連の家
蓮「ん…」
みのり「おっはー」
蓮「わぁ?!」
みのり「驚きすぎだ。で、決まったのか?」
蓮「うん。歩やフィア達の事、気になるし」
みのり「分かった!じゃあ準備してこい!」
蓮「準備?」
みのり「そうだ!行く場所は富士山だぞ!」
蓮「ふ、富士山?!」
みのり「ああ!変な幽霊を見たって噂になってたからな! 」
蓮「分かった!フィア達の情報得られるなら頑張るよ!」
みのり「じゃあ行くか!」
数時間後
富士山前
蓮「はぁ…はぁ…」
みのり「蓮体力無さすぎ!もうへばってるの?!」
蓮「足が痛いよ〜」
みのり「ついたよ!富士山!」
蓮「で、でかい…!」
みのり「登りたいところだが腹が減っては戦ができぬ!どっかで腹ごしらえするか!」
ファーストフード店
みのり「何食べる〜?」
蓮「ハンバーグで」
みのり「おけ!私はパスタにハンバーグにアヒージョにチャーハンに…」
蓮「食べ過ぎじゃない?」
みのり「これくらい普通だよ?」
蓮「みのりって大食いなんだね」
数十分後
みのり「うめー!うめー!うめー!」
蓮「みのり、うるさいよ」
みのり「いいじゃないか。美味いんだから」
蓮「周りの目気にならないの?」
みのり「ならない!」
蓮「すごいメンタルだね」
みのり「じー…」
蓮「どうしたの?」
みのり「聞いた話では昔はもっとイキイキしてたって言ってたんだけどなぁ」
蓮「それは…」
みのり「絶望を知ってしまったからな。まぁいい。そろそろ行くか」
富士山前
みのり「さて!行くか!」
蓮「待って!」
みのり「なに?怖くなった?」
蓮「いや、入場料払わないと!」
みのり「いいじゃん!任意なんだから!」
蓮「でも…」
みのり「あー!ほら!払っとくから!行くよ!」
蓮「う、うん」
富士山
蓮「はぁ!はぁ!みのり待ってよ〜!」
みのり「3分しか経ってないのに体力ホントないねぇ〜。男以前に人間として最低限の体力すらないぞ!」
蓮「きゅ、休憩所は…」
みのり「まだ先だ!へばるなよ!」
3時間後
休憩所
蓮「も、もうダメぇ!」
みのり「いやぁ…男らしくなれとは言わないけどさ、必要最低限の体力はつけた方がいいよ?」
蓮「はぁ…はぁ…」
みのり「とりあえず水飲め」
蓮「うん」
数分後
みのり「落ち着いた?」
蓮「うん」
みのり「そっか!じゃあいくかっと言いたい所だが1つお前に聞きたいことがある」
蓮「なに?」
みのり「お前の過去に何があった?」
蓮「それは?!」
みのり「話したくないなら話さなくていい。辛いことはあえて言わない方が楽なこともあるから。でも話して楽になるなら何時でも話を聞いてやる」
蓮「なんで僕のためにここまでできるの?」
みのり「私も一応雇われの身だからね」
蓮「…違う。みのりは嘘をついてる」
みのり「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」
蓮「…なんでなの?教えて?」
みのり「そーだね〜…竹山赤音。誰か分かるかい?」
蓮「赤音?!」
みのり「お前に好意を寄せていた子だよ」
蓮「え?赤音って僕のこと好きだったの?」
みのり「え?気づいてないの?」
蓮「うん」
みのり「鈍感だねぇ。気づいてやれよ〜」
蓮「赤音がどうかしたの?」
みのり「それは私について行けばそのうち分かるよ」
蓮「…何か隠してる」
みのり「うん!隠してるよ!」
蓮「潔いよね」
みのり「それはそうと蓮!あなたの過去、話してくれる?」
蓮「…ごめん。やっぱ話せないや」
みのり「分かった」
蓮「赤音、僕の事好きだったんだ。もう一度会えたら謝りたいな」
みのり「会えるといいな。さぁ行くか」