めちゃくちゃ熱いです
3話目で夏が来るとは、なるほどTravel lifeとこの現実世界の季節は繋がってるって訳ですね「何言ってんだ」
どう言う事でこれからもよろしくお願いします。
夏が来た。
熱いアスファルト、涼しい風に蝉の鳴き声、微かに聞こえる子供達の声と、上を向けば綺麗な青空が映る、近くには海があり、地平線をずっと眺めている、それと...
こんな妄想をしている私が居る。
*
「暑すぎだろぉぉぉ!」
夏が来た、それはとても暑い夏、今年が一番暑いと毎年言ってるが本当に毎年暑くなっていってるようだ、どうやら地球温暖化とヒートアイランド現象のせいらしい、まぁ七十九億人の人口がいるからしょうがないかと私は簡単に解決させた、暑すぎて頭が回らなかったのだ
「なんでこんな暑い日に私は自転車に乗っているんだろ、あ、家に帰る為か」
私は今日の朝自然を感じようとわざわざ六キロ先の場所まで向かったのだ、goggleマップで検索したところ近くでここが一番自然を感じれる場所かなぁと思いその場所に向かった。
それがどうだ、ここは電車と電車の間に挟まれる場所だ、なんなら新幹線も通ってる、近くに国道もある、私は1番最初に思ったこと、それは
うるさぁぁぁぁぁい!、あと暑い。
結局この近くに自然を感じる場所は無かった。
そして今に至る。
「暑すぎる、なんでこんな暑い日に行ったんだ私は、馬鹿か、馬鹿なのか私は」
「はぁ、走行しているだけに、そうこうしているうちに家につかないかなぁ」
、、、
「早く家に帰ろ」
*
家に帰ってきてから数時間後、優花から一本の電話が入った。
いきなりの急展開と友達と電話をする事があまりなかったのか
稀花はすごく緊張していた。
「も、もしもし?」
「あ、もしもし稀花ちゃん?今大丈夫?」
なんの電話なんだろうそれが気になって頭がいっぱいだった
ちなみに優花には以前絶景公園の時にタメ口で良いよと言っておいた。
「突然ごめんね、明日稀花ちゃんと遊びたいなって思って」
ん?と一瞬思ったが私は即座に答える。
「明日は特にやることは無いけど、優花って家近かったっけ?」
その時優花はとても慌てていた口調で言ってきた
「あ!ごめんなさい、場所言うの忘れていました!」
そう言えば私も聞くのを忘れていたな、メールはあの日からずっとしていたのだが、旅の話ばかりで住んでる場所を聞きそびれていたようだ。
「うんうん、大丈夫だよ、私をも聞くのを忘れていたし、お互いまだ住んでる場所はわからないもんね、えっと私の住所はねー」
「まって稀花ちゃん!そのことなんだけど、すごく言いにくいんだけどね、失礼かもしれないけど、私達のところに来てほしいなって、思っているんです」
まさに急展開な急展開だな、急に入った一本の電話、聞いてみると遊びのお誘い、だがしかし遊ぶ場所は優花達が住んでる場所、か。
実に気になる、優花達の街がな!
旅好きには欠かせない町調べ、それが友達ならなおさらだ。
え、これって私だけか?
「ご、ごめんね、急にこんな話をして、おかしいよね、初めての電話が場所もわからないところに来てなんて話で、ごめんね、」
「ふふ、本当に優しいな優花は」
私は微笑んだ、電話越しでも伝わるんだ、優花の優しい気持ちが
初めて会った時からそうだ、言葉に留まらず心に伝わるんだ
それは彼女がいつ何時も心から伝えてるからなのか
まだ私には分からないや
「え?え?
「困惑しているようだから、言わせていただこう」
「是非行かせていただきたい、こんなにも嬉しいことは久しぶりだ、ありがとう優花!」
優花の笑い声が聞こえた、私もそれに釣られて笑った
「ありがとう、稀花ちゃん」
「いやいや、私は何もしてないぞ、まぁでも、こちらこそありがとう、優花」
私たちの仲はより一層深まっただろう、そう私は思った。
それと同時に住んでいる場所を聞き損ねたと思ったら優花が元気な声で言った
「私の住んでる場所はですねぇ東近江って所です、待ってるね稀花ちゃん、じゃあね!」
「、、、」
電話が切れた、そうか、優花も興奮していたんだね、私の住んでる場所を聞きそびれるなんて可愛い子ねぇ、、、
「、、、東近江?」
「、、、あの聖地と聖地の間にある所?」
「、、、田舎で綺麗なあの場所?」
「、、、作者がバイクでドライブスルーしてたところ?」
「き、きゅ、きゅう、」
「急展開すぎるだろぉぉぉ!!!」
こうして、私の夏は始まった。
*
翌朝、浮かれていたのか私は少し寝坊してしまいました、速攻で身支度を整え、優花に謝罪のメールを送り、駅へ直行しました。
「ふぅ危ない、これを逃せばもっと時間をロスする所だった」
東海道本線、新快速米原行きの電車に乗った。
途中の近江八幡駅まで行ってそこから乗り換えて八日市駅まで行き、そこで優花達は待っているらしい。
「まったくびっくりしたよ、まさかこんなにも遠い場所にいるなんて、でもなんか嬉しいな、自分の知らない場所に知ってる人が居るのだから」
私はますます行くのが楽しくなった
これが世間では旅と言えるかはわからないが、おそらく旅だと思ってる少なくとも私はね。