かつてハーレム主人公だった貴方へ〜NTRから始まるバトルモノ〜   作:ウジ虫以下

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この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。


第一話『悪の街 モノノフ町』

 場所はモノノフ町 繁華街。かつて武士が存在していた頃、彼等によって何者も受け入れるという意志の元、ハミダシ者の受け入れ先として栄えた町。

 

 昼間は誰もが気軽に訪れることの出来る観光地としての顔もあるモノノフ町であるが、夜にはまた違う顔を見せる。

 

 目を顰めるほどのネオンが煌々と灯され、昼間以上の喧騒が繁華街を包む。けたたましい程の雑踏であり、昼までのキャッキャッとしたものとは程遠い。

 それもそのはず、お天道様が昇っていた間は、息を潜めて生きていたような連中が夜のモノノフ町では自由を得るのだ。宛らドラキュラのように、宛ら百鬼夜行のように、夜には彼等が造り出した賑やかな悪の街と化すのだ。

 

 夜のモノノフ町を歩けば、顔に大傷のある大男や無駄にキラキラとした装飾を纏うホストな爽やかボーイから、ワケありそうな家出少女まで。その他色々etc.。それぞれが複雑な理由からこの町に流れてきたのだ、と伺えるような面々とすれ違うことが出来るだろう。

 

 だが、誰しもに言えることがあるとすれば、来る者拒まずの理念で成り立つここモノノフ町こそが最終手段であり、彼等が喉から手が出るほど望んだ居場所であるということだ。

 

 

 

 そんなモノノフ町繁華街の中で一際人目を引く男が歩いていた。

 

 

 

 その男は、巨岩からそのまま人間の形を彫り出したかのように筋骨隆々としていた。ヨレヨレのシャツを身に付けており、一見ダボッとしているようにも見てるが、完成された肉体が隠せておらず、胸の部分などピチピチになっている。衣服の袖や裾から露出する四股には限界にまで鍛えられた筋肉が、巨木のように形を成している。頬には癒えることのない傷痕があり、その存在が嫌という程に目立っていた。

 

 そんな肉体だけでも只者ではないと伺えることであるが、男が身に付けている黒色のカラーレンズの眼鏡。人間は眼を見て話し合う生物であるから、そんな物が嫌でも目に入るのだ。そこまでいけば、普通は気づくだろう。コイツはヤバい奴だ、と。

 

 

 

 その男の名は、東雲(しののめ) 龍二(りゅうじ)。目付きが悪いことを気にしてカラーレンズを選んでしまうような男。夜のモノノフ町においては、彼を知らない者は少ないと言える程、顔が広い男だ。

 

 

 龍二はいつも通り繁華街を抜けて、モノノフ町の駅に向けて歩みを進める。彼はそんなナリをしているが、この町を取り仕切る『護人組(ごじんぐみ)』の構成員と言うわけでもなく、少し特殊なただの一般人であった。モノノフ町では特殊な事情を抱えた人間など少なくはない。誰もが何かを抱えて、この町に辿り着くのだ。

だからこそ、少し特殊というくらいで済まされている。

 

 人でごった返しとなった繁華街の中を慣れた足取りでスルスルと抜けて行く。これだけの巨体であれば誰かしらとは身体をぶつけることになるであろうに、そんなことが起きる気配はない。人々が龍二を避けて行くというのもあるが、その足取りは武術に精通している者のそれであり、彼が足を止めることはなかった。

 

 別段急いでいるわけではないが、こんな所で道草を食っていられる程に呑気ではいられない。そもそもこんな所で立ち止まっていれば、嫌でも目立つ龍二の存在が面倒ごとを呼び寄せることは明らかだった。

 もう一度言っておこう。龍二はこの町では顔が広いほうであり、モノノフ町というのは特殊な人間が集まってできているのだ。そんな彼等に絡まれれば面倒ごとになるのはこれまでの経験からも言えることであった。

 

 

「龍二サン、なにしてるんデスカ?」

 

 

 背後から自分を呼び止める声がした。ほら見たことか、と龍二は内心で思う。ティッシュ配りやキャッチであれば、それとなく去なせば大した時間にもならないだろう。

しかし、自分を呼び止める声の主は確実に自分のことを知っており、自分の名前を呼んでいることから顔見知りであることがわかる。

 

 龍二は、このカタコトの声の主には覚えがある。十中八九ヤツであると踏んで、仕方なくと振り向くことにした。

 

 

(……………まぁ、当たりか)

 

 

 龍二を呼び止めた声の男、名はダリィという。

彼はいわゆる異邦人であり、髪の毛をドレッドヘアにしている。一見すればアフリカ系であるのだが、本人が出自を語ることも無ければ、周りが聞くこともない。この町にやって来たということはそれなりの理由があるのだと誰もが理解しているのだから、他人の過去を知ろうとすることさえないのだ。

現在、彼はモノノフ町の『AB-CD』というCDショップの店員という位置に収まっていた。

 

 

「ダリィ、何の用だ。」

 

 

 そんな風に龍二はぞんざいに返答した。彼だって別に談笑が嫌いなわけではない。普段であれば最近のモノノフ町事情を話し合ったりもしている。それにこの町の知り合いの中ではダリィは話し相手としては好ましい部類ですらある。

カタコトではあるが日本語が達者で、話術にも長けている。そんな印象であった。

 

 

 しかし、しかし今日、龍二は誰かと世間話に花を咲かせるような気分ではない。

 

 

「オゥ…。ナンダ、今日は忙しい日みたいデスネ。お耳に入れておきたい"ウワサ"があったんデスガ、またにしますネ」

 

 

 ダリィはできる男であった。相手の機微を察することも難なしであり、それが自分が認めた人間であれば尽力する。ダリィも腕に自信がある方ではあるが、目の前の男、龍二との格が違うことがわからないような弱者ではなかった。

 だからこそ、ダリィ自身も龍二を認め、時には談笑し、良くないウワサがあれば其れとなく伝えてたりしてより良い関係を保っている。

 

 

 あぁ、またにしてくれ。と言い残して、龍二はこれまでと同じように駅を目指して歩き始める。ダリィの口から話される"ウワサ"はそれなりに有力な情報も多く、気になりはしたが今はそうでもなかった。

 

 

 

 それから5分も歩けば、目的地であるモノノフ町駅前に着くことができた。繁華街のように人の流れが滞っていることもなく、歓楽街のように眩さもない。

 

 龍二は、丁度空いていたベンチに腰を下ろして息を吐く。やっと休憩できる場所を確保したというのに、不愉快な冷たさが頬を伝う感覚がした。それはすぐに音の聞こえる程に降り頻る。

どうやらタイミングが悪いことに、雨が降り始めたようだった。それも打たれれば、すぐに身体が冷えてしまうほどの冷たさを覚える豪雨。

 

 

チッと舌打ちをして立ち上がった時、龍二は偶然視界の隅にある"ソレ"に気づいた。駅前にいた人々は屋根を求めて、群れのように駅や繁華街のほうに走っている。この流れに乗れば、少し身体が冷える程度で済んだであろうに、龍二の足は人々とは逆方向、偶然気がついた"ソレ"の元へと向いていた。

 

 

(………どうして気づけなかった?)

 

 

 自分は周辺視野は広い方だと踏んでいた。休める所を探すあまりに、ベンチだけにしか意識が行ってなかったからか?違う、そうではない。気づけなかった理由など、既にわかっている。

 

 

 

目の前の"ソレ"が人の放つ気配を完全に消していたからだ。

 

 

 

 そんな事が可能なのかは解らない。だがしかし、興味がある。好奇心が抑えきれない。普段は自分から他人に干渉して行くことなど滅多にしない龍二であったが、"ソレ"の放つ異色なオーラに抗うことが出来なかった。

 

 

 

 そう、"ソレ"は人間であった。それも歳が14、5歳程の少女であった。

 

 

 

"アイツ"よりは少し赤い髪色をしている。それが龍二が覚えた彼女の第一印象。

 

 いわゆる、体育座りをして道の端でちょこんと座っている。顔は正面を向いてはいるが、何処を見ているかさえ解らないほど、光のない濁った目をしている。

 

 自分もコイツも既に濡れ鼠だな。と思い苦笑いが溢れた。シャツはぐしょりと濡れて、重くなっているし、前髪は張り付いて不快だ。メガネだって水滴で機能していない。

目の前の少女を見れば、薄手のシャツが雨によって透けてさえいる。

 

 

「行くあてがないのか」

 

 

 龍二はここでやっと口を開き、少女へと話しかけた。モノノフ町においての家出少女などカードゲームで言うところのコモン程度の価値であり、珍しいモノではない。家出少女であれば基本無視する。しかし、自分が話しかけた少女はこれまでのソレとは全く持って違う。どう考えても異質であった。

 

 

 家出少女ではない、とそう思わせる何かがある。確信ではないが本能に委ねてみることにしようと龍二は決める。

 

 

「雨が降っている。それも土砂降りだ。このまま打たれ続ければ俺たち両方共、風邪を引いてしまうだろな。どうだ、屋根のある所で話さないか。」

 

「———どうして、どうして私に構うの…?」

 

 

 少女が口を開いた。か細い声音であった。それでいて凛と通るような声。喉が枯れている、というよりは声の出し方そのものが解っていないようなギャクシャクとした話し方。

少女は目の前の男がどうして自分に構うのか心底分からないという風に問いかけた。

 

 

「夜のこの町でそんな雰囲気を醸し出してる少女なんて、悪い大人に利用されるかもしれない。それに………そう!お前に興味があるんだ!」

 

「私は貴方に興味ないんだけど…。悪い大人は嫌い…。おじさんは悪い大人?」

 

 

 彼女は龍二に語りかける。ここで自分が悪い大人だと名乗るような人間はいないだろう。それが悪い大人であれば尚のことである。

 

 

「悪い大人かどうかはお前が判断してくれて構わない。少し屋根のある所で話してくれればいいんだ。それからのことは干渉しないが、お前が助けがいると言うのなら………!!」

 

 

 今まで寸分も崩すこともなかった少女の体勢が傾き、そのままアスファルトに横になってしまう。

 

 

「おい!だから言ったんだ。言わんこっちゃない。このままだと悪化する。悪いが勝手に運ばせてもらうぞ。嫌とは言わせない。だから返事はしなくていい」

 

 

 龍二は、取り敢えずのそれだけ言うと有無を言わせずに横たわる少女を抱き上げた。

抱き上げた少女は驚くほどに軽かった。次に龍二を襲った衝撃は少女の体温。豪雨の下に晒されていたとは言え、その時間は極々短時間であったというのに炎を触ったように熱い。きっと表現としては正しくはないが、龍二にはそう思えてしまったのだ。長時間夜風に吹かれていたのだろうか。とにかく一つ。

 

 

(…………急がねば!!)

 

 

 

 幸いにも、龍二の住まうアパートはすぐ近くであった。そこであれば介抱の一つや二つしてやれるだろう。龍二にだって過去に介抱の経験がある。抱きかかえた少女の症状が悪化しないように細心の注意を払いながら、しかしより速く駆ける。

 

 

 

 見ようによっては未成年淫行でも洒落込もうとしている人間に見えるかもしれない。しかしながら、今夜は土砂降りで誰とも遭遇しないままに自室へと辿り着くことができた。

 

 

 

「もう、着いたの?」

 

 

 

 敷いた来客用布団に寝かせてたところで少女が呑気な口調でそんなことを宣った。

風邪でぶっ倒れてたんじゃないのか?それにあんなに体温だって高かったんだぞ?と龍二は内心で疑問視する。

 

 

 そもそもこの少女の存在はなんだ。初めて気づいた時は気配すらなかった。声も出し慣れていないという感じで拙さを感じる。

だがしかし、そんなことを考えた所でこの少女とは会話すらまともにしていない。人間は話し合うことが出来る生物だ。お互いの思いは言葉にすればいい。わからないことがあれば聞いてみればいいのだ。満足いく答えが得られなくとも、自分で悩み続けるよりは幾分かマシだろう。

 

 

 

「なぁ、少し聞いていいか?」

 

「いいけど。おじさんは何が聞きたいの?」

 

 

 そんな疑問よりももっと早くに解消しなければならない問題があったようだ。自分はこの少女の名前すら知らない。それに自分は老け顔であるが、おじさんなんて呼ばれる歳じゃないはずだ。ないはず…。

 

 

「それよりも先ずは互いの名前から話し合うべきだったな。俺の名前は東雲 龍二だ。おじさんじゃない。呼ぶならお兄さんで頼む。どうやら割とダメージがデカいようだ…。」

 

「じゃあ、龍二。私の名前は0………。いや、私には名前はない。クシュン!」

 

小さく可愛らしいくしゃみと共に、腹の音が少女から漏れた。

 

 

「とりあえず、シャワーでも浴びて来い。その間に粥でも用意しといてやるよ」

 

 

やはり身体が冷えているのだろう。それに服も濡れたままだ。ひとまず彼女にシャワーを勧めると、少女はすんなりと従ってくれた。

 

 

 少女がシャワーを浴びている間に考える。

名前がない少女など怪しい限りであるが、声をかけたのは自分であるし、ここはハミダシ者の町、秘密の一つくらい誰もが持って暮らしている。

不可解な点は尽きやしないが、一旦目の前の少女のことだ。いつまでも少女やお前、キミなんかで呼んではいられないだろう。仮の名前をつけてやることにしようと龍二は考えた。

 

 

 それよりもまずは腹が減っては戦は出来ぬ。モノノフ町は、かつては武士が栄えさせた町なのだ。彼等だって兵糧攻めなんかされれば戦ってはいられなかったであろう。

 

 

 少女がシャワーを浴びている間に腹に優しい粥でも用意してやろうと思ったのだが、このアパートのコンロ、どうにも火が点き辛い。

 

 コンロと格闘していると、風呂場のほうで物音が聞こえ始めた。少女には悪いが火が点かないのだから仕方がない。本当に腹を空かせて、今にも倒れそうなようならコンビニにでも走るかと龍二は誓う。

 

 

「悪いな。どうにもコンロの火が点かなくて粥は用意してやることが出来なかった。もしヤバそうならコンビニにでも行って来るけど…。」

 

 

 風呂から上がってきた少女に詫びの言葉を入れる。あまり他人に弱さを見せたくないと考えている龍二であるが、今回ばかりは仕方ない。思えば彼女の前では、あまりいつものようには行っていない。どうにもペースが狂わされる。

 

 

 そんな言葉を投げ掛けた先の湯煙から現れた少女は、身体から湯気を立ち昇らせ、肌はほんのりと赤みを帯びている。替えのために置いておいた少女の身体の二回りも大きな龍二のYシャツが、残っていた水分のせいで体に張り付いて、ボディーラインが浮かび上がっている。

 頭部には用意していたタオルを垂らしており、まだ充分に乾いていない髪がタオルの隙間から覗いた。さっきまでの雨でぐっしょり濡れていたものとは違う、しっとりとした濡れ方をした少女の赤い髪が頬に張り付いていた。

 

 これはダメだ。何というか不思議な魅力がある。これまでの龍二に少女趣味のようなものは欠片も無かったが、目の前の少女が放つ独特の雰囲気に、当てられそうになっている。

 

 

「火、要るの?じゃあ、はい。」

 

 

と少女が手を差し伸べた。

 

 

 その時だった。いきなりの事で反応に遅れた。少女の手のひらから、火柱が上がる。その勢いは、まさしく炎であり、何十万年も前に人類が手にしたモノである。どこからともなく、手のひらに炎を出してみせた。目の前の少女は轟々と燃え盛る炎を手にしているが、全く持って熱さを感じている気配がない。平然としている。ソレがまるで当たり前であるように、自分の一部であるかのように。

 

 

 龍二は目の前の超常現象とも言える行為を易々と実行して見せた、そんな少女の存在に覚えがあった。

 

 

 

————いや、誰しもが思い浮かべるのだろう、その超能力を可能とする存在達の名称を。

 

 

 

(…………≪厄災(カタストローフェ)≫!!)

 

 

 

厄災(カタストローフェ)

 初めに確認されたのがドイツの地であったことから名付けられた異分子達。様々な超常現象を起こすことの出来る者たちである。

 ≪厄災≫を持つ者達は人々から恐怖され、忌み嫌われてきた。そのため、人々に仇を為す者も現れたが、余程強い≪厄災≫でもなければ軍隊、ましてや銃にも敵わないことが判明し、彼らも身を潜めた。

 

 現在では、≪厄災≫が強くない者達は日々迫害を恐れながら正体を隠し、街に溶け込んで生きている。

それでも忘れてはいけないのは、彼等は超常現象を容易に起こせる者たちであり、人の一人や二人であれば簡単に殺せるだろうということ。

 

 日本ではそのまま『厄災』と呼ぶ者や『超能力者』、ひいては『バケモノ』と呼ぶ者、ましてや災いを呼ぶ存在であり悪しき者であることから『災悪』なんて上手いこと呼ぶ者もいるらしい。

 

 

 

 ≪厄災≫は龍二の憎悪の対象であった。復讐のために何者にも負けない力を求めた。

 

 

 

 そして今、連れ込んだ少女に対して龍二は決断を遅らせていた。

 

 

(憎むべき相手は、目の前のコイツじゃない。力を間違った方向に使う愚者達であるはずだ。落ち着け…!見失うな、怒りの矛先を…!)

 

 やっとの思いで龍二は自分を抑え込むことに成功する。その時にはもう、こめかみには青筋が浮かばせ、息も絶え絶えになっており、肩で息をするような状態であった。

 

 

「火、要らなかった?」

 

「あぁ…。どうやら要らなかったみたいだな」

 

 

 少女のそれは無垢な子供のような問いかけ。この少女には自分の持つ≪厄災≫によって誰かをどうこうしてやろうという意志はないのだろう。理解した途端に、唯々真っ直ぐな穢れなき少女のことを守ってやりたいとそう思った。

 

 

 それは、龍二の心からの本心であった。

 

 

「なぁ、行く当てもないんだろう?それならウチにいたらどうだ。いつでも出て行ってくれて構わない。それまでは利用すると思ってウチに居てくれないか」

 

「それじゃあ、そうさせてもらう。龍二は優しいね…。」

 

「あぁ、頼む」

 

 

 そう言えば、これから暮らして行くうえで名前が無いというのは些か不便ではなかろうか。

人の名前というのは、その人を表わすようなモノが望ましいと言えるのだろう。例えば、そう…。

 

 

「……………ホノカ。」

 

「龍二、何か言った?」

 

「いや、お前の名前を考えたんだ。ホノカとかどうだ?」

 

「………ホノカ。…ホノカ、ホノカ。うん、良い響きだと思う。それに龍二がつけてくれた名前だから大事にするよ」

 

 

 そうして少女、ホノカは何者にも染まらないような、にへらとした無邪気な笑みをこぼしたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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