神を喰らいし者と影   作:無為の極

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第97話 緊迫した事態

 本部から取得したデータの解析は思った以上に難航していた。一番厄介な部分は特定のファイルを開こうとすると、必ずと言って良い程に認証が必要となる点だった。通常であれば所有者が許可を出した物であれば気にする物では無いが、そもそも無許可での持ち出しと同時に最悪の場合は、どこの端末から開示したのかが発信される可能性だった。

 下手に手を出せば、自分だけの問題だけでは終わらない。実際にその解除に手間取る事となり、気が付けばそれなりの時間が経過していた。

 

 

「これは……なるほど…しかし…」

 

 どれほどの時間が経過したのだろうか。手間取りはしたが解析は無事に終わり、改めてスクリーニングした後にファイルを開くとそこには予想通りの機密事項が記されていた。内容に関しては本部の研究者が秘匿状態にしたくなるのが分からないでもない。しかし、考え方によってはこの内容は本部で独占すべき内容では無い事は誰の目にも明らかだった。

 まずはこの情報に関して該当者に伝える必要がある。だからこそ榊は連絡を取るべく、相手先を呼び出そうとしていた時だった。

 

 突然の轟音と震動により、アナグラ内部の緊急警報がけたたましく鳴り響く。一体何事かと思った榊に、この騒音と振動の原因理由が知らされていた。

 

 恐れていた事実。まさかの推測がそのまま実行された事だけを理解し、榊は直ぐに無明に連絡を取っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《緊急事態が発生しました。待機中のゴッドイーターは至急集合して下さい。繰り返します待機中の………》

 

 アナグラ内部の警報により、今まで穏やかとも言えた空気が一転して緊迫に包まれていた。現在の所は状況把握が最優先と同時に、それに合わせる様にゴッドイーターに対し出撃命令が繰り出される。慌ただしく走る音が現状を表していた。

 

 

「ヒバリちゃん。一体どうなってるんだ!」

 

「現在アラガミの襲撃によって外部の防壁が破られています。このままでは大惨事となる可能性がありますので、第2、第3部隊は直ちに急行してください!」

 

 タツミの声に応える程の余裕が既に無いのか、ヒバリは各所から上がってくる情報を判断し、的確に指示を出している。そんなヒバリを見てタツミはそれ以上の言葉をかける事は避けていた。会話をする時間があるならば一刻も早く指示を出す事で被害は最小限に留められる。一刻の猶予もないまま各部隊はそれぞれの持ち場へと繰り出していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一体何があったんですか?」

 

「俺たちも分からないんだ。ヒバリちゃんの所に確認に言った方が早いからアリサはエイジに知らせてくれ」

 

「分かりました。直ぐに行きますので確認しておいてください」

 

 警報が鳴り響くと同時にそれぞれが部屋から飛び出す。緊急時の出撃はこれまで何度もあったが、今回の警報は明らかに今までと質が違っていた。アナグラに漂う緊迫感が否応にでも事態の悪化を物語っている。

 まずは状況確認を最優先とする事で、各自がそれぞれの判断で行動していた。

 

 

「エイジ!どうしたんですか!入りますよ」

 

 何度か呼んだが、部屋の中からは一向に返事は返ってこない。これ以上待つ事すら惜しいとばかりに扉を開ける。本来であればこの時点で第1部隊に出撃命令は出ていない。にも関わらず、そこにはいるはずの人間が居なかった。

 

 

「エイジ?」

 

 どこかへ出ているのではとも思ったものの、エイジの気配は一切感じられない。一体何が起きたのだろうか?これ以上ここに居ても何も変わらないとばかりにアリサは一旦ロビーへと走り出した。

 

 

「外部居住区の避難は後どれ位ですか?こちらの収容施設施設はあと10%です。近くの避難経路を確認しますので少しだけ時間を下さい」

 

 ロビーは既に戦闘指揮所の様な状況に陥っていた。既にいくつかの部隊は現場へと急行し、外部居住区の人間の避難誘導を始めている。本来であれば第1部隊はその先陣を切るはずだが、未だに出撃命令が出されていない。

 かと言って、このまま指をくわえて見ている訳にはいかなかった。

 

 

「第1部隊に要請が来ていないが一体どうなってる?」

 

「現在第1部隊は出撃不可能。凍結状態となっています。私の権限では分かりませんので上に確認してください」

 

 各方面への指示に意識を奪われている為に、回答はしたものの一体誰へといった事まで考える余裕が今は無かった。凍結による出撃不可の命令は誰が下したのだろうか?可能性を考えれば支部長の可能性は高いが、確証がある訳では無かった。そんな事を考え出した頃、血の気が引いた様な表情でアリサが駆け寄って来ていた。

 

 

「ヒバリさん、エイジがいません。どこに居るか分かりませんか?」

 

 まさかの発言に今まで慌ただしく動いていたヒバリの手が一瞬止まった。エイジの行方不明はある意味緊急事態に間違い無い。しかし、今の状況から外れれば確実に現場は混乱の極みに陥る事だけはなく、最悪の事態に陥る可能性が高い。今の状況が既に処理速度ギリギリのラインである事は誰の目にも明らかだった。

 

 

「腕輪のビーコン反応を確認したよ。どうやら彼はここに居ない様だね」

 

「じゃあ、一体どこに?」

 

 逡巡したヒバリの代わりに発言した榊に改めて視線が集まる。出撃していないのに不在となるのはあまりにも不自然とも言えた。しかし、腕輪に内蔵された反応を見れば確かにここには居ない。

 突如として起こったアラガミの襲撃と、エイジの失踪で情報が錯綜しかけたものの、生存の確認された事で何とか混乱を防ぐ事が出来た。情報を確認する事で今後の方針を決定づける必要があるとばかりに、榊の発言に対してすぐさま確認が入った。

 

 

「どうやら彼はエイジス島の様だね。ビーコンがそこで点滅している以上、間違い無いよ」

 

 エイジの所在を現したビーコン反応が画面に記されている。このままでは何かがあった際には大幅な戦力ダウンを避ける事が出来なくなる。何故エイジスに居るのかは分からないが、今はそれ以外の情報が何も無い。直ぐにでも出動を心掛けるべく、アリサ達は神機保管庫へと急いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここは一体?」

 

「どうやらお目覚めの様だね」

 

 呟きとも取れる程の声に、どこかで聞いた事が有る様な声が返事を返していた。声の主はガーランド支部長だが、何故なのかまで理解が追い付かない。

 周りを見れば何かの研究をしている様にも見えたが、以前どこかで見覚えがある様な光景が目の前に広がっていた。

 

 

「支部長。どう言う事ですか!これって……まさかとは思うんですが、何を研究してるんですか!」

 

「これは、これから行われる壮大な計画の一部だよ」

 

 エイジの叫びなど意にも解さないとばかりにガーランドは淡々と現状の事だけを話す。改めて周囲を見渡せば幾つかの水槽の中に何かが浮いている様にも見える。どこかで見た光景はアリサ奪還の際に見た実験施設と酷似していた。

 

 

「まさかとは思うが、人造アラガミの研究なのか?」

 

「……これを見て判断出来るとはね。察しが良すぎるのも困りものだね。これは今後の人類の反映を維持させる為の道具だ。まぁ君達にはお馴染みかもしれないがね」

 

 水槽の中には何かが沈んでいるが、確認することは出来ない。以前に聞いていた最悪の状況が今エイジの目の前に存在している。ここから考えられる事はあの時に聞いていた推論そのものだった。

 

 

「あのまま眠ってくれてた方が何かと都合が良かったのかもしれないが、もう研究は完成している。あとは実行シークエンスを起動させるだけなんだよ」

 

 ここまで順調に来た事もあるのかガーランドは愉悦の表情を浮かべ、これから行おうとする事を嬉々として説明し始めていた。今回の計画に関しては既に予想していたが、やはりフェンリルの上層部とも結託していたのは最早明白だった。

 

 

「あとは今回のキーとなるのが君の能力なんだよ。どうやら君の感応現象が現在所属されている神機使いの中でも一番だったからね」

 

「そんな能力なんて知らない。いい加減に考えを改めたらどうなんだ!」

 

「これは昨日今日始めた物ではないんだよ。今更考えを変えようなんて気は無い。私は兄とは違って、そこまで悲観論者ではない。だからこそこれを使った統治が一番の最善策だ。対案が無ければこれが正しいと後世において歴史がそれを証明する事になるだろう」

 

 改めて話を聞けば随分と傲慢に、まるで自身が神にでもなったのだと錯覚している様にも思えた。悲観論者ではないが独裁者。まさにそう考えるのがうってつけとも言える発言だった。

 

 もし、この場が一つの議論をぶつける場であれば、この考えはあまりにも荒唐無稽すぎた。本能のまま動くアラガミの制御は自然界に住む動物を意のままに操るのと同義になる。その為にはしっかりとした操縦方法を確立する必要があり、今回エイジが選ばれたのは、既存のゴッドイーターの中で一番感応現象が出やすい事が理由として上げられていた。

 一見まともな話の様にも聞こえるが、その理論は最初から破綻していた。感応現象そのものが完全に解析された訳でもなければ、それがどの程度操縦するに当たって必要なのかすら完全に解析された訳では無い。いくらエイジの能力が高いとは言え、明確な結論が無いままの研究はあまりにも稚拙過ぎていた。

 

 

「あとはこのコアを注入すれば、これで完了する。これからは統治国家としての体を成す」

 

 このままコアを注入されれば、状況が一気に悪化する。この時点でまだアナグラが強襲されている事をエイジは知らされていない。仮にアラガミが今の極東支部を襲撃すれば瞬く間に蹂躙され、壊滅の未来しか無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんで第1部隊が凍結になってるんだ!俺たちはこの為に居るはずだろ?」

 

「そう言われても、支部長に連絡がつかないのであればどうしようも出来ません!」

 

 コウタがヒバリに詰め寄るが、肝心の指示を出したガーランドに連絡が付かない。このまま見ている事がもどかしいと思った矢先だった。ロビーにある大型ディスプレイの画像が突如として切り替わっていた。

 

 

「フェンリルの各支部長に告ぐ。君達の役目はもう終わった。これからは本部が全ての任務に対して指示し、現存するアラガミを殲滅する事を約束しよう。これを持って私がフェンリル本部を代表し、新世界統一計画を発動させる」

 

 突飛とも取れる発言をしたのは、極東支部長でもあったガーランド・シックザールだった。この放送は全支部にジャックされているのか確認する事は出来ないが、第一声で各支部と言い渡した以上、とりあえずはそうだと結論付けてそのまま画面へと視線を移していた。

 当初はざわめきたっていたロビーが僅かに沈静化する。この話が仮に本当だとしても本部が世界全土に対して指令を出す事は不可能とも考えられていた。

 

 

「何が新世界統一計画だ。荒唐無稽にも程があるだろうが」

 

 吐き捨てるかの様に言った先には過去に置いて極東支部を巻き込んだアーク計画と被る物があった。あの時はヨハネス支部長の暴走とも取れる内容ではあったが、今回の内容は当時とは違い、フェンリルの全支部。即ち全世界が相手となる。

 仮にアラガミを討伐する手段があったとしても、その方法が分からないのであれば、従おうと考える支部はどこにも無い。そんな事位は理解できるはずだった。

 

 

「今回我々が極東支部で検証した実験の結果、新型神機使いの感応現象による共振でアラガミを管理する事に成功した。これは人類の手で制御が可能となる以上、これからアラガミの存在は脅威とはなり得ない。そうなれば君達が頭を悩ませる問題は全て解消される事になるだろう。

 各支部は直ちに自治権を本部へと返納すべし。今すぐでは無理でも君達には検討するだけの猶予を与えよう。

 仮に出来ないと判断した場合、我々を守護すべき存在が鉄槌を下す事になるだろう」

 

 全てを言い終わった瞬間にジャックしていたと思われていた画面は元に戻る。本来ならばこれで終わりだが、未だアラガミに襲撃されている事は何も解決していない。そんなほんの僅かな間隙が致命的となった。

 

 大きな衝撃が直ぐ近くで聞こえたかと思ったと同時に2体のオウガテイルがロビーへとなだれ込む。ここへ来るまでに幾つかの防壁があったはずだが、まるで機能が働いていないのか、その背後にも何体かが付いてきている。ヒバリも慌てて確認したが、システムは正常になっている。この場で確認する術はどこにもなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アラガミが侵入してきたのはロビーだけでは無かった。技術班も防壁が突破されたのか、それとも作動していないのか判断はつかないが、肝心の神機が破壊される様な事があれば今後の運営にも支障が出る。

 その為には現在休眠中の神機を全て格納すべく、全ての手続きを終えていた。

 

 

「これで、何とかなるかな。後は第1部隊の神機だけど…」

 

 このまま出動命令が出ていない第1部隊の神機をどうするのか、リッカの権限では判断する事は出来ない。通信も現在は外部へ全てのチャンネルを使っているので連絡する事は出来ない。このままどうするのかを悩んでいた時だった。

 

 

「えっ!まさかここにも!」

 

 隔壁が大きく振動と共に歪んだかと思った途端にオウガテイルの顔が破壊された隔壁から覗きこんでいた。大きな口からは涎を出しながらエサを見つけたかの様にリッカへと襲い掛かる。神機の保管庫はアナグラ内部でも出撃の関係上、割と外部よりに位置している為に侵入を許していた。

 ロビーの状況が分からないリッカにとってまさに万事休すとも取れる状況となった。

 

 

「リッカしゃがめ!」

 

 背後から聞こえる声で、リッカは躊躇する事なくしゃがみこむ。口を開いたオウガテイルの口腔内が衝撃と共に大きく弾けた。改めて後ろを見れば、そこには見慣れない物を持ったナオヤが立っていた。

 攻撃され怯んだ隙に新人らしき人間がオウガテイルの討伐を開始していた。

 

 

「リッカ立てるか?」

 

「あ、ありがと。助かったよ……ごめん。少し腰が抜けたかも」

 

 突然の襲撃によって命の危険に晒されたかと思ったはずが、気が付けば助かった状況に理解が追い付かない。緊張していた関係で今まで何とか動けたのが、ここに来て漸く助かった事を理解した事で腰が抜けたのか、その場から立ち上がる事が出来なかった。

 

 

「もうすぐコウタ達がここに来るから、神機の準備をしておくよ。リッカ悪いけど少し待っててくれないか?」

 

 緊迫した状況が徐々に沈静化し始めるも、未だナオヤの表情は厳しい。ここにコウタ達が来るのであればそんな表情はしないはず。だからこそ何か緊急事態が起こった事だけが何とか理解できていた。

 

 

「どうやらエイジがエイジス島にいるらしいんだ。さっきの放送で支部長が何か言ってたけど、そうやら尋常じゃない内容らしい。これから緊急出動がかかるからその準備だ」

 

「今度は何が起きてるの?」

 

「詳しい事は分からない。けど、良い事では無い事だけは確かだ」

 

 会話をしながらもこれから来るであろうコウタ達の為に神機の最終確認と同時にナオヤは装備品を整える。エイジの神機をケースに入れる頃、コウタ達が到着した。

 

 

「ナオヤすまない。後の事はこっちに任せてくれ」

 

「準備は出来てる。ここは新人が何とかやってくれるだろうから、後の事は任せたぞ」

 

「ナオヤさん、リッカさん行ってきます」

 

「アリサも頑張ってね」

 

「ここは問題無さそうだな。身内の事は身内でケリをつける。後は頼んだ」

 

「帰ったらみんなで盛大に打ち上げだな」

 

 緊迫した中でもニヤリと笑って送り出すナオヤを頼もしいと思いながら、今何が起こっているのかを確認する必要があった。リッカも動こうとするが、未だ身体は言う事を利く様子は無い。それを見たナオヤも何をしようとしているのか理解し、リッカを抱き起した。

 

 

「ちょっとナオヤどこ触ってるの!」

 

「今は緊急事態だ。尻の一つや二つ一々気にするな。このままロビーに行くぞ」

 

「私のお尻は一つだけよ!」

 

 このまま横抱きで行けばまだしも、こんな最中で相手の事を考える余裕はない。まるで荷物でも運ぶかの様にリッカはナオヤの肩にそのまま載せられロビーへと向かっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ロビーでは既にオウガテイルは討伐が完了し、霧散している最中だった。神機保管庫と状況は何も変わらず、ここでも戦いの後が残されている。既に第1部隊はエイジス島へと向かうと同時に、混乱していた各所も落ち着きを見せ始めていた。

 

 

「ヒバリ、今どうなってるの?」

 

「実は先ほどガーランド支部長の話があったと同時に外壁からアラガミが侵入してきたんですけど、ツバキ教官の機転で何とか現状維持出来てると言った所です」

 

「そうなんだ。実はこっちも危なかったんだけどナオヤのおかげで助かったんだよ」

 

「だから、抱えられてきたんですか?あれはちょっとどうかと思ったんですけど」

 

「ひょっとして見てた?」

 

「ええ、バッチリと」

 

 見られて困る場面をよりにもよってヒバリに見られた事がリッカにとって一生の不覚ともとれる状況だった。アリサやヒバリを弄るのは構わないが、これが自分の事になると何かと都合が悪くなる。

 これ以上この話を続けるには、今のリッカにとって何かを犠牲にしなければならない。その前にこの状況を改めて確認すべく、話の舵を一気に切った。

 

 

「…で、他はどうなってるの?」

 

「もう収容は既に完了しているので、あとは外部居住区の内部の確認と掃討戦が終われば終了と言った所ですね」

 

「となると、あとはエイジスか……」

 

 戦闘指揮所となっているロビーでは画面上にいくつかの状況が次々と浮かんでくる。今はその処理を優先とばかりにヒバリも作業へと戻る。

 後の事は待つことしか出来ない。そんな気持ちと共に今は画面を見つめていた。

 

 

 

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