東方指輪録   作:ネオバレットファイア

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執事インタビューを受ける

 

〜〜〜

 

務め始めてもう、かれこれ一ヶ月になる。スキル的には、咲夜と同等レベルぐらいまで上がった。

その間はファントムも暴れる事もなく、発見情報もないので、後手に回るしか無いらしい。

そんなことは置いておいて、レミリアの夜?朝?ご飯の準備をする。

 

「あややや、これはこれは、紅魔館の新しい執事さんですね!わたくし、『文々。新聞』をだしております。射命丸文と申します。以後お見知り置きを!」

 

「へぇ?新聞屋さんねぇ?新聞屋さんは他人の家に勝ってに上がり込み、厨房を勝手に覗いていいものなんだ?」

 

手早くコネクトで、ウィザーソードガンを取り出し、射命丸に向ける。

 

「彰人、ダメよ。今回はお嬢様の許可がおりているんだから。」

 

ウィザーソードガンを射命丸の喉元に突きつけている、重苦しい空気の中、厨房に咲夜の凛とした声が響く。

 

「なんだぁ、レミリアの許可が出てるなら勝手にしていいよ。」

 

「あやや、助かりました。咲夜さん。」

 

「いいのよ。このくらい。でも、わかっているわね?」

 

急に話し込む射命丸と咲夜。時間も押してきているので、とりあえずご飯の準備を再開する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うん、今日も美味しいわ彰人。このご飯の為だけにパチェも図書館から出てくるしね」

 

ご飯が完成し、運ぶとやや、パチュリーへの皮肉が入るが本当に美味しそうに食べる。

 

「食後のワインはどうします?お嬢様?」

 

「そうね、シャトー・ラトゥールにしようかしら。」

 

「かしこまりました。」

 

チリンチリンと手持ちの鈴を鳴らす。

 

 

なんの こうかも ないようだ。

 

おかしいな。いつもなら咲夜がすぐ来るはずなのに。

もう一度鈴を鳴らす。

 

やはり なんの こうかも ないようだ。

 

「お嬢様、少し失礼します。」

 

『コネクト』

『プリーズ』

 

咲夜の頬を抓る。先程の射命丸との会話が自分の主人をほおって置くほどの内容らしい。

暫くすると、鼻血をだした咲夜が現れる。

 

「申し訳ございませんお嬢様。ですが、此方を。」

 

なにか、だき枕カバーの様なものを咲夜がレミリアに渡す。

それを暫く眺めていると、突然レミリアが勢い良く喀血する。

 

「これだ!これを手に入れる為だけに取材を許可した甲斐があったというもの!彰人!ワインはやっぱり要らないわ。二度寝する。あぁ、ついてこなくていいわ。寧ろついてくるな。ベットメイキング?しらんな。いいから、黙って寝かせろ!咲夜!準備はできてるわね?よし、行くわよ!」

 

所々口を挟もうとするとすべて遮られ断られる。まぁ、当人がいいと言っているのだから構わんだろう。

 

「パチュリー、何あれ?」

 

「気にしないのが貴方の為よ。」

 

「そうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お待たせしましたね。射命丸さん。」

 

「あやや、気軽に文でいいですよ。それでは、始めて行きましょう!」

 

以降インタビュー

 

文「幻想郷に来てからどれくらい経つんですかね?」

 

彰「一ヶ月ちょいぐらいかな。」

 

文「趣味は?」

 

彰「指輪探し」

 

文「特技は?」

 

彰「魔法」

 

文「彼女は?」

 

彰「いない。」

 

文「好きな女性のタイプは?」

 

彰「どうだろうな。難しい。今まで彼女がいたこともないし作ろうとも思ったこともない。」

 

文「もしかしてホ」

 

彰「その先を言ってみろ?焼き鳥にするぞ?先程の質問の続きだが、別に色恋沙汰に興味がないわけじゃないし、男に興味がるなんて事もない。ただ、その機会がなかっただけだ。」

 

 

 

 

 

 

「なるほど、ありがとうございました。これならいい記事が書けそうです。」

 

「ん?こんなでいいのか?」

 

「ええ、明日を楽しみにしていてください。」

 

取材を終え、颯爽と飛び去って行く文。心なしか頬が赤かった気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ミノタウロス。ゲートを見つけたわ。ファントムを増やしなさい。」

 

ここは、人里から少し離れた所。数人の男女が溜まっている。少女から命令されたファントム、ミノタウロスは立ち上がる。

 

「やっとかよ。長かったぜ。一ヶ月ちょいって所か?」

 

「こいつよ。」

 

少女がミノタウロスに渡した写真は射命丸文その人だった。




文さんだよ!
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