東方指輪録   作:ネオバレットファイア

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東方にチャレンジ!






イメージOP「名前のない怪物」


希望0やる気0

〜〜〜

 

暗い部屋、カーテンも締め切っていて、詳しい現在時間はわからない。

テレビは情報を垂れ流すが部屋の中央にいる少年は布団を被りそれを聞き流す。

その少年は、何処か忌々しげにテレビを睨むとテレビを消し横になる。

 

「くそ、世の中本当終わってるよ。」

 

そのまま少年は起き上がり、ベッドから枕を乱暴に取ると洗面台に向かい枕を濡らす。

満遍なく濡れたのを確認するとベッドに枕を戻す。そして、そのまま部屋にある棚から薬箱を取り出す。少年が薬箱から取り出したのは睡眠薬。

そう、これから彼が行おうとしているのは自殺。何がどうなって彼をそこまでするのかは誰にもわからないが、今から命を投げ出そうとしているのはわかる。

そのまま少年は睡眠薬を適当数飲むと枕へとうつ伏せで寝る。

 

「くそったれな人生にさよならだ。あぁ、でも、一度でいいから、仮面ライダーにでもなりたかったな。…なんてな。死ぬ前にそんなことを言うなんてここまでくると笑えるな」

 

そのまま少年に睡眠薬が効き始めたのかぱたりと動かなくなった。

 

その後それを見計らったかの様に歪な空間が開く。空間の端にはリボンがついていて空間の中には虚ろな目が少年を見据えている。

その空間の主であろう女性が空間から現れる。

 

「絶望なんてまだはやくてよ?貴方はこれから希望を振りまかなくてはならないの。この指輪と一緒にね。それにしても皮肉ね。絶望した少年が希望の担い手なんて」

 

そう言うと女性は少年を拾いあげると指輪を中指に嵌めて空間に放り込む。

そして、空間は閉じ後に残ったのは静寂な真っ暗な部屋だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜

 

「ん?あぁ?冷たい?」

 

俺が目を覚ますとそこは石畳の上だった。あたりを見回すといかにもな寂れた神社があった。

 

「で?なんで俺はここに居るんだ?確かに俺は自殺した筈なんだが?まぁ、未遂で家でしたなんてよりはいいか。それより寂れた神社ねぇ。神は信じないたちなんだが、これもなんかの縁だろう。参拝ぐらいしてやるか。」

 

賽銭箱に近づきポケットから財布を取り出そうとすると手に違和感を感じて確認するとでかい指輪が右手の中指に嵌めてあった。

 

「ウィザードリング?ドライバーオンってな」

 

冗談で、手をヘソの下あたりに当てると

 

『ドライバーオン!』

 

などと言う機械音と共に手の形をしたベルトが腰に巻きついていた。

 

「ヴェッ?!Σ(・w・lll)」

 

いやいや、落ち着け素数を数えて落ち着くんだ。素数は自分と1でしか割れない孤独な数字。俺に勇気を与えてくれる!

 

暫く素数を数えて落ち着いた所で、何も見なかった事にして財布から500円玉を賽銭箱に投げ入れ賽銭箱内に硬貨の音が響き渡ったのを確認してから、手を合わそうとした所に飛び蹴りをくらった。いや、突き飛ばされたと言うのが正しいだろうか?

なんで?

 

「ふおおおおおおおおお!賽銭じゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

 

「つつつ、なんだ?」

 

自身を突き飛ばしたやつを確認すると赤と白の脇を露出したタイプの巫女服を着た奴が賽銭箱を担ぎあげ今にも「とったどー!」もしくは「エイドリアーン」などと叫びそうな状態でこっちを見ている。

いや、こっちみんな。

 

暫くそいつと見つめあっていると巫女服は静かに賽銭箱を下ろし顔を赤くしている。

恥ずかしいなら最初からやんなよ。

 

「こほん、で?あんた何者?見た感じ外来人の様だけど」

 

「ん?あぁ、俺の名前は相馬彰人目を覚ますと何故かここにいた。そんで、目の前にあった神社で参拝しただけだ。」

 

「あっそ。ここで立ち話もなんだから、奥に行く?お茶くらいはだすわよ?」

 

「じゃあ、お言葉に甘えて。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

移動して部屋。少女は慣れた手つきでお茶を入れていく。

 

「自己紹介が遅れたわね。私の名前は博麗霊夢。見ての通りここで、巫女をやっているわ。」

 

「ふーん「ガブッ!」ってえええ!」

 

突如襲った左手の痛みの原因を確認をすると紅いネクタイと紅いリボンが特徴の金髪の幼女が俺の手に噛み付いていた。

 

「ルーミア!やめなさい!珍しく賽銭を入れてくれた金づ…参拝客なのよ!」

 

ものの数分しか会話してないがこの霊夢がどの様な人種かわかってきた気がした。

 

「そーなのかー?」

 

幼女は噛み付きをやめ霊夢に対してそう言うとその場を「わはー」と喜びながらさっさと去って行った。

何がしたかったのだろうか。

 

霊夢はため息を着くと自分の元いた場所に戻りこちらをみる。

 

「で?あんたはこれからどうするの?ここに残る?それとも、自分の世界に帰る?」

 

「ん、あぁ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目の前の少年、相馬彰人とか言ったかしら。

私がどうするか問いただすと自重気味に笑いここに残ると言った。

何か彼の地雷を踏んでしまったのかしら?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、これからどうするかねぇ?」

 

俺は立ち上がり縁側に立ち今後の事を考える。霊夢からここはどの様な場所かは教えて貰った。あーでもないこーでもないと考えていると今度は頭上から声が聞こえる。

 

「霊夢うううううううう!」

 

何事かと身構えると上から箒に跨った魔法少女が降りてきた。

 

「弾幕ごっこしようぜ!」





イメージED「バクソウユメウタ」

今回はここまで。ヒロインは誰にしようかな。
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