東方指輪録   作:ネオバレットファイア

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幻影、妹時々烏

 

 

〜〜〜

 

「やぁ!元気そうだね。」

 

「これの何処がそう見えるんだ?」

 

現在俺は自室でぐったりとしている。何故そうなっているかと聞かれれば、この前のフランとの戦闘からフランに気に入られたのと、レミリアに「お前なら大丈夫だろう?」とフランの世話係を押し付けられたからだ。

で、会話をしている相手が誰かと言うとこの前俺に指輪を押し付け颯爽と消え去ったニャルラトホテプだ。

レミリアに世話係を押し付けられてから魔力がすっからかんになった所を狙って俺の所にくる。

勿論最初の頃は倒そうと思い変身をしようとしたのだが、言葉で煙に撒かれるので害は今の所無いみたいだから放置することにした。

 

「でさ、烏と書き物机が何故似ていると思う?」

 

「しらねぇよ。お前は何処ぞの帽子屋にでもなったつもりか?鬱陶しいからさっさと帰れ」

 

「つれないねぇ。もうちょっとかまってくれてもいいのに。」

 

「疲れたんだよ。帰れ」

 

「はいはい。それじゃあまたね、あぁ、それとはいプレゼント。役に立つとおもうよ?」

 

ニャルラトホテプはもやの状態で指輪を三つよこして、そのまま消えて無くなった。

暫くそのまま指輪を眺めてた。

一つはフレイムスタイルの細部が異なる指輪で残り二つは新しい魔法の指輪なのだろう。流石に試す程の魔力と気力が無いのでそのまま眠りにつく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…て、…………よ!彰人起きてよう!」

 

ふぁっ!気がつけばフランが俺の腹の上に乗っていた。

 

「…あぁ、フランか。何の用だ?」

 

「遊ぼ!」

 

「フラン、済まないが「ギュッとして」よし、あそぼうか!」

 

半ば脅されながら遊びの提案にのる。とは言ったものの屋敷は遊び尽くしたらしいからな。

 

「フラン、支度をするから暫く待ってくれ。」

 

「うん!」

 

そう言うとフランは大人しく部屋から出て行く。

さてと、まずは、何時もの着慣れた燕尾服に着替える。それと、銀色の懐中時計と手袋も忘れない。そして、今日の天気を確認すると時間は夕方と言った所か。フランにしてみれば早起きだろう。

夕方なら傘をさせばドライブくらいはいけるだろう。

こんな時の為にバイクを改造しといて正解だったな。まぁ、改造と言っても香林堂で買ったチャイルドシートをなんやかんやで取り付けただけの物だが…

 

「よし、またせたなフラン、今日はドライブに行くか。」

 

「どらいぶ?何それ?」

 

「乗り物に乗って周りの風景を楽しむ物だよ。」

 

「へぇ!楽しそうだね!でも、いいの?お姉様に怒られない?」

 

「大丈夫、レミリアはこのことについて許可を出すしかないからな。」

 

「彰人なんか怖い」

 

俺がにやけているとボソッとつぶやかれた。

失礼な。勝利の確信と言ってもらいたいな。

 

「じゃあ、行きますかね。」

 

淡い赤の日傘を持ち館の外へ出る。

 

『コネクト』

 

コネクトでバイクを引っ張り出す。

 

「これなに?」

 

「これか?バイクって言う乗り物だ。」

 

「へぇ、面白い!」

 

「じゃあ、フランは後ろに乗ってくれ。」

 

「うん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この、彰人とフランの様子を影から見てる妖怪がいた。

幻想郷の伝統的ブン屋の射命丸文だ。

 

「面白そうですね!私も着いて行きましょう。」

 

その声は二人に届く事なくそして、二人に気がつかれない様に射命丸文のスニーキングミッションが開始されたのだ。






天候の確認はランドのディフェンドで窓に蓋をして日の光が入らないようにしてたと言うことで脳内補完お願いします。
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