東方指輪録   作:ネオバレットファイア

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魔法使い執事長

 

 

 

 

〜〜〜

 

 

「あら、もう少しここに来るのが遅いと思ったのだけれど中々早かったわね。」

 

でかい扉を開けて、フラフラ〜っと歩いていると

全身を紫で固めた女性に話かけられた。髪の毛まで紫ときた。その細い体つきからして、あだ名は紫もやしと言った所か。

 

「何か、失礼なこと考えてない?」

 

「おっと、失礼、俺は「相馬彰人、でしょ?知っているわ。ここに何しに来たかもね。自己紹介が遅くなったわね。私の名前はパチュリー・ノーレッジ」理解が早くて助かるよ。」

 

といってもと彼女は続ける。

 

「残念なことに、貴方と私達の様な魔法使いでは魔力の使い方などが違うからこれと言って貴方に魔力の使い方を教えることは無理なの。」

 

「え?じゃあ、どうするかな。」

 

パチュリーはそのままため息を吐き読んでた本を閉じる。

 

「別に、貴方の使う指輪に関してわからないわけじゃないわ。貸してみなさい」

 

言われた通りにスペシャルのリングを渡す。

 

「そうね、貴方の内側に居るものとの相談が必要だわ」

 

「いや、急にそんなん言われてもなぁ」

 

「大丈夫、ちょっとくすぐったいだけ。」

 

瞬時に俺の背後に回ったパチュリーが俺の背中をなぞると俺の意識は途切れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《待ってたぞ。》

 

目を覚ますと金と赤と銀がメインカラーと思われるドラゴンが目の前にいた。

 

「で、相談なんて言われたけど何を話さなければならないのかね?」

 

ファントムは現れるし、吸血鬼は現れるしでもう、俺は大体の事では驚かないだろう。

 

《貴様は、我にふさわしい宿主か見極めようと思ってな。》

 

「相応しくなかったら?」

 

《そんなもの貴様を食うに決まっている。》

 

さようで。

 

《貴様は何の為に魔法使いになり、何の為に戦う?》

 

「別に、これと言って特殊な訳はないさ。偶々、魔法使いで偶々戦うことになった。ただ、それだけさ。それに、ただフラフラと過ごすなんて退屈だろ?人生なんて短いんだから、やれる時にやれる事をしなきゃ意味は無いんだ。あの時に…なんて後悔しても遅いんだからな」

 

《くはははは、いいだろう。操馬晴人とは違って面白いやつだ。気に入った。貴様に力を貸そう。我の力存分に使うがいい。》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぃ〜、言ってみるもんだな。」

 

「あら、お帰り、随分と早かったわね。てっきりそのまま命を落とすものだとおもってたわ」

 

ひどくね?何気にひどくね?

 

「早かったってどんくらい寝てたんだ?」

 

「丸一日」

 

驚かないとか言ってたけど前言撤回

 

「な、なんだってーーー!」

 

「これでも普通と比べたら早い方よ。よかったわね。」

 

「あ、うん。」

 

「そういえば、貴方家とかはあるの?送るぐらいはするわよ。私の使い魔が。」

 

お前がじゃ無いんだなんて言えない。

 

「ん?大丈夫、俺ここで働くし。」

 

「はあ?!レミィの許可は取ったの?」

 

「いや、約束だし。『お互いの最高の技をぶつけて、当てられた方の勝ち』って約束だったし。」

 

「そうよ!パチェ!」

 

勢い良く、図書館の扉を開けてレミリアが入ってくる。上機嫌なのか。背中の翼がすごい勢いでパタパタしている。

 

「さぁ、彰人!いや、紅魔館執事長相馬彰人、明日から張り切って働いて貰うわよ!」

 

「はい、お嬢様」

 

上機嫌なレミリアに乗っかる。これにて俺の住処と食事が確定された。





またせてごめんよ。
待ってた?
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