東方指輪録   作:ネオバレットファイア

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べ、別にフランの存在忘れてたとかそんなんじゃないですし(白目)


執事、紅魔館の最後の住人と出会う。

 

 

〜〜〜

 

 

あのあと、速攻で紅魔館へ帰ってきた。

魔力は豪勢に使うわ、ファントムに馬鹿にされるわで色々と腹が減ったのだ。作りかけはコネクトの中にしまっておいた。

 

今日の晩御飯は、ビーフシチューとサラダとパンだ。

さて、咲夜を起こしに行かねば。

 

「で?なんでお前がここに居るんだ?どうやって入った?」

 

そう、目の前には幻想郷の伝統的ブン屋の射命丸文がニコニコしながら俺の目の前にいる。

 

「彰人さんって以外と酷いんですね。か弱い女の子をあのまま放置して行くなんて。あ、どうやって入ったかは門番の美鈴さんなら知ってると思いますよ。」

 

美鈴また、寝てたのかよ。後で説教だな。

 

「か弱い?はて、誰の事やら。俺にはネタの為ならなんだってする小汚いブン屋しか見えないが?」

 

ちょっと罵ってやると文の顔がどんどん赤くなって行く。ちょっと言い過ぎたかもな。

 

「……………い」

 

「?何?」

 

「いい!凄くいい!彰人さん!もっと罵ってください!さぁさぁ!もっともっと!カモーン!」

 

訂正、悪口はこいつにとってご褒美だったらしい。さっきよりすごい勢いで寄ってくる。正直うざい

 

「あぁ、わかったわかった!後で幾らでも罵ってやるからご飯ぐらい食べさせろ!サラダが萎びるだろうが!」

 

「おっと、ご飯時でしたかこれまた失礼。では、後日伺いますね!その時は…じっくりと罵ってもらいますからね!」

 

そう言うと文は颯爽と去って行った。常識のあるMとは恐れ入る。

 

ちゃっちゃとご飯を仕上げると咲夜を起こしに行く。

部屋の前でノックをするとまだ寝ているらしく返事がない。

 

「はいはい、失礼しますよっと」

 

ご飯時になると起こしに来るお母さんの気持ちが良くわかる。

…お母さん、か。

 

「ほら、咲夜起きろ!」

 

「あ、あとちょっと」

 

珍しく寝ぼけてるらしくだらしなく涎を垂らして寝ている。

 

「あきと〜」

 

「はいはい、俺はここに居るよ」

 

紅魔館の完璧なメイド長もたまには一人の女の子になる時だってある。今だって抱き枕を抱きしめて寝ている。

そんな微笑ましい光景を眺めながらハンカチで涎を拭いてやる。

だが、そんな状況も抱き枕を見て一変する。そう、抱きしめて寝ていた抱き枕のカバーが着衣をはだけさせた俺の写真だからだ。

俺はこんなことした覚えもないし、こんな状態になるくらいならパン1でだらしなく寝る。

パン1でだらしなく寝るのもどうかと思うが、間違いなく俺ならこんな寝方はしない。

 

「おい、咲夜ぁ、状況が変わった。今すぐ起きろ!」

 

枕を剥ぎ取り、すごい勢いで揺する。

 

「あ、だめ、それ以上は出ちゃう。でちゃだめなのが出ちゃう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暫くして、咲夜の部屋には床で正座をして居る咲夜と咲夜のベットに腰掛け阿修羅の如きオーラをまとった俺が座っていた。

 

「なぁ?こいつはなんだ?」

 

「それは、その、報酬?」

 

「何の?」

 

「インタビューの」

 

「ほう?つまりは、俺を出汁にして自分達だけ得をしていた。そういうことだな?」

 

「はい、返す言葉もございません。」

 

「はぁ、次はないからな?まぁ、いいや用意は出来てるから先にたべてていいから。」

 

「え?彰人は?」

 

「あ?これを処理してからに行くに決まってんだろ」

 

もちろん抱き枕だ。

 

「アッハイ」

 

咲夜はトボトボと部屋から出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふう」

 

処理が終わりため息をはくと視線を感じる。その視線を感じる所をみると金髪、サイドテールで赤と白の服とここらではあまり見ない幼女だ。

幼女は妖精メイドで見慣れてるので別に珍しくは無いのだが、その幼女はメイド服を着てないので目立つのだ。

 

「ねぇ、お兄ちゃん誰?」

 

暫し見つめあってると喋りかけられた。

 

「あぁ、ここ、紅魔館で執事長をしてる相馬彰人だ。君は?」

 

「私?私はフランドール・スカーレット。ねぇ?お兄ちゃん私と遊ぼ?」

 

幼女、フランドールはそう言うと背中から色とりどりの宝石がついた様な翼を広げる。

 

「同じスカーレット姓ってことはレミリアの妹か姉か?」

 

「ずるいよ、お姉様だけ新しいお友達が出来て、私も彰人と遊ぶ!」

 

そう言うとフランドールはまっすぐに俺に向かってくる。残念なおまけの殺気までつけて。

 

「…まじかよ。」

 

咄嗟にひだりに避けたのが吉と出た。元いた場所には小さなクレーターが出来上がっていたからだ。

 

『ドライバーオン!』

 

『シャバドゥビタッチヘンシーン!』

 

「しゃあなしだな。変身!」

 

『フレイム!ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!』

 

「さぁ、ショータイムだ。」

 

俺の変身を見てフランドールは固まる。

 

「姿が変わった?でも!ギュッとしてどかーん!」

 

フランドールがそう言うと、俺の足元が抉れる。

 

「あれ?狙いが外れた?そんな、ちゃんと壊したはずなんだけどな」

 

どうやら何故か狙いが外れたらしい。とてもラッキーだ。

だが、これからどうするか、主人の身内だから下手に手を出せない。

 

 

「彰人、食べないの?って!妹様!?どうなってるの彰人!」

 

食事が済んだのか、咲夜が丁度良く呼びに来た。

 

「すまん咲夜、俺が聞きたい。」

 

「妹様!おやめください!」

 

「咲夜?何?咲夜も遊んでくれるの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、結局夜が明けるまでフランドールと戦闘してた。

もう、一歩も動けん。誰か、ご飯プリーズ。





レ「咲夜と彰人どこにいるのかしら?」

パ「さぁ?」
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