魔入りました!入間く...女の子になっとるやんけ!?   作:サイコロさん

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腐線(スポイルビーム)
この能力はとある不良のリーダー格が使っていた家系能力。この能力は自分の人差し指から緑色の光線を出せるのが特徴であり、そこから腐らせることが可能。鍛えることでさらに腐るスピードを早くできる。



第7話 アブノーマルなクラスメート

テッテレーテッテレーテテッテレー!

ついに来ました! クラス発表のお時間だぁーっ!!

勿論俺達、イルミ軍団は問題児クラス(アブノーマルクラス)でした。

 

 

「こんなに離れてるんだね……」

 

 

「途中の階段はゴミ袋があったし、かなりの酷い待遇だなぁ」

 

 

「私はイルミ様と一緒ならば、例え海の底でもお供します!」

 

 

「ボロッボロ!」

 

 

俺達は既に扉の前にいる。ここからどうするべきなのか? イルミちゃんの回避に任せるか、逆に俺が全てキャッチして投げ返すか。そう考えているとクララが…ちょっ!!

 

 

「よし、突撃!!」

 

 

「わっ!」

 

 

その瞬間、武器の雨が降ってきた。チッ! 俺はイルミちゃんを片手で守りながら、もう左手で武器を壊しながら進んだ。

 

 

「おい、大丈夫か?」

 

 

「う、うん。ありがとう」

 

 

俺が全ての武器を無効化した後、イルミちゃんの安否を確認していると…

 

 

『『『おおぉぉぉぉぉーっ!!』』』

 

 

歓声が聞こえる。そして次から次へと感想が聞こえてくる。

 

 

「お見事!」

 

 

「さすが特待生に狂狼!」

 

 

「もう一回見たいでござる!」

 

 

「素敵」

 

 

「イルミちとカゼカミち、すごー!」

 

 

ここで紹介タイムのお時間だぁ!

黒い短髪で飄々とした雰囲気の男性悪魔でありお兄さんに憧れているアンドロ・M・ジャズ

前髪が目にかかる程度に長い金髪で上下の記号のような特殊な形状の角があり、尻尾を地に付けて浮いている男子(理由はチビだと分かりにくくするため)シャックス・リード

梟そのものな変態紳士カイム・カムイ

藁人形のような容姿の過保護で人の間合いが分からないガープ・ゴエモン。

金髪の長い髪をリボンで後ろに纏めた色気のある美女でグラマーなスタイルをもち、先が少し曲がっている角、臀部の尻尾はハート型である純粋な愛に憧れる乙女イクス・エリザベッタ

まだまだいくぞ! 宙に浮く雲に乗り、睡眠帽のような形に整えられた茶髪、着ているのは寝間着、両目にはアイマスクをしている意外に美形なアガレス・ピケロ。

獅子のマスコットキャラ染みた見た目のアロケル・シュナイダー(めっちゃ賢い)

我関せずとばかりに机に座っているおかっぱ頭の男性悪魔である喋りだしたらマシンガントークのプルソン・ソイ

氷のような色合いの短髪に短めの角、眼鏡をかけている女子悪魔、(カワイイ·オブ·カワイイの)クロケル・ケロリ

 

以上! 一人を除いたここにいるクラスメイト達だぁー!

 

 

ふぅ………やりきったぜ……

 

 

するとリード君が話しかけてくる。

 

 

「全部避けたり、無効化したのは君と狂狼だけだよ! まあ全部受け止めたのもいるけど」

 

 

「うッ!? そっそんなことしたら、大ケガどころじゃすまないんじゃ――「笑止!!」」

 

 

「避けるなど臆病のマネはせぬ! 己は――」

 

 

そうそう説明していない一人はこの方です!

 

 

「このサブノック・サブロは魔王に相応しきビッグな男だからな」

 

 

逆立った金髪で長身(俺よりも高い)、それに見合う体格と十分な筋肉を有する男性悪魔のサブノック・サブロであり、彼の身体中に凶器が刺さっていた。(痛そうだな)

 

 

「よいか特待生と狂狼! 先にとなり魔王となるのはこの己だ! ヌシもいずれ己の前で跪くだろう!」

 

 

「……ッ……10(ヨド)って何ですか?」

 

 

説明しよう!

10(ヨド)とは悪魔の位階(ランク)である!

弱い順番に言うと…

1(アレフ) 2(ベト) 3(ギメル) 4(ダレス) 5(へー) 6(ヴァウ) 7(ザイン) 8(ケト) 9(テト) 10(ヨド)と十段階と分けられておる。そして、10(ヨド)の中から魔界の主たる『魔王』が選ばれる!!

 

 

『魔王』

魔界の支配者にして、全てを牛耳る悪魔の王。しかしその席は数百年間『空席』となっている。

 

 

「己は魔王になる! そのためには位階(ランク)がいる! 故に―――」

 

 

サブノックは刺さっていた剣を持つ。

 

 

「―――己より位階(ランク)が高くなりそうな奴は…全員、気に入らん」

 

 

バキッ! 剣を指で破壊した。……オペラ先生といい勝負しそうだな。

 

 

「それで教師に喧嘩を売ってこのクラス入りだもんねー」

 

 

高位階(ハイランク)を倒すのが一番の近道と思ったのでな!」

 

 

サブノックはイルミちゃんを睨みつける。

 

 

「しかし! ヌシは何だ!! 派手なのは噂ばかりで魔王の魔の字も知らぬとは!」

 

 

さらに迫るサブノック。

 

 

「ヌシは…それでも悪魔か!?」

 

 

俺はイルミちゃんとサブノックを遮るように間に横入りする。

 

 

「はいはーい。喧嘩は止めましょうよ。サブノックさんは分からないかもしれないけど、イルミちゃんはイルミちゃん並みに頑張っているんですよ」

 

 

俺は宥めると、サブノックがニィって笑う。

 

 

「出たな。狂狼!!」

 

 

「狂狼! 使い魔は電信鳥(メールバード)を召喚したと聞く!」

 

 

「あぁ、そうだ」

 

 

「だが己は水馬(ケルビー)を召喚した! 足の数からお前より凄い!!」

 

 

成る程……話にならん。

 

 

「あのなぁ、使い魔をそうやって比べているだけで凄いか凄くないかを決めるのはおかしいぞ」

 

 

「ふん! 負け惜しみか」

 

 

「違うんだよ。使い魔だけで判断するのはおかしいっという意味なんだよ」

 

 

「っ!? どういうことだ!」

 

 

「例えば、使い魔召喚が苦手な悪魔がいるとしよう。こんな苛烈な生態系の魔界でどうやって生き残るか?」

 

 

俺はサブノックに迫る。

 

 

「使い魔だけでこの魔界を生き残れるならば、お前が正しい。しかし魔術や腕力、さらには知識や謀略などの力が俺らにはある。それに使い魔が来れない時だってある」

 

 

俺は少しだけ笑ってやり、言ってやった。

 

 

「つまり俺が言いたいのは、使い魔だけで判断するのは愚の骨頂という訳だ! 分かってくれたか?」

 

 

「う、うむ」

 

 

俺はにっこり笑ってサブノックに近寄る。

 

 

「いや~。でも本当に凄いよ! 水馬(ケルビー)を召喚するなんて! 俺なんか「喧しいぞ貴様らッ!!」」

 

 

そうやって誉めていると、どうやら担任になる先生が来たようだ。

 

 

「外まで丸聞こえだ。もう少し粛に出来んか!?」

 

 

「カルエゴ先生!」

 

 

「エギー先生が担任なの!?」

 

 

「お陰様でなッ」

 

 

「会議の日に濡れ衣で捕まって不在の間に貴様らの担任に押しつけられたのだ……」

 

 

そういえばクララが入間君の手に召喚シールを貼って、カムカムさんから逃げるシーンがあったな。

 

 

「まあまあ、せっかく俺がオペラ先生とアミー先生に、さらにはダリ先生、ライム先生、スージー先生達に賭けで手に入れたお金を使って作った手作りクッキーをあげて頼んだですから~」

 

 

「貴様ッ! 賄賂じゃないか!」

 

 

「賄賂じゃない! 買収だぁ!」

 

 

「どっちも同じだッ!!」

 

 

やれやれ、先生も酷いもんだ。俺がこんなにも頑張っているのに。そしてカルエゴ先生が口開く。

 

 

「外へ出ろアホ共! 授業を始める」

 

 

俺は自信ないんだよなぁ。

 

 

 

そして学校裏の高台にやって来た俺達。強く吹き荒れる風と砂ぼこり、荒々しい岩山しか周りには見えなくて、植物など存在しなかった。途中では禍々しい鳴き声が聞こえる。そしてカルエゴ先生が説明をしている。

 

 

「前回の召喚試験とこの授業の結果で貴様らの位階(ランク)を決定する。内容は谷奥の旗までの競争だ」

 

 

「無数にそびえる巨大な岩山と巣を守る怪鳥を避けながら進め」

 

 

するとリード君が質問する。

 

 

「使い魔先生! 鳥への攻撃はアリですかぁ?」

 

 

「構わん。殺しすぎは減点だがな。あと次、使い魔先生と呼んだら殺す」

 

 

カルエゴ先生から本気の殺意が見えた。

 

 

「加えて今年は『囀り谷(さえずりだに)』のみコースとする。」

 

 

「なッ」

 

 

その言葉でサブノックは驚く。

 

 

「待てぃ! 『金剪の谷(かなきりのたに)』も通過コースだろう!!」

 

 

「何故か金剪(かなきり)の『長』の気が立っていてな。最近、電信鳥(メールバード)の群れが確認されており、今は『金剪(かなきり)』は立ち入り禁止なのだ」

 

 

「なっらっぬっ! 己は金剪(かなきり)にする! 金剪(かなきり)でなければ意味がないのだ!!」

 

 

「知るかッ。コースに変更はない。総員準備!」

 

 

イルミちゃんが連れ去れている間はどうするか?

 

 

「エギー先生は?」

 

 

「私は後から追う」

 

 

そうやって翼を出すカルエゴ先生を筆頭に次々へと翼を出す皆

 

 

バサァバサバサァバサ

 

 

「これより飛行試験を開始する」

 

 

さてイルミちゃんをどうやってサポートするか。

 

 

「飛行試験を開始する! 翼を広げろ!!」

 

 

「ちょっ!? 待「位置について用意――」」

 

 

俺は翼に泡を仕掛ける。

 

 

「スタート!!!」

 

 

「FOOooooooooooooー!!!」

 

 

愉快な声を出しながら俺は空に向かって飛び出した。

 

 

~カゼカミSIDE終了~

 

 

~カルエゴSIDE

 

 

ふん。イルミを突き落としたら少しは胸が晴れた。さてと……私はリモコンを手にして椅子に座る。

 

 

位階(ランク)を決める重要なレース。今年の新入生(ルーキー)はどう出るか……」

 

 

そして写るのは口いっぱい開けたアガレス。

 

 

『ふぁ~眠い……zzz』

 

 

『ボス戦なのにセーブを忘れた! ちょっ、それは反則だって!』

 

 

他にはゲームをしているジャックスにスィーと降りていったカムイがいた。すると花束を持ったカムイが別グループの方に行った。

 

 

『コホンッ お嬢様方、共に飛んでも?』

 

 

『まっ、ナンパ?』

 

 

『とんでもない! 下心はございません。私はただ美しい貴女の下乳に埋まりたいのです』

 

 

『まぁ直球』

 

 

『エリザベスさん! それより前に助けてくれた王子様のお話をしてください!』

 

 

どうやらカムイが来る前は恋ばなをしていた別グループ

 

 

『なぁ、怪鳥の卵って高いんかねぇ?』

 

 

『卵、塩派』

 

 

『各々方、お菓子食べるでござるか!?』

 

 

『おー食べ……ッ!? 怪鳥が襲って来るぞ!』

 

 

そして卵を盗んで、怒り狂った怪鳥に襲われているグループ……………ふむ、成る程……私はとある決断を下す。

 

 

阿保ばっかりだ……

 

 

私は落胆していたが画面を掴み、揺さぶりながら声をあげる。

 

 

「どいつもこいつも! 遠足じゃないんだぞ!! ッええい! マシな奴はいないのか!?」

 

 

すると岩山を破壊しながら、怪鳥にキックする翼が四対もあるとある生徒がいた。

 

 

『来るなぁ! 俺の側に近づくなぁ!!』

 

 

『ねぇっ!? 本当に大丈夫なの!?』

 

 

何故かイルミをお姫様抱っこしていた。私は胃を抑えた。




圧倒的理解不可な状況! これはカルエゴ先生も胃を痛くなる! さあさあ皆さま、ご注目! ここから始まるイルミちゃんとカゼカミの愛?の逃避行の始まり~始まり~。

次回 イルミちゃんとカゼカミの愛の逃避行?
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