ファミーユ“奴隷の街”   作:こなぎゆめ

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本作品は、残酷,差別的な表現などを含む場合があります。ご了承ください。

……あと何年ぶりかわからないほど久しぶりな小説です。
なにとぞよろしくお願いいたします…


奴隷の街

父は英雄だった。

決して指揮を執るような立場の者ではなかったので、功績というものはあまりない。

それでも戦線で戦う姿とその影響力は周りからも一目置かれていたし、慕われていた。

そんな父に、俺も憧れた。

将来は親父みたいな英雄になる、なんて言って。

父は照れてこそいたが、どこか嬉しそうではなかった。

優しい父だ、俺の夢を否定こそしなかったが剣からは遠さげていたように感じる。

そんなことを分かっていながら、俺は夢をあきらめきれなかった。

俺はここまで来た。その報告を兼ねた、墓参りだ。

 

「行ってくるよ、親父」

 

手に持った花を、墓の前の花瓶に刺した。

慣れないスーツを身にまとい、足元の鞄を手に取る。

父がかつて所属した、この人類国家の治安維持部隊。

今日はその入隊式だ。

父の眠る墓に背を向け、歩き出した。

父のような英雄になるための舞台に、ようやく立てるのだ。

 

 

 

朝から街は賑わっていた。

ここは人類の国家、人間の街だ。

レンガ作りの建物が並び、道の端には早朝から物を売ろうと露店が並んでいる。そしてそんな露店に群がる人々。

この世界には、人類のほかに種族が存在する。

例を挙げればエルフ、自然の力を感じ取ったり扱ったりする人型の種族。横に長い耳が特徴だ。

獣人族、獣と人間が融合したような姿をしているのが特徴だ。

その姿は人寄りだけでなく獣寄りの見た目だったり、鳥のように羽があったり。猫のような耳があったりと多種多様だ。

勿論竜族など人間の姿からかけ離れた文明も存在する。

まあ、そんな多種多様な種族がそれぞれに文明を築いて国を形成している。

そんな様々な国家がある中でも、人類国家は少し変わった文明だ。

街で周囲を見渡せば、耳が長かったり尻尾がある人たちを見ることができる。

そう、この人類国家には他種族も住んでいるのだ。

 

ただし、それは人間たちの奴隷としてだ。そのため彼らの首には首輪がつけられている。

 

正直、人類は不思議な文明を築いたと思う。

他の種族を奴隷として飼い始めたのだ。

 

「おっ、正人じゃねぇか!」

 

入隊式会場に行こうと街の中を歩いていると、俺の名を呼ぶ声が聞こえた。

振り返ると、近くの露店から見慣れた顔が顔を覗かせていた。幼いころ、父と一緒によく食べた饅頭の露店、その店主だ。

 

「正人おめぇ見ないうちに大きくなったなぁ!」

「それこの前も言ってなかった…?」

「はっはっは、おっちゃんももうボケちまってよぉ!それで今日はどうしたその恰好、スーツにあってんじゃねぇか!」

「ありがとう…実は今日から社会人で」

「かーっ、時がたつのは早いなぁ!おっちゃんお前があんなちっさい時からずっとこの仕事してたと思うと、時が経つのは早いねぇ!」

 

 愛想笑いしながら、硬貨を差し出す。

 おっちゃんがそれを受け取り、代わりに饅頭を渡してきた。

 

「ん、もう行くのか?」

「入隊式があるんで。」

「入隊式…おめぇ、親父の後を継いだんだな。立派になったな。」

「あぁ、だからこそ立派になるのはこれからだよ」

「急ぎならうちの奴隷貸してやろうか?おんぶしてもらえば早いぞ」

「帰りはどうするんだよ。俺を送り届けた後、その奴隷がご主人さま無しになる。『奴隷の放し飼いは例外を除き厳禁』ってな」

「ははっ、さすが治安維持部隊様は言うことが違うねぇ!」

「じゃ、行ってくるよ」

 

 饅頭をほおばりながら、露店に背を向け歩き出す。

 いってらっしゃい、そんな声が背中を押した。

 

 

 

 入団式会場。

 軽い当日リハーサルを行った後、淡々と入隊式が執り行われた。

 そこまで多くの新隊員が居るわけでもなく、そこそこの式場で行われた。

 

「瑞樹さん」

「はい」

 

 名前が呼ばれた者が起立し、前に居るお偉いさんの所まで足を運び辞令を受け取り席に戻る。

 その後、役員達全員に礼をして席に戻る。

 それを新隊員全員分執り行う。

 

「正人さん」

「はい」

 

 俺の名前が呼ばれ、席を立つ。前の人がやったことをなぞるかのように、お偉いさんの前まで歩き辞令を受け取ってお辞儀。

 しかし、憧れの治安維持部隊に入るのだと思うと、不思議と緊張して力が入った。

 

 辞令の交付が全員分終わると、役員の挨拶がある。

 まずは国家のお偉いさんが話を始める。

 

「新隊員の皆さんこんにちは。人生にはいろいろな選択肢があったことでしょう。その中でも治安維持部隊を選んでいただいてありがとうございます。

我々は人間は翼も、霊力と呼ばれるものもありません。ですが、だからこそ我々は最強なのだと声を大にして言いたい。

とある研究者は、人類は進化したと唱えました。自然と調和したことによって生まれた種族エルフ。空や大地などの生物との調和を果たした獣人族など。

それぞれは、元々同じ人間でありながら、それぞれ独立して国家を持って今に至る。“人類起源説”というものです。

まあ、竜族などの人型ではない種族まで当てはめてしまうのは…などと色々穴のあるような説ではありますがそこはひとまず置いておいて。」

 

 なんだか校長先生のお話感がある。

 これは長くなりそうだ。所詮つい数か月前までは学生、学生気分のどこか抜けない俺はそんなことを考えていた。

 各国家同士は、正直良い環境とは言えない。特にエルフ族と人間族の対立は絶えない。

 エルフは人間を見下しているし、人間はそもそも他種族すべてを見下している傾向にある。

 まぁ、他種族を奴隷にするくらいだからなぁ……。

 そんな国家間の関係上、場合によっては侵略戦争も起こることもある。

 まだ話は続く。

 

「人類がもしエルフや獣人族になったのだとしたら、それは果たして進化なのでしょうか。

いや、断じて違う。退化だと言ってもいい。生き延びるために調和を必要とした彼らに対し、何にも成らなかった私たちはこうして一つの国となっている。

これは、我々が劣等種ではないことを証明している。我々は調和を必要としなかった強い人類なのだと。

各国家間は非常に危険な状態にあります。皆さんは基本的には治安維持を行っていただきますが戦線に出ていただく機会もあるでしょう。

ですが心配ありません、我々は強い人類です。だからと言って“英雄”のように活躍をしろ、などというつもりもございません。

ただし皆さん生きて帰ってきてください。できますね?できるはずです。皆さんは強い人類ですから。

皆さんが治安を維持してくれているおかげで暮らしていける人々が居ます。そのことも忘れずに」

 

 そんな話が、あと5分は続いた。

 

 

 

 入隊式が終わると、給料やらなにやらと生々しい説明を受けた。

 その後は、新隊員だけでなく役員も含めた交流会が執り行わた。

 『交流会』なんて名前を使ってるから聞こえがいいが、言い換えれば飲み会である。

 勿論酒の飲めない人用にお菓子(おつまみ含む)やジュースも用意された。

 そんな交流会は入隊式よりも広い会場で行われた。

 それは何故か、理由は単純で別室に控えさせていた奴隷が参加して人数が増えるから。

 皆それぞれの奴隷を見せ合っている。奴隷自慢大会の開催だ。

 勿論ただ見せ合っているわけではない。奴隷というのは武器や乗り物のように扱う場合がある。

 奴隷はただのお洒落などではない、計算高い隊員は役員たちに自身の力量をアピールしているわけだ。

 まぁ…外見のいい奴隷などの観賞をしないかと言われるとそうでもないだろうが。

 俺はあまり興味なかったので、適当にジュースを飲んで終わるのを待っていた。

 

「君、“英雄”の息子さん?噂には聞いているよ組織内では“未来の英雄”が現れたと大盛り上がりだったさ」

「はは…期待に添えるように頑張りますので、これからよろしくお願いします」

 

 突然に役員さんに声をかけられた。

 相手側からしたら軽い挨拶のつもりだろうが“英雄”の名を出されるとプレッシャーでしかない。

 声をかけてきた役員の目つきが一瞬で鋭くなる。

 目利きの顔だ。

 

「ところで、もしよければ君の奴隷を見せてくれないか?」

「いえ、私は………」

「そういえば、かの“英雄”も奴隷は飼ってなかったな…まさにその腕に自信があるとみた」

 

 愛想笑いを繰り返した。

 目利きするものも無いと判断したのか、役員は別の隊員に話をしに行った。

 しかし、お偉い人に話しかけられるとさすがに緊張するものである。

 もうすでに何人か来たが、何人来られても緊張するものはする。

 緊張が解け、思わず胸をなでおろす。

 あまり良い印象は持たれなかっただろうが、奴隷を連れていない以上はこの場でいい印象を与えるのは諦めたほうがいいのかもしれない。

 ふと、一人の美人な女性に目が奪われた。

 確か瑞樹という新隊員だ。

 

「あの女の子…どこかで……」

 

 見たことがある、そんな気がする。気のせいだろうか。

 しかし、女性の隊員など正直珍しいような感覚がある。

 元より、隊員は男性限定等という縛りは無いがどうしても男性が組織に多くなっている印象だ。

 そんな組織に女性、いい華になりそうだ。きっと職場の雰囲気も和らぐだろう。

 よく見たら違和感を感じた。その女性は手綱を握っていないのに、人が集まっている。

 まぁ本人が美人だから……でも、それだけが理由ではなさそうだった。

 

「奴隷は……?」

「すみません、奴隷は……」

「あの政治家の娘さんですものね」

 

 彼女たちの会話が聞こえて、それでようやく思い出した。

 あの瑞樹という女性、界隈では有名なとある政治家の娘か。

 父の政治活動を手伝っている姿を稀に見たことがある。既視感の正体に気づいてすっきりした気分だ。

 彼女の父は『他種族と人間は共存できる』という言葉を掲げている政治家だ。

 まぁ言ってしまえば『奴隷制度反対』という活動指針。

 反社的な思想だと危険視されがちだが、実際は支持率は悪くない。

 その支持率は世の中の考え方の変化というものか、はたまた組織票や不正票によるものだと根も葉もない噂が流れたり。

 話題に尽きず、今最も注目されている政治家だ。

 しかし、そんな政治家の娘が治安維持部隊など…それは物珍しく人も集まるわけだ。

 そんなことを考えていると、いつの間にかそんな美女の顔が目の前にあった。

 

「…ねぇ」

「うわっ!びっくりした!」

「勝手にびっくりしないで貰える?」

 

 何か理不尽なことを言われたような気がしたが、何はともあれぼーっとしてた俺が悪い。

 

「私は瑞樹、君は?」

「正人です。瑞樹さん、同期の隊員としてこれからよろしくお願いします」

「敬語なんて要らないわよ、堅苦しい。それこそ同期の仲間としてこれからやっていくのに。気楽に話しましょ」

 

 美人な政治家の娘さんに声をかけられたら、緊張して敬語にもなるわ。

 しかし、瑞樹の言うことも一理ある。

 それが望みなら、俺も慣れない言葉使いをしなくて済むというもの。

 

「じゃ、お言葉に甘えて…よろしく瑞樹」

「ん、こっちこそよろしくね」

 

 握手を交わした。

 瑞樹が、側にあった机の上からジュース手に取り、紙コップに注いで手に取った。

 

「あなたはあっちに混ざらないの?」

 

 ジュースを一口飲んだ瑞樹が、今まで自分がいた場所を指さしてそんなことを聞いてきた。

 奴隷見せ合いの場に参加しないのかということだろう。

 

「うーん、正直興味がないんだよなぁ…」

「奇遇ね、私もよ。はぁ…正直やっと抜け出せたと安心してる」

 

 すごく深い溜息が聞こえた気がする。

 おそらく美人だし政治家の娘だしと、役員やほかの隊員が挨拶にすり寄って来てあの場から離れられなかったのだろう。

 

「奴隷を自慢げに見せつけられるの、苦痛でしかなかった……」

「そ、そうか……」

 

 突然愚痴りだした。美人が台無しである。

 もしかしたら、俺が奴隷を連れていないから“こっち側”と見て安心しているのかもしれない。

 少し様子を探ってみることにする。

 

「俺は奴隷を連れてないから、見せるものも無いんだよなぁ」

「やっぱり」

 

 その反応を見る限りは合ってそうだ。

 父の政治活動を手伝っているだけあって本人のも“奴隷”という制度を嫌っているのだろう。

 少なくともこの場で奴隷を連れていないのは一部役員と俺と瑞樹だけである。

 俺が奴隷反対派かどうか今、目利きされているわけだ。

 流石政治家の娘といったところか、底が見えない。

 

「でも、これから一緒に働くのだから。挨拶くらいはしておいたら?私はやったわよ、あなたを除いたね。みんな挨拶に来てくれたけど、あなたとはまだ出来てなかったから」

「そりゃどうも」

「さっき役員の方に聞いちゃったんだけど、“英雄”の息子なんだって?」

 

 父のことを知っているのか。

 そうなれば俺を奴隷制度反対派だとは思ってなさそうだな。

 父は侵略戦争の前線でも活躍した人物だし………別領土から多くの奴隷を攫ってきたことに貢献している。

 

「ま、父は父だよ。俺は大した人間でもない。一般人だよ。」

「あら、私もそうよ。父がちょっとした政治家ってだけで私に名刺なんか渡したところで、ねぇ?」

「へぇ、父が政治家なのか」

 

 複雑に考えても仕方ない。

 初めて知ったふりして、話を広げよう。

 どんな政治家なのか、とでも訊いて話を繋げようとした時だった。

 

「ねぇ、あなたは奴隷制度のことどう思ってる?」

「俺?奴隷制度は好きじゃないかな」

 

 瑞樹から話を振ってきた。

 その問いに対して返した言葉は嘘ではない。

 

「あらそうなの?私も」

「俺が言うのもおかしな話だが、なんでこの職場に?奴隷たちを取り締まる立場だぞ」

「取り締まられるなんて、元から悪いことしてる奴ばかりじゃない。ま、父の政治活動の手伝いをしたいってところかな」

「………ん?」

「“革命軍”」

 

 首をかしげる俺に瑞樹が一言。

 “革命軍”。それは現在の社会問題の1つだ。

 花のような紋章と『奴隷の解放』を目標に掲げている組織で、人類国家の中に紛れ込んで犯罪だったり問題事をよく起こしている。

 その組織は主にエルフで構成されていると言われているし、悪事を働いて捕まった者のほとんどがエルフだ。

 といっても紋章さえ真似てしまえば革命軍のせいにできる、なんて言われるくらいで。その起こした事件すべてが本物の革命軍によるものかは定かではないが。

 

「私の父は奴隷制度の撤廃を目指している政治家なんだけど、革命軍が事件を起こすたびに風当たりが強くなるのよ。

『他種族にこれ以上権利を与えるだなんて』とか色々言われちゃってね」

「あぁ…なるほど」

 

 確かに瑞樹の父はヘイトの絶好の的だろうな……。

 

「そしてなにより、父が実現した国の形を私が守るのが夢なのよ」

「立派な夢だな」

「あなたは?」

「へ?」

「なんで入隊したの?」

 

 分かりきったことを聞くものだ。

 

「頼もしい“英雄”の背中が、忘れられなくてね」

「……貴方の父は……」

 

 そう、俺の父は“革命軍”によって暗殺された。

 敵が多そうな人ではあったが。何かの復讐だろうと言われているが、はっきりとした理由はわかっていない。

 俺の父が死んだあとから、革命軍の犯行が増えたのは偶然か。関係性は。

 今は納得する答えや復讐が望みなわけはない。

 ただ、知りたい。復讐や納得など、その後だ。

 そんな話をしていると

 

「皆さん、ご歓談の所申し訳ございませんがお時間です!」

 

 役員の方の声が会場に響いた。

 いつの間にか、終了の時刻を迎えていたのだった。

 

 

 

 

 

 解散時刻をとっくに過ぎたというのに、俺たち新隊員の多くと一部役員は何故か式場横の広場に集まっていた。

 何やら役員や隊員の中に「瑞樹の奴隷がどうしても見たい!」と懇願したやつがいたらしい。

 というか、瑞樹のやつ奴隷が居たのか。奴隷制度は嫌いと言っていたのに。

 てっきり居ないものだと思っていたが、会場に連れてきていなかっただけらしい。

 なんか、皆が移動するのに付いてきたら帰るに帰れなくなっていた。

 しかし、周囲を見渡してもどこにもその姿は見えない。

 瑞樹が口笛を数回吹いた。

 突然に強い風が吹き、俺たちのいる広場を影が覆った。

 

「……会場に収まりきらなくてね」

 

 瑞樹がそう呟いた。

 俺たちの上に、何かがいる。

 その事に気付いてみんなが上を見上げ、驚く。

 

「私の家族を紹介するわ」

 

 もし、最も安く奴隷を買おうとするなら、猫系などの比較的非力な獣人族だ。

 戦闘力としては正直あまり頼りにならないし、数も多いため希少価値が低い。

 このように武器や乗り物としての性能や希少価値から値段が決まることが多い奴隷だが、瑞樹の奴隷は格が違った。

 会場に収まりきらない奴隷。それもそのはずだ。

 それはあまりにも巨大な体を持ち、大きな翼で空を舞い、巨大な瞳で俺たちを見下ろしていた。

 戦力としては破格。乗り物としても破格。人が何人集まっても歯が立たないから、人の奴隷になること自体が珍しい。

 奴隷としては、最高級。竜族だ。

 その長い首には奴隷であることを示す首輪がついていた。

 

「名前は、カンナって言うの」

 

 瑞樹が振り返ってその場の全員に言った。

 

 

 

 

 

 今日はなかなか濃い一日だったように思う。

 

「最後にとんでもないもの見せられたなぁ……」

 

 竜奴隷で通勤とか、まさに富豪のやることだ。

 あの会場で、自慢をしていた人たちの奴隷が霞んでしまうほどの衝撃があった。

 しかし疲れた。

 

「ただいま」

「おかえり~」

 

 家の扉を開けると、そんな声が聞こえた。

 ドタドタと、走る音が聞こえ玄関に出迎えが来る。

 透き通るような金髪に長い耳。

 食事を作ってくれていたのだろう、エプロンを着ていた。

 

「ご飯にする?ご飯にする?それとも…ってご飯まだできてないけどね。ちょっと待ってね」

 

 おたまを持って、そう笑うエルフの少女。

 

「寝る、おやすみ」

「ふざけんな食べろ」

 

 エメラ、俺の家の奴隷だ。




いかがだったでしょうか、1話はどちらと言えば世界観説明に使ってしまったような気がしますが…伝わりましたでしょうか。
久しぶりに小説を書かないか、と友達が言ってくれたのですが…楽しいですね。
しかし文才はなかなかない人間なので…伝わっていれば幸いです。
もし続きがあればぜひ読んでください。というより是非、次回でお会いしましょう。

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