている様子だ。不良は笑いながら訂正してくる。

 

 

「おいおい勘違いすんな。俺らはなぁ、好きだから殴りたいんだ! こんな野郎よりも好きな奴に殴って気持ちよくなりたいんだよ! その絶望が大好きなんだよぉ!!」

 

 

そして不良達はゲスな笑いで女子生徒と男子生徒に近づく。俺は...

 

 

「まだやれるわ! このたわけがぁ!」

 

 

俺は諦めん! こんな奴らの好き勝手にされるぐらいなら捕まった方がまだマシだ!

 

 

「チッ! 喰らえ! 『腐線(スポイルビーム)』!」

 

 

不良の右手の人差し指から緑色の光線が飛んでくる。俺はもろに食らった。

 

 

「これでお前は腐って死ぬぜ! せいぜいあの世で後悔しなぁ!」

 

 

「ギャハハハ! お前の負けだ! バー「うるせぇ!」ぐふぅ!?」

 

 

死ぬ? この程度で死ねる訳ねぇだろうが! 

 

 

「本当の負けはお前達の言うことを聞いた時だ! それまで俺は戦い続けるぞ! 彼女達の泣いた顔を俺はさせたくないんだよぉ!!」

 

 

どうせ死ぬ可能性が大なんだ...自爆しても殺してやる。俺が魔力を心臓部員に集中させていた時だった。

 

 

「お前ら、何してる?」

 

 

重厚な威圧感がある声、そうトントンがアミー先生を呼んでくれたのか。

 

 

「げっ!? アミー先生だと!!?」

 

 

「知るか! 喰らえ! 『腐線(スポイルビーム)』!」

 

 

緑色の光線がアミー先生に当たる直前。

 

 

「遅い」

 

 

不良達は全員、気絶していた。そんな光景に俺達は呆気にとられており理解出来なかった。アミー先生が俺に話してくる。

 

 

「カゼカミ……早く医務室に行きなさい。そのままだと手が腐って使い物にならないぞ。後、我輩が来るまでの時間稼ぎはよくやった」

 

 

そしてアミー先生は不良達を担いで歩き始めた。するとトントンが声をかける。

 

 

「おい! 腕の骨がもう見えとんぞ! 早く行かんと間に合わんぞ!」

 

 

「落ち着け、そうだな……まずは深呼吸からだ」

 

 

「してる場合か!? もう指が落ちかけているねん!」

 

 

「わかったわかった。行きますよ」

 

 

俺は走る構えをした時、男子生徒の声がする。

 

 

「あ、あの助けてもらいありがとうございます! お名前を聞かせてもよろしいでしょうか?」

 

 

「おう! 俺の名前はカゼカミ·ハヤトだ。よろしくな」

 

 

「そ、そうですか...あ、あのですね…///」

 

 

顔を赤くしていく男子生徒。そして後ろからは女子生徒が声をかける。

 

 

「私はイクス·エリザベッタ。助けてくれてありがとね」

 

 

「気にすんな。俺は俺のやりたいようにやっただけだ」

 

 

「フフッ…優しいのね」

 

 

「そう思うなら眼科に行くことをオススメするぜ。こんな面で一見優しそうに見えるか?」

 

 

「違うわ。カゼカミ君からは優しく守ってくれるような気がするの」

 

 

「おいおい、それは「おい! 何イチャついているねん! 早く行かんと間に合わんぞ!」…とにかく俺は医務室に行かないとヤバいのでさようなら」

 

 

「……ええ、またいつかね♡」

 

 

そして俺は走り出した。トントンもついてくる。

 

 

「おいおい、女子二人に惚れさせるなんて、淫魔(インキュバス)なのか? ああん!ゴゴゴ」

 

 

何故か高圧的なトントン。

 

 

「おいおい、俺がいつ口説いたのかよ? 後女子は一人だ。もう一人は男子だぞ?」

 

 

「…………えっ?」

 

 

その後、俺は保健室に着くとアラディアがいたので治してもらいました。ラッキーだぜ! しかしトントンのあの顔の意味が理解出来なかった。




こうしてパワーアップしたカゼカミ君! そして知らないうちに惚れてしまった二人はこの先、どうなるのか!? まあ……なんとかなるか。

次回 アブノーマルなクラスメート
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