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さて、案内された先は豪華な装飾が施されたエントランスロビー
そこからまた、暫く歩く。
「はー、綺麗なもんだね。」
「その言葉、主が聞いたら喜びますわ。」
「じゃぁ、感想はとっておくよ。」
などと会話をしてると目的の部屋に着いたのか咲夜さんは足を止める。
「この先に主がお待ちです。私は別の仕事がございますので、これにて」
「あいあい、ありがとね。」
そのまま咲夜さんは瞬間移動かなんかで文字通り一瞬で居なくなった。
まぁ、とりあえず礼儀って言うかなんていうか。まぁ、ノックでもしとこうか。
コンコン
『入れ』
その言葉に従いドアを開けて入ると目の前には3mぐらいはありそうなでかいテーブル。
その上にはやはりステンドグラス、そのまま視線を少しずらせば、ピンクのナイトキャップもどき?を被った少女が座っていた。
まぁ、適当にと俺は真正面に座る。
「よくきたな。指輪の魔法使い。私の名前はレミリア・スカーレット、この紅魔館の主だ。」
「これまたご親切にどうも。」
「で、貴様がここに来た理由はこれだろう?」
そう言ってレミリアは俺に向かって指輪を3つ投げてよこす。
「ためしてみても?」
「その指輪は貴様にしか扱えん。勝手にしろ。」
やったね。指輪が三つも増えた。
「んじゃま、やりますかね。」
『ドライバーオン!』
まず渡されたうちの一つを見るとフレイムスタイルの指輪に似た青色のウィザードリングがある。
まずは、これからだな。
『シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!』
『ウォーター!スゥィ〜スゥィ〜スゥィ〜!』
おお、別のフォームか。じゃあ、お次はこれだ。
『ルパッチマジックタッチゴー!』
『ディフェンド!』
目の前に水の魔法陣が展開する。所謂防御魔法ってやつだろう。
じゃあ最後の行くか。
『リキッド』
次の瞬間。体が水になった。別に水が飛び出すとかそんなんじゃないんだ。
一通り試し終わり、レミリアに尋ねる。
「で?これはどこで手に入れたの?ちょっと気になるな。」
「まぁ、落ち着け。咲夜お茶。」
「只今。」
何処からともなく咲夜さんが現れてティーカップとティーポットが現れる。おやつも忘れない。しかも淹れたてらしく湯気も上がっている。まぁ、ここで淹れたてじゃない紅茶出しちゃあ面目丸潰れだしね。当然の事だし。
「では、指輪の魔法使い。本題に入ろう。今回貴様をここに通したのは他でもない。交渉の為だ。」
「交渉?」
「そ、私の執事にならないか?」
「ん?いやいや、待ってよ。おかしくね?すごい重要な話だと思えば、え?何?まさかの執事のスカウトでした。なんてオチだったの?」
「うー☆咲夜ぁ、うまく行かないわ。」
「おいたわしや、お嬢様」
なんなのこのカオスな空間。ここの主人はカリスマブレイクするし、メイドは鼻血を垂れ流してるし。
まともなやついなくね?
「コホン、で?指輪の魔法使いどうなんだ?」
「丁重にお断りさせて頂きます。」
「くぅっ、こうなったら弾幕ごっこで勝負よ!負けた方が勝った方の言うことを聞く。いいわね!」
「いや、面倒だからさ。互いの最高の技をぶつけ合って相手に当てられた方の勝ちでよくね?」
日に弾幕ごっこ、ファントム退治とこちとら疲れているので、そろそろ休憩が欲しい。弾幕ごっこなんて今は勘弁だ。
「まぁ、それでもいいわ。行くわよ。」
そう言うとレミリアは赤い魔力の槍を構える。俺は無意識にベルトを弄る。
『ルパッチマジックタッチゴー!』
『ウォーター!キックストライク!サイコー!』
テーブルを利用してロンダートを決め。足に魔力を集中させキックする。
「スピア・ザ・グングニル!」
互いの魔力がぶつかる。魔力のぶつかりあいによる衝撃波でステンドグラスが割れる。周りの物は吹き飛ぶ。
「あーあ、私の負けね。疲れたわ今日は寝る。指輪の魔法使い、図書館に行きなさい。そこで、魔力を教えてもらいなさい。咲夜、案内頼むわよ」
レミリアはそういい、部屋を後にする。
「ふぃ〜、以外とどうにかなるもんだな。」
俺はそのまま変身をとく。
「貴方ずるいのね。」
咲夜さんがいたずらっぽく微笑む。
「あれぐらいやらないと、今のヘトヘトな俺じゃあ無理だよ。」
何をやったかと言うと、至って簡単な事だ。俺のキックストライクとレミリアのスピア・ザ・グングニルが衝突した時にリキッドを使って自身を水に変え、通り抜けたのだ。
簡単でしょ?別に他の魔法は禁止してなかったし。一回ぐらいセコイ手を使っても天罰は当たるまい。
などと能天気に考えながら、咲夜さんに図書館へ案内してもらう。
「ここよ。」
目の前には頑丈で大きな扉。すげえな。
その馬鹿でかい扉を開けるとまたもや驚かざるを得なかった。
目の前に広がるのは、誰もが一度はみたことがある筈のハリー・○ッターの世界観の図書館だからだ。
「この館、なんでもありだな。」
「いいえ、違うわ、幻想郷自体がなんでもありなのよ。まぁ、多少のルールはあるけどね」
なんて、俺に微笑みかける咲夜さん。笑顔がとっても素敵です。
最後の切り方雑だけど何処で切るべきかわからなくなったから今回はここまで。
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